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第6話 王都の影と剣聖の帰還
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◆王都の影と、剣聖の帰還◆
朝靄が森を包む。湿った風が、枯れ枝の上を静かに滑っていった。
その中を、一人の男が歩いていた。濃藍の外套が風に揺れ、陽の光にその背が一瞬、銀のように輝いた。腰に携えた黒刃は、名も持たぬただの鉄。だが、その存在だけで、周囲の空気が張り詰めるようだった。
カール=キリト。王都ではもう誰もその名を口にすることはない過去の人物。だが、辺境では伝説となっていた。――《黒衣の剣聖》。魔獣王バルグロスを討ち滅ぼした男。帝国兵ですら足を踏み入れない魔境《グレンディアの森》にて、たった一人で三年を生き抜いた者。
そう、あれから三年が経っていた。
「……長いようで短いような、あっと言う間だったな」
ぽつりと漏らした言葉は、風に消えた。
婚約破棄され、追放され、王都を追われた日。その足で向かった逃避先が、《グレンディアの森》だった。
生き延びることすら難しいと言われる魔獣の森。最初は、低レベルのため苦労した。もし、前世の記憶がなかったら間違いなく死んでいただろう。しかし、剣聖だった頃の知識が役立ち、コツコツとレベル上げができた。
死の森と呼ばれる、《グレンディアの森》でカールは生き抜くことができた。
「死ぬのは、あいつらを見返してからにしてやる……」
何度も呟いた。その言葉だけが、彼を生かし続けた。
1ヶ月目、ようやく小型の魔物を倒せるようになった。森の植物の知識を学び、食えるもの、毒のあるものを覚えた。三ヶ月が経つ頃には、身体が森に馴染み始め、五感が研ぎ澄まされていった。
一年後には、森の最奥――《血の谷》と呼ばれる場所に辿り着いた。そこには、神話に語られる古竜の遺骨と、封じられた遺構があった。精霊の導きで偶然入り込んだ地下祭壇。その奥で、彼は《神鋼石》と《精霊の蜜》を手に入れた。
バルグロスを討ったのは、二年目の終わりだった。
あの咆哮。地を揺らす魔力。一太刀で裂かれる大木。だが、カールは引かなかった。己の全てを賭けて、最後の一撃を放った。
――勝った。
獣の咆哮が消え、森が静寂に包まれたその時から、《剣聖》の名が囁かれ始めた。
今、彼のアイテムボックスには、それまでの歳月の証が眠っている。バルグロスの魔核、古竜の鱗、希少な鉱石や薬草、そして一振りの黒い剣。
かつてのカールなら、それを持って誇らしげに王都へ帰還したかもしれない。だが、今の彼は違った。
「……聞いたぞ。キリト伯爵が、政争に敗れて領地を失いかけてるってな」
軽く笑う。父が、かつて「無能」と罵った息子に救いを求めているという。笑える話だ。
「それに、リリス……お前もか」
かつての婚約者。貴族社会で生き残るために、カールとの縁を切った女。今はダンガー子爵【父が引退するとアウグスト侯爵になる予定】と共に政治の中枢にいて、次期。アウグスト侯爵家夫人候補として噂される存在だ。
「貴族ってのは、強いものにしか尻尾を振らない」
彼の目は、もはや個人的な恨みを映していない。
世界そのものを見ていた。
この国の、いや、貴族社会という構造の腐敗を。
血統こそ全て、努力は無価値。どれだけ戦っても、家柄がなければ認められない。それが、今のこの貴族社会。
だが、カールはこの三年で知ったのだ。真に強い者が、どれほど少ないかを。
「この剣で……すべてを斬る」
かつて追放された少年が、剣聖として帰還する。彼の目的は復讐ではない。構造の打破。生まれではなく、実力が物を言う社会を作ること。
そしてそれは、王都ルメリアの中枢にある。
きらびやかな舞踏会の裏で血が流れ、契約の書に裏切りが綴られ、力なき者が踏みにじられる街。
そこに、黒衣の剣聖が降り立つ。
「始めよう。俺の戦いを」
春の風が吹き抜けた。彼のマントが大きく翻る。
森を抜けた先に見える、遠くかすんだ王都の影。三年前、追われるように去ったその場所が、今や彼の「始まりの地」だった。
――そして、彼の帰還が、王都に新たな嵐を呼び起こす。
その嵐を、誰も止めることはできない。
◆没落の序曲、伯爵家の終焉◆
――王都ルメリア。栄華と陰謀の街。
その南端、静かな丘の上に佇むひとつの屋敷。キリト伯爵家。その名はかつて、王国軍における武門の名家として広く知られていた。
だが今、その屋敷にかつての威厳はなかった。
「……また、ひとつ離反か」
