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ルリナはゴリ押しする
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「私、聖女のようです」
「はい!?」
「マーレットから教えてもらいましたよ」
さっそくニルに報告した。
ニルは戸惑った表情を浮かべていた。
どうしてなんだろう。私、なにか変なこと言っちゃったのかな……。
「な、なぜ自ら報告を?」
「この力でニルやツバキの役に立ちたいなぁと思ったからですよ。いつも助けられてばかりですし」
「あぁ……、そういうことか」
ニルの表情が微笑ましい感じになっていく。
意図が伝わって良かった。
さて、どんなことを願えば良いのかな。
「ルリナよ、せっかくだが私は今のままでかまわぬよ」
「はい?」
「もう私の願いは概ね半分は叶っている」
「そうですか……」
これではせっかくの力もニルの役にたてないかもしれない。
少しガッカリして肩を落とした。
「だが、気持ちは嬉しい。私は次期国王候補でもある。故に、その力で国のために役立ってくれれば私は喜ぶぞ」
「わかりました。ではこの力で、国の役にたつようにします」
「それは大変ありがたい。だが、決して無理はせぬように。そもそも私はすでに一つルリナに叶えてもらっているではないか。ナツメちゃんを救ってくれてありがとう」
「良かったです~!」
すぐに元気を取り戻した。
ナツメちゃんは小鳥だし体調面では気まぐれなこともあるだろう。
そして、私もナツメちゃんのことを溺愛し始めている。
聖なる力は、国のためと、コッソリとナツメちゃんの健康管理にも力を使えるようにしておこう。
「ところで、さっきの話で気になったところが」
「なんだ?」
「半分願いが叶ってると言っていましたけど、どんな願いが叶ったのですか?」
「そ……それはだな……」
ニルが恥ずかしそうに手で頬を掻いている。
こういうとき、さらに追求したくなってしまう。
嫌がっている感じはなさそうだし、聞いちゃおう。
「聞きたいですー」
「それはだな……。ルリナ……」
「はい」
「ルリナがここにいることだ」
「はい? どういうことです?」
ニルの説明が普段よりわかりずらい。
むしろなにを言っているのかよくわからないくらいだ。
私はさらに追求してしまった。
「ルリナと一緒にいれることが幸せだと思うようになったのだよ」
「それはありがとうございます。つまり、なにが叶ったのでしょう?」
「いや、正確に言えばまだ叶ってはいない」
「では叶えるように頑張らないと!」
「なにもわかっとらん……。この際ハッキリ言おう……。私はいつの間にかキミを愛してしまったのだよ」
「…………はひ!?」
言われた瞬間、今までの流れを考えたら理解してしまった。
同時に、なんてことを聞き出そうとしていたのだろうと思えば思うほど、私の頭から湯気が沸騰してしまうくらい熱くなってしまった気がする。
「ナツメちゃんを見つけてくれたときから気にはなっていた。しかも、ルリナはナツメちゃんだけでなく、動物全般が好きなこともよくわかった。私は生き物を大事にできる者と生涯を共に生きたいと望んでいるのだよ」
「つつつつつつつまり……!?」
「私の婚約者になってほしい……」
情けないことにニルにそう言われた瞬間、嬉しさと恥ずかしさとドキドキが最高潮になり、そのままバタンと気絶してしまった。
「はい!?」
「マーレットから教えてもらいましたよ」
さっそくニルに報告した。
ニルは戸惑った表情を浮かべていた。
どうしてなんだろう。私、なにか変なこと言っちゃったのかな……。
「な、なぜ自ら報告を?」
「この力でニルやツバキの役に立ちたいなぁと思ったからですよ。いつも助けられてばかりですし」
「あぁ……、そういうことか」
ニルの表情が微笑ましい感じになっていく。
意図が伝わって良かった。
さて、どんなことを願えば良いのかな。
「ルリナよ、せっかくだが私は今のままでかまわぬよ」
「はい?」
「もう私の願いは概ね半分は叶っている」
「そうですか……」
これではせっかくの力もニルの役にたてないかもしれない。
少しガッカリして肩を落とした。
「だが、気持ちは嬉しい。私は次期国王候補でもある。故に、その力で国のために役立ってくれれば私は喜ぶぞ」
「わかりました。ではこの力で、国の役にたつようにします」
「それは大変ありがたい。だが、決して無理はせぬように。そもそも私はすでに一つルリナに叶えてもらっているではないか。ナツメちゃんを救ってくれてありがとう」
「良かったです~!」
すぐに元気を取り戻した。
ナツメちゃんは小鳥だし体調面では気まぐれなこともあるだろう。
そして、私もナツメちゃんのことを溺愛し始めている。
聖なる力は、国のためと、コッソリとナツメちゃんの健康管理にも力を使えるようにしておこう。
「ところで、さっきの話で気になったところが」
「なんだ?」
「半分願いが叶ってると言っていましたけど、どんな願いが叶ったのですか?」
「そ……それはだな……」
ニルが恥ずかしそうに手で頬を掻いている。
こういうとき、さらに追求したくなってしまう。
嫌がっている感じはなさそうだし、聞いちゃおう。
「聞きたいですー」
「それはだな……。ルリナ……」
「はい」
「ルリナがここにいることだ」
「はい? どういうことです?」
ニルの説明が普段よりわかりずらい。
むしろなにを言っているのかよくわからないくらいだ。
私はさらに追求してしまった。
「ルリナと一緒にいれることが幸せだと思うようになったのだよ」
「それはありがとうございます。つまり、なにが叶ったのでしょう?」
「いや、正確に言えばまだ叶ってはいない」
「では叶えるように頑張らないと!」
「なにもわかっとらん……。この際ハッキリ言おう……。私はいつの間にかキミを愛してしまったのだよ」
「…………はひ!?」
言われた瞬間、今までの流れを考えたら理解してしまった。
同時に、なんてことを聞き出そうとしていたのだろうと思えば思うほど、私の頭から湯気が沸騰してしまうくらい熱くなってしまった気がする。
「ナツメちゃんを見つけてくれたときから気にはなっていた。しかも、ルリナはナツメちゃんだけでなく、動物全般が好きなこともよくわかった。私は生き物を大事にできる者と生涯を共に生きたいと望んでいるのだよ」
「つつつつつつつまり……!?」
「私の婚約者になってほしい……」
情けないことにニルにそう言われた瞬間、嬉しさと恥ずかしさとドキドキが最高潮になり、そのままバタンと気絶してしまった。
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