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第78話 エミリーゼ=フリューゲンの憂鬱
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エミリーゼ=フリューゲンの憂鬱
エミリーゼ=フリューゲンは窓辺に立ち、どこまでも広がる青空を見つめていた。そこには、いまこの瞬間にも空高く舞い上がっているかもしれないグリーンドラゴンの姿は見えない。ただ、心の奥に渦巻く不安だけが、胸をぎゅっと締めつけてくる。
「……ほんとうに、行ったのね。カール」
ため息混じりに呟きながら、エミリーゼは窓の外へと手を伸ばす。その指先は空に届くはずもなく、ただ風を裂くだけだった。
グリーンドラゴン――それは百年以上前、北方の王国を一夜にして焼き尽くしたという伝説の災厄。その恐ろしさは歴史の教本にも語られており、竜と戦うというのはもはや英雄譚の領域、決して現実的な任務ではない。
だというのに。
「たった三人で討伐任務ですって? ……ふざけないでよ、父上」
エミリーゼは噛みしめるように呟いた。フリューゲン国王――この王国の頂点の存在。無謀な任務をカールたちに与えた張本人。その命をあずけるほど信頼している、ということかもしれないが、娘としては納得できるはずがなかった。
どれほど剣聖として名高かろうと、カールは人間だ。血が通い、傷つけば倒れる。リアナは天才魔術師とはいえ、まだ若い少女に過ぎない。そしてセリア――彼女の槍がどれほど鋭くとも、竜の鱗を貫けるかは分からない。
「おかしいわよ……どうして、どうして、そんな無茶を……」
エミリーゼは胸元をぎゅっと握りしめる。カールが好きだった。心から、深く。たとえ冷静を装っても、優雅に微笑んでいても、その心には常に彼がいた。
――そのカールが、命を賭けてでも自分との結婚を成し遂げようとしている。
思い出すのは、あの日の彼の瞳。あまりにも真っ直ぐで、不器用で、けれど真剣だった。
(そんな無茶な任務を引き受けてまで、わらわと結婚したいのか……?)
胸の奥で、少しだけくすぐったいような、誇らしいような感情が湧き上がる。エミリーゼはわずかに頬を染めながら、自嘲気味に笑った。
「ふん、愚かしいわね……でも、ちょっとだけ、嬉しいかも」
自分でも勝手だと思う。無事に帰ってきてほしいと願いながら、その挑戦の理由が自分にあると知って、優越感を覚えてしまう――まったく、心というのは厄介なものだ。
だが、現実は残酷だ。彼らが向かっているのは“討伐”任務。相手は災厄の象徴たるドラゴン。全てが上手くいく保証など、どこにもない。
「……帰ってこなかったら、どうしよう」
声が震えた。指先が、わずかに冷たくなる。もしも、あの三人の誰かが……そう思うだけで、視界が滲んでくる。
エミリーゼは椅子に腰を下ろし、両手で顔を覆った。
まだ何も終わっていない。むしろ、始まったばかりだ。ドラゴンとの戦い。王都を脅かす脅威。それに立ち向かう、たった三人の若者。
(追い払うだけなら……それくらいなら、カールなら、きっと……)
希望を手繰るように、エミリーゼは祈った。討伐でなくともいい。ただ無事でいてほしい。逃げてもいい、撤退してもいい。命さえあれば、また会える。言葉を交わせる。あの不器用な微笑みを、もう一度見られる。
「お願い、カール……絶対に、無事で帰ってきて」
そう願った瞬間、彼女の涙が一粒、頬を伝って落ちた。窓の外では変わらず、風が春を運んでいた。まだどこか遠い空で、ドラゴンの影が揺れているかもしれない。けれど、それでも。
エミリーゼは、ただ一つの想いを胸に祈り続ける。
――どうか、帰ってきて。あなたと、未来を語るために。
「おかえりを待つ日々」
――フェンリルの子狼ルゥの視点より
あの人がいなくなってから、家の中は少し静かになった。
朝になっても、玄関の扉が開く音がしない。
カールも、セリアも、リアナもいない家は――ちょっとだけ、さみしい。
