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161話 ケル君の教育方針でございます!
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「今日からケルの本格的な特訓を始めようと思うの」
あの蟹男との戦いから5日後、もうだいぶ街の騒ぎも静かになって来た頃。ロモンちゃんがそう言い始めた。
ここ5日間はロモンちゃんがケル君に新しい環境に慣れさせるため、お散歩したりマッサージしてあげたりと色々やってあげてたの。
ちなみにないがしろにされていた私はリンネちゃんが相手してくれた。
「そういえば、ケル君の覚えてる魔法はなんですか?」
「まだ雷の初級魔法一つだけだよ」
本来なら肉弾戦が主になるはずの犬系の魔物の幼少期で魔法をできるだけでももうすごいんだけれど、これから種類をたくさん増やしたいとロモンちゃんは考えてるみたい。私を前列にしてるのね。
「で、ケルの教育方針はどうするの?」
「とりあえず最終目標はケルベロスを目指すけど、アイリスちゃんみたいに新種になるように魔法や技を覚えせてもいいかなーって」
「ケル君はどちらがいいと言っているのですか?」
ある進化を望んでいる魔物がその通りの魔物になれないと、魔物使いに反発する可能性がある。
まあ、ケル君に限ってそんなことないと思うけど。
「ん、そこらへんまだ曖昧だったよ。きいてみよう」
ロモンちゃんは床にぐだーっとうつ伏せていたケル君の頭を撫でて問い始めた。
【ね、ケル。ケルってどんな風に進化したいとかある?】
【ゾ? シッテルゾ、シンカ ハ ランダム ナンダゾ! ダカラ、カッコヨクテ、ツヨカッタラ ナンデモイイ ト オモッテルンダゾ!】
【ふむふむ、なるほど】
しばらく考えてからロモンちゃんはさらにケル君に質問をする。
【じゃあさ、アイリスちゃんみたいに新種の魔物になったりとか……】
【ゾ! オモシロソウナンダゾ! ナレルンダッタラ ソレデモ イインダゾ!】
どうやらかなり積極的なようね。正直、進化を楽しむというより冒険を楽しむ方が主なのかもしれない。進化は二の次ってことね。
「ふーん、じゃあどうしようかなぁ」
「私が魔法を教えましょうか?」
「……ううん、ケルには全般、基本的に私が教えたいの。よく考えたらアイリスちゃんは自分で練習して強くなっていったから。お母さんにもそう言われたし」
「確かにそうですね」
自分で魔物使いとして成長しようって。偉いわ。
もし私に頼ってきたらさりげなく、自分でやれるように促すつもりだったけどその必要はないみたいわね。本気でお母さんレベルの魔物使いを目指してるんだから当たり前かな?
「うんとね、アイリスちゃんに頼るのは魔流の気と…あと、あの物事を覚えやすくなる特性ぐらいだと思う」
「承知しました」
「ねーねー、ぼくは? ぼくは何すればいいの?」
リンネちゃんがロモンちゃんの後ろから軽く抱きつきながらそうきいた。ロモンちゃんはしばらく考えながらこう答えたの。
「じゃあ、お姉ちゃんは一緒に身体を動かして遊んであげたり、剣を使う人を相手にするときの特訓とかしてあげたりかな。普段はいつも通り、ケアとして可愛がってあげてよ」
「りょーかい!」
みんなで少しずつ協力してケル君を育てていく。今からこの子の未来が楽しみね。いったいどんな魔物になるのかしら。
【ところでケル君、覚えたい魔法とかはあるかな?】
【アルゾ! マズハ フツウニ カエンマホー ヲ オボエタイゾ!】
【火炎魔法か…】
【ソレダケジャナイゾ。アイリス ト オナジ、ヒカリマホーモ オボエタインダゾ! ナンナラ、ヤミマホーモ キョウミガ アルゾ!】
