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4 項(うなじ)の警告
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一気に賑やかになった我が家に入ると
『ご主人様っお風呂湧いたです』
『傷しみるといけないなのですっ』
『ぬるめにしたのですっ』
『その子入るくらいのタライもご用意したですっ』
『ありがとう』
さすが家妖精。よく気が利く。さっそくそのまま風呂に向かう。
『簡単に着せられる寝巻きもご用意したなのです』
『ご主人様っ傷治せそうです?』
『神樹の精様呼んでくるです?』
『ああっこの子、女の子なのですっ』
『お風呂に誰が入れるですか?』
『ハッ!まさか幼妻狙いなのです!?』
『『『いやーっなのですっ』』』
『『『ふけつーっなのですっ』』』
『ぶふっ!そんな訳あるかっ!』
またもや何を言い出すんだコイツら!?
『『冗談なのです』』
『『冗談も通じないとか、この子起きたら嫌われるかもなのです』』
『『ですです』』
『くっ⋯お前ら、後で説教だからな。でもまあ、こんな幼子であれば気にしないとは思うが、やはり女性の方が安心だろうな。すまぬが彼女を呼んできてもらえるか?その間に足だけでも綺麗にしておくのでな』
小さくてもレディはレディなのよ!とは、彼女の子供の頃からの口癖だしな。
『はいなのです!』
『呼んでくるです!』
バタバタバタバタ⋯
『頼んだよ。さて、とにかく足を洗おう』
『はいなのです』
『お湯かけるです』
『ありがとう。そうっとな』
『はいなのです!』
『任せるです!』
『『そぉーっ、ぱしゃーっ』』
家妖精達が小さな手おけで優しくお湯をかけ、泥を流す。と、同時にさっそく二人の家妖精が呼びに行っ⋯
バタバタバタバタッ
たと思ったら帰ってきた?早くないか?
『ちょっと!女の子攫って来たって本当なの!?』バンっ!
『攫っ!?だからっ違うわっ!』
またかっ
『くすくす。冗談よ』
また冗談かよ⋯来るまでに家妖精に何か吹き込まれたな?
『まったく⋯まあ、とにかく見てくれ。森の中をずっと裸足でいたようなんだ』
『まあ⋯こんな小さい子が?かわいそうに何があったのかしら?』
『分からん。花うさぎと妖精たちが連れてきたんだ』
『そう。それであなた体中に花うさぎと妖精たちをくっつけていたのね。良くやったわね、あなたたち。正しい判断だったわ』
『『『⋯はいっ』』』
『『『⋯っ』』』てれてれ
なんか、俺の時と態度が違わないか?
『それにしても、随分お早い登場だったな?今、迎えに行かせたのに』
『ああ、何だか森が落ち着かなくてね?何かあったのかと思ってここに来るとこだったのよ。そしたら、この家の方がよっぽど慌ただしかったじゃない?何かあったのはここだったか!ってね』くすくす
『あ~確かに、騒がしかったよな』
『でしょ?あ、足綺麗になったわね』
『どうだ?治せそうか?薬にしろ、魔法で治すにしろ、お前に確認してからの方がいいと思ってな?』
『ん~そう思った理由は?』
『分からん。強いて言えば、この子を抱き上げた時に何か違和感を感じたんだ』
『違和感ね~?』
『ああ。気の所為かもしれんな?だが、項(うなじ)の辺りがチリチリしてな?急いてはいけない気がしたのだ。見たところ大きな怪我は無かったしな』
『ふぅ~ん⋯』
そう。いつもなら躊躇することなく、生活魔法でキレイにし、薬なり治癒魔法なりで治していたのだが⋯
『何故だろうな?この子には慎重にならなければいけない気がしたのだ』
こんなことは初めてだ。だが、昔から項(うなじ)が疼く時には慎重になった方が良いと経験から学んでいる。第六感とでも言うのか⋯
『相変わらず、あなたの項は優秀ね。⋯正解よ』
『え?』
ということは?
『この子、体と心がまだこの世界に馴染んでないわ』
『は?』
何を言ってる?
『だからね?この子はこことは違う世界から落ちてきたのよ。つまり〖渡り人〗ね』
『は?⋯はああああ!?』
何だって!?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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『ご主人様っお風呂湧いたです』
『傷しみるといけないなのですっ』
『ぬるめにしたのですっ』
『その子入るくらいのタライもご用意したですっ』
『ありがとう』
さすが家妖精。よく気が利く。さっそくそのまま風呂に向かう。
『簡単に着せられる寝巻きもご用意したなのです』
『ご主人様っ傷治せそうです?』
『神樹の精様呼んでくるです?』
『ああっこの子、女の子なのですっ』
『お風呂に誰が入れるですか?』
『ハッ!まさか幼妻狙いなのです!?』
『『『いやーっなのですっ』』』
『『『ふけつーっなのですっ』』』
『ぶふっ!そんな訳あるかっ!』
またもや何を言い出すんだコイツら!?
『『冗談なのです』』
『『冗談も通じないとか、この子起きたら嫌われるかもなのです』』
『『ですです』』
『くっ⋯お前ら、後で説教だからな。でもまあ、こんな幼子であれば気にしないとは思うが、やはり女性の方が安心だろうな。すまぬが彼女を呼んできてもらえるか?その間に足だけでも綺麗にしておくのでな』
小さくてもレディはレディなのよ!とは、彼女の子供の頃からの口癖だしな。
『はいなのです!』
『呼んでくるです!』
バタバタバタバタ⋯
『頼んだよ。さて、とにかく足を洗おう』
『はいなのです』
『お湯かけるです』
『ありがとう。そうっとな』
『はいなのです!』
『任せるです!』
『『そぉーっ、ぱしゃーっ』』
家妖精達が小さな手おけで優しくお湯をかけ、泥を流す。と、同時にさっそく二人の家妖精が呼びに行っ⋯
バタバタバタバタッ
たと思ったら帰ってきた?早くないか?
『ちょっと!女の子攫って来たって本当なの!?』バンっ!
『攫っ!?だからっ違うわっ!』
またかっ
『くすくす。冗談よ』
また冗談かよ⋯来るまでに家妖精に何か吹き込まれたな?
『まったく⋯まあ、とにかく見てくれ。森の中をずっと裸足でいたようなんだ』
『まあ⋯こんな小さい子が?かわいそうに何があったのかしら?』
『分からん。花うさぎと妖精たちが連れてきたんだ』
『そう。それであなた体中に花うさぎと妖精たちをくっつけていたのね。良くやったわね、あなたたち。正しい判断だったわ』
『『『⋯はいっ』』』
『『『⋯っ』』』てれてれ
なんか、俺の時と態度が違わないか?
『それにしても、随分お早い登場だったな?今、迎えに行かせたのに』
『ああ、何だか森が落ち着かなくてね?何かあったのかと思ってここに来るとこだったのよ。そしたら、この家の方がよっぽど慌ただしかったじゃない?何かあったのはここだったか!ってね』くすくす
『あ~確かに、騒がしかったよな』
『でしょ?あ、足綺麗になったわね』
『どうだ?治せそうか?薬にしろ、魔法で治すにしろ、お前に確認してからの方がいいと思ってな?』
『ん~そう思った理由は?』
『分からん。強いて言えば、この子を抱き上げた時に何か違和感を感じたんだ』
『違和感ね~?』
『ああ。気の所為かもしれんな?だが、項(うなじ)の辺りがチリチリしてな?急いてはいけない気がしたのだ。見たところ大きな怪我は無かったしな』
『ふぅ~ん⋯』
そう。いつもなら躊躇することなく、生活魔法でキレイにし、薬なり治癒魔法なりで治していたのだが⋯
『何故だろうな?この子には慎重にならなければいけない気がしたのだ』
こんなことは初めてだ。だが、昔から項(うなじ)が疼く時には慎重になった方が良いと経験から学んでいる。第六感とでも言うのか⋯
『相変わらず、あなたの項は優秀ね。⋯正解よ』
『え?』
ということは?
『この子、体と心がまだこの世界に馴染んでないわ』
『は?』
何を言ってる?
『だからね?この子はこことは違う世界から落ちてきたのよ。つまり〖渡り人〗ね』
『は?⋯はああああ!?』
何だって!?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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