81 / 211
第81話 精霊の力 ★カミル SIDE
しおりを挟む
デュークと飛行魔法でリオの元へと急ぐ。昼に顔を出す予定だったのだが、幼馴染リズの父親であるエイカー公爵が、リオが転移魔法で拐われた時の記憶が曖昧になりつつあると報告を受けたからだ。
『罠』が仕掛けてあった事と、リオが『弾けなかった』事で、『精霊』が絡んでいる事は分かっている。かなりの確率で、隣国の皇太子が関わっているだろうね……
師匠曰く、現時点でリオが『弾けない』なら、精霊や女神レベルの強さしかあり得ないと。皇太子の魔力の強さは知らないが、デュルギス王国の王族より弱いはず。であれば、皇太子の連れている『精霊』が関わっている事は間違い無いのだ。
「リオ、遅くなってごめんね?」
リオに用意されたという部屋に案内される。素直に遅くなった事を謝った。
「カミル……お仕事は大丈夫なの?忙しかったのでしょう?」
「うん、大丈夫だよ。今は師匠が事実確認しに行ってくれているからね。この後は、師匠が帰って来てから、その報告を聞くのが僕の仕事だよ」
僕の事ばかり気にしてくれるリオに、つい戯けて見せる。こんなに顔色が悪いのに……大丈夫だろうか?
「ふふっ。じゃあ、爺やが帰って来るまでは一緒に居られるのね?」
「あぁ、勿論だよ。僕もリオに会えなくて寂しかった。リオを近くに感じたいよ」
ベッドサイドの椅子に座り、リオと手を繋ぐ。まだ熱が下がり切って無いのか、手もポカポカと暖かい。長い間見つめ合っていると、リオが風魔法で声を届けて来た。
「カミル、お願いがあるの……」
どうしたのだろうと、首を傾げる。するとまた風魔法を使って声が届く。
「あのね、ソラが少し不安定みたいなの。私の具合が悪いせいで何も言えないでいるなら可哀想だから、話しを聞いてあげて欲しいのよ」
今回は『精霊』が関わっているから、心を痛めてるのかも知れない。リオの目を見てしっかりと頷けば、リオは微笑んでくれた。頼りにしてくれるのが嬉しい。
リオと繋いでいた手を離して、ソラを探す。この部屋には居ないのかな?
「リリアンヌ、ソラは何処にいるの?」
「奥方様の所かと」
「ちょっと席を外すから、よろしくね?」
「かしこまりました」
⭐︎⭐︎⭐︎
婆やの部屋の扉をノックする。
「はぁい?」
「カミルです」
「あら、いらっしゃい!開いてるから入ってらっしゃい」
「失礼します」
婆やの部屋は落ち着いた深緑色で統一されている。婆やの魔力の色が緑色だからだろう。緑は赤の次に強い色だ。
「ソラはこちらに……婆やの膝の上を陣取ってますね」
「ふふっ。甘えたがり屋さんで可愛いわぁ。今はリオちゃんの体調が悪いから、婆の所へ来てくれたのかしらねぇ?」
婆やはソラを膝に乗せて、嬉しそうに撫でていた。
「ソラ、少し話しをしたいんだけど、良いかな?」
「カミル、言いたい事は何となく分かってるよ~。リオがオイラの事を心配してくれたんでしょ~?」
「うん。仲間が関わっているのかい?」
「そうみたいだねぇ……王様の所へ帰って報告したいけど、今のリオを置いて行けないんだよ~」
今はリオの側を離れるのは避けたいって事だろう。何か懸念があるなら知りたいけど、精霊の事を詳しくは教えてくれないだろうからね。
「リオはその子の所為で熱が出てるの?」
「ここ数日は特に、リオの体が弱ってたからね~。オイラと契約した頃ぐらい元気だったら、ここまでにはなって無かったと思うよ~。恐らく、記憶も混濁しなかっただろうねぇ……」
リオが弱ってるのは皆が気にしていた。本人が自覚していないものだから、上手く休ませる事が出来なかったのだ。
「そうか……リオは当分、婆やの元で療養させようと思うんだけど、ソラはどうした方が良いと思う?」
「カミルがしょっちゅう会いに来てくれるなら、バーちゃんの元に居るのが元気になるとは思うけど……」
「勿論、毎日顔を出すつもりでいるよ?何か不安でもあるのかい?」
「不安とは違うよ~。一度、王様の所へリオを連れて行きたいんだ~」
精霊王の事は話しで聞いた事はあるが、精霊信仰が主な隣国よりは情報が圧倒的に少ない。
「何か解決策があるのかい?」
「ん~、絶対とは言えないけどね~?今よりは楽になると思うかな~」
今より熱が下がり、体調が少しでも良くなるようなら縋りたいとは思ってしまう。
「そうか。どれぐらいの期間、いる予定だい?」
「あ~、王様の所は時間の流れが違うから、こちらには数時間居ないだけだよ~。リオの体感的には、あちらに3日間ぐらい居る事になるのかなぁ~?」
初めて聞く話しだ。こちらの時間より長い時間を過ごせるなんて……
「不思議な空間なんだね。どうやって治療するんだろうね?」
「リオの魔力に干渉してる力を完全に消去しなきゃダメなんだけどね~。オイラ頑張ったんだけど、全部は消せなかったんだ……」
悔しそうに呟くソラは、リオの為に一生懸命頑張ったのだろう。仲間の所為でリオが苦しんでる事が辛いのかもしれない。
「あら、リオちゃんの熱が下がったのはソラちゃんのお陰だったのねぇ。最初は凄い高熱でねぇ?心配してたのよぉ」
「そうなんですね。ソラ、ありがとう。残りの力も王様の元へ行って消せる可能性があるなら、任せても良いだろうか?」
「カミル……今よりは楽になると思うけど、もしかしたら完全には消せないかも知れないんだよ~?」
「それはソラの所為じゃ無いだろう?一緒にいた公爵も意識が混濁してるみたいなんだ。リオが落ち着いたら、公爵の事も診て貰えるだろうか?」
「うん……リオを守ろうとしてくれた人でしょ~?オイラに出来る事なら手伝いたいって思うよ~」
「ありがとう、ソラ。出来る事をしてくれて、リオの為に一生懸命考えてくれて、本当にありがとう。感謝してるよ」
「ソラちゃん、婆も連れてってくれるかしら?」
「うん、良いよ~。バーちゃんは来た事あるよね~?」
「えぇ、随分と昔の事だけどねぇ。足を怪我する少し前だったかしら。弟の精霊について、王様と話しをさせていただいた事があるのよぉ」
「王様から聞いてるよ~。シアによろしくって言ってたし、リオの家族だから多分大丈夫だと思う~」
「それじゃあ決まりだね。師匠が帰って来て、報告してから連れて行かないと大変な事になるから……明日の昼ぐらいに行くかい?」
「朝ごはん食べて~、お昼寝してから~?」
「ソラちゃん、朝ご飯食べた後直ぐに寝るの?お昼には起きるのかしら?」
「うん、お昼ご飯食べなきゃでしょ~?その後に、もう一度お昼寝するんだよ~」
「ソラは精霊だよね?完全に猫の生活になってるね?」
「擬態した生き物の生態に近くなるんだよ~」
「そうなんだ……」
「嘘だよ~?オイラはリオが居ないと暇だから寝てるだけだよ~。後は膝の上に乗せて貰うと撫でてくれるでしょ~?それが眠気を誘うだけだから~」
「まんま猫では……?」
「そうとも言うね~」
「まぁ、明日はよろしく頼むよ……」
「あ、話しを終わらせようとしてるでしょ~。たまにはカミルも構ってよ~?」
「ソラって、師匠と気が合うのでは?」
「ん?そうだね~。ジーさんはリオの事も大事にしてくれるし、バーちゃんの事も大好きだから、オイラも気に入ってるよ~」
精霊に気に入られる事が難しいらしいから、師匠とも上手くやれるって事なのだろうか?
