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詐欺師捕まる
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学校を終えて店に戻ると『CLOUSE』の札がドアにぶら下がっていた。
——そうか、今日は定休日だった——
開店から休みなしで店を開いてきて、少々疲れた感があったので、定休日を作ろうと提案したところ、ガルディになぜもっと早く提案しないんだと怒鳴られた。
そこで毎週水曜日を定休日にしたわけだ。
今日がその定休日一日目。
エルンはドアのカギを外すと店へ入った。休みとはいえ、仕事は山ほどある。
ふと見るとカウンターの上に手紙が置いてあった。何か書いてある。ガルディの筆跡だ。ガルディの字は先住民カルバニ族の字に似ているがよく見ると普通の字だ。だけど非常に読みづらい。
『ボルケノニイルカラコイ』
ボルケノとはガルディの行きつけの酒場だ。
おそらく、昨日は給料日だったから、みんなで飲んでいるから食事くらいおごるから来いというのだ。
めったにないことだ。よほど機嫌がいいらしい。行かない手はない。
ボルケノはこの店から歩いて十分ほどのところにある大きなバーである。
酒場は酒を飲むところだから客は大人ばかり。しかも荒くれ者ばかりで少々戸惑うところだ。
陽が沈みかけるころ、エルンはボルケノの入り口を入った。
そこはすでに別世界のような騒々しさだ。
笑い声、怒号、音楽、歌声……
「あら、かわいいお客さん。いらっしゃい」
猫耳のディアンドル姿のウエイトレスが満面の笑みで迎えてくれた。
「ガキの来るところじゃねえぞ」と酔った男が酒臭い息を吐きながらエルンへ顔を近づける。宵の口なのに、既にぐでんぐでんである。
「ただの待ち合わせです」とエルン。
「ほぉ~。こんなところでガキと待ち合わせるのは誰だ、出てこい!」と男は店中に聞こえるように叫んだ。
「ヴォルフガルド族のガルディさんです」
「ガガガ……ガルディさん、お客様です」
奥の方の一段高い席でガルディが手を振っている。
「エルン、こっちだ」
エルンは注目を浴びながらガルディのところまで行く。
ガルディは、「いいか、こいつがエルンだ。リンダ商会のオーナーだ。よく顔を覚えておけ。しかも攻撃魔法でレッドドラゴンを一発で吹き飛ばす魔法使いだ。将来は国を背負って立つ大魔法使いだ。丁重にもてなせ。怒らすと怖いぞ。大陸の果てまでふっ飛ばされるぞ」と皆に吹聴する。
——そんな話、どこから出たんだろう?——
ガルディも、もう完全に出来上がっている。
「どうしたエルン。浮かない顔だな」
「あまり目立つことは……」
「どうしてだ。宣伝した方がいいだろ。いずれは俺の給料を上げてもらわんといかんしな」
「はあ……そうですね」
ふと見ると、ガルディの隣に見知らぬ女がフードを被って申し訳なさそうに座っていた。
「その方はどなたですか」
「こいつか、こいつはゲルダだ」
「初めましてゲルダさん」
エルンが丁寧に挨拶をすると、
ガハハハハハハハハハハ……ガルディは大きな口を開けて笑った。
「何がおかしいんですかガルディさん」
「こいつ、お前とは初対面ではないぞ」
「そうですか? どこかでお会いしましたか」
「わからんか。先週の金曜日の夕方だ」とガルディ。
それを聞いてエルンははっと思い出した。
「詐欺師の……魔女さん」
「そうだ、こいつだ」
ダリアンドゥールの箒を売りに来たニセ魔法使いだ。
「でも、どうしてわかったんですか?」
「俺を誰だと思ってる。ヴォルフガルドのガルディ様だ。二百キロ離れていても、そいつの臭いで追い詰めることができる」
「そうでしたね。それで……」
「臭いをたどったのさ。そしたら、こいつ、三十五キロ西の街ケルンヴォルヌで呑気に酒を飲んでいやがった。魔法使いなんて嘘ばかりだ。ただの詐欺師だ。臭いでこいつを突き止めてとりあえず、ここまで引きずってきたわけだ。さてどうするエルン」
「暴力はいけませんが……」
「暴力なんて使ってねえよ」
「でも……」
