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150話 グラブアの正体でございます!
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「……その姿は……!?」
あれが人間だなんてもうとてもじゃないけど言い訳できない。私の下着を引っ掛けたあのフックのようなものが何本も背中から生え、片手は巨大なハサミのようになっている。
こうなると結論はただ一つ。
つまりグラブアは…私と同じ…。
「ああ、アイリスちゃん。驚かせてごめんね、俺さ、元は人間じゃないんだよね」
黒い瞳をさらに輝かせ、凶器と化した片手を構えながら、怒りを込めた表情をこちらに向けている。
そう、グラブアは『なんと』と言うべきか、『やっぱり』と言うべきか、私と同じ半魔半人。
これなら鎧もロクに装備していないのにものすごく高い防御力と攻撃力、魔法耐性を所持していて、属性耐性が偏ってるのも説明がつくわね。
「カニの…魔物ですか」
これならあのフックのようなものはカニの足だったと説明ができる。そもそもハサミの手になっている時点でカニかザリガニくらいしか選択肢ないけど。
「ああ、グランルインクラブという名の魔物だよ。ま、知らないよね」
「ふぇっ!?」
「あ、アイリスちゃん、知ってるのか!?」
お、思わず変な声が出た。
でも、まずい。そうだとわかったらもうこんなの相手にしてられない!
【か、簡潔に何者か説明しますか?】
【……そんなにやばい奴なのか。…とりあえずお願い】
【あれは過去に1匹しか確認されてません。カニの魔物史上、最強と言われています。Sランク超越種の個体しか居ません】
【なっ……!?】
しっかりと勉強しておいてよかった。
おじいさんの所持している本で、この世の魔物はほぼ全て把握してる。
……でもその正体がわかったからってどうにかなる相手じゃない。だって…だってこいつは…!
【そしてその1匹は過去に勇者の手によって葬られました】
【つまり…?】
【彼は魔王軍幹部です】
世間のことをあまり知らないグラブアさんでも、魔王のことは流石にしってるのか、口をあんぐりと開けて放心寸前になった。すぐに目を開閉して覚まし、私に質問を続けてくる。
【勇者が倒したはずの魔物がなぜここに?】
【さっぱりわかりません】
そればっかりは本当にわからない。死者は蘇らせることができないはずなのに。
サナトスファビドといい、グランルインクラブといい、なんで復活したんだろう。
「んー? まさかアイリスちゃん、その反応は俺が何者か知ってるの?」
「………知っている、と言ったら?」
グラブアはニヤリと笑う。
そしてハサミの手を一旦解き、拍手をし出したの。
「いや、すごいよ。単純にすごい! アイリスちゃんは魔物学者か何かと併用しながら冒険者をやっているんだね。俺の魔物の時の名前にピンと来るんだとしたら………俺が何者かも知ってるよね?」
こんな気づかれてしまっては念話で会話した意味がないけれど。とりあえず私は頷いた。
「それを踏まえて…ね、俺をここまで…そう、幼体化と脱皮を使わせるまで追い込むだなんて! ここまでできたのは勇者以来だよ!」
幼体化で私と同じ要領で闇氷から抜け、脱皮とかいうやつで全回復したのかしら。
そうとしか説明できないけど、あそこまで傷を負っていたのにそんな行動ができるほどの余力を残していたなんて。よそ見しなければ良かった。
今日は…本当に私、やらかすわね。
「人間としては勇者の仲間くらいの強さはあるんじゃないかな? はーあ…容姿端麗、スタイル抜群、頭が良くてみんなの人気者……そんなアイリスちゃんを嬲って絶望させていられれば、本当にたくさん集められただろうに」
「な、何をですか?」
「え? ああ、魔王様を生き返らせるのに必要な負の感情だよ」
褒められたけど嬉しくない。
魔王の復活に負の感情が必要…サナトスファビドも近いようなことをしてた気がする。
リンネちゃんも私も、その標的にされたってわけね。
「でも勇者の仲間くらいなら俺は楽勝なんだよね」
カニの足を全てしまい、片手はカニのハサミ、もう片手にはあの盾剣を装備した。
あの盾剣、カニにデザインが近いってずっと思ってたけど…まさにその通り。
一族の者が外に武器を流出させたから失くしたんじゃなくて、単に勇者に敗れて武器の所在がうやむやになった…と。
私のバカ。本当にバカ!
