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338話 ターコイズ家vs.兄弟幹部
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魔王の拠点、アイリス達とは別の部屋。
ターコイズ家の一家四人がたどり着いた。そこにいたのは黒い髪をした男と白い髪をした男。どちらも容姿は異なるが髪型が一緒でわざと自分たちを似せるようにしているのが誰の目にもすぐわかった。
その二人は腕を組み、にこやかな表情で口を開く。
「兄者、女の子二人とその親御さん、そしてそのペットが来たぞ」
「そうだな弟よ!」
ロモンとリンネは理解した。祖父の攻撃から逃れ、傷を負っていない様子。そして人間の姿をしている。つまりこの男二人はケルが言っていた自分たちがまだ遭遇したことがない魔王軍幹部なのだと。
「家族みんなで魔王軍基地までピクニックとは兄者、なかなか風情があるな」
「そうだな弟よ!」
「我々兄弟も、魔王様が勝利したあかつきには人の多く住む場所までピクニックしたいな兄者」
「そうだな弟よ!」
ノアとベスとグライドが、ロモンとリンネとケルを庇うように前に出るた。兄弟だと主張する男二人、態度こそはコミカルだがそこから溢れ出る魔力や殺気はごまかせていない。むしろわざと放出している。
「とりあえずそろそろ名乗るか兄者」
「そうだな弟よ!」
二人は互いにニッと広角を上げると、自分の筋肉を見せつけるようにポーズを取った。
「我らツノアリブラザーズ!」
「本当の兄弟ではないけれど!」
「兄弟の契りを交わし、本物の兄弟より深き絆をもつ二人!」
「兄、カブトロ!」
「弟、クワガトロ!」
「魔王様に仕える我々は!」
「人間滅ぼし、魔物を救う!」
「「はーっはっはっはっはっは!!」」
これから戦うと言うのに溢れ出てくるようなテンションについていけず、四人と二匹は唖然とする。
だがその瞬間、カブトロとクワガトロの兄弟は二人の目の前から消え去った。消え去ったと判断できた同時に、ロモンの前にクワガトロが、リンネの前にカブトロが拳を突き出して出現する。
「ひとまず娘の首はもらった!」
「死ねぇい!」
黒く輝く拳と白く輝く拳が姉妹の可憐な顔面に叩きつけられようとする。世界最速といっても過言ではないグライドの目にも、二人がどのように自分の娘の前へ移動してきたかわからなかった。ただ、その二人の移動が速度によるものじゃないことは理解できた。
「リンネ、ロモンッ!」
「ん、なぁにお父さん」
「ぼく達は大丈夫だよ!」
「なん……だと……」
「わ、我々が初見で止められた……?」
カブトロの拳はリンネの技で相殺され、クワガトロの拳はなぜかロモンの目の前でピタリと止まっていた。
その隙に、二人の兄弟の真横に重なった魔法陣が現れる。
【五重二連リスゴロゴラム!】
「むぅ!」
「ぬぅ!」
再び兄弟の姿が一瞬で消え、四人がこの部屋に入ってきた時とほぼ同じ位置に戻ってくる。
兄弟はそれぞれ魔法がかすったのか、それぞれ突き出していた方の腕を抑えている。
「どういうことだ……」
「なんなんだあの感覚は……」
ロモンとリンネは得意そうに微笑んだ。
「そっちが仲良し兄弟で対抗するって言うなら私たちは仲良し姉妹!」
「しかも実の双子なぶん、ぼく達のが格が上だね」
「そして貴方達のタネも私たちにはわれている。黒い方、カブトロが時間を何秒か止められて、白い方、クワガトロが特定の範囲内で好きなだけ瞬間移動することができる!」
「ぼく達にはお見通しなんだよ! これ全部ロモンが解明したんだけどね」
時間を止める能力と好き勝手に瞬間移動ができる能力。それぞれ図星なのかカブトロとクワガトロは目に見えてあたふたしていた。
ロモンは勇者軍に入ってから鍛え上げた自分の祖父と同じ能力を使い、相手が自己紹介をしている間にステータスを覗いてしまっていた。
