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④デビルの造った怪人が、街の人達を眠くさせて、堕落させていた。美少女仮面エスポワールも怪人にやられて、寝てばかりだ。
怪人が大きなレストランに出現した情報を聞きつけ、美少女仮面エスポワールプチットが対峙している。
「夢ある限り戦いましょう、美少女仮面エスポワールプチット参上」
後から、愉快な仲間達、いたずら3人組と健、美咲も駆けつけた。そこに、美少女仮面エスポワールの姿はなかった。
「美少女仮面エスポワールは、おねんねかな、ははは~」
「ちょっと遅刻ですわ、今から参ります」
「美少女仮面エスポワールプチット、エスポワールは、この怪人にやられて来たくても、眠くてこられないんだよ」
「美少女仮面エスポワールを呼びますわ、ノンレム睡眠ではなく、レム睡眠でしょう、寝過ぎですわ~プンプン」
「おい、ちっこいヒロイン、俺様の眠れ光線を浴びたら美少女仮面エスポワールが来ても、役にたたんぞ、お前も眠ってしまえ!」
プッシュ~
美少女仮面エスポワールプチットは、赤いマントでうちわのように扇いで身をまもったが、周りに飛散し、傘を回して今回も防いだ美咲以外の、いたずら3人組と健は寝てしまった。
「わたくしが自分の身を守るために、ごめんなさい」
「男は寝せておいて、女の子だけで怪人をやっつけましょう、美少女仮面エスポワールプチット」
「美咲さん、ありがとうございます。まずは、おばかさんな美少女仮面エスポワールを呼びます」
美少女仮面エスポワールは、バトンを出して、窓に向けて呪文を唱えた。そして、怪人にバトンを剣のようにして向かっていって戦っていると、美咲もスプレーをたくさん怪人にかけた。変化はない。
「おい、俺様に何をかけた?」
「ふふん、それは秘密です、私の家の病院には、いろんな薬があるから、後からのお楽しみ、べぇ~」
美咲が目に指をやって、ベェ~とやってる時に、美少女仮面エスポワールが眠そうに来た。
「夢見られる限り、みなさん眠りましょう、美少女仮面エスポワールも寝ます」
家で寝ていたら、美少女仮面エスポワールプチットから電撃を受け、銀の十字架が光って怪人の出現がわかった。
このまま寝たら、また、美少女仮面エスポワールプチットから、さらに、強い電撃がくるかもと思って、取り合えず美少女仮面エスポワールプチットと怪人が戦っている所にきたのだ。
「アッ、きましたわ、一緒に戦ってください」
「わたくしは、眠いですわ、美少女仮面エスポワールプチットにおまかせして、わたくしは、ここでドリームです」
「怪人にやられて、かなり、おばかになっていますわ」
「わっははは~、美少女仮面エスポワールは、もう、役にたたんぞ!」
美少女仮面エスポワールプチットは、レストランの奥に入ってバケツの中に氷水を入れて持ってきて、
「目をお覚ましてください」
美少女仮面エスポワールの顔にかけた。
「えっ、冷たい!」
美少女仮面エスポワールは、あまりにも冷たい水で目が覚め、水をかけられた時に口に水が入り、プゥ~と口をつぼめて噴水のように出した。
「かわいそうな方法ですけど目を冷ましましたわ」
美咲は氷水に入れた手を健の頬を挟んで、その冷たさで健は目が覚めた。
美少女仮面エスポワールプチットは、いたずら3人組にも、面白さもあって、冷たい氷水を顔にかえた。
「ひゃっけぇ~~」
「うひょひょひょ~~~」
「超冷てえ~~」
「ふふふ~起きましたか、みなさん」
3人は起きたが、その起こし方に怒っていた。
「冷たい氷水かけなくても優しく起こせ!美少女仮面エスポワールプチット!」
「はっははは~ちょっと、楽しんでしまいましたわ」
3人は顔を見合わせて、
「俺たち、もっと、眠いから寝る」
「子どもみたいにだだをこねないで、ご一緒に戦ってください」
