77 / 211
第77話 立太子の儀 ★リオ SIDE
しおりを挟む
いよいよ『立太子の儀』が始まった。私はカミルが煌びやかな宝石や勲章に彩られ、目の前を歩く姿を見ただけで感激し、満足して見惚れていた……
地味だと思っていた衣装は、地味な衣装がイメージ出来ないくらい全く違う衣装に見える。そして、カミルがいつもより神々しく思えた。
式典の内容?全く覚えて無いわ……カミルが兎に角、カッコ良かった!それだけしか必要無いと思うわ。陛下と話したり……誓い?だったかな?うん、良く覚えて無いけど、カミルがカッコ良い。
それに、そこに居るだけで良いって言われたんだから、カミルに惚けていても問題無いよね?今日はカミルが主役で、私は何もする事は無いと聞いている。「殿下に見惚れていて良いですからねー」なんてキースからも揶揄われたぐらいだ。
私の席の左斜め後ろには、婆やが車椅子から立ち上がって、カミルの雄姿を見ていた。幸せそうで本当に良かったわ……自分の事より嬉しく感じるのよね。
『立太子の儀』も終盤になり、カミルの王太子としての抱負などを話している間も、私はカミルをボーッと眺めていた。先日までは緊張してたのに、本番では見惚れてるだけだったわね……
さて、そろそろクライマックスみたいね?確か、陛下から王太子の証である腕輪を受け取って……装着して御披露目が終われば解散だったはずよね?振り向いて腕輪を掲げたカミルと視線が合ったわ。
「私、王太子カミル=デュルギスは、半年後、来年の春に、婚約者であるリオ=カミキと結婚式を挙げる事となりました」
えぇ――っ!そんなの予定に無かったわよね?それに来春には結婚式?聞いてないわよ!?驚いてカミルを見上げると、満遍の笑みで話しを続けている。はっ!と陛下に視線を向けると、口角を上げてニヤッと笑って見せた。そんなサプライズは要らないから――!
会場からは拍手喝采で。私の周りの人達が口々に、「おめでとう!」と祝福の言葉をかけてくれる。婆やも斜め後ろから祝いの言葉をくれた。恥ずかしい……
そうこうして『立太子の儀』は無事に終了した。カミルと陛下が退場して、私も退場しようと出口へ向かう途中、隣国の皇子と精霊が視界の左側に映った。勿論知らんぷりで通り過ぎる。
皇子が私に声を掛けようと一歩前に出るのが見えたので、無意識に右を向くと、リズと公爵閣下が私を取り囲み、素早く出口まで連れて行かれあっさり退場出来た。鮮やかなお手並みでした……
「ふぅ――。リズ、閣下、ありがとうございました。助かりました」
「いえいえ、お一人になるタイミングは、そこまで多くは無いでしょうが、護衛がつけられない場所がどうしてもありますからな。そんな時は我々を頼ってくださって結構ですからね」
公爵が優しく微笑んでくれる。何事もスムーズに、そして紳士的に対応してくれるのでありがたい。
「そうですわよ、リオ。何か困った事があったら直ぐに声を掛けてくださいませ。わたくし何をしていても、リオを助けに参りますわ!」
「ふふっ、ありがとう。公爵家の方々が助けてくれるなんて……とても心強い味方がいてくれて嬉しく思うわ」
「そう思っていただけたら幸いです。殿下の執務室までお送りしようと思いますが、何処か行かれる予定でしたかな?」
「えぇ、安全面で言えば、カミルの執務室が1番安心でしょうけど……キースやクリスが居ても、恐らくバタバタしてるだろうから、私の部屋に戻った方が邪魔にならないかと思うのだけど……?」
「そうですね……確かに今日は殿下の周りは忙しいでしょうなぁ。下手に移動しない方が安全なら、侍女が居る場所の方が安心出来るかも知れませんね?」
「では、私の自室に移動しようと思います」
「それではお部屋までお送りします。さぁ、参りましょう」
「ありがとうございます」
私はリズと並び、閣下は私達の後ろをついて来てくれる。仲の良いリズと一緒に居ると安心出来る。世間話をしながら私の部屋の前に着いた。
「リズ、念のために部屋の中と侍女を確認してくれるかい?」
「はい、お父様」
リズが部屋の扉をノックするも、返事が無い……
「リオ様、私が中を覗いても大丈夫でしょうか?」
「えぇ、問題無いのですが……」
私が不安そうに閣下を見上げると、リズが「大丈夫ですよ」と後ろから声を掛けてくれる。
「お父様は、護身術もお強いから何かあったとしても、大丈夫なのですわ」
にっこりとリズが笑顔を見せてくれる。公爵を心配して困っていた私に気を遣ってくれるのが嬉しい。お父上を信頼してるのもあるだろう。仲の良い親娘よね。
「そうなのね。では閣下、お願いしますわ」
「お任せください」
公爵はもう一度ノックをしてから扉に手を掛ける。バチッ!とドアノブから火花が散った。公爵の手からは血が流れている。
「お父様!?」
「大変!閣下、お手を見せてください!」
私は慌てて閣下の手にヒールをかける。すると、白い靄に包まれて、地面から足が浮いた。
「なっ!?罠です!リオ様、手を――――――」
あぁ……転移魔法ね。これは精霊か、違法の魔道具だと言ってたから、弾けば良いんだっけ?私より強い魔力を持ってたら弾くのは無理だろうから、恐らく精霊の転移魔法って事になるわね。出来る限り抵抗しましょ。
冷静に判断し抵抗するも、グラッと風景が歪む。あ、弾けなかったみたいね?