そして持ち前の勘の良さで自分たちに攻撃が来ることを予想し、リンネとケルにこっそりと報告。ロモンは強制的な魔神融体を事前に仕込んでクワガトロの動きを止め、リンネはカブトロが姿を現した瞬間に技を放ち攻撃を防いだ。そして間髪入れずにケルが高火力の技を叩き込む。
「なるほど、時間停止と瞬間移動か……通りでこの私ですら見えなかったわけだ」
「さすが自慢の娘達!」
「「えへへー」」
【ケル モ イイ コウゲキ ダッタヨ!】
【えっへんなんだゾ!】
四人と二匹は一気に焦り始めた兄弟に対し、和気あいあいとし始める。その様子を見て兄弟はお互いにうなずき、再び構えをとった。
「オーニキス殿には騎士団長の夫婦が厄介だと、その所有している力も含めて抑えてもらったが……娘達もそれに匹敵するやり手」
「そうだな弟よ……」
「むしろ娘達の方が強いのでは?」
「そうだな弟よ」
「……しかし例えタネが割れたからといって、我ら兄弟の力が衰えるわけでもない! もう一度いくぞ兄者!」
「そうだな弟よ!」
再び四人と二匹の目の前からカブトロとクワガトロの姿が消え去る。その瞬間に、ノアがグライドとベスに連絡をした。グライドはそれにうなずき、ベスは口を開いて魔法発動の準備をする。
「くらえ、ブラックタックル!」
「消え去れ、ホワイトタックル!」
「大切断」
【ベス、七重リスファイラム】
ルビィ王国随一の剣士の一撃が彼の真上に現れたカブトロに叩き込まれ、最堅のカニの魔物すら貫く魔物使いとその仲魔のケルベロスの魔法が同じく彼女達の真上に現れたクワガトロの胴体を焦がす。
「「ぐわああああああ!」」
「あら、まだロモンには負けないつもりよ? 私だってこれからお父さんと同じ力、身に付けるんだから」
「リンネには総合的な速さで劣るかもしれないが、素の速さではまだ私の方が上手だ」
「それにいちいち一旦姿を現してくれるんだもの、毎日高速移動してる家族をもつ私たちにとって目が鍛えられた私達にとって、その一瞬なんて隙よ」
「わかるよお母さん」
胴体を袈裟懸けに切り裂かれたカブトロと、腹に穴が空いたクワガトロがその場に倒れ込む。まだ息はあるが瀕死といえる状態であった。
「あ、あに……じゃ……」
「お、おとう……とよ……あ、ああ、わかっている……」
二人は四人と二匹から距離を取ると、その身体が皮のようなものに包まれ始めた。そして重症であったにもかかわらず難なく立ち上がると、その皮を脱ぐように捨て去った。
「まさか脱皮まで使わされるとはな」
「そうだな弟よ」
「……兄者、あいつら、六匹それぞれがとんでもない強さだ。それぞれがSランク相当。正直狂ってる家族だ」
「そうだな弟よ」
「変身、するしかないな兄者」
「そうだな、弟よ!」
カブトロとクワガトロはターコイズ家の方を向き直すと、再び自己紹介の時みたいに変なポーズをとる。その瞬間、全身が光に包まれ……やがてその光は巨大化し、二匹の魔物となった。
一方は黒い堅皮に金の文様が入っているカブトムシ系の魔物、もう一方は白い堅皮に金の文様が入っているクワガタ系の魔物。
【見よ、ターコイズ家よ! 我ら兄弟の真の姿を!】
【そうだな弟よ! 先ほどまでとはまるで違うぞ!】
【そして聞け! 我ら、真の名は……!】
「あら、あれはギガントビートルシュバルツとギガントスタッグヴァイスね?」
「模様の色が金色だから二匹ともやっぱり超越種だね」
【まあ、幹部らしいし当然だゾ】
「持ち帰って研究できないかしら?」
魔物使い達に手鼻を挫かれ、カブトロもといギガントビートルシュバルツとクワガトロもといギガントスタッグヴァイスはあからさまにテンションを落としてしまった。
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「そうだな弟よ!」
ノアとベスとグライドが、ロモンとリンネとケルを庇うように前に出るた。兄弟だと主張する男二人、態度こそはコミカルだがそこから溢れ出る魔力や殺気はごまかせていない。むしろわざと放出している。
