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【番外編SS】溺愛Domは甘やかしたい
溺愛Domは甘やかしたい2
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そしてとうとうクリスマスイブがやってきた。この日までに手を尽くしたが、ケーキもチキンも予約の時点で完売していた。どれだけ恋しくても、公私を混同させてはいけない。感情を殺しながら今日の業務を終わらせると、深見は泣きそうな顔で、会社を後にした。汐からの連絡は一つも入っていない。呆れられたのだろうか。初めて過ごすクリスマスイブよりも、仕事を優先した男を。
寒さと物悲しさで、深見はぐずぐずと鼻を鳴らした。街路樹に巻きつけられたイルミネーションのライトが、ぼやけて目に映る。
深見はパティスリーを駆けずり回り、クリスマスケーキを探した。しかし、ガラスケースはどこも空っぽだった。予約のケーキを販売するのみで、ショートケーキの一つも見つからない。やっとのことでついさっきキャンセルが出たというボックスケーキを買えた頃には、十時を過ぎていた。
汐の家の近くの駐車場に車を停め、深見は祈りながらインターホンを押した。
「あの、深見です。汐君は……」
夜分遅くに、ということもすっかり頭から抜け、汐の両親に恋人の所在を確かめる。
『あら、深見さん!? 汐、今日深見さん来られる予定だったの!? もう、それならちゃんと言ってくれないと……』
『えーっ!? 何で!? 今日来るとか聞いてないよっ。え、え……誠吾さんいるの!?』
──よかった……汐君だ……汐君がいる。
遠くから汐の声がして、深見は感涙した。汐の姿が現れると、深見は汐きゅんにそうしたときよりも強く、愛しい恋人を抱いた。玄関の奥に両親が佇んでいることもすっかり忘れ、汐の頭に頬を押しつける。
「別れるなんて言わないでくれ……。汐君が一番大切なんだ」
「へっ? な、何でそういう話?」
「クリスマスに何もしない男は甲斐性なしだという話を耳にして……」
「え、だから週末にデートする約束だったじゃん。誠吾さん忙しいからって」
「いや、そうなんだが……」
深見の想像の中の汐は、腕を組んでぷいっとそっぽを向いていた。しかし、今目の前にいる生身の汐は、深見を厭うというよりもけろっとしている。晴れやかとまではいかないが、詰まりが取れて濡れていた視界はクリアになる。
「そ、そうだったな。今夜は顔を見に来ただけなんだ。その、事前の連絡もなしに申し訳ない」
情けない。焦りが去った今、長い悪夢から覚めた深見は、今になって自分が相当迷惑をかけていることに気付いた。踵を返したところで、手に持っているケーキボックスの存在を思い出す。ああ、どうしよう。結局最後まで格好がつかないな──。
「誠吾さん上がっていってよ。ねえ、いいでしょ?」
「深見さん。せっかく汐に会いにいらしたんですから。お忙しくなければぜひ」
アポなしで夜遅くに訪ねてきた深見に、温かい言葉がかけられる。家主である父親の創一にワインを勧められたが、運転があるので断った。家族水入らずでクリスマスを楽しんでいたところに、上がり込んでしまい、深見は再び恐縮する。
「汐、あんまり我儘言って困らせちゃダメよ。師走は皆忙しいんだから。深見さんはお仕事されているんだからもっとよ」
「だから知らなかったんだって! 本当にサプライズだったんだもん!」
「すみません、深見さん。この子ったら」
「いえ! 汐君の言う通りで……私の独断です。本当に申し訳ありません」
深見は低頭する。明日明後日、汐とは会う予定があり準備もしていたのだが、先に深見のほうが辛抱出来なくなって、こうして会いに来てしまった。
「まあ、てっきりまた汐が困らせてしまったのかと」
「さっきから言ってるじゃん。何で全然信じてくれないの」
「決めつけてごめんなさいね、汐」
深見は双方に謝り倒した。紗那も創一も深見の訪問について責めることはせず、むしろ歓迎してくれている。
「誠吾くん、飲んでいったらいいのに。なんならうちに泊まっていってくれても」
「そこまで甘える訳には」
汐のお酌効果で、深見に対する態度までも柔らかい。愛息子にデレデレな創一に、深見は苦笑いを浮かべた。
「ご馳走までいただいてすみません」
「とんでもない。毎週末、汐がお家にお邪魔していますし。いつでもいらしてくださいね」
深見の隣には汐きゅんではなくて、本物の汐がいる。自分と深見のグラスにジュースを注ぐと、「乾杯」と言って飲み始める。