重厚な椅子に身を沈め、キリト伯爵は震える手で書簡を握り潰した。上質な羊皮紙には、忠義を誓っていたはずの地方騎士の名前。そして、冷たく突き放すような退任の辞が綴られていた。
多くいた忠臣たちは、今や誰も残っていない。かつて三百を超える兵を従えていた名家が、今や二十の足軽すら満足に動かせぬ。
キリト伯爵――ガロウス・キリトは、乾いた笑みを漏らした。
「……栄枯盛衰、か」
視線の先、執務机の端に飾られていた古びた肖像画。そこにはまだ若き日の自分と、三人の息子たちと娘が描かれていた。長男は王国軍に仕官し、今は辺境駐屯。次男は宮廷法務局で才覚を現し、勤勉に仕事をこないしている。
そして三男――カール。
「あの愚物め……否、今や《剣聖》か……」
カールは才能に満ちていた。そして、見た目の良さと、賢さで侯爵家令嬢リリスと婚約を結ぶことができた。素晴らしい息子だった。しかし、リリスに恋したダンガー子爵に目を付けられた。
リリスを奪うために、カールを貶めたのだ。キリト伯爵家がカールを守るべきだったが、力がなかった。
ダンガー子爵の父親は、国の中枢にも力を伸ばしているアウグスト侯爵家なのだ。とても太刀打ちできない巨大な相手だ。だから、カールを守るため、キリト家が狙われないために、カールを追放した。
だが、今となっては――それが最大の誤りだったと、ガロウス自身が誰より理解していた。
「お父様、次の議会……また票が取れませんでした。支持を確約していたペイロン侯爵までもが、票を反対に回したとか」
扉の向こうから聞こえたのは、長女レティーナの声だった。彼女は唯一この家に残った子であり、父の失墜を支えようとしている。だが、その努力も限界に来ていた。
ガロウスは、ゆっくりと頭を振った。
「この国では……“持たざる者”は、それだけで捨てられるのだな」
騎士団の維持費、軍馬の飼料、学問所への寄付金、貴族社交界への贈答。どれも貴族としての「顔」を保つための経費だった。だが、それを支えるはずの鉱山からは銀が枯れ、領内農地は長引く干ばつで荒廃。そして――
「アウグスト家からの妨害工作」
ガロウスの声には、怒りも嘆きもなかった。ただ、乾いた諦念が染み込んでいた。
王都の政争は、実に冷酷だ。敗れた者は取り立てて蔑まれずとも、確実に見捨てられる。かつての功績や功勲は、今という“力”を持たぬ者にとってはただの過去にすぎない。
――その“力”を、最も持っていたのは、追放した三男・カールだった。
魔獣王バルグロスを斬った剣士。彼が持ち帰った神鋼石と精霊の蜜は、王都の錬金ギルドが喉から手が出るほど欲しているという。名声も資産も、すでに父を超えているのだ。
「お父様……もし、カール兄様に謝ることができれば……」
レティーナが恐る恐る言葉を重ねた。
ガロウスの顔が、一瞬だけ強張った。だが次の瞬間、深く吐息を漏らし、顔を伏せた。
「……その機会はもう、与えられんだろう。いや、自ら捨てたのだ。私がな」
カールは誇りを持っていた。剣士としての、そして男としての。家から追放され、名前まで記録から抹消されたその日から、彼の中の“家族”という文字は、二度と蘇ることはないのだ。許されざるべきことをしてしまったのだ。
そして、今、話題のカールが――王都に戻ってくるという。
ガロウスは立ち上がった。背筋に痛みが走る。老いの兆し。若いころの無理が祟り、足元すら覚束ない。だが、それでも彼は歩き出す。屋敷の外、かつて訓練場だった庭へと。
朽ちかけた木剣が、地面に転がっていた。それは昔、カールがまだ少年だった頃、夢中になって振っていた剣だ。
彼はそれを手に取り、ただ静かに空を見上げた。
――あの子が、王都に戻る。
もはや、何をしても赦されることはないだろう。カールのためと思い、追放したが、憎んでいるだろう。それでも、ほんの一瞬でいい。彼の剣が、自分に届く前に。男として、父として、少しでも何かを残せればと――そんな願いが、老いた伯爵の胸に、かすかに灯っていた。
◆
その夜。王都の貴族議会では、キリト伯爵家の爵位剥奪に関する協議が密かに進められていた。
会議室の隅、リリス=ヴァレンタインとダンガー子爵が微笑を交わす。
「さて、あの老いぼれが消えれば、次に空く議席は――我々のものだな」
かつての婚約者の家が持っていた名と力を、今や自らの地位に利用する。なぜか? 追放した“カール”の栄光を、ダンガーは欲していた。
リリスに対する愛情のためなのか? 自己満足のためなのか? はたまたカールに対する嫉妬なのか? ダンガー子爵の行動の答えはある人物の登場により解明される。