「爺やに『弾けなかった』と伝えて!」
取り敢えず伝言を残しておこう。『転移魔法』と『弾けなかった』という事実だけで爺やとデュークは精霊の所為だと分かってくれるだろう。下手に『精霊』って言わない方が良さそうだしね。
「うっ…………」
一生懸命抵抗したから、ちょっと酔っちゃったわね。あれだけ抵抗したから、少しは座標がズレたのでは?と期待したけのだけど……
目の前には隣国の皇太子と精霊が居た。精霊と目を合わせちゃ絶対に駄目よ。どうしたら良い?必死に考える。皇太子=偉い人=頭を下げなきゃ駄目よね?
私は皇太子と目も合わせずに、バッ!と勢い良く御辞儀をした。それも深々と、私の顔を覗けない様に……
地味だと思っていた衣装は、地味な衣装がイメージ出来ないくらい全く違う衣装に見える。そして、カミルがいつもより神々しく思えた。
式典の内容?全く覚えて無いわ……カミルが兎に角、カッコ良かった!それだけしか必要無いと思うわ。陛下と話したり……誓い?だったかな?うん、良く覚えて無いけど、カミルがカッコ良い。
それに、そこに居るだけで良いって言われたんだから、カミルに惚けていても問題無いよね?今日はカミルが主役で、私は何もする事は無いと聞いている。「殿下に見惚れていて良いですからねー」なんてキースからも揶揄われたぐらいだ。
私の席の左斜め後ろには、婆やが車椅子から立ち上がって、カミルの雄姿を見ていた。幸せそうで本当に良かったわ……自分の事より嬉しく感じるのよね。
『立太子の儀』も終盤になり、カミルの王太子としての抱負などを話している間も、私はカミルをボーッと眺めていた。先日までは緊張してたのに、本番では見惚れてるだけだったわね……
さて、そろそろクライマックスみたいね?確か、陛下から王太子の証である腕輪を受け取って……装着して御披露目が終われば解散だったはずよね?振り向いて腕輪を掲げたカミルと視線が合ったわ。
「私、王太子カミル=デュルギスは、半年後、来年の春に、婚約者であるリオ=カミキと結婚式を挙げる事となりました」
えぇ――っ!そんなの予定に無かったわよね?それに来春には結婚式?聞いてないわよ!?驚いてカミルを見上げると、満遍の笑みで話しを続けている。はっ!と陛下に視線を向けると、口角を上げてニヤッと笑って見せた。そんなサプライズは要らないから――!