ゲルダが顔を上げた。顔がはっきりと見えるとあの時の顔とは似ても似つかない顔になっていた。歯も何本か折れているようだ。
「俺が本気で暴力を振るえばミンチになってる。……そうだ、ハンバーグが食いたくなった。おい……」
ガルディーはウエイトレスを呼ぶと「ハンバーグ、特大な」と注文する。
「どうしましょう。まずはお金を返してもらわないと」
「金はもうないそうだ。借金を払ったらほとんどが消えたそうだ。最後の金で酒を飲んでいたというわけだ」
「じゃあ、保安局の方へ突き出すしかないですね」
すると女は不服そうな口調で言った。
「ちょっと待ってよ。あんたは納得して買い取ったんでしょ。私が無理に頼んだわけじゃないわよ。本物って言った覚えもないわよ」
それを言われると辛い。自分の能力を過信していた罰でもある。
「でも……」
「おいエルン、もっと図々しくなれ。こいつは最初から騙す目的で店に来ているんだ。魔法使いの恰好までして」
「そうですよね。そうだ。やっぱり九十五万デリラ返してもらいたいです」
「無いものはないのよ。騙される方が……」
ゲルダはそっぽを向いた。
「騙される方が悪いってことですか? そんなの間違ってます。騙す方が悪いに決まってます」
——無性にムカつくんですけど。やっぱりミンチにしてもらうおうかな——
「どうするエルン」
「ミンチ……いや、やっぱり保安局へ突き出しましょう」
「しかしな、賞金が掛かってるわけでもないし、突き出したところで一文の得にもならん」
「じゃあどうするんですか?」
「こいつを九十五万デリラ分、働かせるってのはどうだ」
「働いてくれますかね」
「働くの嫌いなんですけど」とゲルダ。
「俺が働かせてやる。俺から逃げられるわけねえんだから。働かなかったらミンチだ」
ゲルダは恐怖に引きつった。
その後、なぜかガルディとゲルダは意気投合し、ひどく盛り上がった。
やがて飲めや歌えの大騒ぎで、しまいには店中の客で大合唱だ。
日付が変わるころまでガルディに付き合わされ、ぐでんぐでんになったガルディと一緒に帰宅することとなった。ゲルダも一緒だ。
翌朝、ガルディはさすがに辛そうだった。
「一樽は飲むもんではないな。頭が痛い。エルン、この痛みヒーリングで何とかならんか?」
「ごめんなさい、ヒーリングは苦手なので……」
——そうか、今日は定休日だった——
開店から休みなしで店を開いてきて、少々疲れた感があったので、定休日を作ろうと提案したところ、ガルディになぜもっと早く提案しないんだと怒鳴られた。
そこで毎週水曜日を定休日にしたわけだ。
今日がその定休日一日目。
エルンはドアのカギを外すと店へ入った。休みとはいえ、仕事は山ほどある。
ふと見るとカウンターの上に手紙が置いてあった。何か書いてある。ガルディの筆跡だ。ガルディの字は先住民カルバニ族の字に似ているがよく見ると普通の字だ。だけど非常に読みづらい。
『ボルケノニイルカラコイ』
ボルケノとはガルディの行きつけの酒場だ。
おそらく、昨日は給料日だったから、みんなで飲んでいるから食事くらいおごるから来いというのだ。
めったにないことだ。よほど機嫌がいいらしい。行かない手はない。
ボルケノはこの店から歩いて十分ほどのところにある大きなバーである。
酒場は酒を飲むところだから客は大人ばかり。しかも荒くれ者ばかりで少々戸惑うところだ。
陽が沈みかけるころ、エルンはボルケノの入り口を入った。
そこはすでに別世界のような騒々しさだ。
笑い声、怒号、音楽、歌声……
「あら、かわいいお客さん。いらっしゃい」
猫耳のディアンドル姿のウエイトレスが満面の笑みで迎えてくれた。
「ガキの来るところじゃねえぞ」と酔った男が酒臭い息を吐きながらエルンへ顔を近づける。宵の口なのに、既にぐでんぐでんである。
「ただの待ち合わせです」とエルン。
「ほぉ~。こんなところでガキと待ち合わせるのは誰だ、出てこい!」と男は店中に聞こえるように叫んだ。
「ヴォルフガルド族のガルディさんです」
「ガガガ……ガルディさん、お客様です」
奥の方の一段高い席でガルディが手を振っている。
「エルン、こっちだ」
エルンは注目を浴びながらガルディのところまで行く。