カール=キリトという剣聖が王都に現れる、その時に。
朝靄が森を包む。湿った風が、枯れ枝の上を静かに滑っていった。
その中を、一人の男が歩いていた。濃藍の外套が風に揺れ、陽の光にその背が一瞬、銀のように輝いた。腰に携えた黒刃は、名も持たぬただの鉄。だが、その存在だけで、周囲の空気が張り詰めるようだった。
カール=キリト。王都ではもう誰もその名を口にすることはない過去の人物。だが、辺境では伝説となっていた。――《黒衣の剣聖》。魔獣王バルグロスを討ち滅ぼした男。帝国兵ですら足を踏み入れない魔境《グレンディアの森》にて、たった一人で三年を生き抜いた者。
そう、あれから三年が経っていた。
「……長いようで短いような、あっと言う間だったな」
ぽつりと漏らした言葉は、風に消えた。
婚約破棄され、追放され、王都を追われた日。その足で向かった逃避先が、《グレンディアの森》だった。
生き延びることすら難しいと言われる魔獣の森。最初は、低レベルのため苦労した。もし、前世の記憶がなかったら間違いなく死んでいただろう。しかし、剣聖だった頃の知識が役立ち、コツコツとレベル上げができた。
死の森と呼ばれる、《グレンディアの森》でカールは生き抜くことができた。
「死ぬのは、あいつらを見返してからにしてやる……」
何度も呟いた。その言葉だけが、彼を生かし続けた。
1ヶ月目、ようやく小型の魔物を倒せるようになった。森の植物の知識を学び、食えるもの、毒のあるものを覚えた。三ヶ月が経つ頃には、身体が森に馴染み始め、五感が研ぎ澄まされていった。
一年後には、森の最奥――《血の谷》と呼ばれる場所に辿り着いた。そこには、神話に語られる古竜の遺骨と、封じられた遺構があった。精霊の導きで偶然入り込んだ地下祭壇。その奥で、彼は《神鋼石》と《精霊の蜜》を手に入れた。
バルグロスを討ったのは、二年目の終わりだった。
あの咆哮。地を揺らす魔力。一太刀で裂かれる大木。だが、カールは引かなかった。己の全てを賭けて、最後の一撃を放った。
――勝った。
獣の咆哮が消え、森が静寂に包まれたその時から、《剣聖》の名が囁かれ始めた。
今、彼のアイテムボックスには、それまでの歳月の証が眠っている。バルグロスの魔核、古竜の鱗、希少な鉱石や薬草、そして一振りの黒い剣。
かつてのカールなら、それを持って誇らしげに王都へ帰還したかもしれない。だが、今の彼は違った。
「……聞いたぞ。キリト伯爵が、政争に敗れて領地を失いかけてるってな」
軽く笑う。父が、かつて「無能」と罵った息子に救いを求めているという。笑える話だ。
「それに、リリス……お前もか」
かつての婚約者。貴族社会で生き残るために、カールとの縁を切った女。今はダンガー子爵【父が引退するとアウグスト侯爵になる予定】と共に政治の中枢にいて、次期。アウグスト侯爵家夫人候補として噂される存在だ。
「貴族ってのは、強いものにしか尻尾を振らない」
彼の目は、もはや個人的な恨みを映していない。
世界そのものを見ていた。
この国の、いや、貴族社会という構造の腐敗を。
血統こそ全て、努力は無価値。どれだけ戦っても、家柄がなければ認められない。それが、今のこの貴族社会。
だが、カールはこの三年で知ったのだ。真に強い者が、どれほど少ないかを。
「この剣で……すべてを斬る」
かつて追放された少年が、剣聖として帰還する。彼の目的は復讐ではない。構造の打破。生まれではなく、実力が物を言う社会を作ること。
そしてそれは、王都ルメリアの中枢にある。
きらびやかな舞踏会の裏で血が流れ、契約の書に裏切りが綴られ、力なき者が踏みにじられる街。
そこに、黒衣の剣聖が降り立つ。
「始めよう。俺の戦いを」
春の風が吹き抜けた。彼のマントが大きく翻る。
森を抜けた先に見える、遠くかすんだ王都の影。三年前、追われるように去ったその場所が、今や彼の「始まりの地」だった。
――そして、彼の帰還が、王都に新たな嵐を呼び起こす。
その嵐を、誰も止めることはできない。
◆没落の序曲、伯爵家の終焉◆
――王都ルメリア。栄華と陰謀の街。
その南端、静かな丘の上に佇むひとつの屋敷。キリト伯爵家。その名はかつて、王国軍における武門の名家として広く知られていた。
だが今、その屋敷にかつての威厳はなかった。
「……また、ひとつ離反か」
重厚な椅子に身を沈め、キリト伯爵は震える手で書簡を握り潰した。上質な羊皮紙には、忠義を誓っていたはずの地方騎士の名前。そして、冷たく突き放すような退任の辞が綴られていた。
