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第151話 意向の最終確認 ★リオ SIDE
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やっと王国へ帰って来たわ。最後に皇帝と話しをしなければならないのだけれど、今は惰眠を貪りたい…………どうしても浄化スキルを使うと疲れて眠たくなるのよね。あちらの世界では寝る事で回復出来るなんて、若いうちだけだと思っていたけど、最近では睡眠の大切さをとても実感しているわ。
「おはよ~、リオ~。起きれそう~?」
ソラが可愛らしい肉球で私のほっぺをペタペタフニフニして優しく起こしてくれている。動物好きにはたまらなく幸せな起こされ方よね。
「んー……?おはよう、ソラ……」
私室で着替えて寝室に向かったところまでしか記憶が無いわね。どれくらい時間が経ったのかしらね?
「ごめんね~、まだオネムだった~?」
「大丈夫よ、ソラ。どうかしたの?」
私を1番に考えてくれているソラが起こしに来たのだから、何かあったのだろう。とても優しく起こされたし、朝からご褒美を貰った気分だわ。
「皇帝が明日帰る事になりそう~。だから、今夜には決着を着けなければってカミルが言ってる~」
「そう、分かったわ。リアには連絡入れてあるのよね?婆やはソラが迎えに行ってくれるかしら?」
「うん、大丈夫だよ~。今はお昼ご飯の時間だから、ご飯食べたら作戦会議しようって~」
もうお昼なのね。戻って来たのが10時ぐらいだったから、2時間寝れた事になるわね。体も少し軽くなったし、今日1日ぐらいは動けると思うわ。
「了解ってカミル達に伝えておいてくれる?ソラもご飯にしましょう?私の魔力も随分回復したから、沢山食べても大丈夫だからね」
「わ~い!」
⭐︎⭐︎⭐︎
「皆んな揃ったわね。婆や、リア、御足労いただきありがとう」
「リオ、何を言っているの!わたくしが足を運ぶのは当たり前よ!帝国の問題を解決する為に動いてくれて、本当にありがとう。簡単に説明を受けたわ。リオでなければ解決出来なかった事も理解してる。本当にありがとう」
「そんな、大袈裟な。私は魔道具を全て消滅させて、安心して生活出来る様にしただけよ」
リアは皇女なのに宿の手配など、本来裏方のやる仕事もこなしてくれたのだから、リアも充分やってくれてると思うんだけどね。
「リオ……それが凄い事なんだけど…………?」
「可愛い精霊達も安心して過ごせる様になったわ。正直、私はライがご両親とお話し出来て、家族の愛情を知る事が出来たってだけで満足なのよ。その様子を近くで見る事も出来たからね」
「ふふっ、リオちゃんはそれで良いのよぉ。リオちゃんおかえりなさい。無事で良かったわぁ」
婆やはいつも私を肯定してくれるのよね。とても甘やかされてるのも自覚してるけど、この世界で唯一気を抜いて甘えられる場所だもの。爺やと婆やの用意してくれた場所や気持ちは心地良くて大好きよ。
「婆や、ただいま!連絡出来なくてごめんね?早く婆やとお家でゆっくりお茶したいわ」
おにぎりや味噌汁も随分減ったし、また一緒に作りたいわね。次はこちらの世界の具を入れてみようかしら?
「ええ、これが終わったら少しゆっくりしましょうねぇ。リオちゃんは働き過ぎよぉ?数日はお休みを貰いましょうねぇ」
カミルの方へ視線を向ける婆や。いつもよりとても鋭いわね。私が望んで行動した結果だから、忙しいのも構わないんだけどね?