だいぶ魔法に興味があるみたいね。まあ、母親であるベスさんが魔法重視だし、私も魔法重視だから仕方ないとはいえば仕方ないけど。
「火と光と闇かぁ…。光と闇は難しいなぁ…」
「そういうときこそアイリスちゃんに頼ればいいんだよ、ロモン。魔流の気を覚えてからなら簡単でしょ? ぼくたちだってすんなり覚えられたんだから」
光魔法と闇魔法は魔物の進化以外で習得するのはものすごく難しいって言われてる。
だから人間で全種類の魔法を扱える人はものすごい努力をしてるってことになるの。魔流の気を覚えてからなら一発だけどね。
「そうだね。アイリスちゃんも闇魔法を覚えたのは、闇魔法を見てそれを理解して覚えたって言ってたし、魔流の気さえ使えればそれでいいかな」
「あれは身体能力アップできるし、最優先で覚えたいよね」
「じゃあ、まずはあれを覚えさせることからしようかな」
とりあえずの教育方針として魔流の気を覚えさせるってことに決まったみたい。私もそれでいいと思う。
「そうと決まれば、さっそくゴブリンを倒すあたりの仕事でも受けようか!」
「うん、そだね!」
【……ゾ? ドコカデカケルノ カゾ? ソウイエバ マダ オボエタイ モノガ アルンダゾ!】
【え、なになに?】
自分から覚えたいものがあるという、勤勉なケル君。
今度は何を覚えたいと言い始めるのかしら。
【ゾー、アイリスミタイニ、ネンワ ナシデ、ニンゲンノ コトバヲ ワカリタインダゾ!】
【アイリスちゃんみたいに? 言葉を?】
【ダゾ!】
目をキラキラ輝かせながらケル君は嬉しそうに頷いた。
私の姿でもみて羨ましいと思ったのでしょう。なるほど、ならここは……。
【それに関したは私に全面的に任せていただけませんか? ケル君はそもそも最初からかなり言葉を話せてます。このもまま大人になっても問題ないくらいに。ですから、その延長線上としての言葉の理解は、私が教えましょう】
【いいの? たしかに同じアイリスちゃんの方が教えるの上手そうだもんね……おっけ、お願い】
【任せてください】
【ゾー! アイリス、ヨロシクナンダゾ!】
場所での移動時間とか、お仕事に行かない暇な日とかに少しずつ教えていけばいいよね。ロモンちゃんもリンネちゃんも私が教えてからメキメキ勉強できるようになったわけだし(おかげでこの世界でいう科学者レベルまでそれぞれの分野を勉強してしまった)。
「じゃあ、さっそくギルドにレッツゴー!」
「ゴー!」
◆◆◆
私達はギルドへ来た。まずは簡単なクエストを受けてケル君を戦いに慣れさせるためね。
受付のお姉さんにEランク以下の簡単な仕事の依頼を探してもらい、それを受けることに。
【ドンナ オシゴト ナンダゾ?】
【森の中のゴブリンを数匹討伐するだけの簡単なものだよ。ケル君には、とりあえず雷魔法をしっかり使いこなせるようになってもらおうとおもってる】
【リョウカイナンダゾ! タノシソーナンダゾ!】
リンネちゃんに抱きかかえられているケル君は嬉しそうに尻尾をパタパタと動かしてる。
こういう犬そのもののところが時たまどうしようもなく愛おしくなるのは仕方ないわよね、可愛いんだもの。
「ね、ね、手に入れた報酬はケル君のご飯代に全部当てたいんだけど、二人ともいいかな? せっかくこっちに来たんだし、ケルに美味しいもの食べさせてあげたくて」
ロモンちゃんがそう提案してくる。
ま、今更私達が低ランクの報酬もらったって、あんまり美味しくないしね。
「いいと思いますよ」
「よし! ケル喜ぶかなっ!」
こうやって自分の魔物に対してたくさん愛情を注いであげられるロモンちゃんもとっても可愛い。
もちろんリンネちゃんも可愛い。
ふふ、私ってば幸せなのかもしれない。
#####
前回はお休みしてしまい申し訳ありませんでした。
次の投稿は8/4です!