会場からは拍手喝采で。私の周りの人達が口々に、「おめでとう!」と祝福の言葉をかけてくれる。婆やも斜め後ろから祝いの言葉をくれた。恥ずかしい……
そうこうして『立太子の儀』は無事に終了した。カミルと陛下が退場して、私も退場しようと出口へ向かう途中、隣国の皇子と精霊が視界の左側に映った。勿論知らんぷりで通り過ぎる。
皇子が私に声を掛けようと一歩前に出るのが見えたので、無意識に右を向くと、リズと公爵閣下が私を取り囲み、素早く出口まで連れて行かれあっさり退場出来た。鮮やかなお手並みでした……
「ふぅ――。リズ、閣下、ありがとうございました。助かりました」
「いえいえ、お一人になるタイミングは、そこまで多くは無いでしょうが、護衛がつけられない場所がどうしてもありますからな。そんな時は我々を頼ってくださって結構ですからね」
公爵が優しく微笑んでくれる。何事もスムーズに、そして紳士的に対応してくれるのでありがたい。
「そうですわよ、リオ。何か困った事があったら直ぐに声を掛けてくださいませ。わたくし何をしていても、リオを助けに参りますわ!」
「ふふっ、ありがとう。公爵家の方々が助けてくれるなんて……とても心強い味方がいてくれて嬉しく思うわ」
「そう思っていただけたら幸いです。殿下の執務室までお送りしようと思いますが、何処か行かれる予定でしたかな?」
「えぇ、安全面で言えば、カミルの執務室が1番安心でしょうけど……キースやクリスが居ても、恐らくバタバタしてるだろうから、私の部屋に戻った方が邪魔にならないかと思うのだけど……?」
「そうですね……確かに今日は殿下の周りは忙しいでしょうなぁ。下手に移動しない方が安全なら、侍女が居る場所の方が安心出来るかも知れませんね?」
「では、私の自室に移動しようと思います」
「それではお部屋までお送りします。さぁ、参りましょう」
「ありがとうございます」
私はリズと並び、閣下は私達の後ろをついて来てくれる。仲の良いリズと一緒に居ると安心出来る。世間話をしながら私の部屋の前に着いた。
「リズ、念のために部屋の中と侍女を確認してくれるかい?」
「はい、お父様」
リズが部屋の扉をノックするも、返事が無い……
「リオ様、私が中を覗いても大丈夫でしょうか?」
「えぇ、問題無いのですが……」
私が不安そうに閣下を見上げると、リズが「大丈夫ですよ」と後ろから声を掛けてくれる。
「お父様は、護身術もお強いから何かあったとしても、大丈夫なのですわ」
にっこりとリズが笑顔を見せてくれる。公爵を心配して困っていた私に気を遣ってくれるのが嬉しい。お父上を信頼してるのもあるだろう。仲の良い親娘よね。
「そうなのね。では閣下、お願いしますわ」
「お任せください」
公爵はもう一度ノックをしてから扉に手を掛ける。バチッ!とドアノブから火花が散った。公爵の手からは血が流れている。
「お父様!?」
「大変!閣下、お手を見せてください!」
私は慌てて閣下の手にヒールをかける。すると、白い靄に包まれて、地面から足が浮いた。
「なっ!?罠です!リオ様、手を――――――」
あぁ……転移魔法ね。これは精霊か、違法の魔道具だと言ってたから、弾けば良いんだっけ?私より強い魔力を持ってたら弾くのは無理だろうから、恐らく精霊の転移魔法って事になるわね。出来る限り抵抗しましょ。
冷静に判断し抵抗するも、グラッと風景が歪む。あ、弾けなかったみたいね?
「爺やに『弾けなかった』と伝えて!」
取り敢えず伝言を残しておこう。『転移魔法』と『弾けなかった』という事実だけで爺やとデュークは精霊の所為だと分かってくれるだろう。下手に『精霊』って言わない方が良さそうだしね。
「うっ…………」
一生懸命抵抗したから、ちょっと酔っちゃったわね。あれだけ抵抗したから、少しは座標がズレたのでは?と期待したけのだけど……
目の前には隣国の皇太子と精霊が居た。精霊と目を合わせちゃ絶対に駄目よ。どうしたら良い?必死に考える。皇太子=偉い人=頭を下げなきゃ駄目よね?
私は皇太子と目も合わせずに、バッ!と勢い良く御辞儀をした。それも深々と、私の顔を覗けない様に……
49
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~
志位斗 茂家波
ファンタジー
小さい時から、様々な召喚獣を扱う召喚士というものに、憧れてはいた。
そして、遂になれるかどうかという試験で召喚獣を手に入れたは良い物の‥‥‥なんじゃこりゃ!?
個人的にはドラゴンとか、そう言ったカッコイイ系を望んでいたのにどうしてこうなった!?
これは、憧れの召喚士になれたのは良いのだが、呼び出した者たちが色々とやらかし、思わぬことへ巻き添えにされまくる、哀れな者の物語でもある…‥‥
小説家になろうでも掲載しております。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる