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211話 人生初の彼氏でございます……!
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「これで……どうなんだ?」
「どうなんだって、わかるだろ、アイリスちゃんとガーベラがお付き合いするんだよ」
私は負けを認めてしまった。
まさか負けるだなんて思ってなかった。でも、なんだかこれで良かったような気がする。
「……あ、あのガーベラさん!」
「うん?」
「わ、私たち、お付き合いするということでいいんですよね?」
「ああ、そうだよ」
人生(魔物生?)初めての彼氏……!
は、初めてと言っても私はなるべく付き合い始めた人とは最後まで一緒にいたいタイプだから、最初で最後かもしれないし。そういう理念を持ってるからこそ、戦って見極めようとしたわけだけど。
「やれやれ、僕をないがしろにしてまで勝ち取った恋人なんだから、大事にしなよ、君」
「あっ……! すいません、デートのお誘いの最中にないがしろにしてしまって!」
「あー……ごめんなさい」
「いや、いいよ謝らなくて。それになんだか君に譲った方が良かった気がするんだ。いや……まてよ」
私の首から離れ、隣に立っていたガーベラさんに、森で出会った彼はすごく近づいた。
というかどうやって間合いを詰めたのか全くわからない。ほぼ一瞬だったわね……やっぱり相当強いんでしょう。
「念のために聞くけど、君は槍使いだよね?」
「あ、ああ、うん……その通りだけど」
「ふーん……なるほどなるほど。あ、こっちの話だから気にしないでいいよ。それじゃ、そろそろ僕は帰ろうかな」
ガーベラさんをじっくり見てからなにかわかったような感じのそぶりを見せ、すぐに彼はこのギルドの出入り口まで進んだ。ドアの取っ手に手をかけると同時にこちらを振り向く。
「マスター、僕もここへ度々来てもいいかな? 楽しくていい人たちでいっぱいだ」
「あ? ああ、別に構わないぜ。な、みんな」
「イケメンだから私は賛成だよー」
「俺も酒飲み仲間が増えるのはいいと思うぜ」
「ありがとう……そうだ、今度会った時は僕のことは『ナイト』と呼んでくれ! じゃあね」
お酒飲み仲間が増えちゃった。
そして、なるほど、ナイトって名前なのね。ナイトさん……ね、口ぶりからして偽名っぽいけど、まあ呼び名ができただけでもいいでしょう。
森の中で出会ったあの人、だなんて呼びづらいからね。
「行っちゃいましたね」
「悪いことしたな……」
「……あの、ガーベラさん?」
「なに?」
少し呼んだだけなのに、ガーベラさんと私は目を合わせてしまった。ドキドキします。こ、これが付き合ってるということなのでしょうか。
「私、初めてのお付き合いなので至らないところとかあるかもしれません」
「俺だってそうだよ」
「そ、そうなんですか。意外……えっと、ふつつかものですが、末永くよろしくお願いします」
「こ、こちらこそ」
私の頬が熱くなっているのがわかる。どうしよう……今考えてみたら、私と彼の距離近すぎるし…。
か、彼女ってどんなんだっけ。
お父さんとお母さんを思い出せ……そうよ、確かこんなことしてたんじゃなかったっけ?
「あ、アイリス!?」
「お、お付き合いしてる人ってこ、ここ、こんなことするんじゃないんですか?」
私はガーベラさんの腕にしがみつく……いえ、抱きつくかな? とにかくくっついてみた。
男の人の匂いがする……ガーベラさんの場合、毎日よくお風呂に入ってるのがわかる、かすかな石鹸の匂いもするわね。
だめ、ちょっといきなりこれはやりすぎたかも。でもお付き合いしている人ってこんなことするものでしょう?
「があああべらああああああ!」
「うらやましすぎるぅぅぅんひいいいいい!」
「あ、あはは」
「間違ってましたかね、私?」
「いや……どうだろう」
間違っているかもしれないし、もう離れちゃおうか。
でも女の子以外の抱き心地も案外悪くないものなのね。ゴツゴツしててたくましいというか……いや、たくましさで言えば私のゴーレムの時の方が上なんだろうけど。
「どうしよう……お、お仕事終わりで、みんなに顔を見せに来ただけでしたから……こんなこと全く予想してなかったのですが」
「こっちも告白をするだなんて思ってなかったんだけどなぁ」
「慌てた感じでしたものね。……念のためにもう一度聞きますけど、私のこと好きなんですよね?」
「もちろん」
一切戸惑うことなく、もちろんという言葉ははっきりと言ってくれた。照れる。
な、なんにせよ、この人は私のどこを好きになってくれたのかな?