あの蟹男との戦いから5日後、もうだいぶ街の騒ぎも静かになって来た頃。ロモンちゃんがそう言い始めた。
ここ5日間はロモンちゃんがケル君に新しい環境に慣れさせるため、お散歩したりマッサージしてあげたりと色々やってあげてたの。
ちなみにないがしろにされていた私はリンネちゃんが相手してくれた。
「そういえば、ケル君の覚えてる魔法はなんですか?」
「まだ雷の初級魔法一つだけだよ」
本来なら肉弾戦が主になるはずの犬系の魔物の幼少期で魔法をできるだけでももうすごいんだけれど、これから種類をたくさん増やしたいとロモンちゃんは考えてるみたい。私を前列にしてるのね。
「で、ケルの教育方針はどうするの?」
「とりあえず最終目標はケルベロスを目指すけど、アイリスちゃんみたいに新種になるように魔法や技を覚えせてもいいかなーって」
「ケル君はどちらがいいと言っているのですか?」
ある進化を望んでいる魔物がその通りの魔物になれないと、魔物使いに反発する可能性がある。
まあ、ケル君に限ってそんなことないと思うけど。
「ん、そこらへんまだ曖昧だったよ。きいてみよう」
ロモンちゃんは床にぐだーっとうつ伏せていたケル君の頭を撫でて問い始めた。
【ね、ケル。ケルってどんな風に進化したいとかある?】
【ゾ? シッテルゾ、シンカ ハ ランダム ナンダゾ! ダカラ、カッコヨクテ、ツヨカッタラ ナンデモイイ ト オモッテルンダゾ!】
【ふむふむ、なるほど】
しばらく考えてからロモンちゃんはさらにケル君に質問をする。
【じゃあさ、アイリスちゃんみたいに新種の魔物になったりとか……】
【ゾ! オモシロソウナンダゾ! ナレルンダッタラ ソレデモ イインダゾ!】
どうやらかなり積極的なようね。正直、進化を楽しむというより冒険を楽しむ方が主なのかもしれない。進化は二の次ってことね。
「ふーん、じゃあどうしようかなぁ」
「私が魔法を教えましょうか?」
「……ううん、ケルには全般、基本的に私が教えたいの。よく考えたらアイリスちゃんは自分で練習して強くなっていったから。お母さんにもそう言われたし」
「確かにそうですね」
自分で魔物使いとして成長しようって。偉いわ。
もし私に頼ってきたらさりげなく、自分でやれるように促すつもりだったけどその必要はないみたいわね。本気でお母さんレベルの魔物使いを目指してるんだから当たり前かな?
「うんとね、アイリスちゃんに頼るのは魔流の気と…あと、あの物事を覚えやすくなる特性ぐらいだと思う」
「承知しました」
「ねーねー、ぼくは? ぼくは何すればいいの?」
リンネちゃんがロモンちゃんの後ろから軽く抱きつきながらそうきいた。ロモンちゃんはしばらく考えながらこう答えたの。
「じゃあ、お姉ちゃんは一緒に身体を動かして遊んであげたり、剣を使う人を相手にするときの特訓とかしてあげたりかな。普段はいつも通り、ケアとして可愛がってあげてよ」
「りょーかい!」
みんなで少しずつ協力してケル君を育てていく。今からこの子の未来が楽しみね。いったいどんな魔物になるのかしら。
【ところでケル君、覚えたい魔法とかはあるかな?】
【アルゾ! マズハ フツウニ カエンマホー ヲ オボエタイゾ!】
【火炎魔法か…】
【ソレダケジャナイゾ。アイリス ト オナジ、ヒカリマホーモ オボエタインダゾ! ナンナラ、ヤミマホーモ キョウミガ アルゾ!】
だいぶ魔法に興味があるみたいね。まあ、母親であるベスさんが魔法重視だし、私も魔法重視だから仕方ないとはいえば仕方ないけど。
「火と光と闇かぁ…。光と闇は難しいなぁ…」
