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第2話 リリス=ヴァレンタイン視点:告別の決意
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◆リリスと、追放の刻印◆
―リリス=ヴァレンタイン視点―
王都学園の中庭は、春の陽光に包まれていた。咲き誇る花、晴れやかな笑顔、そして――優雅な令嬢として最後を飾るのにふさわしい舞台。
「やっと、この日が来たわね」
私は白の刺繍ドレスの裾を優雅に持ち上げながら、周囲の視線を受け流す。どうせ皆、私のことを“学院の薔薇”と呼んでいたくせに、心の中では妬みと羨望をこねくり回している。いいの。そうやって勝手に騒いでいればいい。
だって――今日の主役は、私なんだから。
「リリス、こちらへ。時間です」
ダンガー様がそっと声をかけてくれる。うん、わかってるわ。この瞬間こそが、すべての始まり。私が“平民の血が流れたあの男”から自由になって、上位貴族の未来へ歩き出すための――ね。
私は中庭の中央へと進む。そこには、あの男が立っていた。
カール=キリト。
整った顔立ちに、真面目すぎるくらいの性格。努力家で、勉強家で主席をとった男。剣術も魔法もそこそこ使える。そして、伯爵家の三男。ここまでは素晴らしい。でも、冗談じゃない。彼には平民の血が流れているのだ。平民の血が!それで私と釣り合うとでも思ってたの? 忌々しい。
「カール、少し話があるの」
私の声に、彼が振り向く。あの、まっすぐな目。かつてはその瞳が好きだった。夢を語ってくれるところも、私を大切にしてくれたところも――本当に、嫌いじゃなかった。
でも、生き残れないのよ、この世界は、血筋がすべて。
「……ああ、もちろん。卒業式の後だし……これからの話、かな?」
ふふ、そうね。これからの話よ。
あなたには少し酷だけど――私の人生から退場してもらうわ。
「――私たちの婚約は、ここで破棄するわ」
一瞬で、彼の顔が固まったのがわかった。
驚いた? 当然よ。カールは、私が本気でカールを愛してるって思い込んでたもの。でも、私はね……平民なんてごめんなの。
「理由は簡単よ。あなたは、私の望む将来にふさわしくないから」
さあ、ここからが本番。みんな聞いてる。学院中が注目してる。これ以上ない最高の舞台。断罪劇の始まり。
「あなたに半分、平民の血が混ざっていると知ったからよ。勉強だけが取り柄のつまらない男。あなたはそれだけよ」
さっきから生徒たちのざわめきがすごいけど、それも全部計算通り。
私が“平民の血”を理由に婚約破棄するって、当然の理由では? 平民の血がヴァレンタイン家に混ざるなんて絶対にありえない。
「私はダンガー子爵と新たに婚約することにしたわ。彼の父親はアウグスト侯爵。彼が引退すれば、ダンガーが侯爵になるのよ。そう、“上”の人間になるの」
カールの顔が引きつる。分かってる。彼のプライドをズタズタに引き裂いてるって。でも、それは仕方ないことなのよ。あなたに平民の血が流れているのだから。
「……“上”の人間……だと?」
彼がぽつりと呟いたその瞬間、わずかに空気が変わった気がした。
何、この感覚……?