「あの……わ、私を好きになってくれたきっかけとかは……?」
「それは会ううちに、いつのまにか……だと思う。逆に聞いてもいいかな」
「ど、どうぞ」
「告白を受けてくれたってことは……多少なりとも、俺のことを気にしていてくれたってことでいいのかな? それとも、告白してきた相手にあの条件は必ず出すつもりだったとか?」
そうよ、私だって多分ガーベラさんのことが気になってたんだと思う。ガーベラさん以外の人が私に告白してきたとしたら……普通に断っていただろうし。
それとも友人だから抵抗がなかったのかしらね。どっちかもわからないわ。
「どうでしょう、でもガーベラさん以外なら断ってだと思います」
「聞いたか、みんな」
「なんにせよ、オレたちには未来はなかったってわけだ」
「でも俺たちさ、気がついてたんじゃないの? あの二人がいい仲になりそうだって予感はしてたでしょ」
「うむ、なぜかはわからんけどなー」
ガーベラさんはなんだか嬉しそうに頬を掻いた。
ああ、この人、本当に私のことが……。そっか、そうなのね。照れる。
周りもあんな冗談言ってるし、なおさらね。
「こ、これから私たちはどうすればいいでしょうか」
「つ、付き合うのだからデートの…予定とか組んだり…?」
「デートですか」
私の暇な時間っていつだろう。
あの二人が仕事に行く予定がなければ私はいつでも大丈夫なんだけど。
つまり、明日でもオーケーということ。
そしてついでに、ロモンちゃんとリンネちゃんにガーベラさんと付き合い始めたという報告もしなければならない。
そういえばあの二人、私とガーベラさんの仲をちょくちょく何か言ってきてたわね。うわぁ、なんて言われるかな。
「おい、デートつけてみようぜ」
「あんたらね、そんなことしたら二人から嫌われるよ」
「……気になるんだもんっ!」
「いい歳こいたおっさんがその言い方は流石にキモい」
「つ、つけられたりしないように、どこかでゆっくりと相談しようか」
「そ、そうですね」
とりあえず頭が飽和していて、適切な行動をとることができない。うーんと、とりあえず私はここにきて何分経った? そう、まだ30分程度しか経ってないじゃない。
私の…か、彼氏となったガーベラさんにどうするか相談してみましょうか、もう少しここにいるか、今日は一旦帰るか。
「どうしましょうか、あの……今日は」
「まだ、居てもいいんじゃないかな。解散になったら、少し話をしよう」
そういうことで話は決まった。まだ飲みたりないし(ジュースが)、その方がいいかもしれない。
その場にいるみんな、私たちが付き合い始めたことを、なんか悔しがってる人もいたけれど(多分カップルが羨ましいのでしょう)、基本的にお祝いの言葉を述べてくれた。
まだ夢なんじゃないかと思ってる。
とりあえず、宴会は楽しまないと。
#####
次の投稿は2/20です!
「どうなんだって、わかるだろ、アイリスちゃんとガーベラがお付き合いするんだよ」
私は負けを認めてしまった。
まさか負けるだなんて思ってなかった。でも、なんだかこれで良かったような気がする。
「……あ、あのガーベラさん!」
「うん?」
「わ、私たち、お付き合いするということでいいんですよね?」
「ああ、そうだよ」
人生(魔物生?)初めての彼氏……!
は、初めてと言っても私はなるべく付き合い始めた人とは最後まで一緒にいたいタイプだから、最初で最後かもしれないし。そういう理念を持ってるからこそ、戦って見極めようとしたわけだけど。
「やれやれ、僕をないがしろにしてまで勝ち取った恋人なんだから、大事にしなよ、君」
「あっ……! すいません、デートのお誘いの最中にないがしろにしてしまって!」
「あー……ごめんなさい」
「いや、いいよ謝らなくて。それになんだか君に譲った方が良かった気がするんだ。いや……まてよ」
私の首から離れ、隣に立っていたガーベラさんに、森で出会った彼はすごく近づいた。
というかどうやって間合いを詰めたのか全くわからない。ほぼ一瞬だったわね……やっぱり相当強いんでしょう。
「念のために聞くけど、君は槍使いだよね?」
「あ、ああ、うん……その通りだけど」
「ふーん……なるほどなるほど。あ、こっちの話だから気にしないでいいよ。それじゃ、そろそろ僕は帰ろうかな」
ガーベラさんをじっくり見てからなにかわかったような感じのそぶりを見せ、すぐに彼はこのギルドの出入り口まで進んだ。ドアの取っ手に手をかけると同時にこちらを振り向く。
「マスター、僕もここへ度々来てもいいかな? 楽しくていい人たちでいっぱいだ」
「あ? ああ、別に構わないぜ。な、みんな」
「イケメンだから私は賛成だよー」
「俺も酒飲み仲間が増えるのはいいと思うぜ」
「ありがとう……そうだ、今度会った時は僕のことは『ナイト』と呼んでくれ! じゃあね」
お酒飲み仲間が増えちゃった。
そして、なるほど、ナイトって名前なのね。ナイトさん……ね、口ぶりからして偽名っぽいけど、まあ呼び名ができただけでもいいでしょう。
森の中で出会ったあの人、だなんて呼びづらいからね。
「行っちゃいましたね」
「悪いことしたな……」
「……あの、ガーベラさん?」
「なに?」
少し呼んだだけなのに、ガーベラさんと私は目を合わせてしまった。ドキドキします。こ、これが付き合ってるということなのでしょうか。
「私、初めてのお付き合いなので至らないところとかあるかもしれません」
「俺だってそうだよ」
「そ、そうなんですか。意外……えっと、ふつつかものですが、末永くよろしくお願いします」
「こ、こちらこそ」
私の頬が熱くなっているのがわかる。どうしよう……今考えてみたら、私と彼の距離近すぎるし…。
か、彼女ってどんなんだっけ。
お父さんとお母さんを思い出せ……そうよ、確かこんなことしてたんじゃなかったっけ?
「あ、アイリス!?」
「お、お付き合いしてる人ってこ、ここ、こんなことするんじゃないんですか?」
私はガーベラさんの腕にしがみつく……いえ、抱きつくかな? とにかくくっついてみた。
男の人の匂いがする……ガーベラさんの場合、毎日よくお風呂に入ってるのがわかる、かすかな石鹸の匂いもするわね。
だめ、ちょっといきなりこれはやりすぎたかも。でもお付き合いしている人ってこんなことするものでしょう?
「があああべらああああああ!」
「うらやましすぎるぅぅぅんひいいいいい!」
「あ、あはは」
「間違ってましたかね、私?」
「いや……どうだろう」
間違っているかもしれないし、もう離れちゃおうか。
でも女の子以外の抱き心地も案外悪くないものなのね。ゴツゴツしててたくましいというか……いや、たくましさで言えば私のゴーレムの時の方が上なんだろうけど。
「どうしよう……お、お仕事終わりで、みんなに顔を見せに来ただけでしたから……こんなこと全く予想してなかったのですが」
「こっちも告白をするだなんて思ってなかったんだけどなぁ」
「慌てた感じでしたものね。……念のためにもう一度聞きますけど、私のこと好きなんですよね?」
「もちろん」
一切戸惑うことなく、もちろんという言葉ははっきりと言ってくれた。照れる。
な、なんにせよ、この人は私のどこを好きになってくれたのかな?
「あの……わ、私を好きになってくれたきっかけとかは……?」
「それは会ううちに、いつのまにか……だと思う。逆に聞いてもいいかな」
「ど、どうぞ」
「告白を受けてくれたってことは……多少なりとも、俺のことを気にしていてくれたってことでいいのかな? それとも、告白してきた相手にあの条件は必ず出すつもりだったとか?」
そうよ、私だって多分ガーベラさんのことが気になってたんだと思う。ガーベラさん以外の人が私に告白してきたとしたら……普通に断っていただろうし。
それとも友人だから抵抗がなかったのかしらね。どっちかもわからないわ。
「どうでしょう、でもガーベラさん以外なら断ってだと思います」
「聞いたか、みんな」
「なんにせよ、オレたちには未来はなかったってわけだ」
「でも俺たちさ、気がついてたんじゃないの? あの二人がいい仲になりそうだって予感はしてたでしょ」
「うむ、なぜかはわからんけどなー」
ガーベラさんはなんだか嬉しそうに頬を掻いた。
ああ、この人、本当に私のことが……。そっか、そうなのね。照れる。
周りもあんな冗談言ってるし、なおさらね。
「こ、これから私たちはどうすればいいでしょうか」
「つ、付き合うのだからデートの…予定とか組んだり…?」
「デートですか」
私の暇な時間っていつだろう。
あの二人が仕事に行く予定がなければ私はいつでも大丈夫なんだけど。
つまり、明日でもオーケーということ。
そしてついでに、ロモンちゃんとリンネちゃんにガーベラさんと付き合い始めたという報告もしなければならない。
そういえばあの二人、私とガーベラさんの仲をちょくちょく何か言ってきてたわね。うわぁ、なんて言われるかな。
「おい、デートつけてみようぜ」
「あんたらね、そんなことしたら二人から嫌われるよ」
「……気になるんだもんっ!」
「いい歳こいたおっさんがその言い方は流石にキモい」
「つ、つけられたりしないように、どこかでゆっくりと相談しようか」
「そ、そうですね」
とりあえず頭が飽和していて、適切な行動をとることができない。うーんと、とりあえず私はここにきて何分経った? そう、まだ30分程度しか経ってないじゃない。
私の…か、彼氏となったガーベラさんにどうするか相談してみましょうか、もう少しここにいるか、今日は一旦帰るか。
「どうしましょうか、あの……今日は」
「まだ、居てもいいんじゃないかな。解散になったら、少し話をしよう」
そういうことで話は決まった。まだ飲みたりないし(ジュースが)、その方がいいかもしれない。
その場にいるみんな、私たちが付き合い始めたことを、なんか悔しがってる人もいたけれど(多分カップルが羨ましいのでしょう)、基本的にお祝いの言葉を述べてくれた。
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