「そういうときこそアイリスちゃんに頼ればいいんだよ、ロモン。魔流の気を覚えてからなら簡単でしょ? ぼくたちだってすんなり覚えられたんだから」
光魔法と闇魔法は魔物の進化以外で習得するのはものすごく難しいって言われてる。
だから人間で全種類の魔法を扱える人はものすごい努力をしてるってことになるの。魔流の気を覚えてからなら一発だけどね。
「そうだね。アイリスちゃんも闇魔法を覚えたのは、闇魔法を見てそれを理解して覚えたって言ってたし、魔流の気さえ使えればそれでいいかな」
「あれは身体能力アップできるし、最優先で覚えたいよね」
「じゃあ、まずはあれを覚えさせることからしようかな」
とりあえずの教育方針として魔流の気を覚えさせるってことに決まったみたい。私もそれでいいと思う。
「そうと決まれば、さっそくゴブリンを倒すあたりの仕事でも受けようか!」
「うん、そだね!」
【……ゾ? ドコカデカケルノ カゾ? ソウイエバ マダ オボエタイ モノガ アルンダゾ!】
【え、なになに?】
自分から覚えたいものがあるという、勤勉なケル君。
今度は何を覚えたいと言い始めるのかしら。
【ゾー、アイリスミタイニ、ネンワ ナシデ、ニンゲンノ コトバヲ ワカリタインダゾ!】
【アイリスちゃんみたいに? 言葉を?】
【ダゾ!】
目をキラキラ輝かせながらケル君は嬉しそうに頷いた。
私の姿でもみて羨ましいと思ったのでしょう。なるほど、ならここは……。
【それに関したは私に全面的に任せていただけませんか? ケル君はそもそも最初からかなり言葉を話せてます。このもまま大人になっても問題ないくらいに。ですから、その延長線上としての言葉の理解は、私が教えましょう】
【いいの? たしかに同じアイリスちゃんの方が教えるの上手そうだもんね……おっけ、お願い】
【任せてください】
【ゾー! アイリス、ヨロシクナンダゾ!】
場所での移動時間とか、お仕事に行かない暇な日とかに少しずつ教えていけばいいよね。ロモンちゃんもリンネちゃんも私が教えてからメキメキ勉強できるようになったわけだし(おかげでこの世界でいう科学者レベルまでそれぞれの分野を勉強してしまった)。
「じゃあ、さっそくギルドにレッツゴー!」
「ゴー!」
◆◆◆
私達はギルドへ来た。まずは簡単なクエストを受けてケル君を戦いに慣れさせるためね。
受付のお姉さんにEランク以下の簡単な仕事の依頼を探してもらい、それを受けることに。
【ドンナ オシゴト ナンダゾ?】
【森の中のゴブリンを数匹討伐するだけの簡単なものだよ。ケル君には、とりあえず雷魔法をしっかり使いこなせるようになってもらおうとおもってる】
【リョウカイナンダゾ! タノシソーナンダゾ!】
リンネちゃんに抱きかかえられているケル君は嬉しそうに尻尾をパタパタと動かしてる。
こういう犬そのもののところが時たまどうしようもなく愛おしくなるのは仕方ないわよね、可愛いんだもの。
「ね、ね、手に入れた報酬はケル君のご飯代に全部当てたいんだけど、二人ともいいかな? せっかくこっちに来たんだし、ケルに美味しいもの食べさせてあげたくて」
ロモンちゃんがそう提案してくる。
ま、今更私達が低ランクの報酬もらったって、あんまり美味しくないしね。
「いいと思いますよ」
「よし! ケル喜ぶかなっ!」
こうやって自分の魔物に対してたくさん愛情を注いであげられるロモンちゃんもとっても可愛い。
もちろんリンネちゃんも可愛い。
ふふ、私ってば幸せなのかもしれない。
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