でも、それも一瞬のこと。私は気にせず、決め台詞を口にする。
「せいぜい、平民として頑張りなさい。さよなら、カール=キリト」
そう言ってドレスの裾を翻す。ダンガー様が私に手を差し伸べる。
完璧なエンディングよ。誰が見たって、正義は私――リリス=ヴァレンタイン。
……だったはずなのに。
ふと、背後から感じた気配。
振り返らなくてもわかった。カールは、泣かない。怒らない。ただ、立ち尽くして、黙って私を見ている。
まるで、何かを思い出したかのような、そんな目をして。
……気にしない。そんなこと、どうでもいい。
私は貴族。ヴァレンタイン侯爵家の令嬢で、これからはアウグスト侯爵家の未来の夫人になる女。
あんな平民の血が混ざった男は、切り捨てて当然じゃない。
でも――でも。
後悔なんて、するわけがない。
あのとき私が選んだのは、“貴族として正しい道”だった。貴族として上を目指すのは、当然のこと。
それでも。
ほんの少しだけ、胸がチクリと痛んだのは――気のせいだと思いたい。
◆カフェの午後と、噂の声◆
――リリス=ヴァレンタイン視点
とある王都のカフェ。
窓辺の席で、私は新しいドレスのカタログに目を通していた。来月の夜会に着ていくドレスを選ぶため。完璧な見た目は、完璧な人生の一部――当然のことだ。
けれど。
「……聞いた?」
ふいに背後から聞こえてきたその一言に、私はカップを持つ手を止めた。耳が勝手に、そちらの会話を拾い上げる。
「カール=キリト、いなくなったらしいのよ。キリト伯爵家から追放されたんだって」
は、何それ。思わず、膝の上に置いていた書類を取り落としそうになった。落ち着け、
「まさか……追放? あの真面目なカールが?」
「なんでも、魔導院の研究費のことで伯爵家と揉めたらしいわ。で、口論の末に家を飛び出して、それっきり戻らないんだって」
……すべては上手く計画通り。でも、ちょっとやりすぎたかな。
「……私じゃない、アベルの仕業」
ふと、呟いた。
それは思考じゃない。反射だった。誰かに言い訳するみたいに、口から漏れ出た。
私のせいじゃない――あの日、卒業式の日。私があの男を“切った”のは正しかった。
伯爵家の三男、しかも平民の血が混じってる。そんな不安定な立場の男と結婚して、ヴァレンタイン家の名を汚すわけにはいかなかった。
だから突き放した。冷たく、無慈悲に。
「平民の血が流れていなければ……私だって」
“追放された” 彼は家族にまで見捨てられたっていうの?
私に捨てられて、彼が自暴自棄になって暴走して、その末に――?
「自業自得ね。恨むなら、わたしではなく伯爵家を恨みなさい」
わたしは関係ない。わたしのせいじゃない。
そこに――アベル=ダンガー子爵が現れた。
「リリス」
彼は、私の婚約者。侯爵家の次期当主。これ以上ないほど“ふさわしい男”。
「キリトの件、聞いたよ」
「……ええ。驚いたわ」
もちろん、わたしのせいではない。
「まさか、あの男が行方不明になるなんてね。だが、ある意味では当然だと思うよ」
「当然?」
眉が自然と吊り上がる。彼の言葉に、鋭い棘を感じた。
「彼は身の程を知らなかった。上位貴族に逆らうことがどういう意味を持つか――理解してなかったんだよ。牙をむくなら、それなりの覚悟がいる。命を懸ける覚悟がね」
その物言いに、背筋がぞっとした。
(すべてを理解した。あなたなのね?)
「……アベル、やりすぎでなくて?」
「うん? なにをそんな怖い顔してるんだい。私の父親は侯爵だよ? 伯爵家に意見を通すくらい、容易いことだ」
彼は穏やかに笑った。その笑顔が……恐ろしかった。
――カールを潰したのは、アベル。
彼の手で、彼の圧力で、彼を“消した”。
……なぜ? それは、もしかして――私が原因?
前婚約者に対する嫉妬?いいえ、アベルはそんな単純な男ではない。
カールに眠る何かに怯え、彼を完全に消そうとした?
ぞくり、と冷たいものが背中を走った。
もし、アベルと私が感じた恐怖が現実になったら。どん底に落ちたカールが再び戻ってきたら。
その数カ月後。王都に、小さな噂が流れた。
「北方の森で……名を名乗らない男が中級モンスターを倒したらしい」
「ひとりで? 嘘でしょう?」
「でもさ、見た人が言ってた。髪は銀色で、服はボロボロ。でも……目だけは、獣みたいに鋭かったって」
私は、紅茶を口にすることも忘れ、じっとその会話に聞き入っていた。
――銀色の髪。鋭い目。
まさか、そんな。
でも、そんな偶然が、あるだろうか?
心臓がうるさいほどに脈打っていた。
紅茶のカップは、空っぽだった。けれど、その重さが、私の胸の奥に沈んでいくようだった。
(カール……あなた、生きていたの?)
死んだと思っていた。
いや、死んでいてほしかった。そうすれば、私たちの地位は安泰だ。
けれど。
彼は――生きていたのか。
そして今も、どこかで戦っている。
傷だらけで、名前も持たずに、それでも……前を向いて。
復讐者として戻ってくるのか? それとも……何かの間違いなのか?