もちろん、ぼく一人じゃない。メイドのレーナと、その娘のティアがいてくれる。レーナは朝早くから台所でぱたぱたと動いているし、ティアはお掃除のほかに、ぼくのブラッシングもしてくれる。ぼくはティアのブラシが好きだ。優しくて、あったかい匂いがする。
でも、それでも――あの人の手とは違うんだ。
カールの手は、大きくて、たくましくて、でも不思議と優しかった。なでられると、心の奥まで温かくなるような気がした。
「ルゥ、おなかすいた?」
ティアの声で、ぼくは耳をぴくりと動かす。
「うん……すこしだけ」
ぼくは返事をする。でも、それはきっとティアには伝わらない。ただ、彼女は微笑んで、ぼくの前にごはんのお皿を置いてくれた。ふわふわのお肉と、野菜がたくさん入ったスープ。カールがいなくなってからも、ぼくたちのために毎日、レーナがちゃんと作ってくれる。
……でも、やっぱり、味がちょっとだけ違う気がする。
「今日も、帰ってこないね……おじさんたち」
ティアがつぶやいた。
ぼくは耳をぺたんと伏せて、こくんと頷いた。うん、帰ってこない。もう何日も、あの玄関が開かない。
森の奥で、危ない任務だって聞いた。グリーンドラゴンっていう、緑の大きな魔獣を倒しに行ったんだって。ぼく、ドラゴンの匂いは知らないけど、きっとこわくて、つよくて、カールだって本当は危ないはずなのに。
でも、あの人は「すぐ戻る」と言ってた。
頭を撫でながら、「ルゥはティアとお留守番頼んだぞ」って。
だから、ぼく、まってる。ちゃんと。
昼下がり。日差しがぽかぽかしてきたから、ぼくは庭に出ることにした。芝生の上でごろごろすると、少し気分がよくなる。お日さまのにおい、風のにおい。春の訪れを感じる空気。
ティアが洗濯物を干している。
レーナは中で掃除をしている。
ぼくはその間に、あの人がいつも剣の手入れをしていた縁側の場所に座る。そこにはまだ、カールの匂いが残ってる。皮の手袋のにおい、油のにおい、そしてほんのり木の香り。
くんくん、と鼻を鳴らして、ぼくはそこでくるりと丸くなる。
「……はやく、かえってきてよ……おじさん」
風が吹いた。ぼくの毛が揺れて、どこか遠くで鳥の声が聞こえた。
この風の向こうに、カールたちはいるのかな。
セリアは、ちゃんと笑ってるかな。
リアナは、またあのツンとした顔で怒ってないかな。
ぼくは、あの三人が大好きだ。
帰ってきたら、たくさんなでてもらうって決めてる。おなかもいっぱいすりすりして、ぐるぐる鳴きたい。フェンリル族のプライド? そんなの、知らないもん。ぼくはただ、うれしいときはうれしいって、伝えたいだけ。
夜になると、家の中はますます静かになる。
夕食のあと、レーナが灯りをともして、ティアが本を読む時間になる。ぼくはその横でうとうとしながら、時々ぱちりと目を開けて、玄関の方を見つめる。
……まだ、帰ってこない。
カールがいるときは、夜でも剣の手入れの音が聞こえたり、リアナの本のページをめくる音がしたり、セリアの鼻歌が聞こえたり――そういう「にぎやかさ」があった。
いまは、しん……としてる。
さびしいよ。でも、ぼくが泣いちゃったら、ティアも泣いちゃう気がする。
だから、がまんする。
がまんして、ぼくは夜空を見上げる。
星が、きらきら光ってる。
どこかで、カールたちもこの空を見てるのかな。
「……カール、無事でいてください」
そっと、レーナがつぶやいた。
その声に、ぼくもこっそり心の中でうなずいた。
……うん、無事でいて。はやく、かえってきて。
その夜、夢を見た。
大きな森の中。ドラゴンの吠える声。剣の光。カールの声。セリアの魔法。リアナの怒鳴り声。ぼくは遠くから、それを見てる。
怖かった。でも――みんな、生きてた。
だから、目が覚めたとき、ぼくはふっと微笑んだ。
もう少しだけ、がんばれる気がした。
――きっと、帰ってくるから。
――あの玄関の扉が、がちゃりと開く日が、また来るから。
その日まで、ぼくは、ここで。
