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Ⅱ 黒い石のようなもの
2-6.
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ついにやってきた1年生最初のイベント、オリエンテーリング。一泊二日の〝人間力〟試し。今日は全員、堅苦しい制服のジャケットを脱ぎ捨て、ラフなエンジ色の訓練服に着替えている。
そんなことより。早朝から集合場所の演習場に、存在感いっぱいで待機している、〝これ〟。
「……でかいな。これが『獣車』か」
1-Aクラス30人を丸ごと乗せるという、見上げるほど大きい客車。しかしもっと目を奪われるのが、その前方で鎮座する、けん引の魔獣トライセラス。これがまた、相応にデカい。図鑑では知っていたが、実物は初めて。
「ケイ君、すっごい見てる。あ、トライセラスは平原の魔獣だから、山や森では見かけないもんね」
「そうなんだが、単純にむちゃくちゃカッコよくないかこれ。いやあ世界は広いな。平原へ魔獣見学に行きたいぐらいだ」
全身鎧のような皮膚に、頭には角がジャキッと伸びていて。かと思えばのんきにあくびしているギャップ萌え。男子女子問わず囲んでやいやいと盛り上がるのは必然かと。こいつにオリエンテーリングの場所、アルデンの森へと連れて行ってもらうなんて、ワクワクが止まらないじゃないか。
「よ~し全員、手荷物は荷台に入れたな。席は自由だが、なるべく酔いやすいやつを窓際にしてやってくれ。現地までは二時間足らずだ。おとなしくしているんだぞ」
アガ先生に促され、巨大客車へ乗り込んでいく。
順番待ちのところで、前の女子が何だが微妙にふらふらしている。ユスティだ。列が動き、前へ進もうとしたその時、急に崩れ落ちた。
「───っと。おい、大丈夫か」
「はっ、離せっ。触るなっ」
ユスティは咄嗟に抱きかかえた俺を力任せに振りほどき、ふらふらと立ち上がった。
「ユスティどうした!」
「何でもありません。少しふらついただけです。大げさにしないでください」
アガ先生の声掛けにきつく返すと、前の人間を押すようにして無理やり客車へと入っていく。
様子を後ろで見ていたミルマリが、ぷんすかと怒り始めた。
「ちょっと何よあの子! ケイもそのまま倒しておけばよかったのに」
「そんなこと言って。ミルマリだって、誰かが目の前で倒れたら支えるだろ」
「んまあ、それはそうだけど……それとこれは別なのっ」
やさしいのに、変なところで突っ張るなミルマリは。
しかし彼女……真っ青な顔をしていた。大事なイベントだし、無理を通すのはわからんでもないが。
調獣師なる御者の合図に、トライセラスは馬のごとく嘶き、客車を引き始める。併せて窓の外で動き出す景色に俺、もう釘付け。セルマの背中に乗って空を飛ぶのとはまた違う感動がある。
獣車は道幅の大きい街道に入ると、ぐんぐんと加速し始めた。
さっきはまったく気に留めなかったんだがこの客車、なんと車輪が無い。客車下部に備えられた風魔術の『魔装置』で浮揚する最新技術のおかげで、重量や振動など、まつわる負荷を全て軽減しているという。
「ふふっ。ケイったら、子供みたい」
「こんなデカいのがすいすいと道を走ってるんだぜ。興奮しないなんて嘘だぞ」
「僕もここまで大きな獣車に乗るのは初めてだから、気持ちはわかるよ」
隣にチャッポ、通路向かいにミルマリが座る。
俺の前に座っているアガ先生、乗り込むなりいきなり大いびきをかきながら寝てしまった。スキンヘッド後頭部を背もたれからはみ出させつつ。帰ったら中間試験だし、仕事が押しまくっているんだろう。大人は大変だ。
「なあなあ、お菓子食べへん? クッキーと飴ちゃんがあるで」
「おお、ありがとう」
ミルマリの隣、クッカがずいっと菓子箱を出してきた。宝石箱を開けたように、色とりどりで華やかな菓子が並ぶ。後ろの席からも手が伸び、みな嬉々として口に運ぶ。
何度か頂いているが、クッカの家『ティスリカ菓子店』のお菓子はどれも抜群にうまい。このシンプルなクッキーもとても香ばしく、噛むほどにナッツの風味が広がる。
「そう言えばクッカ、あの玄晶のペンダントは身に着けているのか」
「ああ、あれなあ。せっかく珍しいもんもらってなんやけど、なんかしっくりこーへんから、返そうかなと思ってんねん。力が湧くとかは『流気』でがんばってるし」
「ははっ。意外と人気が無いな、盛り上げようとしている側に反して」
チャッポが大講義室に持って来た時、不思議と誰も手に取って見ようとしなかった。唯一のラエルは検証しただけで、すぐに興味を失ってしまった。錬金術をやっているにもかかわらず、素材とさえも見なさなかったかのように。
俺の周りは今のところ、全員同じ感想だ。あくまで感覚的なことだとしても……とても大事なことで、何かヒントがある。そんな気がしてならない。
予告通り、おおよそ二時間ほどでアルデンの森へ到着。俺はアガ先生のスキンヘッドをぺちぺちと叩いた。
「先生、着いたみたいですよ。頑張って起きてください」
「ふんが?……───! ぬお、すまん。爆睡してしまった。よ~し全員、降りる準備に入れっ」
恥ずかしそうに取り繕う先生に、客車中からクスクスと笑い声が聞こえてくる。なかなかの愛されキャラだ。
客車を降りて背伸びをひとつ。雄大な岩山の麓、これから挑む森の端までを見渡す。2km四方ってところだろうか。野営一泊込みのオリエンテーリングにはちょうどいい広さだ。
「アガ先生~。みんなようこそ、アルデンの森へ」
「ああジォノ先生。先の現地入り、ご苦労様です」
ジォノ先生が赤毛をたなびかせながら走ってきた。そういえば彼女はうちのクラスの副担任。他にも数名いる。不測の事態にも備えるべき人員配置か。
「よ~し、まずは班分けから始める。今日まで伝えなかったのは、事前に打ち合わせをさせないためだ。それと、先輩たちに過去のオリエンテーリングを聞いたやつもいるだろうが、毎年かつ、クラスごとに概要が違う。残念だったな」
何人かから、えーとかマジかって声が聞こえる。当然と言えばそうだろう。だが事前に聞いた話では、単にマッピングして踏破するのではない〝仕掛け〟があちこちにあるらしい。
ふとアガ先生と目が合うなり、不敵にニヤリとされる。お前でもそうそう上手くはいかんぞ、とでも言いたげだ。
班分けの読み上げに従い、5人チームが6組形成された。班分けの色は青。
俺のメンバーは、ミルマリ、チャッポ、クッカ、グリオン。ほぼ毎日話す間柄で気心知れまくり。他のチームも、それなりに普段の仲を配慮されているように見える。
「やった~! 先生、気が利いてるっ。ケイ、よろしくねっ」
「いつものランチタイムメンバーだね」
「足を引っ張らんように、そこそこ頑張るわ」
「ふっ、キミの行動を丸一日見られる好機。楽しみだね」
わっと盛り上がる中、周りの数名が不服そうに俺たちを見た。
「いいなあミルマリたち、ケイと組めて」
「山育ちって、こういうのお手のものだろ。先生、ハンデくださいよ」
あれ。俺って思ったより評価が高いな。ちょっと嬉し───
「馬鹿馬鹿しい。このオリエンテーリングは体力よりも知恵と魔術が鍵なの。概要は違えど、今まで統計的に全てそうなっている。そんな人間をうらやましがるのは愚の骨頂」
ユスティだ。また流暢な毒吐きに、皆がしぃんと静まり返る。おいおい、個人攻撃で空気を悪くするなよ。しょうがないな。
「俺を使って、オリエンテーリングに挑む心構えを説いてくれたんだろ。ありがとう」
「ふんっ、〝できたフリ〟をして。気持ち悪い」
「……」
法の番人の家なのに、よくここまでねじ曲がったことが言えるな。俺だって正直、胸がまったく痛くない訳じゃない。じゃないが……こうするのがいいって。信じてるぞ、おとん。
続いて、珍しい羊皮紙の巻物が各班へと配られた。水濡れなどの破損対策か。先生の指示に従って開いてみると……たった一行、記号が並んでいるだけだった。
________________
[ ᛒ → ᚢ → □ → ᚦ → ᚠ → ᛉ ]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「え……何これ、謎かけ?」