―リリス=ヴァレンタイン視点―
王都学園の中庭は、春の陽光に包まれていた。咲き誇る花、晴れやかな笑顔、そして――優雅な令嬢として最後を飾るのにふさわしい舞台。
「やっと、この日が来たわね」
私は白の刺繍ドレスの裾を優雅に持ち上げながら、周囲の視線を受け流す。どうせ皆、私のことを“学院の薔薇”と呼んでいたくせに、心の中では妬みと羨望をこねくり回している。いいの。そうやって勝手に騒いでいればいい。
だって――今日の主役は、私なんだから。
「リリス、こちらへ。時間です」
ダンガー様がそっと声をかけてくれる。うん、わかってるわ。この瞬間こそが、すべての始まり。私が“平民の血が流れたあの男”から自由になって、上位貴族の未来へ歩き出すための――ね。
私は中庭の中央へと進む。そこには、あの男が立っていた。
カール=キリト。
整った顔立ちに、真面目すぎるくらいの性格。努力家で、勉強家で主席をとった男。剣術も魔法もそこそこ使える。そして、伯爵家の三男。ここまでは素晴らしい。でも、冗談じゃない。彼には平民の血が流れているのだ。平民の血が!それで私と釣り合うとでも思ってたの? 忌々しい。
「カール、少し話があるの」
私の声に、彼が振り向く。あの、まっすぐな目。かつてはその瞳が好きだった。夢を語ってくれるところも、私を大切にしてくれたところも――本当に、嫌いじゃなかった。
でも、生き残れないのよ、この世界は、血筋がすべて。
「……ああ、もちろん。卒業式の後だし……これからの話、かな?」
ふふ、そうね。これからの話よ。
あなたには少し酷だけど――私の人生から退場してもらうわ。
「――私たちの婚約は、ここで破棄するわ」
一瞬で、彼の顔が固まったのがわかった。
驚いた? 当然よ。カールは、私が本気でカールを愛してるって思い込んでたもの。でも、私はね……平民なんてごめんなの。
「理由は簡単よ。あなたは、私の望む将来にふさわしくないから」
さあ、ここからが本番。みんな聞いてる。学院中が注目してる。これ以上ない最高の舞台。断罪劇の始まり。
「あなたに半分、平民の血が混ざっていると知ったからよ。勉強だけが取り柄のつまらない男。あなたはそれだけよ」
さっきから生徒たちのざわめきがすごいけど、それも全部計算通り。
私が“平民の血”を理由に婚約破棄するって、当然の理由では? 平民の血がヴァレンタイン家に混ざるなんて絶対にありえない。
「私はダンガー子爵と新たに婚約することにしたわ。彼の父親はアウグスト侯爵。彼が引退すれば、ダンガーが侯爵になるのよ。そう、“上”の人間になるの」
カールの顔が引きつる。分かってる。彼のプライドをズタズタに引き裂いてるって。でも、それは仕方ないことなのよ。あなたに平民の血が流れているのだから。
「……“上”の人間……だと?」
彼がぽつりと呟いたその瞬間、わずかに空気が変わった気がした。
何、この感覚……?