「子どもだよ、俺たち、や~だ!寝たい!」
「子どもと言うより、幼児、赤ちゃんみたいですわ」
「何とでも言え、眠いんだ」
3人とも、美少女仮面エスポワールプチットの起こし方と、その後の生意気な言い方に素直になれず、濡れていない所へ行って寝始めた。
完全に冷水で目覚めた美少女仮面エスポワールがプチットをなだめて、寝ている3人組の所へ行って片膝立てて話した。
「眠いのはわたくしも良くわかります。だから、美少女仮面エスポワールプチットと健君、美咲さんで怪人をやっつけて、その後にみんなを家まで送るので寝ていてください、この美少女仮面エスポワールにお任せください」
優しい美少女仮面エスポワールの言葉に目を開けた。さらに、3人とも、大きく目を開いた。
3人の目の近くに、美少女仮面エスポワールの足の内腿と、その付け根に白い小さな三角形、匂いまで嗅げそうな近い所に見える。
3人は大好きな美少女仮面エスポワールの真っ白いアンダースコートに興奮して身を起こした。
「あぁ~一緒に戦います、美少女仮面エスポワール」
美少女仮面エスポワールは、どうして急に起きたのかわからなかったが、一緒に戦うことになった。
美咲が、また、面白い提案をしてきた。
「ここはレストラン、お手拭きがいっぱいあるわ、だから、怪人が眠らせようと口から出したら、みんなで口の中におしぼりを詰め込むの、そして、出そうとしていた物を怪人が自分で吸い込んで眠ったら、美少女仮面エスポワールとプチット、最後にやっつけて」
「怪人が口をずっと開けているはずないから、無理だよ」
「大丈夫、ねえ、怪人さん、さっき、スプレーかけたわよね」
怪人は、人間のしていることがコミカルなので、じっと様子を見ていたが、攻撃態勢に入った。
「あのスプレーがなんだと言うんだ、何も起こらないぞ!」
「みんなを眠らせようと口を開いたら、その口が閉じられなくなり、動くこともできなくなる恐ろしい薬よ」
みんながおしぼりを持って怪人を囲んだ。「さあ、怪人さん、嘘だと思うなら口を開けて私たちを眠らせてみなさい!」
怪人は、口をパクパクさせて、
「何とも、ないぞ、怪人さんが口から吹き出さないと、効果がでないの、さあ、吹き出さないと、ここにいるみんなで殴る、蹴る、そして、このナイフとフォークで怪人料理にしちゃうわよ!」
美咲は、怪人のすぐ目の前に出した。怪人は、目に突き刺されれる恐怖から、口を開けて吹き出そうとした時、美咲が、
「閉じれない!その口は空いたまま!!」 怪人の目の前にナイフを見せ、大声で言った。
怪人は、口を空けたままだ。
他の者は、レストランにあるお手拭きを怪人の口に詰め込んだ。
「ぅう~ぅ~ぅぅぅぅ・・・・・・・」
怪人は、バタリと倒れて寝てしまった。
「エスポワールエレガントフラッシュ」
怪人の魂は善人となって消えていった。
窓の外には、写真部の文也と流星がいた。きっと、この一部始終を写真に収めたのだろう。
「美咲さんのお薬すごいですわ」
「プチットも美咲さんのお薬作戦、すごいとおもいますわ」
委員長の健や3人組も感心する中、美咲から驚きの言葉が発せられた。
「ふふ~怪人にかけたのは、口を閉じられなくする薬ではなく、ただの水です、口が閉じられないと言えば怪人さんも信じてくれると思って」
「えええ~、もし、怪人に気付かれて吹きかけられたら」
「そう、全員、今頃眠っていたかも」
「美咲お姉ちゃん、俺たちも騙すなんて酷い」 美咲は手を腰に当てて一歩前に出た。
「敵を騙すには、まず、味方からって言うでしょ、みんなが本当に怪人が反撃できないとおもったから、あんなに近づいて余裕でやったでしょ、だから、これで、いいの」
みんなは、美咲の作戦にほっこりしてしまった。寝ていた人たちも起きて、解決したのである。でも、氷水をかけた美少女仮面エスポワールプチットを3人組は許していなかった。
