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44 セイジュウロウの家でも
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がさがさがさがっ
『来たみたいだねぇ』
『そうだね~』
『あちらはもう少しかかるかねぇ』
『いや、割とすぐだと思うよ。まあ、ヤツらはまずこの庭にすら入れないんじゃないかな』
『そうだねぇ結界があるからねぇ』
『それに、気配を消せないほど実力が落ちてる。加護の上にあぐらをかいていた証拠だね』
『馬鹿力だけ磨きをかけたのかねぇ。どのみち、もうこの森では暮らせないねぇ』
『ああ。完全に・・・』
ガサガサガサッ
ダダダダっよろり・・・
『実力不足だ』
『命取りになるほどのねぇ』ふぅ~
『オイッその家に俺様たちを入れろ!いや、家ごと寄越せ!今日から俺様が使ってやる!家妖精ごとな!ありがたく思え!』
『よこしやがれ!このへなちょこ野郎が!』
『そこのババアももらってやるからよ!』
ビキッ
『『ああん?』』
(コイツら許さん)
(八つ裂きにしていいかねぇ?)
『『『ヒイッですーっ』』』
『『『極悪人顔ですーっ』』』
『『『でもアイツらやっぱり嫌な奴ですーっ』』』
『『『真の極悪人はアイツですーっ』』』
『『『・・・生粋の悪人顔』』』
『『『・・・』』』こくこくこく
家妖精さんたち、結構ひどい!
『何ぐちゃぐちゃ言ってやがる!いいからとっとと寄越せ!』
『『よこせ!』』
騒がしいやつらだな
『断る。とっとと失せろ』
『嫌だねぇ~エルフはいつから盗賊になり下がったんだい?』ふっ
『うるせぇ!とっととその家を寄越せ!』
『『よこせ!』』
バカの一つ覚えだな
『断ると言っただろう?何だそんなに焦って。魔物にでも追われてるのか?』にやにや
『まさかねぇ。いつもコイツらが言ってるじゃないかい。『この森に俺様にかなうヤツはいない』ってさぁ』ニヤリ
『だな。ドラゴンだって一撃らしいからな』
『そうだよ。ありえないさね』
『『あはははは』』
(言い返せるなら言い返してみろ)
(倍にして返してやるけどねぇ)
こそこそ
『『『うわぁです~』』』
『『『めちゃくちゃ怒ってるです~』』』
『『『分かっててやってるです~』』』
『『『・・・えげつない』』』
『『『・・・』』』こくこく
わ~やっぱり言いたい放題
『ぐっ』
『わ、若、早くしないと』
『魔物にヤラれる』
『うっせえ!分かってるよ!』ゼエゼエ
ふん。聞こえてるぞ
『何だ、随分と息が荒いな?まさかと思うが、森の魔素が濃すぎて辛いとか?』
『まさかぁ~この森の魔素は自分たちのためにあるとかほざいてたヤツらだよ?そんなわけある訳ないさね』
『そうだな』
『『あはははは』』
(実は立ってるのもキツかったりしてな)
(まさかそこまでかい?笑えるねぇ)
『『『うぐぐっ』』』 ギリギリ
『まあ、入れるなら入ってみるのだな。だが、この家は人を選ぶんだ。お前らはどうかな』
『選ばれなきゃ弾かれるだけだからねぇ。やってみたらどうかねぇ?』
『まあ、入れたとして、この家の中の方が魔素は濃いからな』
『外の方がマシだと思うかもねぇ』
(魔素が濃いとかは冗談だけどな)
(悪意のあるものは入れないからね)
『くっ!うるせぇっつってんだろが・・・っいいから入れろっ』
バチバチーンッ
『ぎゃあっ』
『『わ、若っ』』
(やっぱりな)
(案の定だね)
『おや、やっぱり嫌われたようだね』
『困ったねぇ、この家は汚い奴は入れないんだよ』
『なっ俺様が汚いだと!?俺様はエルフの王の子だぞ!お前らの頂点に立つ崇高なる一族の頂点に立つ男だぞ!』
『そ、そうだぞ、そのお方を汚いなどと』
『おまえらどうなっても知らねぇぞ!』
(やれやれ小物ほどよく吠えるな)
(まったく、キャンキャンうるさいねぇ)
『汚いから汚いと言ったまでだ』ふっ
『言っとくけど体の汚れが汚いとかじゃないからね。まあ、たしかにあんたら臭いから家には入れたくないけどねぇ』くくっ
『『なっ』』
『じゃあ、何が汚いっていうんだっ』
『心だよ』ふっ
『それに魔力もね』ふんっ
(魔力なんて感じないけどねぇ)
『汚すぎて話にならんな』
(加護ってすごかったんだな)
『そうだねぇ。ああはなりたくないねぇ』
『『『な、なんだとっ』』』
『さあ、もういいだろう。こんな夜更けに迷惑だ』
『どうせここには入れないんだ。さあ、帰った帰った』
『ん?なんだ新しい客人か?』
(やっと来たか。もっと早いと思ったがな)
『あんたらもこの家を寄越せなんてアホなこと言うんじゃないだろねぇ?』
(遅かったじゃないかい)
すぅー
『まさか、誰がそのようなバカなことを言うというのです?お久しぶりです。セイジュウロウ様。家精霊様』
『『夜分に失礼いたします』』
暗闇から音もなく現れた。ヤツらとは大違いだな。
『ああ、白騎士達だな。久しぶりだね。夜の見回りかい?』
『いつもいつもご苦労だねぇ』
『とんでもない。あなた方のこそ、いつもこの森を守って下さってありがとうございます。ところで、いかが致しましたか?まさかこの者共が何か?』
ふん。しれっと答えるねぇ
『ふんっ!コイツら私らを奴隷にする気らしいよ』
『それだけじゃない。突然現れてこの家を寄越せと言い出したんだよ』
『は?それは本当ですか?』ぎろっ
『『『うっ』』』
(ぷっ。あれくらいでビビるのか)
(粗相してなきゃいいけどね。あんなの始末したくはないからねぇ)
『ああ。ホントだよ』
『実力行使に出ようとして家に拒絶反応されたけどね』
『ほお・・・つまり、犯罪を犯したということですね』ギラ
『『その通り』』
(めんどくさいからソイツら連れてってくれ)
『分かりました。このモノたちは私たちが連行します。ご迷惑をおかけしました』ぺこ
『茶でも飲んでくかい?』
(おーおー、ぐるぐる巻きにされてるね)
『そいつらはその木にでも括りつければいいよ』
『そうだな。そこの縁側ならこいつらも見えるしな』
(それで、こいつらに見せつけてやってくれ。結界がどうなるか)
『そうですか?では、お言葉に甘えて一杯だけ』にこ
『ああ。さ、どうぞ』 にこ
『今、茶を用意するよ』にこ
『『『ありがとう』』』すっ
『『『なっ』』』
『ふふ。やはり通れたね』
『心も魔力も綺麗な証拠だねぇ』
((ざまぁみろ))
『『『ぷっ』』』
(おや、笑われてしまったな)
(そうだねぇ)
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。おそくなりました。
『転生美女は元おばあちゃん~』の方も遅れます。すみません。
今朝『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』が更新してます。そちらもよろしくお願いします。
『来たみたいだねぇ』
『そうだね~』
『あちらはもう少しかかるかねぇ』
『いや、割とすぐだと思うよ。まあ、ヤツらはまずこの庭にすら入れないんじゃないかな』
『そうだねぇ結界があるからねぇ』
『それに、気配を消せないほど実力が落ちてる。加護の上にあぐらをかいていた証拠だね』
『馬鹿力だけ磨きをかけたのかねぇ。どのみち、もうこの森では暮らせないねぇ』
『ああ。完全に・・・』
ガサガサガサッ
ダダダダっよろり・・・
『実力不足だ』
『命取りになるほどのねぇ』ふぅ~
『オイッその家に俺様たちを入れろ!いや、家ごと寄越せ!今日から俺様が使ってやる!家妖精ごとな!ありがたく思え!』
『よこしやがれ!このへなちょこ野郎が!』
『そこのババアももらってやるからよ!』
ビキッ
『『ああん?』』
(コイツら許さん)
(八つ裂きにしていいかねぇ?)
『『『ヒイッですーっ』』』
『『『極悪人顔ですーっ』』』
『『『でもアイツらやっぱり嫌な奴ですーっ』』』
『『『真の極悪人はアイツですーっ』』』
『『『・・・生粋の悪人顔』』』
『『『・・・』』』こくこくこく
家妖精さんたち、結構ひどい!
『何ぐちゃぐちゃ言ってやがる!いいからとっとと寄越せ!』
『『よこせ!』』
騒がしいやつらだな
『断る。とっとと失せろ』
『嫌だねぇ~エルフはいつから盗賊になり下がったんだい?』ふっ
『うるせぇ!とっととその家を寄越せ!』
『『よこせ!』』
バカの一つ覚えだな
『断ると言っただろう?何だそんなに焦って。魔物にでも追われてるのか?』にやにや
『まさかねぇ。いつもコイツらが言ってるじゃないかい。『この森に俺様にかなうヤツはいない』ってさぁ』ニヤリ
『だな。ドラゴンだって一撃らしいからな』
『そうだよ。ありえないさね』
『『あはははは』』
(言い返せるなら言い返してみろ)
(倍にして返してやるけどねぇ)
こそこそ
『『『うわぁです~』』』
『『『めちゃくちゃ怒ってるです~』』』
『『『分かっててやってるです~』』』
『『『・・・えげつない』』』
『『『・・・』』』こくこく
わ~やっぱり言いたい放題
『ぐっ』
『わ、若、早くしないと』
『魔物にヤラれる』
『うっせえ!分かってるよ!』ゼエゼエ
ふん。聞こえてるぞ
『何だ、随分と息が荒いな?まさかと思うが、森の魔素が濃すぎて辛いとか?』
『まさかぁ~この森の魔素は自分たちのためにあるとかほざいてたヤツらだよ?そんなわけある訳ないさね』
『そうだな』
『『あはははは』』
(実は立ってるのもキツかったりしてな)
(まさかそこまでかい?笑えるねぇ)
『『『うぐぐっ』』』 ギリギリ
『まあ、入れるなら入ってみるのだな。だが、この家は人を選ぶんだ。お前らはどうかな』
『選ばれなきゃ弾かれるだけだからねぇ。やってみたらどうかねぇ?』
『まあ、入れたとして、この家の中の方が魔素は濃いからな』
『外の方がマシだと思うかもねぇ』
(魔素が濃いとかは冗談だけどな)
(悪意のあるものは入れないからね)
『くっ!うるせぇっつってんだろが・・・っいいから入れろっ』
バチバチーンッ
『ぎゃあっ』
『『わ、若っ』』
(やっぱりな)
(案の定だね)
『おや、やっぱり嫌われたようだね』
『困ったねぇ、この家は汚い奴は入れないんだよ』
『なっ俺様が汚いだと!?俺様はエルフの王の子だぞ!お前らの頂点に立つ崇高なる一族の頂点に立つ男だぞ!』
『そ、そうだぞ、そのお方を汚いなどと』
『おまえらどうなっても知らねぇぞ!』
(やれやれ小物ほどよく吠えるな)
(まったく、キャンキャンうるさいねぇ)
『汚いから汚いと言ったまでだ』ふっ
『言っとくけど体の汚れが汚いとかじゃないからね。まあ、たしかにあんたら臭いから家には入れたくないけどねぇ』くくっ
『『なっ』』
『じゃあ、何が汚いっていうんだっ』
『心だよ』ふっ
『それに魔力もね』ふんっ
(魔力なんて感じないけどねぇ)
『汚すぎて話にならんな』
(加護ってすごかったんだな)
『そうだねぇ。ああはなりたくないねぇ』
『『『な、なんだとっ』』』
『さあ、もういいだろう。こんな夜更けに迷惑だ』
『どうせここには入れないんだ。さあ、帰った帰った』
『ん?なんだ新しい客人か?』
(やっと来たか。もっと早いと思ったがな)
『あんたらもこの家を寄越せなんてアホなこと言うんじゃないだろねぇ?』
(遅かったじゃないかい)
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『『夜分に失礼いたします』』
暗闇から音もなく現れた。ヤツらとは大違いだな。
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『『『うっ』』』
(ぷっ。あれくらいでビビるのか)
(粗相してなきゃいいけどね。あんなの始末したくはないからねぇ)
『ああ。ホントだよ』
『実力行使に出ようとして家に拒絶反応されたけどね』
『ほお・・・つまり、犯罪を犯したということですね』ギラ
『『その通り』』
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(それで、こいつらに見せつけてやってくれ。結界がどうなるか)
『そうですか?では、お言葉に甘えて一杯だけ』にこ
『ああ。さ、どうぞ』 にこ
『今、茶を用意するよ』にこ
『『『ありがとう』』』すっ
『『『なっ』』』
『ふふ。やはり通れたね』
『心も魔力も綺麗な証拠だねぇ』
((ざまぁみろ))
『『『ぷっ』』』
(おや、笑われてしまったな)
(そうだねぇ)
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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