でも、それも一瞬のこと。私は気にせず、決め台詞を口にする。
「せいぜい、平民として頑張りなさい。さよなら、カール=キリト」
そう言ってドレスの裾を翻す。ダンガー様が私に手を差し伸べる。
完璧なエンディングよ。誰が見たって、正義は私――リリス=ヴァレンタイン。
……だったはずなのに。
ふと、背後から感じた気配。
振り返らなくてもわかった。カールは、泣かない。怒らない。ただ、立ち尽くして、黙って私を見ている。
まるで、何かを思い出したかのような、そんな目をして。
……気にしない。そんなこと、どうでもいい。
私は貴族。ヴァレンタイン侯爵家の令嬢で、これからはアウグスト侯爵家の未来の夫人になる女。
あんな平民の血が混ざった男は、切り捨てて当然じゃない。
でも――でも。
後悔なんて、するわけがない。
あのとき私が選んだのは、“貴族として正しい道”だった。貴族として上を目指すのは、当然のこと。
それでも。
ほんの少しだけ、胸がチクリと痛んだのは――気のせいだと思いたい。
◆カフェの午後と、噂の声◆
――リリス=ヴァレンタイン視点
とある王都のカフェ。
窓辺の席で、私は新しいドレスのカタログに目を通していた。来月の夜会に着ていくドレスを選ぶため。完璧な見た目は、完璧な人生の一部――当然のことだ。
けれど。
「……聞いた?」
ふいに背後から聞こえてきたその一言に、私はカップを持つ手を止めた。耳が勝手に、そちらの会話を拾い上げる。
「カール=キリト、いなくなったらしいのよ。キリト伯爵家から追放されたんだって」
は、何それ。思わず、膝の上に置いていた書類を取り落としそうになった。落ち着け、
「まさか……追放? あの真面目なカールが?」
「なんでも、魔導院の研究費のことで伯爵家と揉めたらしいわ。で、口論の末に家を飛び出して、それっきり戻らないんだって」
……すべては上手く計画通り。でも、ちょっとやりすぎたかな。
「……私じゃない、アベルの仕業」
ふと、呟いた。
それは思考じゃない。反射だった。誰かに言い訳するみたいに、口から漏れ出た。
私のせいじゃない――あの日、卒業式の日。私があの男を“切った”のは正しかった。
伯爵家の三男、しかも平民の血が混じってる。そんな不安定な立場の男と結婚して、ヴァレンタイン家の名を汚すわけにはいかなかった。
だから突き放した。冷たく、無慈悲に。
「平民の血が流れていなければ……私だって」
“追放された” 彼は家族にまで見捨てられたっていうの?
私に捨てられて、彼が自暴自棄になって暴走して、その末に――?
「自業自得ね。恨むなら、わたしではなく伯爵家を恨みなさい」
わたしは関係ない。わたしのせいじゃない。
そこに――アベル=ダンガー子爵が現れた。
「リリス」
彼は、私の婚約者。侯爵家の次期当主。これ以上ないほど“ふさわしい男”。
「キリトの件、聞いたよ」
「……ええ。驚いたわ」
もちろん、わたしのせいではない。
「まさか、あの男が行方不明になるなんてね。だが、ある意味では当然だと思うよ」
「当然?」
眉が自然と吊り上がる。彼の言葉に、鋭い棘を感じた。
「彼は身の程を知らなかった。上位貴族に逆らうことがどういう意味を持つか――理解してなかったんだよ。牙をむくなら、それなりの覚悟がいる。命を懸ける覚悟がね」
その物言いに、背筋がぞっとした。
(すべてを理解した。あなたなのね?)
「……アベル、やりすぎでなくて?」
「うん? なにをそんな怖い顔してるんだい。私の父親は侯爵だよ? 伯爵家に意見を通すくらい、容易いことだ」
彼は穏やかに笑った。その笑顔が……恐ろしかった。
――カールを潰したのは、アベル。
彼の手で、彼の圧力で、彼を“消した”。
……なぜ? それは、もしかして――私が原因?
前婚約者に対する嫉妬?いいえ、アベルはそんな単純な男ではない。
カールに眠る何かに怯え、彼を完全に消そうとした?
ぞくり、と冷たいものが背中を走った。
もし、アベルと私が感じた恐怖が現実になったら。どん底に落ちたカールが再び戻ってきたら。
その数カ月後。王都に、小さな噂が流れた。
「北方の森で……名を名乗らない男が中級モンスターを倒したらしい」
「ひとりで? 嘘でしょう?」
「でもさ、見た人が言ってた。髪は銀色で、服はボロボロ。でも……目だけは、獣みたいに鋭かったって」
私は、紅茶を口にすることも忘れ、じっとその会話に聞き入っていた。
――銀色の髪。鋭い目。
まさか、そんな。
でも、そんな偶然が、あるだろうか?
心臓がうるさいほどに脈打っていた。
紅茶のカップは、空っぽだった。けれど、その重さが、私の胸の奥に沈んでいくようだった。
(カール……あなた、生きていたの?)
死んだと思っていた。
いや、死んでいてほしかった。そうすれば、私たちの地位は安泰だ。
けれど。
彼は――生きていたのか。
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傷だらけで、名前も持たずに、それでも……前を向いて。
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