フェンリルの子としてじゃなく――あの人の家族として、ただ、待ってるんだ。
「おかえり」って、ちゃんと言えるように。
エミリーゼ=フリューゲンは窓辺に立ち、どこまでも広がる青空を見つめていた。そこには、いまこの瞬間にも空高く舞い上がっているかもしれないグリーンドラゴンの姿は見えない。ただ、心の奥に渦巻く不安だけが、胸をぎゅっと締めつけてくる。
「……ほんとうに、行ったのね。カール」
ため息混じりに呟きながら、エミリーゼは窓の外へと手を伸ばす。その指先は空に届くはずもなく、ただ風を裂くだけだった。
グリーンドラゴン――それは百年以上前、北方の王国を一夜にして焼き尽くしたという伝説の災厄。その恐ろしさは歴史の教本にも語られており、竜と戦うというのはもはや英雄譚の領域、決して現実的な任務ではない。
だというのに。
「たった三人で討伐任務ですって? ……ふざけないでよ、父上」
エミリーゼは噛みしめるように呟いた。フリューゲン国王――この王国の頂点の存在。無謀な任務をカールたちに与えた張本人。その命をあずけるほど信頼している、ということかもしれないが、娘としては納得できるはずがなかった。
どれほど剣聖として名高かろうと、カールは人間だ。血が通い、傷つけば倒れる。リアナは天才魔術師とはいえ、まだ若い少女に過ぎない。そしてセリア――彼女の槍がどれほど鋭くとも、竜の鱗を貫けるかは分からない。
「おかしいわよ……どうして、どうして、そんな無茶を……」
エミリーゼは胸元をぎゅっと握りしめる。カールが好きだった。心から、深く。たとえ冷静を装っても、優雅に微笑んでいても、その心には常に彼がいた。
――そのカールが、命を賭けてでも自分との結婚を成し遂げようとしている。
思い出すのは、あの日の彼の瞳。あまりにも真っ直ぐで、不器用で、けれど真剣だった。
(そんな無茶な任務を引き受けてまで、わらわと結婚したいのか……?)
胸の奥で、少しだけくすぐったいような、誇らしいような感情が湧き上がる。エミリーゼはわずかに頬を染めながら、自嘲気味に笑った。
「ふん、愚かしいわね……でも、ちょっとだけ、嬉しいかも」
自分でも勝手だと思う。無事に帰ってきてほしいと願いながら、その挑戦の理由が自分にあると知って、優越感を覚えてしまう――まったく、心というのは厄介なものだ。
だが、現実は残酷だ。彼らが向かっているのは“討伐”任務。相手は災厄の象徴たるドラゴン。全てが上手くいく保証など、どこにもない。
「……帰ってこなかったら、どうしよう」
声が震えた。指先が、わずかに冷たくなる。もしも、あの三人の誰かが……そう思うだけで、視界が滲んでくる。
エミリーゼは椅子に腰を下ろし、両手で顔を覆った。
まだ何も終わっていない。むしろ、始まったばかりだ。ドラゴンとの戦い。王都を脅かす脅威。それに立ち向かう、たった三人の若者。
(追い払うだけなら……それくらいなら、カールなら、きっと……)
希望を手繰るように、エミリーゼは祈った。討伐でなくともいい。ただ無事でいてほしい。逃げてもいい、撤退してもいい。命さえあれば、また会える。言葉を交わせる。あの不器用な微笑みを、もう一度見られる。
「お願い、カール……絶対に、無事で帰ってきて」
そう願った瞬間、彼女の涙が一粒、頬を伝って落ちた。窓の外では変わらず、風が春を運んでいた。まだどこか遠い空で、ドラゴンの影が揺れているかもしれない。けれど、それでも。
エミリーゼは、ただ一つの想いを胸に祈り続ける。
――どうか、帰ってきて。あなたと、未来を語るために。
「おかえりを待つ日々」
――フェンリルの子狼ルゥの視点より
あの人がいなくなってから、家の中は少し静かになった。
朝になっても、玄関の扉が開く音がしない。
カールも、セリアも、リアナもいない家は――ちょっとだけ、さみしい。
もちろん、ぼく一人じゃない。メイドのレーナと、その娘のティアがいてくれる。レーナは朝早くから台所でぱたぱたと動いているし、ティアはお掃除のほかに、ぼくのブラッシングもしてくれる。ぼくはティアのブラシが好きだ。優しくて、あったかい匂いがする。
