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★港町ジャネスコ編★
139:武者震いだよぅっ!!
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午後二時。
駐屯所内にゾロゾロと、同じ青い軍服を着たラビー族たちが入って来た。
おそらく国営軍の兵隊なのだろう、胸には国章であろうワッペンを付けて、腰には細身の長剣レイピアを装備している。
みんな、お顔付きがとてもキリリとしていて、これぞ軍隊! って感じの雰囲気だ。
「あ~、あ~、おっほん……。お集まりの冒険者の皆様、本日はプラト・ジャコールの一斉討伐に参加頂き、誠にありがとうございます。それでは今から、このクエストの詳細を説明致します。まず、場所なのですが、このジャネスコ周辺及び隣町や村への街道周りを中心に討伐を行なって頂きます。そして」
俺を含むクエストに参加する冒険者たちが集まっているテーブルコーナーの真ん中で、ラビー族の兵隊の内、隊長っぽい一匹が説明を始めた。
何やら拡声器のような物を手に持って口元に当てているが、機械には全く見えないので、おそらくあれも魔道具なのだろう。
エコーのかかった馬鹿でかい声が、駐屯所内に響き渡る。
「討伐時間はこれより夜の七時までとさせて頂きます。夜間の討伐は危険が伴いますので、遅くとも午後七時半までにはこの駐屯所に戻るようお願い致します。尚、時間内にここへ戻られなかった場合には、クエスト放棄とみなし、参加報酬も出なくなりますのでお気をつけください。くれぐれも時間厳守で、七時半までにお戻り下さい!」
隊長がそう説明すると、周りの兵隊たちが、冒険者たちに何かを配り始めた。
俺も一つ受け取ってみると、それは小さな懐中時計だった。
おそらく、時間に遅れないための物なのだろう。
ただ、冒険者たちの中には、ギンロやグレコのように、時計が何かを知らない者も多数いるようで、隊長は時計の読み方を軽く説明していた。
「では最後に、報酬についてお話致します。今回のクエストは、参加料が一人頭5000センス、討伐したプラト・ジャコール一匹につき1000センスずつ上乗せさせて頂きます。仮に、フィールドに出て、一匹も狩れなかったとしても、参加報酬はお支払いさせて頂きますので、敵を前にして無理だと感じられた方は危険を犯さずに身の安全を第一に考えてください」
……一人頭5000センスなら、四人で20000センス。
カービィは十万欲しいって言っていたから、最低でも残り八万必要で、えっとぉ~、だからぁ~。
「一匹1000センスかよ~、ケチだなぁ……。十万稼ごうと思ったら、百匹狩らなきゃならんぞ?」
隣に座るカービィが渋い顔をしてそう言った。
げっ!? 百匹もっ!??
四人で百匹って、ちょっときつくない???
「……どうしてそんな計算してるのよ? 何を基準に十万なわけ??」
グレコが不思議そうな顔をする。
ギクッ! とする俺とカービィ。
やべっ!? バレるぞっ!??
「案ずるな。我はもっと狩ってやるつもりだ」
おぉ~! さすがギンロ!! 頼りになるぅっ!!!
