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第24話 どちらが無能か? ★リオ SIDE
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「ん?お邪魔でしたかな?先客がいらっしゃるとは知らず、失礼しました。伯爵殿と伯爵の姪御のお嬢さん」
「魔道師団の団長様!この女が私に怪我をさせたのです!」
「何と!どれどれ、私に見せてください。……んー?これは岩でも殴ったのですか?拳が潰れてますなぁ。これは相手が、ではなく、貴方が何かを殴った事で負った怪我でしょう?攻撃魔法を使ったのであれば、火なら火傷してタダレますし、風なら刃物のような傷が残ります。上位の闇なら触れずに攻撃出来ますが、内側から破壊するので木っ端微塵で跡形も無いでしょうしね?」
デューク様が何やら物騒な物言いで攻撃魔法について説明をしている。さすが魔導師団の団長様ね。
「ですが!見えない壁に当たったのです!」
「壁に当たったのですか?いやいや、それって貴方が彼女に殴り掛かったと状況的に言ってますよね。壁は……殿下が彼女を守るために結界でも張ってたのでは?」
「は?そんな馬鹿な。こんな女なんぞに魔力の消費が高い防御結界を張るなんてあり得ないでしょう!」
「……それは僕を馬鹿にしてるのかな?」
カミルの頬がヒクヒクしている。かなり怒ってるようだ。でも分かってたわよね?結界の事。私では無理だと結論付けて、カミルが張った事にしたのかしら?微妙に論点が変わってきた気もするのだけど?
「で、殿下を馬鹿になどしておりません!その女を……」
「同じ事でしょう。殿下は彼女を心から愛していらっしゃるのです。結界を張るぐらいゾッコンなのです」
デューク様が恥ずかしくなるようなセリフをサラッと言って退けたわ。ダメージ受けてるの、私だけじゃない?
「ですから!殿下はその女に騙されてると言っているのです!」
あ、論点が戻ったわ。一応、筋が通っているように見えるんだけど、雑過ぎではないかしら?どうしても私を悪女と言うか、悪者にしたい理由でもあるのでしょうね?
「伯爵、先程から聞いていれば勝手な事を言ってくれているようだが、リオの何が気に入らないんだ?リオはまだこの世界に来て間も無く、やっと少し落ち着いたところだぞ?」
「その割には、男にだらしなく、欲しい物を手に入れるには手段は選ばないと聞いておりますぞ!」
「……証拠はあるのか?」
カミルの声がグッと低くなり、空気が重苦しく感じる。目の前の男は真っ青になり、ガタガタ震え始めた。
「リオはこちらに来てから、一歩も城を出ていない。行動範囲と言えば、リオの私室、ここ執務室とデュークの所ぐらいだ。リオの行動は僕と補佐官、そして影が監視しているから真相はすぐに分かるだろう。嘘なら処刑モノだぞ?密告したという人物もな」
「そ、そんな!横暴ではありませんか!?学園にも行かず、毎日遊んで暮らしていると聞きましたぞ!?」
「はぁ……、お前は事実を確認してから来たのか?」
「勿論です!」
「では、証拠は?」
「証拠は証言です!」
「その証言する人物は?」
「もう、止めてください!!!」
大きな声にビクッと身体が震える。声のする方向を見ると、あの失礼な女性がワナワナしていた。
「カミル殿下、何故そのような無能な女を婚約者のままにしておかれるのですか?!そんな女より、わたくしの方が優れておりますわ!わたくしなら、殿下のお役に立てます!」
「要らぬ。そのように人の悪口を軽々しく口にする事の出来る女を我が妃になど出来ぬ」
目を細めて女を睨みつつ私の腰を抱き、額にキスを落として抱き締める。
「それにお前達はリオが無能だと言うが、デュルギス王国の歴史書を全巻暗記しているリオを無能とは……その目は節穴なのでは無いか?」
「「えっ?」」
「リオを調べたなら知ってるだろう?礼儀作法も王国の歴史も魔法理論も、全て満点でクリアしたと家庭教師から報告も受けている。家庭教師すら買収したと言うのであれば、お前がリオに問題を出して見れば良い。まぁ、試験内容を考えたのも、試験中の見張りも、採点したのも宰相なのだが、ね?」
「そ、そんな馬鹿な!宰相殿の試験で満点?それが本当なら、この女はデュルギス王国の才女となってしまうではないか!」
「はぁ……、リオは賢いとさっきから言っているだろう。デューク。後は任せる……」
「殿下、丸投げしないでくださいよ……この際、怪我をリオ殿に治して貰えば良いのでは?リオ殿!良いですか?いつもよりゆ~っくりと、我々に『見えるように』回復魔法をかけて上げて貰えますか?」
「えぇ、構わないけど……」
「そこまで言うなら、任せてみましよう」
上から目線で嫌々ながらに男が私の前に怪我した方の手を差し出す。
デューク様は、ゆっくりと見えるように回復魔法をかけろと仰ったわね。大気魔力を集める所から見せろって事なのかしら?本来、回復魔法は唱えるだけだものね。
デューク様の言わんとする事を理解し、ゆっくりと両手を揃えて上に向け、大気魔力を溜めて見せた。
「「えぇっ!!」」
そして男の手に回復魔法をかけると、キラキラと輝いた白い光が男の手を包む。光が消える頃には骨折は治り、傷は跡形も無く消えていた。
「た、大気中の魔力をあんなに早く集められるだと?!それも、無詠唱で?!……あ、あり得ない!」
「いや、今、目の前で見たよね?魔法はデュークが基礎から教えている。初級の『ヒール』が使えるのは当たり前だろう?」
「し、しかし……他の召喚者様達は、全く扱えないと聞き及んでおりましたが……」
「何だって?他の2人は学園へ通っているのだろう?」
「はい。ですから、学園にすら通っていないこちらの召喚者様は何も出来ないと噂になっておりまして……」
「「はぁ………………」」
カミルとデューク様は深いため息を吐き、頭を抱える。
「伯爵。リオは有能過ぎる故、学園に通う必要性を感じなかったから手元に置いて学ばせているのだ。この国の勉強も、魔法の練習も、全て予定通り、完璧に進んでいる。王子妃教育すら終盤だぞ?」
「は、はい……大変失礼致しました。私が噂に踊らされていたようですな……」
「分かってくれたようで良かったよ。伯爵も、そちらの令嬢も、納得して貰えたと言う事でよろしいかな?」
失礼な態度を取っていた女性は、悔しそうな表情で頷き執務室を退出しようとした。
「待ちなさい。リオに失礼な態度を取った事はまだ許していない」
「で、殿下!この子は殿下のためを思って……」
「そうだったとしても、許される事では無い。リオは私の正式な婚約者だ。他にもこのような者が現れないとも限らないからな。厳しく罰するべきだろう」
「そ、そんな!酷いわ!私は何も悪く無い!」
取り乱す令嬢を、必死に抑え、宥める伯爵。カミルは処罰する気でいるみたいね。正直、私は気にしていないのよね。
「取り敢えず、2人とも謹慎を言い渡す。大人しく屋敷に戻って沙汰を待つように」
「お待ちください、殿下」
つい口を挟んでしまった。私には特に実害が無かったのだから、そこまでしなくても良いと思うのだが。
「リオ?こんな失礼極まりない者達を、許すと言うのかい?僕は反対だなぁ。全く非のない僕のリオを馬鹿にしたんだ。それ相応の対応はすべきだと思うよ?」
「いいえ。先日のパーティーは体調不良で欠席しましたし、召喚されてからは落ち着くまでとはいえ、人との関わりを避けておりましたでしょう?ですから私を知らないのは当たり前ですもの。彼等だけが悪いとは言い切れませんわ」
「ふむ……リオは優しいね。リオもこう言ってる事だし、仕方ない……今回はリオに免じて不問としよう。但し、今後リオに失礼な態度を取ったら……分かっているね?」
「は、はい!ありがとうございます!大変申し訳ありませんでした。召喚者様のご慈悲に感謝致します!今後はお役に立てるよう……」
「あぁ、それは必要無い。リオの事に関しては特に、口をつぐんでいてくれればいい。何も言わず、何もしないでくれた方がこちらも助かるのでね」
「さ、左様で御座いますか……かしこまりました。殿下の仰るように致します。ほら、エイミーも謝りなさい」
彼女はエイミーと言うらしい。エイミーは嫌そうな顔を隠さず「申し訳ありませんでした」とぶっきらぼうに答えた。
全く反省はしていなさそうだが、これで取り敢えずは一件落着と思って良さそうね?
「魔道師団の団長様!この女が私に怪我をさせたのです!」
「何と!どれどれ、私に見せてください。……んー?これは岩でも殴ったのですか?拳が潰れてますなぁ。これは相手が、ではなく、貴方が何かを殴った事で負った怪我でしょう?攻撃魔法を使ったのであれば、火なら火傷してタダレますし、風なら刃物のような傷が残ります。上位の闇なら触れずに攻撃出来ますが、内側から破壊するので木っ端微塵で跡形も無いでしょうしね?」
デューク様が何やら物騒な物言いで攻撃魔法について説明をしている。さすが魔導師団の団長様ね。
「ですが!見えない壁に当たったのです!」
「壁に当たったのですか?いやいや、それって貴方が彼女に殴り掛かったと状況的に言ってますよね。壁は……殿下が彼女を守るために結界でも張ってたのでは?」
「は?そんな馬鹿な。こんな女なんぞに魔力の消費が高い防御結界を張るなんてあり得ないでしょう!」
「……それは僕を馬鹿にしてるのかな?」
カミルの頬がヒクヒクしている。かなり怒ってるようだ。でも分かってたわよね?結界の事。私では無理だと結論付けて、カミルが張った事にしたのかしら?微妙に論点が変わってきた気もするのだけど?
「で、殿下を馬鹿になどしておりません!その女を……」
「同じ事でしょう。殿下は彼女を心から愛していらっしゃるのです。結界を張るぐらいゾッコンなのです」
デューク様が恥ずかしくなるようなセリフをサラッと言って退けたわ。ダメージ受けてるの、私だけじゃない?
「ですから!殿下はその女に騙されてると言っているのです!」
あ、論点が戻ったわ。一応、筋が通っているように見えるんだけど、雑過ぎではないかしら?どうしても私を悪女と言うか、悪者にしたい理由でもあるのでしょうね?
「伯爵、先程から聞いていれば勝手な事を言ってくれているようだが、リオの何が気に入らないんだ?リオはまだこの世界に来て間も無く、やっと少し落ち着いたところだぞ?」
「その割には、男にだらしなく、欲しい物を手に入れるには手段は選ばないと聞いておりますぞ!」
「……証拠はあるのか?」
カミルの声がグッと低くなり、空気が重苦しく感じる。目の前の男は真っ青になり、ガタガタ震え始めた。
「リオはこちらに来てから、一歩も城を出ていない。行動範囲と言えば、リオの私室、ここ執務室とデュークの所ぐらいだ。リオの行動は僕と補佐官、そして影が監視しているから真相はすぐに分かるだろう。嘘なら処刑モノだぞ?密告したという人物もな」
「そ、そんな!横暴ではありませんか!?学園にも行かず、毎日遊んで暮らしていると聞きましたぞ!?」
「はぁ……、お前は事実を確認してから来たのか?」
「勿論です!」
「では、証拠は?」
「証拠は証言です!」
「その証言する人物は?」
「もう、止めてください!!!」
大きな声にビクッと身体が震える。声のする方向を見ると、あの失礼な女性がワナワナしていた。
「カミル殿下、何故そのような無能な女を婚約者のままにしておかれるのですか?!そんな女より、わたくしの方が優れておりますわ!わたくしなら、殿下のお役に立てます!」
「要らぬ。そのように人の悪口を軽々しく口にする事の出来る女を我が妃になど出来ぬ」
目を細めて女を睨みつつ私の腰を抱き、額にキスを落として抱き締める。
「それにお前達はリオが無能だと言うが、デュルギス王国の歴史書を全巻暗記しているリオを無能とは……その目は節穴なのでは無いか?」
「「えっ?」」
「リオを調べたなら知ってるだろう?礼儀作法も王国の歴史も魔法理論も、全て満点でクリアしたと家庭教師から報告も受けている。家庭教師すら買収したと言うのであれば、お前がリオに問題を出して見れば良い。まぁ、試験内容を考えたのも、試験中の見張りも、採点したのも宰相なのだが、ね?」
「そ、そんな馬鹿な!宰相殿の試験で満点?それが本当なら、この女はデュルギス王国の才女となってしまうではないか!」
「はぁ……、リオは賢いとさっきから言っているだろう。デューク。後は任せる……」
「殿下、丸投げしないでくださいよ……この際、怪我をリオ殿に治して貰えば良いのでは?リオ殿!良いですか?いつもよりゆ~っくりと、我々に『見えるように』回復魔法をかけて上げて貰えますか?」
「えぇ、構わないけど……」
「そこまで言うなら、任せてみましよう」
上から目線で嫌々ながらに男が私の前に怪我した方の手を差し出す。
デューク様は、ゆっくりと見えるように回復魔法をかけろと仰ったわね。大気魔力を集める所から見せろって事なのかしら?本来、回復魔法は唱えるだけだものね。
デューク様の言わんとする事を理解し、ゆっくりと両手を揃えて上に向け、大気魔力を溜めて見せた。
「「えぇっ!!」」
そして男の手に回復魔法をかけると、キラキラと輝いた白い光が男の手を包む。光が消える頃には骨折は治り、傷は跡形も無く消えていた。
「た、大気中の魔力をあんなに早く集められるだと?!それも、無詠唱で?!……あ、あり得ない!」
「いや、今、目の前で見たよね?魔法はデュークが基礎から教えている。初級の『ヒール』が使えるのは当たり前だろう?」
「し、しかし……他の召喚者様達は、全く扱えないと聞き及んでおりましたが……」
「何だって?他の2人は学園へ通っているのだろう?」
「はい。ですから、学園にすら通っていないこちらの召喚者様は何も出来ないと噂になっておりまして……」
「「はぁ………………」」
カミルとデューク様は深いため息を吐き、頭を抱える。
「伯爵。リオは有能過ぎる故、学園に通う必要性を感じなかったから手元に置いて学ばせているのだ。この国の勉強も、魔法の練習も、全て予定通り、完璧に進んでいる。王子妃教育すら終盤だぞ?」
「は、はい……大変失礼致しました。私が噂に踊らされていたようですな……」
「分かってくれたようで良かったよ。伯爵も、そちらの令嬢も、納得して貰えたと言う事でよろしいかな?」
失礼な態度を取っていた女性は、悔しそうな表情で頷き執務室を退出しようとした。
「待ちなさい。リオに失礼な態度を取った事はまだ許していない」
「で、殿下!この子は殿下のためを思って……」
「そうだったとしても、許される事では無い。リオは私の正式な婚約者だ。他にもこのような者が現れないとも限らないからな。厳しく罰するべきだろう」
「そ、そんな!酷いわ!私は何も悪く無い!」
取り乱す令嬢を、必死に抑え、宥める伯爵。カミルは処罰する気でいるみたいね。正直、私は気にしていないのよね。
「取り敢えず、2人とも謹慎を言い渡す。大人しく屋敷に戻って沙汰を待つように」
「お待ちください、殿下」
つい口を挟んでしまった。私には特に実害が無かったのだから、そこまでしなくても良いと思うのだが。
「リオ?こんな失礼極まりない者達を、許すと言うのかい?僕は反対だなぁ。全く非のない僕のリオを馬鹿にしたんだ。それ相応の対応はすべきだと思うよ?」
「いいえ。先日のパーティーは体調不良で欠席しましたし、召喚されてからは落ち着くまでとはいえ、人との関わりを避けておりましたでしょう?ですから私を知らないのは当たり前ですもの。彼等だけが悪いとは言い切れませんわ」
「ふむ……リオは優しいね。リオもこう言ってる事だし、仕方ない……今回はリオに免じて不問としよう。但し、今後リオに失礼な態度を取ったら……分かっているね?」
「は、はい!ありがとうございます!大変申し訳ありませんでした。召喚者様のご慈悲に感謝致します!今後はお役に立てるよう……」
「あぁ、それは必要無い。リオの事に関しては特に、口をつぐんでいてくれればいい。何も言わず、何もしないでくれた方がこちらも助かるのでね」
「さ、左様で御座いますか……かしこまりました。殿下の仰るように致します。ほら、エイミーも謝りなさい」
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