「地図じゃない。どういうこと?」
時同じくして、全員がざわざわし始める。俺は自分の顔に笑みが出てくるのを感じた。
「いきなり挑戦を煽ってくるじゃないか。そうでなきゃな」
そんなことより。早朝から集合場所の演習場に、存在感いっぱいで待機している、〝これ〟。
「……でかいな。これが『獣車』か」
1-Aクラス30人を丸ごと乗せるという、見上げるほど大きい客車。しかしもっと目を奪われるのが、その前方で鎮座する、けん引の魔獣トライセラス。これがまた、相応にデカい。図鑑では知っていたが、実物は初めて。
「ケイ君、すっごい見てる。あ、トライセラスは平原の魔獣だから、山や森では見かけないもんね」
「そうなんだが、単純にむちゃくちゃカッコよくないかこれ。いやあ世界は広いな。平原へ魔獣見学に行きたいぐらいだ」
全身鎧のような皮膚に、頭には角がジャキッと伸びていて。かと思えばのんきにあくびしているギャップ萌え。男子女子問わず囲んでやいやいと盛り上がるのは必然かと。こいつにオリエンテーリングの場所、アルデンの森へと連れて行ってもらうなんて、ワクワクが止まらないじゃないか。
「よ~し全員、手荷物は荷台に入れたな。席は自由だが、なるべく酔いやすいやつを窓際にしてやってくれ。現地までは二時間足らずだ。おとなしくしているんだぞ」
アガ先生に促され、巨大客車へ乗り込んでいく。
順番待ちのところで、前の女子が何だが微妙にふらふらしている。ユスティだ。列が動き、前へ進もうとしたその時、急に崩れ落ちた。
「───っと。おい、大丈夫か」
「はっ、離せっ。触るなっ」
ユスティは咄嗟に抱きかかえた俺を力任せに振りほどき、ふらふらと立ち上がった。
「ユスティどうした!」
「何でもありません。少しふらついただけです。大げさにしないでください」
アガ先生の声掛けにきつく返すと、前の人間を押すようにして無理やり客車へと入っていく。
様子を後ろで見ていたミルマリが、ぷんすかと怒り始めた。
「ちょっと何よあの子! ケイもそのまま倒しておけばよかったのに」
「そんなこと言って。ミルマリだって、誰かが目の前で倒れたら支えるだろ」
「んまあ、それはそうだけど……それとこれは別なのっ」
やさしいのに、変なところで突っ張るなミルマリは。
しかし彼女……真っ青な顔をしていた。大事なイベントだし、無理を通すのはわからんでもないが。
調獣師なる御者の合図に、トライセラスは馬のごとく嘶き、客車を引き始める。併せて窓の外で動き出す景色に俺、もう釘付け。セルマの背中に乗って空を飛ぶのとはまた違う感動がある。
獣車は道幅の大きい街道に入ると、ぐんぐんと加速し始めた。
さっきはまったく気に留めなかったんだがこの客車、なんと車輪が無い。客車下部に備えられた風魔術の『魔装置』で浮揚する最新技術のおかげで、重量や振動など、まつわる負荷を全て軽減しているという。
「ふふっ。ケイったら、子供みたい」
「こんなデカいのがすいすいと道を走ってるんだぜ。興奮しないなんて嘘だぞ」
「僕もここまで大きな獣車に乗るのは初めてだから、気持ちはわかるよ」
隣にチャッポ、通路向かいにミルマリが座る。
俺の前に座っているアガ先生、乗り込むなりいきなり大いびきをかきながら寝てしまった。スキンヘッド後頭部を背もたれからはみ出させつつ。帰ったら中間試験だし、仕事が押しまくっているんだろう。大人は大変だ。
「なあなあ、お菓子食べへん? クッキーと飴ちゃんがあるで」
「おお、ありがとう」
ミルマリの隣、クッカがずいっと菓子箱を出してきた。宝石箱を開けたように、色とりどりで華やかな菓子が並ぶ。後ろの席からも手が伸び、みな嬉々として口に運ぶ。
何度か頂いているが、クッカの家『ティスリカ菓子店』のお菓子はどれも抜群にうまい。このシンプルなクッキーもとても香ばしく、噛むほどにナッツの風味が広がる。
「そう言えばクッカ、あの玄晶のペンダントは身に着けているのか」
「ああ、あれなあ。せっかく珍しいもんもらってなんやけど、なんかしっくりこーへんから、返そうかなと思ってんねん。力が湧くとかは『流気』でがんばってるし」