あの時に親切心を出して落札しないなんて選択をしなきゃ良かった! 仮に私があれを買ったとしても、私が使えば良かったんじゃない!
もう後悔しても遅い…。
「もし俺が魔王様の部下じゃなく、純粋に普通の半魔半人だったら…アイリスちゃんとは真っ当にお付き合いしたかったな。ごめんね、殺さなきゃいけないんだ」
「ま、待ってください!」
思わずそんな言葉がとっさに出てきた。
半端じゃない殺気。……えっと、そう、今の間に時間稼ぎをして…どうするか考えなければ。
「なんだい?」
「あ、貴方の他にも魔王軍の幹部が蘇っていることは知ってますか?」
「えっ……!!?」
まさか本当に知らなかったのか、グラブアは目を見開いて驚いたの。このスキに私は念話する。
【ガーベラさん……私を置いて逃げて下さい】
【な!? そ、そんなことできるわけ……】
【違うんです。相手が相手なので私、本気出します。巻き込みたくないですし…それにロモンちゃん達に新しく情報を伝えて欲しいんです。お願いします。…もし騎士団長のどなたかを呼べれば、ぐんと勝率は上がるので】
【わ、わかった、じゃあ_____】
【あ、あとそれから】
背を向けて走り出そうとしたガーベラさんを私は止めた。最後に一言、言わなきゃいけない。
これも作戦の一つだから。
【もし、私がこの路地裏にいなかったら、城下町の外の森の中に居ると思ってください。そうですね…東口門からまっすぐ言ったあたりの場所です】
【り、了解した!】
ガーベラさんには逃げてもらった。今の一部始終を見ていグラブアは何も言わない。
姿が見えなくなってから、再び口を開いたの。
「逃したね。被害を自分だけにしたいから。……俺以外に幹部がいるというのもハッタリなんだろう? 泣かせるね」
腕を両方とも降ろし、先ほどまでの殺気は消したグラブアは微笑する。私の行いが無駄だとでも思ってるのかしら。
「うーん、でも人呼ばれるよねぇ…。せっかくまた君と二人っきりになれた。また、君を嬲れるチャンスがやってきたというのに」
「ならば場所を移動しますか?」
私はそう提案する。
グラブアは私が乗ってくるとは思わなかったみたいで、目を点にしてから、また微笑したの。
「場所を移動か」
「ええ、私も貴方に勝てないことはわかっています。せっかく3人には助けてもらいましたが……貴方が魔王の幹部であるとわかった以上、次にすべきことは被害を出さないこと。私が、私が犠牲になって済むのなら……それで済ませたいのです……グラブアさん」
まーったくそんな気は無いけどね。
……確かに勝機は私とグラブアのタイマンなら無いでしょう。それも人の姿だったらさっきまでの二の舞になる。
ここが路地裏なせいで満足に魔物の姿にも戻れない。
魔物の姿にもどったら、私は魔王の幹部といい勝負ができるんだ。
絶対に勝てないけど、絶対に負けることもない。
そんな泥仕合いができるから。
「……そうか、諦めるんだね」
「はい。その代わり…人のいない場所…例えば森の中とかにして下さい。他者に裸は見られたくありません」
「森の中ねぇ…まあ確かに良いかもしれない。じゃあ移動しようか。移動中は手を出さないようにしてあげるけど、もし逃げたりしたら、この町で数百人単位死ぬと思ってね」
「………はい」
私とグラブアは、路地裏から出た。
######
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あれが人間だなんてもうとてもじゃないけど言い訳できない。私の下着を引っ掛けたあのフックのようなものが何本も背中から生え、片手は巨大なハサミのようになっている。
こうなると結論はただ一つ。
つまりグラブアは…私と同じ…。
「ああ、アイリスちゃん。驚かせてごめんね、俺さ、元は人間じゃないんだよね」
黒い瞳をさらに輝かせ、凶器と化した片手を構えながら、怒りを込めた表情をこちらに向けている。
そう、グラブアは『なんと』と言うべきか、『やっぱり』と言うべきか、私と同じ半魔半人。
これなら鎧もロクに装備していないのにものすごく高い防御力と攻撃力、魔法耐性を所持していて、属性耐性が偏ってるのも説明がつくわね。
「カニの…魔物ですか」
これならあのフックのようなものはカニの足だったと説明ができる。そもそもハサミの手になっている時点でカニかザリガニくらいしか選択肢ないけど。
「ああ、グランルインクラブという名の魔物だよ。ま、知らないよね」
「ふぇっ!?」
「あ、アイリスちゃん、知ってるのか!?」
お、思わず変な声が出た。
でも、まずい。そうだとわかったらもうこんなの相手にしてられない!
【か、簡潔に何者か説明しますか?】
【……そんなにやばい奴なのか。…とりあえずお願い】
【あれは過去に1匹しか確認されてません。カニの魔物史上、最強と言われています。Sランク超越種の個体しか居ません】
【なっ……!?】
しっかりと勉強しておいてよかった。
おじいさんの所持している本で、この世の魔物はほぼ全て把握してる。
……でもその正体がわかったからってどうにかなる相手じゃない。だって…だってこいつは…!
【そしてその1匹は過去に勇者の手によって葬られました】
【つまり…?】
【彼は魔王軍幹部です】
世間のことをあまり知らないグラブアさんでも、魔王のことは流石にしってるのか、口をあんぐりと開けて放心寸前になった。すぐに目を開閉して覚まし、私に質問を続けてくる。
【勇者が倒したはずの魔物がなぜここに?】
【さっぱりわかりません】
そればっかりは本当にわからない。死者は蘇らせることができないはずなのに。
サナトスファビドといい、グランルインクラブといい、なんで復活したんだろう。
「んー? まさかアイリスちゃん、その反応は俺が何者か知ってるの?」
「………知っている、と言ったら?」
グラブアはニヤリと笑う。
そしてハサミの手を一旦解き、拍手をし出したの。
「いや、すごいよ。単純にすごい! アイリスちゃんは魔物学者か何かと併用しながら冒険者をやっているんだね。俺の魔物の時の名前にピンと来るんだとしたら………俺が何者かも知ってるよね?」
こんな気づかれてしまっては念話で会話した意味がないけれど。とりあえず私は頷いた。
「それを踏まえて…ね、俺をここまで…そう、幼体化と脱皮を使わせるまで追い込むだなんて! ここまでできたのは勇者以来だよ!」
幼体化で私と同じ要領で闇氷から抜け、脱皮とかいうやつで全回復したのかしら。
そうとしか説明できないけど、あそこまで傷を負っていたのにそんな行動ができるほどの余力を残していたなんて。よそ見しなければ良かった。
今日は…本当に私、やらかすわね。
「人間としては勇者の仲間くらいの強さはあるんじゃないかな? はーあ…容姿端麗、スタイル抜群、頭が良くてみんなの人気者……そんなアイリスちゃんを嬲って絶望させていられれば、本当にたくさん集められただろうに」
「な、何をですか?」
「え? ああ、魔王様を生き返らせるのに必要な負の感情だよ」
褒められたけど嬉しくない。
魔王の復活に負の感情が必要…サナトスファビドも近いようなことをしてた気がする。
リンネちゃんも私も、その標的にされたってわけね。
「でも勇者の仲間くらいなら俺は楽勝なんだよね」
カニの足を全てしまい、片手はカニのハサミ、もう片手にはあの盾剣を装備した。
あの盾剣、カニにデザインが近いってずっと思ってたけど…まさにその通り。
一族の者が外に武器を流出させたから失くしたんじゃなくて、単に勇者に敗れて武器の所在がうやむやになった…と。
私のバカ。本当にバカ!
