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第85話 精霊の暴走 ★リオ SIDE
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婆やの精霊が、現皇帝の暴走した精霊から婆やと婆やの仲間達を守った事は聞いていたが、精霊王から直接聞くのはまた違う感覚だった。
「シアの精霊も、現皇帝の精霊も消滅してしまったからな。はっきりとは分からないのだが……シアの精霊が消える間際に、最後の力で我に思念を送って来たのだ」
婆やの精霊は最後まで婆やと仲間達を案じていたのね。私が無念を晴らしてあげたいと思う。
「シアの精霊が言うには、精霊の周りに黒いモヤが見えたと。凶々しく、力が抜けて行くのを感じると……」
精霊王が言うには、それと同じ事が起こりそうだと……あの暴走は、本当に現皇帝である婆やの弟は知らずに起こった事らしい。正しくは、精霊が勝手に暴走した様に『誰かが』見せかけた、と。
誰かが意図して精霊を暴走させ、王族や有力な貴族などを……帝国の国力を削ごうと考えて行われた事ではないか?と、精霊王は言っているのだった。
「さっき、ソラと話していて思ったのですが、精霊の食事となる魔力に何かしら人間が手を加える事って可能なのでしょうか?」
「精霊は『イタズラ』好きでな……仲の良いニンゲンや精霊同士であれば、そういった事も起こりうるのだ」
「人間が意図して仕掛けたのか、精霊の『イタズラ』なのか、区別がつかない、と?」
「そう言う事だな。リオがやられた『イタズラ』は、火花が出るくらい強い魔法だったのだろう?」
「えぇ。エイカー公爵が、手から血を流す怪我をしたので、それなりに強い魔法かと。私はその後直ぐに『ヒール』を公爵の手にかけたタイミングで『転移魔法』が発動したの。頑張って抵抗したんだけど、弾けなかったわ……」
「ふむ。やはり『純白の魔力』に反応して『転移魔法』が発動したと考えるのが妥当だろうな。リオが治癒魔法を使えると知っていて、誰でも良いから怪我をさせたかった。手から血が出てはいても、吹っ飛ばす強さでは無かったのであれば、『イタズラ』だと思って精霊が仕組んでもおかしくは感じないか」
「精霊の加減が分かりづらいわね……?」
「リオ~、本来は『イタズラ』でも、怪我をする程傷つける事はしないよぉ~」
「そうだな。仲間や友人が楽しいと感じる範囲内で『イタズラ』すべきだと言う事は理解してる筈なのだ」
「それはおかしいですねぇ?皇太子の契約者している精霊さんは、顔見知りなのですか?」
「あぁ、精霊の中でも力の強い子だからな。坊やには敵わないだろうが、優しく穏やかな性格で、坊やが少し危ない『イタズラ』をしてると、「それは駄目だよ」と注意する側だったのだ」
「その子は元々は良い子だったのに、急に変わってしまったと?」
「そうだな……精霊の時間は長いから、ニンゲンで言えば、20年前ぐらいからか?あの皇太子と契約した後だ」
「皇太子を疑っているのですか?」
「疑いたくは無いが、疑わざるを得ないだろう。他には変化が無いし、原因が思い当たらないのだ」
確かに、今回の『罠』を仕掛けたのは皇太子の精霊だろうからね。デュルギス王国に現在居る精霊は、ソラと皇太子の精霊のみである事は確認済みだと言っていた。
「なるほど。確かに疑いたくなる状況ではありますね」
「王様は、どうすべきだと思っておられるのぉ?」
婆やが思案しつつも精霊王に話しを促す。
「そうだな……隣国の、皇太子の住む城の近くに大きな教会があるのだ。そこへ潜入捜査するしか無いかと」
「でも、皇太子と契約してるなら、皇太子から魔力を貰うのでは無いの?」
「リオ、例えばオイラがお外で遊んでいて、ご飯食べに帰るのが面倒になったとするよ~?そんな時に近くに教会があったら?」
「近くの教会で食べようと思うわね。人と違って、食事を準備して待っている訳では無いものね……」
「精霊は気まぐれだからな。数日帰らない事もあるから、契約者も気にしなくなるのだ。そんな時に教会で何かしらあったのではないだろうか、と思っている」
「潜入捜査はいつから考えていらしたのですか?」
「坊やが契約者を得た事が確定してからだな。坊やがどんなに強くても、得体の知れない場所に1人で行かせる訳には行かないのだ。坊やは次期精霊王なのだからな」
「なるほど。では、今回の作戦は私が居ないと成り立たないのですね……?」
「そう言う事だな……前回はシアが居ても厳しかったのだ。シアより魔力が強く、『純白の魔力』を持つリオなら……何かしら敵の尻尾を掴めるのでは?とな」
「危険過ぎはしないかしら?」
婆やは心配そうに私を見つめている。
「取り敢えず、王様の作戦を聞いて見ましょう?このまま精霊達の元気な姿が見られなければ、王様もさぞ心配でしょうし……」
「あぁ、我の作戦は、先ず、リオに擬態魔法を覚えて貰い、動物の姿で教会に潜り込んで欲しいのだ」
「私、隠密魔法を使えますが……?」
「良いかい、リオ。精霊は違和感を感じると、相手の魔法を弾くんだ。リオの魔力は、ニンゲンとしては最強に近い。恐らく爺さんと同レベルだ。力だけならリオの方が強いが、経験値の差と年の功があるからな。それで互角だろう。だが、精霊は魔力で言えば……リオの倍は強い」
「なるほど、隠密魔法を怪しまれて弾かれる可能性が高いと?」
「そうだ。魔法を弾くのは、純粋な魔力の強さ。『イタズラ』を弾けなかった様に、恐らく弾かれたら隠密魔法は直ぐに解けてしまう」
「だから擬態魔法を?」
「あぁ。精霊は良くも悪くも単純なのだ……契約をすれば姿が貰える。それが嬉しくて、動物の姿でウロウロしている精霊は沢山いる。簡単に言うと、『動物の姿』で『飛行魔法』を使って浮いていれば、逆に怪しまれないのだ」
「あらまぁ、本当に単純なのねぇ」
「クックッ、それが可愛いのだがな。我ぐらい長く生きていれば、駆け引きだのと覚えるが……精霊には本来、必要無い物だからな。それに、リオは『純白の魔力』持ちだろう?精霊の王族の魔力の色であるから、魔力が多少弱かろうと、普通の人間よりは怪しまれにくいと思うのだ」
「あぁ、なるほど!それはそうなのかも。作戦は分かりました。先ずは私が擬態魔法を覚えなきゃ駄目ですね」
「おぉ!やってくれるか?」
「えぇ。ソラだけで行かせるのも心配なので反対ですし、精霊達にバレ無ければ何とかなりそうですしね?私がソラと一緒に潜入します。人間相手なら、隠密魔法も使えますし、ソラの転移魔法で逃げる事も出来ると思いますし?私は空も飛べますから、あまり心配はして無いんですよね」
「確かにリオちゃんが適任だとは思うけどねぇ……?カミルちゃん達に言ったら反対されると思うわよぉ?」
「婆や、秘密でお願いします……」
「えぇ……婆は聞かなかった事にするわねぇ……」
「ありがとう!婆や」
私は婆やに抱きついて感謝の気持ちを伝える。
「もう……仕方ないわねぇ。今回だけよ?婆も心配なんだからねぇ?」
「えぇ、分かってるわ。ちゃんと完璧な擬態魔法を習得して、安全に任務を遂行するわね!」
「クックッ、リオは面白いな。我が完璧な擬態魔法を教えるから安心するが良い。シアもついでに覚えたらどうだ?案外便利だぞ?」
「そうねぇ……待ってる間に練習しようかしら?もう随分と歩けるから、いつもと違う事をしてみたかったのよねぇ」
ふふっと婆やは笑っていて、嬉しそうだ。一緒に練習して、のんびりフワフワするのも楽しそうね。
「それでは、リオはまだ完全では無いから……明日の朝、起きてみてから、体調が良さそうなら練習を開始しような?焦っても良い事は無いからな」
皆んなで大きく頷いた。明日には体調が良くなってると良いなぁ。モフモフを愛でるのも好きだけど、自分がモフモフになれるなんて素敵よね!明日の朝までに、どんな動物になるか考えなきゃ!
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誰かが意図して精霊を暴走させ、王族や有力な貴族などを……帝国の国力を削ごうと考えて行われた事ではないか?と、精霊王は言っているのだった。
「さっき、ソラと話していて思ったのですが、精霊の食事となる魔力に何かしら人間が手を加える事って可能なのでしょうか?」
「精霊は『イタズラ』好きでな……仲の良いニンゲンや精霊同士であれば、そういった事も起こりうるのだ」
「人間が意図して仕掛けたのか、精霊の『イタズラ』なのか、区別がつかない、と?」
「そう言う事だな。リオがやられた『イタズラ』は、火花が出るくらい強い魔法だったのだろう?」
「えぇ。エイカー公爵が、手から血を流す怪我をしたので、それなりに強い魔法かと。私はその後直ぐに『ヒール』を公爵の手にかけたタイミングで『転移魔法』が発動したの。頑張って抵抗したんだけど、弾けなかったわ……」
「ふむ。やはり『純白の魔力』に反応して『転移魔法』が発動したと考えるのが妥当だろうな。リオが治癒魔法を使えると知っていて、誰でも良いから怪我をさせたかった。手から血が出てはいても、吹っ飛ばす強さでは無かったのであれば、『イタズラ』だと思って精霊が仕組んでもおかしくは感じないか」
「精霊の加減が分かりづらいわね……?」
「リオ~、本来は『イタズラ』でも、怪我をする程傷つける事はしないよぉ~」
「そうだな。仲間や友人が楽しいと感じる範囲内で『イタズラ』すべきだと言う事は理解してる筈なのだ」
「それはおかしいですねぇ?皇太子の契約者している精霊さんは、顔見知りなのですか?」
「あぁ、精霊の中でも力の強い子だからな。坊やには敵わないだろうが、優しく穏やかな性格で、坊やが少し危ない『イタズラ』をしてると、「それは駄目だよ」と注意する側だったのだ」
「その子は元々は良い子だったのに、急に変わってしまったと?」
「そうだな……精霊の時間は長いから、ニンゲンで言えば、20年前ぐらいからか?あの皇太子と契約した後だ」
「皇太子を疑っているのですか?」
「疑いたくは無いが、疑わざるを得ないだろう。他には変化が無いし、原因が思い当たらないのだ」
確かに、今回の『罠』を仕掛けたのは皇太子の精霊だろうからね。デュルギス王国に現在居る精霊は、ソラと皇太子の精霊のみである事は確認済みだと言っていた。
「なるほど。確かに疑いたくなる状況ではありますね」
「王様は、どうすべきだと思っておられるのぉ?」
婆やが思案しつつも精霊王に話しを促す。
「そうだな……隣国の、皇太子の住む城の近くに大きな教会があるのだ。そこへ潜入捜査するしか無いかと」
「でも、皇太子と契約してるなら、皇太子から魔力を貰うのでは無いの?」
「リオ、例えばオイラがお外で遊んでいて、ご飯食べに帰るのが面倒になったとするよ~?そんな時に近くに教会があったら?」
「近くの教会で食べようと思うわね。人と違って、食事を準備して待っている訳では無いものね……」
「精霊は気まぐれだからな。数日帰らない事もあるから、契約者も気にしなくなるのだ。そんな時に教会で何かしらあったのではないだろうか、と思っている」
「潜入捜査はいつから考えていらしたのですか?」
「坊やが契約者を得た事が確定してからだな。坊やがどんなに強くても、得体の知れない場所に1人で行かせる訳には行かないのだ。坊やは次期精霊王なのだからな」
「なるほど。では、今回の作戦は私が居ないと成り立たないのですね……?」
「そう言う事だな……前回はシアが居ても厳しかったのだ。シアより魔力が強く、『純白の魔力』を持つリオなら……何かしら敵の尻尾を掴めるのでは?とな」
「危険過ぎはしないかしら?」
婆やは心配そうに私を見つめている。
「取り敢えず、王様の作戦を聞いて見ましょう?このまま精霊達の元気な姿が見られなければ、王様もさぞ心配でしょうし……」
「あぁ、我の作戦は、先ず、リオに擬態魔法を覚えて貰い、動物の姿で教会に潜り込んで欲しいのだ」
「私、隠密魔法を使えますが……?」
「良いかい、リオ。精霊は違和感を感じると、相手の魔法を弾くんだ。リオの魔力は、ニンゲンとしては最強に近い。恐らく爺さんと同レベルだ。力だけならリオの方が強いが、経験値の差と年の功があるからな。それで互角だろう。だが、精霊は魔力で言えば……リオの倍は強い」
「なるほど、隠密魔法を怪しまれて弾かれる可能性が高いと?」
「そうだ。魔法を弾くのは、純粋な魔力の強さ。『イタズラ』を弾けなかった様に、恐らく弾かれたら隠密魔法は直ぐに解けてしまう」
「だから擬態魔法を?」
「あぁ。精霊は良くも悪くも単純なのだ……契約をすれば姿が貰える。それが嬉しくて、動物の姿でウロウロしている精霊は沢山いる。簡単に言うと、『動物の姿』で『飛行魔法』を使って浮いていれば、逆に怪しまれないのだ」
「あらまぁ、本当に単純なのねぇ」
「クックッ、それが可愛いのだがな。我ぐらい長く生きていれば、駆け引きだのと覚えるが……精霊には本来、必要無い物だからな。それに、リオは『純白の魔力』持ちだろう?精霊の王族の魔力の色であるから、魔力が多少弱かろうと、普通の人間よりは怪しまれにくいと思うのだ」
「あぁ、なるほど!それはそうなのかも。作戦は分かりました。先ずは私が擬態魔法を覚えなきゃ駄目ですね」
「おぉ!やってくれるか?」
「えぇ。ソラだけで行かせるのも心配なので反対ですし、精霊達にバレ無ければ何とかなりそうですしね?私がソラと一緒に潜入します。人間相手なら、隠密魔法も使えますし、ソラの転移魔法で逃げる事も出来ると思いますし?私は空も飛べますから、あまり心配はして無いんですよね」
「確かにリオちゃんが適任だとは思うけどねぇ……?カミルちゃん達に言ったら反対されると思うわよぉ?」
「婆や、秘密でお願いします……」
「えぇ……婆は聞かなかった事にするわねぇ……」
「ありがとう!婆や」
私は婆やに抱きついて感謝の気持ちを伝える。
「もう……仕方ないわねぇ。今回だけよ?婆も心配なんだからねぇ?」
「えぇ、分かってるわ。ちゃんと完璧な擬態魔法を習得して、安全に任務を遂行するわね!」
「クックッ、リオは面白いな。我が完璧な擬態魔法を教えるから安心するが良い。シアもついでに覚えたらどうだ?案外便利だぞ?」
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ふふっと婆やは笑っていて、嬉しそうだ。一緒に練習して、のんびりフワフワするのも楽しそうね。
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