ガルディは、「いいか、こいつがエルンだ。リンダ商会のオーナーだ。よく顔を覚えておけ。しかも攻撃魔法でレッドドラゴンを一発で吹き飛ばす魔法使いだ。将来は国を背負って立つ大魔法使いだ。丁重にもてなせ。怒らすと怖いぞ。大陸の果てまでふっ飛ばされるぞ」と皆に吹聴する。
——そんな話、どこから出たんだろう?——
ガルディも、もう完全に出来上がっている。
「どうしたエルン。浮かない顔だな」
「あまり目立つことは……」
「どうしてだ。宣伝した方がいいだろ。いずれは俺の給料を上げてもらわんといかんしな」
「はあ……そうですね」
ふと見ると、ガルディの隣に見知らぬ女がフードを被って申し訳なさそうに座っていた。
「その方はどなたですか」
「こいつか、こいつはゲルダだ」
「初めましてゲルダさん」
エルンが丁寧に挨拶をすると、
ガハハハハハハハハハハ……ガルディは大きな口を開けて笑った。
「何がおかしいんですかガルディさん」
「こいつ、お前とは初対面ではないぞ」
「そうですか? どこかでお会いしましたか」
「わからんか。先週の金曜日の夕方だ」とガルディ。
それを聞いてエルンははっと思い出した。
「詐欺師の……魔女さん」
「そうだ、こいつだ」
ダリアンドゥールの箒を売りに来たニセ魔法使いだ。
「でも、どうしてわかったんですか?」
「俺を誰だと思ってる。ヴォルフガルドのガルディ様だ。二百キロ離れていても、そいつの臭いで追い詰めることができる」
「そうでしたね。それで……」
「臭いをたどったのさ。そしたら、こいつ、三十五キロ西の街ケルンヴォルヌで呑気に酒を飲んでいやがった。魔法使いなんて嘘ばかりだ。ただの詐欺師だ。臭いでこいつを突き止めてとりあえず、ここまで引きずってきたわけだ。さてどうするエルン」
「暴力はいけませんが……」
「暴力なんて使ってねえよ」
「でも……」
ゲルダが顔を上げた。顔がはっきりと見えるとあの時の顔とは似ても似つかない顔になっていた。歯も何本か折れているようだ。
「俺が本気で暴力を振るえばミンチになってる。……そうだ、ハンバーグが食いたくなった。おい……」
ガルディーはウエイトレスを呼ぶと「ハンバーグ、特大な」と注文する。
「どうしましょう。まずはお金を返してもらわないと」
「金はもうないそうだ。借金を払ったらほとんどが消えたそうだ。最後の金で酒を飲んでいたというわけだ」
「じゃあ、保安局の方へ突き出すしかないですね」
すると女は不服そうな口調で言った。
「ちょっと待ってよ。あんたは納得して買い取ったんでしょ。私が無理に頼んだわけじゃないわよ。本物って言った覚えもないわよ」
それを言われると辛い。自分の能力を過信していた罰でもある。
「でも……」
「おいエルン、もっと図々しくなれ。こいつは最初から騙す目的で店に来ているんだ。魔法使いの恰好までして」
「そうですよね。そうだ。やっぱり九十五万デリラ返してもらいたいです」
「無いものはないのよ。騙される方が……」
ゲルダはそっぽを向いた。
「騙される方が悪いってことですか? そんなの間違ってます。騙す方が悪いに決まってます」
——無性にムカつくんですけど。やっぱりミンチにしてもらうおうかな——
「どうするエルン」
「ミンチ……いや、やっぱり保安局へ突き出しましょう」
「しかしな、賞金が掛かってるわけでもないし、突き出したところで一文の得にもならん」
「じゃあどうするんですか?」
「こいつを九十五万デリラ分、働かせるってのはどうだ」
「働いてくれますかね」
「働くの嫌いなんですけど」とゲルダ。
「俺が働かせてやる。俺から逃げられるわけねえんだから。働かなかったらミンチだ」
ゲルダは恐怖に引きつった。
その後、なぜかガルディとゲルダは意気投合し、ひどく盛り上がった。
やがて飲めや歌えの大騒ぎで、しまいには店中の客で大合唱だ。
日付が変わるころまでガルディに付き合わされ、ぐでんぐでんになったガルディと一緒に帰宅することとなった。ゲルダも一緒だ。
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