あの時に親切心を出して落札しないなんて選択をしなきゃ良かった! 仮に私があれを買ったとしても、私が使えば良かったんじゃない!
もう後悔しても遅い…。
「もし俺が魔王様の部下じゃなく、純粋に普通の半魔半人だったら…アイリスちゃんとは真っ当にお付き合いしたかったな。ごめんね、殺さなきゃいけないんだ」
「ま、待ってください!」
思わずそんな言葉がとっさに出てきた。
半端じゃない殺気。……えっと、そう、今の間に時間稼ぎをして…どうするか考えなければ。
「なんだい?」
「あ、貴方の他にも魔王軍の幹部が蘇っていることは知ってますか?」
「えっ……!!?」
まさか本当に知らなかったのか、グラブアは目を見開いて驚いたの。このスキに私は念話する。
【ガーベラさん……私を置いて逃げて下さい】
【な!? そ、そんなことできるわけ……】
【違うんです。相手が相手なので私、本気出します。巻き込みたくないですし…それにロモンちゃん達に新しく情報を伝えて欲しいんです。お願いします。…もし騎士団長のどなたかを呼べれば、ぐんと勝率は上がるので】
【わ、わかった、じゃあ_____】
【あ、あとそれから】
背を向けて走り出そうとしたガーベラさんを私は止めた。最後に一言、言わなきゃいけない。
これも作戦の一つだから。
【もし、私がこの路地裏にいなかったら、城下町の外の森の中に居ると思ってください。そうですね…東口門からまっすぐ言ったあたりの場所です】
【り、了解した!】
ガーベラさんには逃げてもらった。今の一部始終を見ていグラブアは何も言わない。
姿が見えなくなってから、再び口を開いたの。
「逃したね。被害を自分だけにしたいから。……俺以外に幹部がいるというのもハッタリなんだろう? 泣かせるね」
腕を両方とも降ろし、先ほどまでの殺気は消したグラブアは微笑する。私の行いが無駄だとでも思ってるのかしら。
「うーん、でも人呼ばれるよねぇ…。せっかくまた君と二人っきりになれた。また、君を嬲れるチャンスがやってきたというのに」
「ならば場所を移動しますか?」
私はそう提案する。
グラブアは私が乗ってくるとは思わなかったみたいで、目を点にしてから、また微笑したの。
「場所を移動か」
「ええ、私も貴方に勝てないことはわかっています。せっかく3人には助けてもらいましたが……貴方が魔王の幹部であるとわかった以上、次にすべきことは被害を出さないこと。私が、私が犠牲になって済むのなら……それで済ませたいのです……グラブアさん」
まーったくそんな気は無いけどね。
……確かに勝機は私とグラブアのタイマンなら無いでしょう。それも人の姿だったらさっきまでの二の舞になる。
ここが路地裏なせいで満足に魔物の姿にも戻れない。
魔物の姿にもどったら、私は魔王の幹部といい勝負ができるんだ。
絶対に勝てないけど、絶対に負けることもない。
そんな泥仕合いができるから。
「……そうか、諦めるんだね」
「はい。その代わり…人のいない場所…例えば森の中とかにして下さい。他者に裸は見られたくありません」
「森の中ねぇ…まあ確かに良いかもしれない。じゃあ移動しようか。移動中は手を出さないようにしてあげるけど、もし逃げたりしたら、この町で数百人単位死ぬと思ってね」
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