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不穏な動き
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学校の授業を終えて店に帰る途中、エルンは不穏な気配に気付いた。
誰かにつけられている。得体のしれない何者かだ。しかし、振り返るもその姿は見えない。
気のせいだろうかとしばらく歩くがやはり何かがつきまとう。
考えすぎだろうか。
気配を探るのは意外と得意なのだが、いかんせんはっきりしない。
一旦、店に戻り、ガルディの居眠りを確認して荷物を置くと、市場へ買い物に出かけた。やはり、そこでも同じ気配がつきまとう。店へ戻るときも……
もし、これが事実なら、既に行動を把握されていることになる。
何のために?
店に戻るとガルディは既に店を閉め、奥の部屋でゲルダとともに夕食を食っている最中だった。
既に二人ともお酒が入っている。
ゲルダはガルディの格好の酒飲み相手となっていた。もうべろべろ間近だ。
「お帰り。エルン。お前も飲むか?」
「いえ、僕は子供ですから、お酒はちょっと……」
「付き合い悪いな……ガハハハハハ」
エルンは浮かない顔でガルディを見た。
「どうしたエルン。顔色も悪いぞ」
「うん、ちょっと気になることがあって」
「何だ、言ってみろ。聞くだけなら聞いてやる」
エルンは椅子に掛けると今日あったことを話し始めた。
「……今日、学校から帰るときから、何者かにつけられているような気がしたんだ。市場からここへ帰るときも」
「そりゃ、つけられたってことだ。相手はどんな奴だ」
「それが、姿が見えないんだ。ただ気配だけなんだ」
「じゃあ、ペペ族だ」
ガルディは呆気なく指摘した。
「ペペ族?」
「そうだ。東の果ての山岳民族だ。農作物がほとんど採れず、牧畜もできないような乾燥した山の民でな、そんなところで発達したのは獲物の追尾だ。どこまでも追い詰めて仕留める。その特技を生かして尾行する。ある種の魔法を使う。魔法が得意なエルンでも簡単には撒けんぞ。特化している分、精密で高度だ」
「なぜペペ族が、僕を?」
「ペペ族はただ雇われているだけだ。いわば密偵だな。その背後にいる者が重要だ。尾行されてるだけならまだ安全だ。奴らは手出しはせん。取りあえず食え」
「では、その後に別の者が行動を起こすということ?」
「そういうことだ。ここは既に監視されている」
「どうすればいいの? 簡単に店を移すことはできないし……」
「相手の目的もわからないのに店を移してどうする。いや、場所を移しても同じだ。すぐに見つかる。たぶん、エルンに何らかの魔法が掛けられている」
「魔法が掛けられてる? どうしたら?」
「相手の出方を見るしかない。遅かれ早かれ何らかの行動に出るはずだ。できることは準備することだ。来ることがわかっていたら対処のしようがあるだろ。取りあえず食え」
ガルディの言うことは一つ一つ納得がいく。
「ペペ族を雇っているということは、次に動くのはキュリア族だ」
「キュリア族というのは?」
「こいつらはペペ族と密接に連携する部族だ。これらを一組と考えるのが自然だ。キュリア族は拉致、暗殺を生業とする部族だ。ドゥンケル・ラーベ(暗黒のカラス)とも呼ばれる」
「拉致、暗殺? どうして。どうして僕が……」
「そんなこと、俺に聞かれてもわからん」
「物騒な話ね。こういう仕事には多いのかね」とゲルダ。
「店とは関係ないよ。と思うけど……どうすればいいの、ガルディさん?」
エルンはガルディに懇願するように聞く。
「腹を括るしかない」
「そんな簡単に言わないで……」
エルンは涙声になった。
「まずは、食え。食ってから考えよう」
そんなこと言われては何も喉を通らない。