「とりあえずそろそろ名乗るか兄者」
「そうだな弟よ!」
二人は互いにニッと広角を上げると、自分の筋肉を見せつけるようにポーズを取った。
「我らツノアリブラザーズ!」
「本当の兄弟ではないけれど!」
「兄弟の契りを交わし、本物の兄弟より深き絆をもつ二人!」
「兄、カブトロ!」
「弟、クワガトロ!」
「魔王様に仕える我々は!」
「人間滅ぼし、魔物を救う!」
「「はーっはっはっはっはっは!!」」
これから戦うと言うのに溢れ出てくるようなテンションについていけず、四人と二匹は唖然とする。
だがその瞬間、カブトロとクワガトロの兄弟は二人の目の前から消え去った。消え去ったと判断できた同時に、ロモンの前にクワガトロが、リンネの前にカブトロが拳を突き出して出現する。
「ひとまず娘の首はもらった!」
「死ねぇい!」
黒く輝く拳と白く輝く拳が姉妹の可憐な顔面に叩きつけられようとする。世界最速といっても過言ではないグライドの目にも、二人がどのように自分の娘の前へ移動してきたかわからなかった。ただ、その二人の移動が速度によるものじゃないことは理解できた。
「リンネ、ロモンッ!」
「ん、なぁにお父さん」
「ぼく達は大丈夫だよ!」
「なん……だと……」
「わ、我々が初見で止められた……?」
カブトロの拳はリンネの技で相殺され、クワガトロの拳はなぜかロモンの目の前でピタリと止まっていた。
その隙に、二人の兄弟の真横に重なった魔法陣が現れる。
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「ぬぅ!」
再び兄弟の姿が一瞬で消え、四人がこの部屋に入ってきた時とほぼ同じ位置に戻ってくる。
兄弟はそれぞれ魔法がかすったのか、それぞれ突き出していた方の腕を抑えている。
「どういうことだ……」
「なんなんだあの感覚は……」
ロモンとリンネは得意そうに微笑んだ。
「そっちが仲良し兄弟で対抗するって言うなら私たちは仲良し姉妹!」
「しかも実の双子なぶん、ぼく達のが格が上だね」
「そして貴方達のタネも私たちにはわれている。黒い方、カブトロが時間を何秒か止められて、白い方、クワガトロが特定の範囲内で好きなだけ瞬間移動することができる!」
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ロモンは勇者軍に入ってから鍛え上げた自分の祖父と同じ能力を使い、相手が自己紹介をしている間にステータスを覗いてしまっていた。
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「「ぐわああああああ!」」
「あら、まだロモンには負けないつもりよ? 私だってこれからお父さんと同じ力、身に付けるんだから」
「リンネには総合的な速さで劣るかもしれないが、素の速さではまだ私の方が上手だ」
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胴体を袈裟懸けに切り裂かれたカブトロと、腹に穴が空いたクワガトロがその場に倒れ込む。まだ息はあるが瀕死といえる状態であった。
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一方は黒い堅皮に金の文様が入っているカブトムシ系の魔物、もう一方は白い堅皮に金の文様が入っているクワガタ系の魔物。
【見よ、ターコイズ家よ! 我ら兄弟の真の姿を!】
【そうだな弟よ! 先ほどまでとはまるで違うぞ!】
【そして聞け! 我ら、真の名は……!】
「あら、あれはギガントビートルシュバルツとギガントスタッグヴァイスね?」
「模様の色が金色だから二匹ともやっぱり超越種だね」
【まあ、幹部らしいし当然だゾ】
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