怪人が大きなレストランに出現した情報を聞きつけ、美少女仮面エスポワールプチットが対峙している。
「夢ある限り戦いましょう、美少女仮面エスポワールプチット参上」
後から、愉快な仲間達、いたずら3人組と健、美咲も駆けつけた。そこに、美少女仮面エスポワールの姿はなかった。
「美少女仮面エスポワールは、おねんねかな、ははは~」
「ちょっと遅刻ですわ、今から参ります」
「美少女仮面エスポワールプチット、エスポワールは、この怪人にやられて来たくても、眠くてこられないんだよ」
「美少女仮面エスポワールを呼びますわ、ノンレム睡眠ではなく、レム睡眠でしょう、寝過ぎですわ~プンプン」
「おい、ちっこいヒロイン、俺様の眠れ光線を浴びたら美少女仮面エスポワールが来ても、役にたたんぞ、お前も眠ってしまえ!」
プッシュ~
美少女仮面エスポワールプチットは、赤いマントでうちわのように扇いで身をまもったが、周りに飛散し、傘を回して今回も防いだ美咲以外の、いたずら3人組と健は寝てしまった。
「わたくしが自分の身を守るために、ごめんなさい」
「男は寝せておいて、女の子だけで怪人をやっつけましょう、美少女仮面エスポワールプチット」
「美咲さん、ありがとうございます。まずは、おばかさんな美少女仮面エスポワールを呼びます」
美少女仮面エスポワールは、バトンを出して、窓に向けて呪文を唱えた。そして、怪人にバトンを剣のようにして向かっていって戦っていると、美咲もスプレーをたくさん怪人にかけた。変化はない。
「おい、俺様に何をかけた?」
「ふふん、それは秘密です、私の家の病院には、いろんな薬があるから、後からのお楽しみ、べぇ~」
美咲が目に指をやって、ベェ~とやってる時に、美少女仮面エスポワールが眠そうに来た。
「夢見られる限り、みなさん眠りましょう、美少女仮面エスポワールも寝ます」
家で寝ていたら、美少女仮面エスポワールプチットから電撃を受け、銀の十字架が光って怪人の出現がわかった。
このまま寝たら、また、美少女仮面エスポワールプチットから、さらに、強い電撃がくるかもと思って、取り合えず美少女仮面エスポワールプチットと怪人が戦っている所にきたのだ。
「アッ、きましたわ、一緒に戦ってください」
「わたくしは、眠いですわ、美少女仮面エスポワールプチットにおまかせして、わたくしは、ここでドリームです」
「怪人にやられて、かなり、おばかになっていますわ」
「わっははは~、美少女仮面エスポワールは、もう、役にたたんぞ!」
美少女仮面エスポワールプチットは、レストランの奥に入ってバケツの中に氷水を入れて持ってきて、
「目をお覚ましてください」
美少女仮面エスポワールの顔にかけた。
「えっ、冷たい!」
美少女仮面エスポワールは、あまりにも冷たい水で目が覚め、水をかけられた時に口に水が入り、プゥ~と口をつぼめて噴水のように出した。
「かわいそうな方法ですけど目を冷ましましたわ」
美咲は氷水に入れた手を健の頬を挟んで、その冷たさで健は目が覚めた。
美少女仮面エスポワールプチットは、いたずら3人組にも、面白さもあって、冷たい氷水を顔にかえた。
「ひゃっけぇ~~」
「うひょひょひょ~~~」
「超冷てえ~~」
「ふふふ~起きましたか、みなさん」
3人は起きたが、その起こし方に怒っていた。
「冷たい氷水かけなくても優しく起こせ!美少女仮面エスポワールプチット!」
「はっははは~ちょっと、楽しんでしまいましたわ」
3人は顔を見合わせて、
「俺たち、もっと、眠いから寝る」
「子どもみたいにだだをこねないで、ご一緒に戦ってください」
「子どもだよ、俺たち、や~だ!寝たい!」
「子どもと言うより、幼児、赤ちゃんみたいですわ」
「何とでも言え、眠いんだ」