「奴らの目的は拉致か暗殺か、どちらかだ。確実に実行するためには綿密な計画を立てる。だから二、三日は大丈夫だ」
「たった二、三日?」
「作戦を立てるには十分だ。エルン、最近目立ったことをしたか」
「僕はしてないけど、きっと、ボルケノでガルディさんが……」
「ああ、あの時か……すまん。……あそこの客にペペ族の密偵が紛れ込んでいたかもしれん。バーというところは色々な情報が集まるところだ。密偵がいてもなんらおかしくはない」
「今、それを言われてもね」
「お前、そこで俺以外に誰かと接触したか?」
「接触? そういえばゲルダさんかな」
「ゲルダ、お前か」
「なによ。そんなことするわけないでしょ。一緒に生活してるのに」
「そうだな、意味ねえよな……たとえば、誰かに触れられたとか、何かを手渡されたとか、なんか心当たりはねえのか」
エルンはその時の状況を一つ一つ思い出そうとした。触れられたとか手渡されたという記憶はないが……。
「店を出るとき、誰かに背中を叩かれたような気がして振り返ったんだけど、誰もいなかった」
「私、見た。フードを被ったちっちゃな奴がエルンの後ろにいたわ」
ゲルダが思い出したように言う。
「今着ている服はその時の服か?」
「そうです。いつもの服です」
「ちょっと脱いで見せてみろ」
エルンは上着を脱いでガルディに手渡した。
ガルディはそれを舐めまわすようにして見た。
「この辺りだな、何か臭うぞ。魔力かもしれん。わかるか?」
今度はエルンが見てみると、そこからわずかな魔力を感じた。
「僕のとは異質な魔力を感じます」
「きっと、それを頼りにどこまででも追いかけてきたんだ。これからも追いかけてくる。だったら、それを逆手に取ればいい。そこまで分かれば、あとはエルンの頭で考えた方がよさそうだ」
「わかりました。でも、ガルディさん、すごいよ。そこまでわかるんだ」
「これくらい、何でもねえよ。早く飯食え。……で、ゲルダ、酒持ってこい」
ガルディは得意げに笑った。
誰かにつけられている。得体のしれない何者かだ。しかし、振り返るもその姿は見えない。
気のせいだろうかとしばらく歩くがやはり何かがつきまとう。
考えすぎだろうか。
気配を探るのは意外と得意なのだが、いかんせんはっきりしない。
一旦、店に戻り、ガルディの居眠りを確認して荷物を置くと、市場へ買い物に出かけた。やはり、そこでも同じ気配がつきまとう。店へ戻るときも……
もし、これが事実なら、既に行動を把握されていることになる。
何のために?
店に戻るとガルディは既に店を閉め、奥の部屋でゲルダとともに夕食を食っている最中だった。
既に二人ともお酒が入っている。
ゲルダはガルディの格好の酒飲み相手となっていた。もうべろべろ間近だ。
「お帰り。エルン。お前も飲むか?」
「いえ、僕は子供ですから、お酒はちょっと……」
「付き合い悪いな……ガハハハハハ」
エルンは浮かない顔でガルディを見た。
「どうしたエルン。顔色も悪いぞ」
「うん、ちょっと気になることがあって」
「何だ、言ってみろ。聞くだけなら聞いてやる」
エルンは椅子に掛けると今日あったことを話し始めた。
「……今日、学校から帰るときから、何者かにつけられているような気がしたんだ。市場からここへ帰るときも」
「そりゃ、つけられたってことだ。相手はどんな奴だ」
「それが、姿が見えないんだ。ただ気配だけなんだ」
「じゃあ、ペペ族だ」
ガルディは呆気なく指摘した。
「ペペ族?」
「そうだ。東の果ての山岳民族だ。農作物がほとんど採れず、牧畜もできないような乾燥した山の民でな、そんなところで発達したのは獲物の追尾だ。どこまでも追い詰めて仕留める。その特技を生かして尾行する。ある種の魔法を使う。魔法が得意なエルンでも簡単には撒けんぞ。特化している分、精密で高度だ」
「なぜペペ族が、僕を?」
「ペペ族はただ雇われているだけだ。いわば密偵だな。その背後にいる者が重要だ。尾行されてるだけならまだ安全だ。奴らは手出しはせん。取りあえず食え」
「では、その後に別の者が行動を起こすということ?」
「そういうことだ。ここは既に監視されている」
「どうすればいいの? 簡単に店を移すことはできないし……」
「相手の目的もわからないのに店を移してどうする。いや、場所を移しても同じだ。すぐに見つかる。たぶん、エルンに何らかの魔法が掛けられている」
「魔法が掛けられてる? どうしたら?」
「相手の出方を見るしかない。遅かれ早かれ何らかの行動に出るはずだ。できることは準備することだ。来ることがわかっていたら対処のしようがあるだろ。取りあえず食え」
ガルディの言うことは一つ一つ納得がいく。
「ペペ族を雇っているということは、次に動くのはキュリア族だ」
「キュリア族というのは?」
「こいつらはペペ族と密接に連携する部族だ。これらを一組と考えるのが自然だ。キュリア族は拉致、暗殺を生業とする部族だ。ドゥンケル・ラーベ(暗黒のカラス)とも呼ばれる」
「拉致、暗殺? どうして。どうして僕が……」
「そんなこと、俺に聞かれてもわからん」
「物騒な話ね。こういう仕事には多いのかね」とゲルダ。
「店とは関係ないよ。と思うけど……どうすればいいの、ガルディさん?」
エルンはガルディに懇願するように聞く。
「腹を括るしかない」
「そんな簡単に言わないで……」
エルンは涙声になった。
「まずは、食え。食ってから考えよう」
そんなこと言われては何も喉を通らない。
「奴らの目的は拉致か暗殺か、どちらかだ。確実に実行するためには綿密な計画を立てる。だから二、三日は大丈夫だ」
「たった二、三日?」
「作戦を立てるには十分だ。エルン、最近目立ったことをしたか」
「僕はしてないけど、きっと、ボルケノでガルディさんが……」
「ああ、あの時か……すまん。……あそこの客にペペ族の密偵が紛れ込んでいたかもしれん。バーというところは色々な情報が集まるところだ。密偵がいてもなんらおかしくはない」
「今、それを言われてもね」
「お前、そこで俺以外に誰かと接触したか?」
「接触? そういえばゲルダさんかな」
「ゲルダ、お前か」
「なによ。そんなことするわけないでしょ。一緒に生活してるのに」
「そうだな、意味ねえよな……たとえば、誰かに触れられたとか、何かを手渡されたとか、なんか心当たりはねえのか」
エルンはその時の状況を一つ一つ思い出そうとした。触れられたとか手渡されたという記憶はないが……。
「店を出るとき、誰かに背中を叩かれたような気がして振り返ったんだけど、誰もいなかった」
「私、見た。フードを被ったちっちゃな奴がエルンの後ろにいたわ」
ゲルダが思い出したように言う。
「今着ている服はその時の服か?」
「そうです。いつもの服です」
「ちょっと脱いで見せてみろ」
エルンは上着を脱いでガルディに手渡した。
ガルディはそれを舐めまわすようにして見た。
「この辺りだな、何か臭うぞ。魔力かもしれん。わかるか?」
今度はエルンが見てみると、そこからわずかな魔力を感じた。
「僕のとは異質な魔力を感じます」
「きっと、それを頼りにどこまででも追いかけてきたんだ。これからも追いかけてくる。だったら、それを逆手に取ればいい。そこまで分かれば、あとはエルンの頭で考えた方がよさそうだ」
「わかりました。でも、ガルディさん、すごいよ。そこまでわかるんだ」
「これくらい、何でもねえよ。早く飯食え。……で、ゲルダ、酒持ってこい」
ガルディは得意げに笑った。
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