「別れるとか甲斐性なしとか。いきなり言われてびっくりしたぁ。あ、でも会いに来てくれたのはすごく嬉しかったよ。ケーキも買ってきてくれてありがとう」
「驚かせてすまない。汐君が寂しがっていると思うと居ても立っても居られなくて」
「あはっ。寂しかったのは誠吾さんのほうじゃない? ……誠吾さんも、かな?」
年下らしい可愛い態度に、深見も同様にデレデレになってしまう。サロンにいたときはもっと毒気があって、そこもDomの界隈では人気だったのだ。両極端な二面性を思い出して、深見はついにやにやしてしまう。愛の眼差しを向けていると、汐の背後で、深見に敵意を燃やす男の存在を察知した。深見と同じく汐を目に入れても痛くないほど可愛がっている一人だ。創一はNormalで第二性に干渉こそ出来ないものの、Glareとはまた別種のプレッシャーを、深見に向けて放出している。
「お義父さん。改めて、汐君との交際を認めていただきありがとうございました」
「お礼を言うのはこちらのほうだよ。パートナーになかなか巡り会えなかったようで、汐くんには不安定な時期があったからね」
面映ゆいのか、汐はほんのり頬を桜色に染めている。
「私は汐くんの本当の親ではないし……ああ、紗那さんは実母だよ。だから、汐くんには不自由や苦労をさせてしまってね……。誠吾くんなら私以上に、汐くんのことを理解してくれているし、安心して任せられる」
「え……そうだったのですか」
創一の言葉に、驚いてしまった。以前二人で出掛けたときにも、「お父さんに酷いことを言った」と、汐は後悔の言葉を口にしていたのを思い出す。青春みたいな真夏の日のデート、そして汐きゅんとの出会いが頭の中でキラキラして浮かび、口元が緩む。
「あ、それとね。今の話とは全く別なんだけど」
「はい、何でしょうか」
創一が酒のグラスを置いたので、深見も背筋をしゃんと伸ばした。言葉尻は優しいが、完全に目が据わっている。汐のパートナーといえど、今晩の訪問はさすがに非常識だった。深見は次にいつ怒号が飛んできてもいいように、腹をくくった。
「……週に三日は多くないかな?」
「はい?」
「もちろん、汐くんの体調管理のためには必要なことだと分かっているよ。それでも毎週、金土日は……。私だって汐くんともっと仲良くなりたいんだ。誠吾くんはちょっと汐くんを独占し過ぎじゃないか?」
──独占し過ぎ……。
深見の中では、むしろ少ないほうだ。週末まで保たなくて、汐きゅんを持ち歩いているくらいには。創一との関係にひびを入れないように、深見は慎重に言葉を選んだ。
「お義父さんのお気持ちはよく分かります。ですが、私にとって汐君はなくてはならない存在です。運命のパートナーなのです。汐君が大学を卒業して同棲するまでは我慢していますが……」
「同棲!? それは少し……いやかなり飛躍し過ぎじゃないか誠吾くん!?」
これに関しては深見だけの意見ではない。汐のほうも「早く同棲したいねー」と、ことあるごとに言っている。
「同棲についてはまた考えておくとして……。隔週にするというのはどうだろうか」
「そ、それは……」
ダメだ。そんなことになったらもう……想像するだけでも恐ろしい。深見は鳩尾の辺りをさすりながら、この場を何とか切り抜けられないものか模索する。
「えー……それだとGlare不足になっちゃうよ。絶対にだめ」
「だめ? Glareというものがないと駄目なのかい?」
「うん。抑制剤だけだとどうしても。だからお願い。やっと見つけた人なんだ」
創一が天を仰いで葛藤している。しかし、裏ではもう答えは出ているのだろうと、深見は思う。
「……分かった。でも、たまの休日は……」
「家族でお出かけするよ」
深見は創一に気付かれないように、ほっと胸を撫で下ろした。そして、上手く収めてくれた汐に、心の中で拍手を送る。そろそろケーキでも、と紗那がベストタイミングで、三人に声をかけた。
「……崩れちゃってる」
苺のボックスケーキは、平常より荒い運転と汐を抱き締めたときの揺れで、端が崩れていた。紗那に謝られたが、原因は十中八九自分にあるので、深見は逆に頭を下げる。
「すみません……これは私が片しますので」
「僕も食べたい。味は変わらないでしょ?」
ナイフでちょうど半分に切り分け、形の綺麗なほうを深見に差し出す。せめてと取り替えようとしたが、汐に「どっちも一緒じゃん」と一蹴された。
「すまない、汐君」
「あれだけぎゅうぎゅうされたらしょうがないよ。ケーキもよくもったほうだと思う。誠吾さんと僕のお腹の間で、ぺしゃんこにならなくて本当よかったねぇ」
──天使だ……。
聖夜に舞い降りた天使だ、と深見は呟く。汐に「何それ」と笑われた後、口元に歪なケーキの塊が運ばれてくる。口を開いてそれを食べようとしたが、冷たいクリームの感触が鼻先にちょんと当たるだけで終わった。
器用な現代っ子は、スマホを録画モードにしてケーキに釣られた深見を撮影した。
寒さと物悲しさで、深見はぐずぐずと鼻を鳴らした。街路樹に巻きつけられたイルミネーションのライトが、ぼやけて目に映る。
深見はパティスリーを駆けずり回り、クリスマスケーキを探した。しかし、ガラスケースはどこも空っぽだった。予約のケーキを販売するのみで、ショートケーキの一つも見つからない。やっとのことでついさっきキャンセルが出たというボックスケーキを買えた頃には、十時を過ぎていた。
汐の家の近くの駐車場に車を停め、深見は祈りながらインターホンを押した。
「あの、深見です。汐君は……」
夜分遅くに、ということもすっかり頭から抜け、汐の両親に恋人の所在を確かめる。
『あら、深見さん!? 汐、今日深見さん来られる予定だったの!? もう、それならちゃんと言ってくれないと……』
『えーっ!? 何で!? 今日来るとか聞いてないよっ。え、え……誠吾さんいるの!?』
──よかった……汐君だ……汐君がいる。
遠くから汐の声がして、深見は感涙した。汐の姿が現れると、深見は汐きゅんにそうしたときよりも強く、愛しい恋人を抱いた。玄関の奥に両親が佇んでいることもすっかり忘れ、汐の頭に頬を押しつける。
「別れるなんて言わないでくれ……。汐君が一番大切なんだ」
「へっ? な、何でそういう話?」
「クリスマスに何もしない男は甲斐性なしだという話を耳にして……」
「え、だから週末にデートする約束だったじゃん。誠吾さん忙しいからって」
「いや、そうなんだが……」
深見の想像の中の汐は、腕を組んでぷいっとそっぽを向いていた。しかし、今目の前にいる生身の汐は、深見を厭うというよりもけろっとしている。晴れやかとまではいかないが、詰まりが取れて濡れていた視界はクリアになる。
「そ、そうだったな。今夜は顔を見に来ただけなんだ。その、事前の連絡もなしに申し訳ない」
情けない。焦りが去った今、長い悪夢から覚めた深見は、今になって自分が相当迷惑をかけていることに気付いた。踵を返したところで、手に持っているケーキボックスの存在を思い出す。ああ、どうしよう。結局最後まで格好がつかないな──。
「誠吾さん上がっていってよ。ねえ、いいでしょ?」
「深見さん。せっかく汐に会いにいらしたんですから。お忙しくなければぜひ」
アポなしで夜遅くに訪ねてきた深見に、温かい言葉がかけられる。家主である父親の創一にワインを勧められたが、運転があるので断った。家族水入らずでクリスマスを楽しんでいたところに、上がり込んでしまい、深見は再び恐縮する。
「汐、あんまり我儘言って困らせちゃダメよ。師走は皆忙しいんだから。深見さんはお仕事されているんだからもっとよ」
「だから知らなかったんだって! 本当にサプライズだったんだもん!」
「すみません、深見さん。この子ったら」
「いえ! 汐君の言う通りで……私の独断です。本当に申し訳ありません」
深見は低頭する。明日明後日、汐とは会う予定があり準備もしていたのだが、先に深見のほうが辛抱出来なくなって、こうして会いに来てしまった。
「まあ、てっきりまた汐が困らせてしまったのかと」
「さっきから言ってるじゃん。何で全然信じてくれないの」
「決めつけてごめんなさいね、汐」
深見は双方に謝り倒した。紗那も創一も深見の訪問について責めることはせず、むしろ歓迎してくれている。
「誠吾くん、飲んでいったらいいのに。なんならうちに泊まっていってくれても」
「そこまで甘える訳には」
汐のお酌効果で、深見に対する態度までも柔らかい。愛息子にデレデレな創一に、深見は苦笑いを浮かべた。
「ご馳走までいただいてすみません」
「とんでもない。毎週末、汐がお家にお邪魔していますし。いつでもいらしてくださいね」
深見の隣には汐きゅんではなくて、本物の汐がいる。自分と深見のグラスにジュースを注ぐと、「乾杯」と言って飲み始める。
「別れるとか甲斐性なしとか。いきなり言われてびっくりしたぁ。あ、でも会いに来てくれたのはすごく嬉しかったよ。ケーキも買ってきてくれてありがとう」
「驚かせてすまない。汐君が寂しがっていると思うと居ても立っても居られなくて」
「あはっ。寂しかったのは誠吾さんのほうじゃない? ……誠吾さんも、かな?」
