美少女仮面とその愉快な仲間たち(一般作)

ヒロイン小説研究所

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13 美少女仮面エスポワールの正体を探れ ①

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13 美少女仮面エスポワールの正体を探れ

①美少女仮面エスポワールプチットが大ピンチになっていた頃、美少女仮面エスポワールは銀行強盗と対峙していた。
「夢ある限り戦いましょう、美少女仮面エスポワール参上!」
「出たなコスプレ女、おい、やっちまえ!」
 ピストルで美少女仮面エスポワールを打ってきたが、白いマントの裾を手に持って身を隠し、すべて跳ね返した。
「こんな身なりをしていても所詮は女だ、思い知らせてやる!」
 手にナイフを持って美少女仮面エスポワールに向かってきたが、魔法のステッキで蹴散らし、全気絶させた。
「逮捕されたら、牢屋で反省をするのです、それでは、ごきげんよう~」
 美少女仮面エスポワールは変身を解いて白鳥希望になり、自宅に帰った。
 
 ピンポ~ン ピンポ~ン

 美聖女仮面デビルワールである大木先生が洗脳した写真部の文也と流星を連れてやってきた。子ども科学者からもらった便利な道具をカバンに入れてやってきたのだ。
 AIロボットが危険を感じ、希望に出ないように話したが、 大木先生は、さっそく便利グッズで鍵を勝手に開けて入ってきた。
「大木先生、文也君に流星君、どうしたんですか?」
「聞きたいことがあるから家庭訪問に来たよ」
「鍵を開けないのに入ってくるなんて・・・家庭訪問じゃなくて勝手訪問じゃないですか」
 希望は帰らせようと三人を押したが、勝手に上がりこんでしまった。
「本当に、何のごようですか」
「新聞部で美少女仮面エスポワールの独占インタビューをして記事にするそうなんだ、そこで、希望が美少女仮面エスポワールのことを知っているんじゃないかと思ってね、いや、希望が美少女仮面エスポワールかも」
 希望はドキドキハラハラしながら否定した。
「もう、疑いは晴れたはずでは・・」
「ちょっと、調べさせてもらうよ」
 AIロボットが美咲へテレパシーで、大木先生のカバンに入っている物は調査器具などで危険であることを知らせた。美咲がカバンを見ると大木先生が何か道具を取り出した。
「ちょっと、失礼」
 大木先生は、AIロボットのスイッチを切る所を探し出し、停止させた。
「いったい・・・何を・・するんですか?」
「だから、言っただろう、新聞部の美少女仮面エスポワール独占インタビューに協力してもらうって!」
 美咲は部屋から抜け出そうと走りだしたが、洗脳されている文也と流星に捕まってしまった。そして、縄で縛り上げられてしまった。
「さあ、部屋を調べて、美少女仮面エスポワールの正体を暴くとしよう」
 大木先生は、美聖女仮面デビルワールに変身した。
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