「まぁ、出来るだけ皆と仲良くしてね?」
「うん、仲良くするよ~。仲良くしないとリオが悲しむからね~」
ソラもリオが基準なんだね。僕と同じで安心したよ。明日には、少しでもリオの体調が良くなる事を祈っているよ。
『罠』が仕掛けてあった事と、リオが『弾けなかった』事で、『精霊』が絡んでいる事は分かっている。かなりの確率で、隣国の皇太子が関わっているだろうね……
師匠曰く、現時点でリオが『弾けない』なら、精霊や女神レベルの強さしかあり得ないと。皇太子の魔力の強さは知らないが、デュルギス王国の王族より弱いはず。であれば、皇太子の連れている『精霊』が関わっている事は間違い無いのだ。
「リオ、遅くなってごめんね?」
リオに用意されたという部屋に案内される。素直に遅くなった事を謝った。
「カミル……お仕事は大丈夫なの?忙しかったのでしょう?」
「うん、大丈夫だよ。今は師匠が事実確認しに行ってくれているからね。この後は、師匠が帰って来てから、その報告を聞くのが僕の仕事だよ」
僕の事ばかり気にしてくれるリオに、つい戯けて見せる。こんなに顔色が悪いのに……大丈夫だろうか?
「ふふっ。じゃあ、爺やが帰って来るまでは一緒に居られるのね?」
「あぁ、勿論だよ。僕もリオに会えなくて寂しかった。リオを近くに感じたいよ」
ベッドサイドの椅子に座り、リオと手を繋ぐ。まだ熱が下がり切って無いのか、手もポカポカと暖かい。長い間見つめ合っていると、リオが風魔法で声を届けて来た。
「カミル、お願いがあるの……」
どうしたのだろうと、首を傾げる。するとまた風魔法を使って声が届く。
「あのね、ソラが少し不安定みたいなの。私の具合が悪いせいで何も言えないでいるなら可哀想だから、話しを聞いてあげて欲しいのよ」
今回は『精霊』が関わっているから、心を痛めてるのかも知れない。リオの目を見てしっかりと頷けば、リオは微笑んでくれた。頼りにしてくれるのが嬉しい。
リオと繋いでいた手を離して、ソラを探す。この部屋には居ないのかな?
「リリアンヌ、ソラは何処にいるの?」
「奥方様の所かと」
「ちょっと席を外すから、よろしくね?」
「かしこまりました」
⭐︎⭐︎⭐︎
婆やの部屋の扉をノックする。
「はぁい?」
「カミルです」
「あら、いらっしゃい!開いてるから入ってらっしゃい」
「失礼します」
婆やの部屋は落ち着いた深緑色で統一されている。婆やの魔力の色が緑色だからだろう。緑は赤の次に強い色だ。
「ソラはこちらに……婆やの膝の上を陣取ってますね」
「ふふっ。甘えたがり屋さんで可愛いわぁ。今はリオちゃんの体調が悪いから、婆の所へ来てくれたのかしらねぇ?」
婆やはソラを膝に乗せて、嬉しそうに撫でていた。
「ソラ、少し話しをしたいんだけど、良いかな?」
「カミル、言いたい事は何となく分かってるよ~。リオがオイラの事を心配してくれたんでしょ~?」
「うん。仲間が関わっているのかい?」
「そうみたいだねぇ……王様の所へ帰って報告したいけど、今のリオを置いて行けないんだよ~」
今はリオの側を離れるのは避けたいって事だろう。何か懸念があるなら知りたいけど、精霊の事を詳しくは教えてくれないだろうからね。
「リオはその子の所為で熱が出てるの?」
「ここ数日は特に、リオの体が弱ってたからね~。オイラと契約した頃ぐらい元気だったら、ここまでにはなって無かったと思うよ~。恐らく、記憶も混濁しなかっただろうねぇ……」
リオが弱ってるのは皆が気にしていた。本人が自覚していないものだから、上手く休ませる事が出来なかったのだ。
「そうか……リオは当分、婆やの元で療養させようと思うんだけど、ソラはどうした方が良いと思う?」
「カミルがしょっちゅう会いに来てくれるなら、バーちゃんの元に居るのが元気になるとは思うけど……」
「勿論、毎日顔を出すつもりでいるよ?何か不安でもあるのかい?」
「不安とは違うよ~。一度、王様の所へリオを連れて行きたいんだ~」
精霊王の事は話しで聞いた事はあるが、精霊信仰が主な隣国よりは情報が圧倒的に少ない。
「何か解決策があるのかい?」
「ん~、絶対とは言えないけどね~?今よりは楽になると思うかな~」
今より熱が下がり、体調が少しでも良くなるようなら縋りたいとは思ってしまう。
「そうか。どれぐらいの期間、いる予定だい?」
「あ~、王様の所は時間の流れが違うから、こちらには数時間居ないだけだよ~。リオの体感的には、あちらに3日間ぐらい居る事になるのかなぁ~?」
初めて聞く話しだ。こちらの時間より長い時間を過ごせるなんて……
「不思議な空間なんだね。どうやって治療するんだろうね?」
「リオの魔力に干渉してる力を完全に消去しなきゃダメなんだけどね~。オイラ頑張ったんだけど、全部は消せなかったんだ……」
悔しそうに呟くソラは、リオの為に一生懸命頑張ったのだろう。仲間の所為でリオが苦しんでる事が辛いのかもしれない。
「あら、リオちゃんの熱が下がったのはソラちゃんのお陰だったのねぇ。最初は凄い高熱でねぇ?心配してたのよぉ」
「そうなんですね。ソラ、ありがとう。残りの力も王様の元へ行って消せる可能性があるなら、任せても良いだろうか?」
「カミル……今よりは楽になると思うけど、もしかしたら完全には消せないかも知れないんだよ~?」
「それはソラの所為じゃ無いだろう?一緒にいた公爵も意識が混濁してるみたいなんだ。リオが落ち着いたら、公爵の事も診て貰えるだろうか?」
「うん……リオを守ろうとしてくれた人でしょ~?オイラに出来る事なら手伝いたいって思うよ~」
「ありがとう、ソラ。出来る事をしてくれて、リオの為に一生懸命考えてくれて、本当にありがとう。感謝してるよ」
「ソラちゃん、婆も連れてってくれるかしら?」
「うん、良いよ~。バーちゃんは来た事あるよね~?」
「えぇ、随分と昔の事だけどねぇ。足を怪我する少し前だったかしら。弟の精霊について、王様と話しをさせていただいた事があるのよぉ」
「王様から聞いてるよ~。シアによろしくって言ってたし、リオの家族だから多分大丈夫だと思う~」
「それじゃあ決まりだね。師匠が帰って来て、報告してから連れて行かないと大変な事になるから……明日の昼ぐらいに行くかい?」
「朝ごはん食べて~、お昼寝してから~?」
「ソラちゃん、朝ご飯食べた後直ぐに寝るの?お昼には起きるのかしら?」
「うん、お昼ご飯食べなきゃでしょ~?その後に、もう一度お昼寝するんだよ~」
「ソラは精霊だよね?完全に猫の生活になってるね?」
「擬態した生き物の生態に近くなるんだよ~」
「そうなんだ……」
「嘘だよ~?オイラはリオが居ないと暇だから寝てるだけだよ~。後は膝の上に乗せて貰うと撫でてくれるでしょ~?それが眠気を誘うだけだから~」
「まんま猫では……?」
「そうとも言うね~」
「まぁ、明日はよろしく頼むよ……」
「あ、話しを終わらせようとしてるでしょ~。たまにはカミルも構ってよ~?」
「ソラって、師匠と気が合うのでは?」
「ん?そうだね~。ジーさんはリオの事も大事にしてくれるし、バーちゃんの事も大好きだから、オイラも気に入ってるよ~」
精霊に気に入られる事が難しいらしいから、師匠とも上手くやれるって事なのだろうか?
「まぁ、出来るだけ皆と仲良くしてね?」
「うん、仲良くするよ~。仲良くしないとリオが悲しむからね~」
ソラもリオが基準なんだね。僕と同じで安心したよ。明日には、少しでもリオの体調が良くなる事を祈っているよ。
50
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~
志位斗 茂家波
ファンタジー
小さい時から、様々な召喚獣を扱う召喚士というものに、憧れてはいた。
そして、遂になれるかどうかという試験で召喚獣を手に入れたは良い物の‥‥‥なんじゃこりゃ!?
個人的にはドラゴンとか、そう言ったカッコイイ系を望んでいたのにどうしてこうなった!?
これは、憧れの召喚士になれたのは良いのだが、呼び出した者たちが色々とやらかし、思わぬことへ巻き添えにされまくる、哀れな者の物語でもある…‥‥
小説家になろうでも掲載しております。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる