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実技の授業
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校庭にて。
実技の授業のため三十人ほどの生徒が整列していると、黒いローブを纏いウィザードハットを被った女性が歩み寄ってきてその前に立った。
やはり配達のとき会ったゾフィーだ。
エルンは一番小さいから一番前の隅っこにいて目立つはずなのにゾフィーは眼を合わせようとはしなかった。
なんだかすごく怒っているようにも見えた。
「私が君たちの実技の特別授業を担当するゾフィー・フォン・シーラッハだ」
彼女の第一声だ。
そこに整列する生徒がざわめいた。
やはり有名な魔法使いなのだとそこでエルンはわかった。
校庭の隅には三メートル四方の的が設えられている。鉄棒のような支柱に鎖でぶら下がっている的だ。試技場からの距離は約二十メートル。入学試験の時に使った的より大きなものだ。
「では、まず最初に君たちの基本的能力を見るために得意な攻撃魔法を順に試技してもらう。あの的に向かって発動すること。遠慮することはない。手加減したのであれば力が見えんでな。……ではそちらからだが、エルンスト・ラインハルト……は、いい。その次から始めろ」
その言葉に他の生徒はざわついた。
「チビだから特別扱いなんだ」と誰かが言った。
クスクスと笑いが起こった。
その次のケット・シーのパルケッタから始めることになった。
パルケッタは試技場に立つと身長ほどもある杖を取り出した。そして、攻撃魔法の呪文を詠唱をし、的めがけて放った。
閃光はきれいな直線を描いて的の中心を捉えた。
的は衝撃で大きく揺れた。
「へー、なかなかやるじゃん」とどこからともなく声。
今でも杖を使う人がいるんだとエルンは驚いた。
「では次」
列を作って順番に放っていく。
ほとんどの人は杖を使い短長様々な詠唱を行う。
これが基本なんだとエルンは初めて知った。でも……。
ゾフィーは一人一人の試技を見ると黒いノートに記録していく。
きれいな線を描いて的を撃つ者、外すもの。うまく発動できないもの。強力な閃光を放つ者、弱弱しい閃光を放つ者。様々だ。
「だいたいわかった。攻撃魔法の基本というのは……」というところで誰かがゾフィーの話を遮った。
「なぜ、エルンだけ試技をしないのですか」
「ん? ……私が必要ないと思ったからだ」
「実力は先生だけが見たいものではありません。僕らも見たいです」
笑いが起こった。
言ったのは十八歳のローマンだ。東部の有名貴族の次男で、既にクラスでグループを作り、リーダー格となった少年である。エルンがわずか十歳で合格したことに納得がいかないらしい。何かとちょっかいを出してくる。
ゾフィーはちょっと考えた。
「そうか、それもそうだな。刺激になるかもしれん。エルン、やってみるか?」
「……はい。先生がそう言うのであれば」
エルンは前に出ると試技場に立った。
そして構えると二十メートル先の的を狙った。
エルンが手を差し出した瞬間……
ドーーン!
衝撃音とともに的は支柱ごと吹き飛んだ。
「エルン、どんな修行をしてるの?」
放課後、アルが帰り支度をするエルンのところへやって来た。
「勉強はしてたけど、特に何も……」
——嘘だけど——
「エルンは杖を使わないんだね。どうして?」
「どうしてって……僕はみんなが杖を使うことに驚いたんだけど。だって、面倒じゃない。無くてもできるんだったら無い方がいいじゃない。杖を失くしたらどうするの?」
「杖は魔法使いの必須アイテムじゃない。集中できるし……」
「僕だったら、戦いのときに相手が杖を構えたら、その瞬間に吹っ飛ばすけどね。だから詠唱もやめた方がいいよ。だってそうでしょ。これから攻撃しますよって宣言してるようなものだもの。僕は相手の詠唱が終わるまで待ってないよ。アルもやめた方がいいよ」
「黙唱って簡単なことじゃないのよ」
「そうなの?」
「しかもエルンって、すっごく合理的よね?」
「合理的って?」
アルは何だかちぐはぐなエルンの顔を眺めていた。
すると、ローマンのグループがやってきてエルンを取り囲んだ。
「お前、ズルしただろ。変な魔法でも使ったんだろ」とローマンがエルンの頭を突きながら苦々しく言った。
「魔法なら使ってもいいんだよ。バカじゃないの」とアル。
「何だ、お前、エルンの弟子にでもなる気か」
「ローマンって最低だね。どこにでもこういう奴とその仲間がいるのよね。恥を知りなさい。有名貴族の名前が汚れるわよ」
アルの気の強さが露になった。
「僕帰るね。これから仕事があるから」
アルには悪いが、こういうのにはあまり関わりたくないし、敵視されるのも困る。
「仕事って、働いているのか。そんな貧乏人がよくこの学校に入れたな」とローマン。
その言葉にアルが即座に反応した。
「お金なんて払ってないよね。だって、エルンは特待生なんだよ。だからすべてタダなんだよ」
「うっそ……」
その場にいたクラスメイトの動作が一瞬止まってエルンを注目した。
「じゃあ、僕、帰るね。また明日」
エルンは注目の中、下校した。
ゾフィーが「あんなところへ行ってどうする」と言った意味が何となくわかった。
実技の授業のため三十人ほどの生徒が整列していると、黒いローブを纏いウィザードハットを被った女性が歩み寄ってきてその前に立った。
やはり配達のとき会ったゾフィーだ。
エルンは一番小さいから一番前の隅っこにいて目立つはずなのにゾフィーは眼を合わせようとはしなかった。
なんだかすごく怒っているようにも見えた。
「私が君たちの実技の特別授業を担当するゾフィー・フォン・シーラッハだ」
彼女の第一声だ。
そこに整列する生徒がざわめいた。
やはり有名な魔法使いなのだとそこでエルンはわかった。
校庭の隅には三メートル四方の的が設えられている。鉄棒のような支柱に鎖でぶら下がっている的だ。試技場からの距離は約二十メートル。入学試験の時に使った的より大きなものだ。
「では、まず最初に君たちの基本的能力を見るために得意な攻撃魔法を順に試技してもらう。あの的に向かって発動すること。遠慮することはない。手加減したのであれば力が見えんでな。……ではそちらからだが、エルンスト・ラインハルト……は、いい。その次から始めろ」
その言葉に他の生徒はざわついた。
「チビだから特別扱いなんだ」と誰かが言った。
クスクスと笑いが起こった。
その次のケット・シーのパルケッタから始めることになった。
パルケッタは試技場に立つと身長ほどもある杖を取り出した。そして、攻撃魔法の呪文を詠唱をし、的めがけて放った。
閃光はきれいな直線を描いて的の中心を捉えた。
的は衝撃で大きく揺れた。
「へー、なかなかやるじゃん」とどこからともなく声。
今でも杖を使う人がいるんだとエルンは驚いた。
「では次」
列を作って順番に放っていく。
ほとんどの人は杖を使い短長様々な詠唱を行う。
これが基本なんだとエルンは初めて知った。でも……。
ゾフィーは一人一人の試技を見ると黒いノートに記録していく。
きれいな線を描いて的を撃つ者、外すもの。うまく発動できないもの。強力な閃光を放つ者、弱弱しい閃光を放つ者。様々だ。
「だいたいわかった。攻撃魔法の基本というのは……」というところで誰かがゾフィーの話を遮った。
「なぜ、エルンだけ試技をしないのですか」
「ん? ……私が必要ないと思ったからだ」
「実力は先生だけが見たいものではありません。僕らも見たいです」
笑いが起こった。
言ったのは十八歳のローマンだ。東部の有名貴族の次男で、既にクラスでグループを作り、リーダー格となった少年である。エルンがわずか十歳で合格したことに納得がいかないらしい。何かとちょっかいを出してくる。
ゾフィーはちょっと考えた。
「そうか、それもそうだな。刺激になるかもしれん。エルン、やってみるか?」
「……はい。先生がそう言うのであれば」
エルンは前に出ると試技場に立った。
そして構えると二十メートル先の的を狙った。
エルンが手を差し出した瞬間……
ドーーン!
衝撃音とともに的は支柱ごと吹き飛んだ。
「エルン、どんな修行をしてるの?」
放課後、アルが帰り支度をするエルンのところへやって来た。
「勉強はしてたけど、特に何も……」
——嘘だけど——
「エルンは杖を使わないんだね。どうして?」
「どうしてって……僕はみんなが杖を使うことに驚いたんだけど。だって、面倒じゃない。無くてもできるんだったら無い方がいいじゃない。杖を失くしたらどうするの?」
「杖は魔法使いの必須アイテムじゃない。集中できるし……」
「僕だったら、戦いのときに相手が杖を構えたら、その瞬間に吹っ飛ばすけどね。だから詠唱もやめた方がいいよ。だってそうでしょ。これから攻撃しますよって宣言してるようなものだもの。僕は相手の詠唱が終わるまで待ってないよ。アルもやめた方がいいよ」
「黙唱って簡単なことじゃないのよ」
「そうなの?」
「しかもエルンって、すっごく合理的よね?」
「合理的って?」
アルは何だかちぐはぐなエルンの顔を眺めていた。
すると、ローマンのグループがやってきてエルンを取り囲んだ。
「お前、ズルしただろ。変な魔法でも使ったんだろ」とローマンがエルンの頭を突きながら苦々しく言った。
「魔法なら使ってもいいんだよ。バカじゃないの」とアル。
「何だ、お前、エルンの弟子にでもなる気か」
「ローマンって最低だね。どこにでもこういう奴とその仲間がいるのよね。恥を知りなさい。有名貴族の名前が汚れるわよ」
アルの気の強さが露になった。
「僕帰るね。これから仕事があるから」
アルには悪いが、こういうのにはあまり関わりたくないし、敵視されるのも困る。
「仕事って、働いているのか。そんな貧乏人がよくこの学校に入れたな」とローマン。
その言葉にアルが即座に反応した。
「お金なんて払ってないよね。だって、エルンは特待生なんだよ。だからすべてタダなんだよ」
「うっそ……」
その場にいたクラスメイトの動作が一瞬止まってエルンを注目した。
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