3人とも、美少女仮面エスポワールプチットの起こし方と、その後の生意気な言い方に素直になれず、濡れていない所へ行って寝始めた。
完全に冷水で目覚めた美少女仮面エスポワールがプチットをなだめて、寝ている3人組の所へ行って片膝立てて話した。
「眠いのはわたくしも良くわかります。だから、美少女仮面エスポワールプチットと健君、美咲さんで怪人をやっつけて、その後にみんなを家まで送るので寝ていてください、この美少女仮面エスポワールにお任せください」
優しい美少女仮面エスポワールの言葉に目を開けた。さらに、3人とも、大きく目を開いた。
3人の目の近くに、美少女仮面エスポワールの足の内腿と、その付け根に白い小さな三角形、匂いまで嗅げそうな近い所に見える。
3人は大好きな美少女仮面エスポワールの真っ白いアンダースコートに興奮して身を起こした。
「あぁ~一緒に戦います、美少女仮面エスポワール」
美少女仮面エスポワールは、どうして急に起きたのかわからなかったが、一緒に戦うことになった。
美咲が、また、面白い提案をしてきた。
「ここはレストラン、お手拭きがいっぱいあるわ、だから、怪人が眠らせようと口から出したら、みんなで口の中におしぼりを詰め込むの、そして、出そうとしていた物を怪人が自分で吸い込んで眠ったら、美少女仮面エスポワールとプチット、最後にやっつけて」
「怪人が口をずっと開けているはずないから、無理だよ」
「大丈夫、ねえ、怪人さん、さっき、スプレーかけたわよね」
怪人は、人間のしていることがコミカルなので、じっと様子を見ていたが、攻撃態勢に入った。
「あのスプレーがなんだと言うんだ、何も起こらないぞ!」
「みんなを眠らせようと口を開いたら、その口が閉じられなくなり、動くこともできなくなる恐ろしい薬よ」
みんながおしぼりを持って怪人を囲んだ。「さあ、怪人さん、嘘だと思うなら口を開けて私たちを眠らせてみなさい!」
怪人は、口をパクパクさせて、
「何とも、ないぞ、怪人さんが口から吹き出さないと、効果がでないの、さあ、吹き出さないと、ここにいるみんなで殴る、蹴る、そして、このナイフとフォークで怪人料理にしちゃうわよ!」
美咲は、怪人のすぐ目の前に出した。怪人は、目に突き刺されれる恐怖から、口を開けて吹き出そうとした時、美咲が、
「閉じれない!その口は空いたまま!!」 怪人の目の前にナイフを見せ、大声で言った。
怪人は、口を空けたままだ。
他の者は、レストランにあるお手拭きを怪人の口に詰め込んだ。
「ぅう~ぅ~ぅぅぅぅ・・・・・・・」
怪人は、バタリと倒れて寝てしまった。
「エスポワールエレガントフラッシュ」
怪人の魂は善人となって消えていった。
窓の外には、写真部の文也と流星がいた。きっと、この一部始終を写真に収めたのだろう。
「美咲さんのお薬すごいですわ」
「プチットも美咲さんのお薬作戦、すごいとおもいますわ」
委員長の健や3人組も感心する中、美咲から驚きの言葉が発せられた。
「ふふ~怪人にかけたのは、口を閉じられなくする薬ではなく、ただの水です、口が閉じられないと言えば怪人さんも信じてくれると思って」
「えええ~、もし、怪人に気付かれて吹きかけられたら」
「そう、全員、今頃眠っていたかも」
「美咲お姉ちゃん、俺たちも騙すなんて酷い」 美咲は手を腰に当てて一歩前に出た。
「敵を騙すには、まず、味方からって言うでしょ、みんなが本当に怪人が反撃できないとおもったから、あんなに近づいて余裕でやったでしょ、だから、これで、いいの」
みんなは、美咲の作戦にほっこりしてしまった。寝ていた人たちも起きて、解決したのである。でも、氷水をかけた美少女仮面エスポワールプチットを3人組は許していなかった。
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