年下らしい可愛い態度に、深見も同様にデレデレになってしまう。サロンにいたときはもっと毒気があって、そこもDomの界隈では人気だったのだ。両極端な二面性を思い出して、深見はついにやにやしてしまう。愛の眼差しを向けていると、汐の背後で、深見に敵意を燃やす男の存在を察知した。深見と同じく汐を目に入れても痛くないほど可愛がっている一人だ。創一はNormalで第二性に干渉こそ出来ないものの、Glareとはまた別種のプレッシャーを、深見に向けて放出している。
「お義父さん。改めて、汐君との交際を認めていただきありがとうございました」
「お礼を言うのはこちらのほうだよ。パートナーになかなか巡り会えなかったようで、汐くんには不安定な時期があったからね」
面映ゆいのか、汐はほんのり頬を桜色に染めている。
「私は汐くんの本当の親ではないし……ああ、紗那さんは実母だよ。だから、汐くんには不自由や苦労をさせてしまってね……。誠吾くんなら私以上に、汐くんのことを理解してくれているし、安心して任せられる」
「え……そうだったのですか」
創一の言葉に、驚いてしまった。以前二人で出掛けたときにも、「お父さんに酷いことを言った」と、汐は後悔の言葉を口にしていたのを思い出す。青春みたいな真夏の日のデート、そして汐きゅんとの出会いが頭の中でキラキラして浮かび、口元が緩む。
「あ、それとね。今の話とは全く別なんだけど」
「はい、何でしょうか」
創一が酒のグラスを置いたので、深見も背筋をしゃんと伸ばした。言葉尻は優しいが、完全に目が据わっている。汐のパートナーといえど、今晩の訪問はさすがに非常識だった。深見は次にいつ怒号が飛んできてもいいように、腹をくくった。
「……週に三日は多くないかな?」
「はい?」
「もちろん、汐くんの体調管理のためには必要なことだと分かっているよ。それでも毎週、金土日は……。私だって汐くんともっと仲良くなりたいんだ。誠吾くんはちょっと汐くんを独占し過ぎじゃないか?」
──独占し過ぎ……。
深見の中では、むしろ少ないほうだ。週末まで保たなくて、汐きゅんを持ち歩いているくらいには。創一との関係にひびを入れないように、深見は慎重に言葉を選んだ。
「お義父さんのお気持ちはよく分かります。ですが、私にとって汐君はなくてはならない存在です。運命のパートナーなのです。汐君が大学を卒業して同棲するまでは我慢していますが……」
「同棲!? それは少し……いやかなり飛躍し過ぎじゃないか誠吾くん!?」
これに関しては深見だけの意見ではない。汐のほうも「早く同棲したいねー」と、ことあるごとに言っている。
「同棲についてはまた考えておくとして……。隔週にするというのはどうだろうか」
「そ、それは……」
ダメだ。そんなことになったらもう……想像するだけでも恐ろしい。深見は鳩尾の辺りをさすりながら、この場を何とか切り抜けられないものか模索する。
「えー……それだとGlare不足になっちゃうよ。絶対にだめ」
「だめ? Glareというものがないと駄目なのかい?」
「うん。抑制剤だけだとどうしても。だからお願い。やっと見つけた人なんだ」
創一が天を仰いで葛藤している。しかし、裏ではもう答えは出ているのだろうと、深見は思う。
「……分かった。でも、たまの休日は……」
「家族でお出かけするよ」
深見は創一に気付かれないように、ほっと胸を撫で下ろした。そして、上手く収めてくれた汐に、心の中で拍手を送る。そろそろケーキでも、と紗那がベストタイミングで、三人に声をかけた。
「……崩れちゃってる」
苺のボックスケーキは、平常より荒い運転と汐を抱き締めたときの揺れで、端が崩れていた。紗那に謝られたが、原因は十中八九自分にあるので、深見は逆に頭を下げる。
「すみません……これは私が片しますので」
「僕も食べたい。味は変わらないでしょ?」
ナイフでちょうど半分に切り分け、形の綺麗なほうを深見に差し出す。せめてと取り替えようとしたが、汐に「どっちも一緒じゃん」と一蹴された。
「すまない、汐君」
「あれだけぎゅうぎゅうされたらしょうがないよ。ケーキもよくもったほうだと思う。誠吾さんと僕のお腹の間で、ぺしゃんこにならなくて本当よかったねぇ」
──天使だ……。
聖夜に舞い降りた天使だ、と深見は呟く。汐に「何それ」と笑われた後、口元に歪なケーキの塊が運ばれてくる。口を開いてそれを食べようとしたが、冷たいクリームの感触が鼻先にちょんと当たるだけで終わった。
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