「ははっ。意外と人気が無いな、盛り上げようとしている側に反して」
チャッポが大講義室に持って来た時、不思議と誰も手に取って見ようとしなかった。唯一のラエルは検証しただけで、すぐに興味を失ってしまった。錬金術をやっているにもかかわらず、素材とさえも見なさなかったかのように。
俺の周りは今のところ、全員同じ感想だ。あくまで感覚的なことだとしても……とても大事なことで、何かヒントがある。そんな気がしてならない。
予告通り、おおよそ二時間ほどでアルデンの森へ到着。俺はアガ先生のスキンヘッドをぺちぺちと叩いた。
「先生、着いたみたいですよ。頑張って起きてください」
「ふんが?……───! ぬお、すまん。爆睡してしまった。よ~し全員、降りる準備に入れっ」
恥ずかしそうに取り繕う先生に、客車中からクスクスと笑い声が聞こえてくる。なかなかの愛されキャラだ。
客車を降りて背伸びをひとつ。雄大な岩山の麓、これから挑む森の端までを見渡す。2km四方ってところだろうか。野営一泊込みのオリエンテーリングにはちょうどいい広さだ。
「アガ先生~。みんなようこそ、アルデンの森へ」
「ああジォノ先生。先の現地入り、ご苦労様です」
ジォノ先生が赤毛をたなびかせながら走ってきた。そういえば彼女はうちのクラスの副担任。他にも数名いる。不測の事態にも備えるべき人員配置か。
「よ~し、まずは班分けから始める。今日まで伝えなかったのは、事前に打ち合わせをさせないためだ。それと、先輩たちに過去のオリエンテーリングを聞いたやつもいるだろうが、毎年かつ、クラスごとに概要が違う。残念だったな」
何人かから、えーとかマジかって声が聞こえる。当然と言えばそうだろう。だが事前に聞いた話では、単にマッピングして踏破するのではない〝仕掛け〟があちこちにあるらしい。
ふとアガ先生と目が合うなり、不敵にニヤリとされる。お前でもそうそう上手くはいかんぞ、とでも言いたげだ。
班分けの読み上げに従い、5人チームが6組形成された。班分けの色は青。
俺のメンバーは、ミルマリ、チャッポ、クッカ、グリオン。ほぼ毎日話す間柄で気心知れまくり。他のチームも、それなりに普段の仲を配慮されているように見える。
「やった~! 先生、気が利いてるっ。ケイ、よろしくねっ」
「いつものランチタイムメンバーだね」
「足を引っ張らんように、そこそこ頑張るわ」
「ふっ、キミの行動を丸一日見られる好機。楽しみだね」
わっと盛り上がる中、周りの数名が不服そうに俺たちを見た。
「いいなあミルマリたち、ケイと組めて」
「山育ちって、こういうのお手のものだろ。先生、ハンデくださいよ」
あれ。俺って思ったより評価が高いな。ちょっと嬉し───
「馬鹿馬鹿しい。このオリエンテーリングは体力よりも知恵と魔術が鍵なの。概要は違えど、今まで統計的に全てそうなっている。そんな人間をうらやましがるのは愚の骨頂」
ユスティだ。また流暢な毒吐きに、皆がしぃんと静まり返る。おいおい、個人攻撃で空気を悪くするなよ。しょうがないな。
「俺を使って、オリエンテーリングに挑む心構えを説いてくれたんだろ。ありがとう」
「ふんっ、〝できたフリ〟をして。気持ち悪い」
「……」
法の番人の家なのに、よくここまでねじ曲がったことが言えるな。俺だって正直、胸がまったく痛くない訳じゃない。じゃないが……こうするのがいいって。信じてるぞ、おとん。
続いて、珍しい羊皮紙の巻物が各班へと配られた。水濡れなどの破損対策か。先生の指示に従って開いてみると……たった一行、記号が並んでいるだけだった。
________________
[ ᛒ → ᚢ → □ → ᚦ → ᚠ → ᛉ ]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「え……何これ、謎かけ?」
「地図じゃない。どういうこと?」
時同じくして、全員がざわざわし始める。俺は自分の顔に笑みが出てくるのを感じた。
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