でも、それでも――あの人の手とは違うんだ。
カールの手は、大きくて、たくましくて、でも不思議と優しかった。なでられると、心の奥まで温かくなるような気がした。
「ルゥ、おなかすいた?」
ティアの声で、ぼくは耳をぴくりと動かす。
「うん……すこしだけ」
ぼくは返事をする。でも、それはきっとティアには伝わらない。ただ、彼女は微笑んで、ぼくの前にごはんのお皿を置いてくれた。ふわふわのお肉と、野菜がたくさん入ったスープ。カールがいなくなってからも、ぼくたちのために毎日、レーナがちゃんと作ってくれる。
……でも、やっぱり、味がちょっとだけ違う気がする。
「今日も、帰ってこないね……おじさんたち」
ティアがつぶやいた。
ぼくは耳をぺたんと伏せて、こくんと頷いた。うん、帰ってこない。もう何日も、あの玄関が開かない。
森の奥で、危ない任務だって聞いた。グリーンドラゴンっていう、緑の大きな魔獣を倒しに行ったんだって。ぼく、ドラゴンの匂いは知らないけど、きっとこわくて、つよくて、カールだって本当は危ないはずなのに。
でも、あの人は「すぐ戻る」と言ってた。
頭を撫でながら、「ルゥはティアとお留守番頼んだぞ」って。
だから、ぼく、まってる。ちゃんと。
昼下がり。日差しがぽかぽかしてきたから、ぼくは庭に出ることにした。芝生の上でごろごろすると、少し気分がよくなる。お日さまのにおい、風のにおい。春の訪れを感じる空気。
ティアが洗濯物を干している。
レーナは中で掃除をしている。
ぼくはその間に、あの人がいつも剣の手入れをしていた縁側の場所に座る。そこにはまだ、カールの匂いが残ってる。皮の手袋のにおい、油のにおい、そしてほんのり木の香り。
くんくん、と鼻を鳴らして、ぼくはそこでくるりと丸くなる。
「……はやく、かえってきてよ……おじさん」
風が吹いた。ぼくの毛が揺れて、どこか遠くで鳥の声が聞こえた。
この風の向こうに、カールたちはいるのかな。
セリアは、ちゃんと笑ってるかな。
リアナは、またあのツンとした顔で怒ってないかな。
ぼくは、あの三人が大好きだ。
帰ってきたら、たくさんなでてもらうって決めてる。おなかもいっぱいすりすりして、ぐるぐる鳴きたい。フェンリル族のプライド? そんなの、知らないもん。ぼくはただ、うれしいときはうれしいって、伝えたいだけ。
夜になると、家の中はますます静かになる。
夕食のあと、レーナが灯りをともして、ティアが本を読む時間になる。ぼくはその横でうとうとしながら、時々ぱちりと目を開けて、玄関の方を見つめる。
……まだ、帰ってこない。
カールがいるときは、夜でも剣の手入れの音が聞こえたり、リアナの本のページをめくる音がしたり、セリアの鼻歌が聞こえたり――そういう「にぎやかさ」があった。
いまは、しん……としてる。
さびしいよ。でも、ぼくが泣いちゃったら、ティアも泣いちゃう気がする。
だから、がまんする。
がまんして、ぼくは夜空を見上げる。
星が、きらきら光ってる。
どこかで、カールたちもこの空を見てるのかな。
「……カール、無事でいてください」
そっと、レーナがつぶやいた。
その声に、ぼくもこっそり心の中でうなずいた。
……うん、無事でいて。はやく、かえってきて。
その夜、夢を見た。
大きな森の中。ドラゴンの吠える声。剣の光。カールの声。セリアの魔法。リアナの怒鳴り声。ぼくは遠くから、それを見てる。
怖かった。でも――みんな、生きてた。
だから、目が覚めたとき、ぼくはふっと微笑んだ。
もう少しだけ、がんばれる気がした。
――きっと、帰ってくるから。
――あの玄関の扉が、がちゃりと開く日が、また来るから。
その日まで、ぼくは、ここで。
フェンリルの子としてじゃなく――あの人の家族として、ただ、待ってるんだ。
「おかえり」って、ちゃんと言えるように。
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