「おぉ、頼もしいなっ! なに、あのユティナとかいう小娘に勝つには、それくらいが必要かなと思ったんだよっ!!」
カービィは凄いなぁ~。
全然そんな事思ってなかった癖に、ポンポン出鱈目な言葉が口から出てくるんだもんなぁ~。
「ユティナにそこまで出来るかしら? さすがに、あのプラト・ジャコール相手じゃ……、あ~でも、そういえばなんだか見慣れない斧を持っていたわね。あれならかなりの攻撃力がありそう……」
キョロキョロと周りを見渡して、ユティナを探すグレコ。
黒髪癖毛のユティナは、少し離れたテーブルについていて、真剣に隊長の説明を聞いている。
隣のサカピョンはと言うと……、何やら甘そうなお菓子を頬張りながら、ニコニコとしている。
ユティナの背にある斧は、よく見ると、刀身に何やら難しい文字が沢山刻まれていて、明らかに普通の斧ではなさそうだ。
あの文字は……、俺には読めるけど、読めても何が書いてあるのかさっぱり理解出来ない。
呪文のようだけど、何を意味する呪文なのか全くわからん。
けど、なんとなくだけど、とっても凄い物のように感じられる。
オーラっていうか、只者じゃない感じがビシビシ伝わってくる。
「あれはおそらく、魔道斧だな。ギンロやグレコさんの武器と同じ、魔力で威力を上乗せできる魔道武具さ」
ほほう、なるほどそうなのか。
まぁ、ユティナもブラッドエルフなんだし、グレコと同じように魔力を持っていて当たり前なのだろう。
……いいなぁ~みんな、魔道武具使えてさぁ~。
俺なんてなぁ~、一見ただの棒切れのような呪いの枝と、ちょっとお洒落な盾だもんなぁ~。
……いや、盾は結構気に入っているんだけど、武器がもうちょっとなぁ~、カッコいいのが欲しいよなぁ~。
そんな事を思っていると、隊長の長い説明が終わったらしく……
「では! これよりクエストを開始致します!! 皆々様に、御武運をっ!!!」
国営軍の敬礼らしい、右手を真っ直ぐ上に掲げたポーズで、隊長は説明を締めくくった。
ガタガタと椅子の音を鳴らしながら、集まった冒険者たちは外へと出て行く。
すると、こちらに気付いたユティナが、離れた場所からこう叫んだ。
「勝つのは私よっ!!」
既に勝ち誇ったような笑みを称えたユティナと、いつもと変わらずニコニコ顔のサカピョンは、揃って駐屯所を出て行った。
「よしっ! じゃあ、おいらたちも行こうかっ!! 注意事項にもあったけど、絶対に、時間厳守だぞ!!! まぁ、おいらとモッモがいるから大丈夫だろうけどな。ギンロ、沢山狩るのもいいけど、ちゃんとモッモを守るんだぞ! あと、時間の管理はモッモがするだろうから、モッモが帰るって言ったら帰るんだぞ!!」
ふむ、なかなかしっかり指示してくれる辺り、さすがカービィだな。
経験者なだけあって、場慣れしていらっしゃる。
「わかった。では、作戦通り、我とモッモは東門より外へ向かおう。カービィ、グレコ、武運を祈る!」
「おうっ! 任せろっ!!」
「たっくさん狩って、ユティナをぎゃふんと言わせてやりましょっ!!」
「じゃあ二人とも、また後でねっ! くれぐれも気を付けてねっ!!」
こうして、俺たち四人は二つのパーティーに分かれて、俺とギンロは町の東門へ、カービィとグレコは西門へと向かった。
東門から出た先に広がるフィールドは、北門や西門の外よりも、はるかに多くのジャコールが生息しているとの情報をカービィは事前にキャッチしていた。
なので、狩に慣れているギンロ(と、戦力外の俺)が向かう事となったのだった。
町の大通りを東へと向かい、徐々に見えてきた鉄門。
そこへ近付くほどに、俺の心臓の鼓動は高鳴っていく。
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
さぁ! いよいよ始まるぞっ!!
俺のピグモル生初の討伐クエストだっ!!!
門衛の犬型獣人のおじさんに開門を頼んで、静かに待つ俺とギンロ。
その間にも、心臓の音は大きくなっていく。
押さえきれないドキドキと、ワクワクと……、ガクガクと……
「ぬ? モッモよ、体が妙な動きをしておるぞ??」
「くぅっ!? 武者震いだよぅっ!!」
早くも震え始めた体に、ギューっと力を込める俺。
怖くない、怖くない、怖くない。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
スーハー、と深呼吸をして、キッ! と前を見据える。
鉄門が開いた先にあるのは、何処までも広がるなだらかな平原。
このどこかに潜んでいるのかもわからないプラト・ジャコールを思い浮かべて、グッ! と拳を握り締める。
やるぞっ!