多くいた忠臣たちは、今や誰も残っていない。かつて三百を超える兵を従えていた名家が、今や二十の足軽すら満足に動かせぬ。
キリト伯爵――ガロウス・キリトは、乾いた笑みを漏らした。
「……栄枯盛衰、か」
視線の先、執務机の端に飾られていた古びた肖像画。そこにはまだ若き日の自分と、三人の息子たちと娘が描かれていた。長男は王国軍に仕官し、今は辺境駐屯。次男は宮廷法務局で才覚を現し、勤勉に仕事をこないしている。
そして三男――カール。
「あの愚物め……否、今や《剣聖》か……」
カールは才能に満ちていた。そして、見た目の良さと、賢さで侯爵家令嬢リリスと婚約を結ぶことができた。素晴らしい息子だった。しかし、リリスに恋したダンガー子爵に目を付けられた。
リリスを奪うために、カールを貶めたのだ。キリト伯爵家がカールを守るべきだったが、力がなかった。
ダンガー子爵の父親は、国の中枢にも力を伸ばしているアウグスト侯爵家なのだ。とても太刀打ちできない巨大な相手だ。だから、カールを守るため、キリト家が狙われないために、カールを追放した。
だが、今となっては――それが最大の誤りだったと、ガロウス自身が誰より理解していた。
「お父様、次の議会……また票が取れませんでした。支持を確約していたペイロン侯爵までもが、票を反対に回したとか」
扉の向こうから聞こえたのは、長女レティーナの声だった。彼女は唯一この家に残った子であり、父の失墜を支えようとしている。だが、その努力も限界に来ていた。
ガロウスは、ゆっくりと頭を振った。
「この国では……“持たざる者”は、それだけで捨てられるのだな」
騎士団の維持費、軍馬の飼料、学問所への寄付金、貴族社交界への贈答。どれも貴族としての「顔」を保つための経費だった。だが、それを支えるはずの鉱山からは銀が枯れ、領内農地は長引く干ばつで荒廃。そして――
「アウグスト家からの妨害工作」
ガロウスの声には、怒りも嘆きもなかった。ただ、乾いた諦念が染み込んでいた。
王都の政争は、実に冷酷だ。敗れた者は取り立てて蔑まれずとも、確実に見捨てられる。かつての功績や功勲は、今という“力”を持たぬ者にとってはただの過去にすぎない。
――その“力”を、最も持っていたのは、追放した三男・カールだった。
魔獣王バルグロスを斬った剣士。彼が持ち帰った神鋼石と精霊の蜜は、王都の錬金ギルドが喉から手が出るほど欲しているという。名声も資産も、すでに父を超えているのだ。
「お父様……もし、カール兄様に謝ることができれば……」
レティーナが恐る恐る言葉を重ねた。
ガロウスの顔が、一瞬だけ強張った。だが次の瞬間、深く吐息を漏らし、顔を伏せた。
「……その機会はもう、与えられんだろう。いや、自ら捨てたのだ。私がな」
カールは誇りを持っていた。剣士としての、そして男としての。家から追放され、名前まで記録から抹消されたその日から、彼の中の“家族”という文字は、二度と蘇ることはないのだ。許されざるべきことをしてしまったのだ。
そして、今、話題のカールが――王都に戻ってくるという。
ガロウスは立ち上がった。背筋に痛みが走る。老いの兆し。若いころの無理が祟り、足元すら覚束ない。だが、それでも彼は歩き出す。屋敷の外、かつて訓練場だった庭へと。
朽ちかけた木剣が、地面に転がっていた。それは昔、カールがまだ少年だった頃、夢中になって振っていた剣だ。
彼はそれを手に取り、ただ静かに空を見上げた。
――あの子が、王都に戻る。
もはや、何をしても赦されることはないだろう。カールのためと思い、追放したが、憎んでいるだろう。それでも、ほんの一瞬でいい。彼の剣が、自分に届く前に。男として、父として、少しでも何かを残せればと――そんな願いが、老いた伯爵の胸に、かすかに灯っていた。
◆
その夜。王都の貴族議会では、キリト伯爵家の爵位剥奪に関する協議が密かに進められていた。
会議室の隅、リリス=ヴァレンタインとダンガー子爵が微笑を交わす。
「さて、あの老いぼれが消えれば、次に空く議席は――我々のものだな」
かつての婚約者の家が持っていた名と力を、今や自らの地位に利用する。なぜか? 追放した“カール”の栄光を、ダンガーは欲していた。
リリスに対する愛情のためなのか? 自己満足のためなのか? はたまたカールに対する嫉妬なのか? ダンガー子爵の行動の答えはある人物の登場により解明される。
カール=キリトという剣聖が王都に現れる、その時に。
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