俺だって、一匹くらいは狩ってやるぞっ!!
俺とギンロは、鉄門の外のフィールドへと、一歩を踏み出した!!!
駐屯所内にゾロゾロと、同じ青い軍服を着たラビー族たちが入って来た。
おそらく国営軍の兵隊なのだろう、胸には国章であろうワッペンを付けて、腰には細身の長剣レイピアを装備している。
みんな、お顔付きがとてもキリリとしていて、これぞ軍隊! って感じの雰囲気だ。
「あ~、あ~、おっほん……。お集まりの冒険者の皆様、本日はプラト・ジャコールの一斉討伐に参加頂き、誠にありがとうございます。それでは今から、このクエストの詳細を説明致します。まず、場所なのですが、このジャネスコ周辺及び隣町や村への街道周りを中心に討伐を行なって頂きます。そして」
俺を含むクエストに参加する冒険者たちが集まっているテーブルコーナーの真ん中で、ラビー族の兵隊の内、隊長っぽい一匹が説明を始めた。
何やら拡声器のような物を手に持って口元に当てているが、機械には全く見えないので、おそらくあれも魔道具なのだろう。
エコーのかかった馬鹿でかい声が、駐屯所内に響き渡る。
「討伐時間はこれより夜の七時までとさせて頂きます。夜間の討伐は危険が伴いますので、遅くとも午後七時半までにはこの駐屯所に戻るようお願い致します。尚、時間内にここへ戻られなかった場合には、クエスト放棄とみなし、参加報酬も出なくなりますのでお気をつけください。くれぐれも時間厳守で、七時半までにお戻り下さい!」
隊長がそう説明すると、周りの兵隊たちが、冒険者たちに何かを配り始めた。
俺も一つ受け取ってみると、それは小さな懐中時計だった。
おそらく、時間に遅れないための物なのだろう。
ただ、冒険者たちの中には、ギンロやグレコのように、時計が何かを知らない者も多数いるようで、隊長は時計の読み方を軽く説明していた。
「では最後に、報酬についてお話致します。今回のクエストは、参加料が一人頭5000センス、討伐したプラト・ジャコール一匹につき1000センスずつ上乗せさせて頂きます。仮に、フィールドに出て、一匹も狩れなかったとしても、参加報酬はお支払いさせて頂きますので、敵を前にして無理だと感じられた方は危険を犯さずに身の安全を第一に考えてください」
……一人頭5000センスなら、四人で20000センス。
カービィは十万欲しいって言っていたから、最低でも残り八万必要で、えっとぉ~、だからぁ~。
「一匹1000センスかよ~、ケチだなぁ……。十万稼ごうと思ったら、百匹狩らなきゃならんぞ?」
隣に座るカービィが渋い顔をしてそう言った。
げっ!? 百匹もっ!??
四人で百匹って、ちょっときつくない???
「……どうしてそんな計算してるのよ? 何を基準に十万なわけ??」
グレコが不思議そうな顔をする。
ギクッ! とする俺とカービィ。
やべっ!? バレるぞっ!??
「案ずるな。我はもっと狩ってやるつもりだ」
おぉ~! さすがギンロ!! 頼りになるぅっ!!!
「おぉ、頼もしいなっ! なに、あのユティナとかいう小娘に勝つには、それくらいが必要かなと思ったんだよっ!!」
カービィは凄いなぁ~。
全然そんな事思ってなかった癖に、ポンポン出鱈目な言葉が口から出てくるんだもんなぁ~。
「ユティナにそこまで出来るかしら? さすがに、あのプラト・ジャコール相手じゃ……、あ~でも、そういえばなんだか見慣れない斧を持っていたわね。あれならかなりの攻撃力がありそう……」
キョロキョロと周りを見渡して、ユティナを探すグレコ。
黒髪癖毛のユティナは、少し離れたテーブルについていて、真剣に隊長の説明を聞いている。
隣のサカピョンはと言うと……、何やら甘そうなお菓子を頬張りながら、ニコニコとしている。
ユティナの背にある斧は、よく見ると、刀身に何やら難しい文字が沢山刻まれていて、明らかに普通の斧ではなさそうだ。
あの文字は……、俺には読めるけど、読めても何が書いてあるのかさっぱり理解出来ない。
呪文のようだけど、何を意味する呪文なのか全くわからん。
けど、なんとなくだけど、とっても凄い物のように感じられる。
オーラっていうか、只者じゃない感じがビシビシ伝わってくる。
「あれはおそらく、魔道斧だな。ギンロやグレコさんの武器と同じ、魔力で威力を上乗せできる魔道武具さ」
ほほう、なるほどそうなのか。
まぁ、ユティナもブラッドエルフなんだし、グレコと同じように魔力を持っていて当たり前なのだろう。
……いいなぁ~みんな、魔道武具使えてさぁ~。
俺なんてなぁ~、一見ただの棒切れのような呪いの枝と、ちょっとお洒落な盾だもんなぁ~。
……いや、盾は結構気に入っているんだけど、武器がもうちょっとなぁ~、カッコいいのが欲しいよなぁ~。
そんな事を思っていると、隊長の長い説明が終わったらしく……
「では! これよりクエストを開始致します!! 皆々様に、御武運をっ!!!」
国営軍の敬礼らしい、右手を真っ直ぐ上に掲げたポーズで、隊長は説明を締めくくった。
ガタガタと椅子の音を鳴らしながら、集まった冒険者たちは外へと出て行く。
すると、こちらに気付いたユティナが、離れた場所からこう叫んだ。
「勝つのは私よっ!!」
既に勝ち誇ったような笑みを称えたユティナと、いつもと変わらずニコニコ顔のサカピョンは、揃って駐屯所を出て行った。
「よしっ! じゃあ、おいらたちも行こうかっ!! 注意事項にもあったけど、絶対に、時間厳守だぞ!!! まぁ、おいらとモッモがいるから大丈夫だろうけどな。ギンロ、沢山狩るのもいいけど、ちゃんとモッモを守るんだぞ! あと、時間の管理はモッモがするだろうから、モッモが帰るって言ったら帰るんだぞ!!」
ふむ、なかなかしっかり指示してくれる辺り、さすがカービィだな。
経験者なだけあって、場慣れしていらっしゃる。
「わかった。では、作戦通り、我とモッモは東門より外へ向かおう。カービィ、グレコ、武運を祈る!」
「おうっ! 任せろっ!!」
「たっくさん狩って、ユティナをぎゃふんと言わせてやりましょっ!!」
「じゃあ二人とも、また後でねっ! くれぐれも気を付けてねっ!!」
こうして、俺たち四人は二つのパーティーに分かれて、俺とギンロは町の東門へ、カービィとグレコは西門へと向かった。
東門から出た先に広がるフィールドは、北門や西門の外よりも、はるかに多くのジャコールが生息しているとの情報をカービィは事前にキャッチしていた。
なので、狩に慣れているギンロ(と、戦力外の俺)が向かう事となったのだった。
町の大通りを東へと向かい、徐々に見えてきた鉄門。
そこへ近付くほどに、俺の心臓の鼓動は高鳴っていく。
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
さぁ! いよいよ始まるぞっ!!
俺のピグモル生初の討伐クエストだっ!!!
門衛の犬型獣人のおじさんに開門を頼んで、静かに待つ俺とギンロ。
その間にも、心臓の音は大きくなっていく。
押さえきれないドキドキと、ワクワクと……、ガクガクと……
「ぬ? モッモよ、体が妙な動きをしておるぞ??」
「くぅっ!? 武者震いだよぅっ!!」
早くも震え始めた体に、ギューっと力を込める俺。
怖くない、怖くない、怖くない。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
スーハー、と深呼吸をして、キッ! と前を見据える。
鉄門が開いた先にあるのは、何処までも広がるなだらかな平原。
このどこかに潜んでいるのかもわからないプラト・ジャコールを思い浮かべて、グッ! と拳を握り締める。
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