「も、もちろんだよ。リオ、婆やと小旅行に行けるぐらいの日数は休みを取ってね。僕も執務が終わったら会いに行くよ」
カミルは苦笑いしながらも、私に優しい目を向けた。
「あら、それは良いわねぇ。リオちゃんとリアちゃんも一緒に旅行したいわねぇ?ふふっ」
「まぁ!とても楽しみですわ、叔母様!わたくし、デューク様ともお近づきになりたいのだけど……」
ちらっとカミルを伺うリア。恋する乙女で可愛いわね。とても応援したくなるわ。
「あぁ、それは問題無いよ。リオも応援してるみたいだし、男手が必要とでも言ってその旅行には連れて行くと良い。ただ、僕らの結婚式が終わって、ある程度は落ち着いてからになるけど……」
王国の王太子殿下の結婚式ともなれば、式前の準備も、式が終わってからも大変でしょうからね。遠方からの参加者や……考えるだけでグッタリしそうよね。
「完全に落ち着くとしたら1年は掛かるわね。まぁ、そこまで遠くない将来に楽しめる事があるのも良いと思うわ。そこら辺は後々考えましょう?今は魔道具と帝国の話しを終わらせてしまわないと」
これまで大変だったから、楽しい事を考えたいと言う気持ちは分からなくもないけど、面倒な事こそ早めに終わらせてしまいましょう。
「ええ、そうね……リオ、わたくしは『ライト』と言う半精霊の存在を把握してなかった事も、その半精霊ライトに『悪事を働かせた貴族』の罪が帝国……いえ、我々皇族の罪だと思っているわ」
「リアちゃんと同じく、婆も帝国の皇族に責任があると思うわぁ。勿論、婆達も含めてね。婆達では解決する事が出来なかった上に、愛する精霊を消滅させてしまった悲しい罪だと思っているわぁ」
間髪入れずに婆やも罪は、帝国の皇族にあると言い出したわね。罪を認められる事は素晴らしい事だと思うけど……
「リアや婆やは悪く無いわよ。帝国の問題をしっかり把握して解決すべきは皇帝の仕事だもの。それなのに、2人とも皇帝よりしっかりと向き合って、長い間苦しみながらも必死に働いて来たじゃない!」
「リオ……ありがとう。そう言って貰えると嬉しいわ。他の誰に言われても何とも思わないのにね。リオに言われると何故か泣きそうになってしまうわ」
「あら。それはデュークに慰めて貰えるチャンスじゃない?ふふっ」
私は戯けて見せた。リアはきっとたった1人で頑張って来たのだから、辛い事も沢山あっただろうしね。これからは楽しい思い出を沢山作って欲しい。
「も、もうっ!リオったら!もう……優し過ぎるんだから。わたくしの心を救って頂いた恩を、一生忘れはしないわ」
後半は小さな声で聞き取れなかったけれど、リアとはずっと仲の良い友達でいられたらいいなと思うわ。婆やと同じで気高く美しい女性。とてもカッコ良い女性よね。
「さてと。それじゃあ、ジャンはまだ来て無いけど予定通りに皇帝を断罪する方向で良いのかしら?リアの父親で、婆やにとっては弟でしょう?大丈夫?」
「ええ、リオ。わたくし達は皇族だもの。皇族の義務を果たせなかった時点で、断罪されるべきだわ。それは父親だからと言って、許される事では無いわ……」
婆やも頷き、リアの言葉を肯定した。気持ちは固まっている様ね。私はリア達が帝国の未来を創るのだから、リア達が後悔しない様に進めたら良いとは思ってるわ。
「そう……」
「ふふっ、本当にリオは優しいわね。貴女からしたら、歴代の皇帝が何もしなかったから、御先祖様やその御子息が苦しんだのだ!と、怒るところでしょうに……」
うーん、優しい訳では無いのだけど。直接的に私が関わった事では無いもの。それに彼らは特に怒っていないのよね。コテツさんは儚くなってから随分経っているし、実感が無いのかも?
「それは……コテツさんが恨んで無いのだから私が怒る事では無いわ。終わった事に文句を言っても仕方ないのだから、同じ事が起こらない様にと考えて行動した方が建設的でしょう?」
「ええ、そうね……わたくしはそんなリオが大好きよ。でもね、無理はしないでね?本当に苦しい時は、ちゃんと教えてね。わたくしでは頼りないかも知れないけれど、愚痴でも何でも聞く事は出来るわ」
嬉しい事を言ってくれるわね。リアも私と同じ考えでいてくれているのかしら。
「ふふっ、ありがとうリア。私も大事なお友達に心配して貰えて嬉しいわ。前向きなのは昔からだけど、耐えられない様な事が起こった時には助けてね。それとも旦那様の愚痴とかでも良いのかしらね?ふふっ」
「え?旦那様?ええっ?僕の愚痴?」
カミルが目を丸くして固まっている。とても珍しい光景ね。天井に潜んでいる影も肩を震わせて笑っているわよ。
「「「クスクス」」」
「も、もぉ!リオ~!愚痴があるなら僕に直接言ってね?絶対だよー!」
「ふふふ、分かってるわカミル。カミルも愚痴や文句がある時は直接言ってね?黙っていたら分からないもの。お互いが納得行くまで話し合いましょうね」
カミルの困っていた顔が、優しく穏やかな顔に変わった。私の大好きな表情だわ。
「あぁ、善処するよ。お互い飾らない、心地の良い空間に、共にずっと居られると良いね」
心地良い空間の中で、リア達の意向を汲む為の話し合いは無事に終わった。次は皇帝を含めた話し合いが行われる。出来る事ならば……皆が納得する終わり方を迎えられたらと思うわ。
「おはよ~、リオ~。起きれそう~?」
ソラが可愛らしい肉球で私のほっぺをペタペタフニフニして優しく起こしてくれている。動物好きにはたまらなく幸せな起こされ方よね。
「んー……?おはよう、ソラ……」
私室で着替えて寝室に向かったところまでしか記憶が無いわね。どれくらい時間が経ったのかしらね?
「ごめんね~、まだオネムだった~?」
「大丈夫よ、ソラ。どうかしたの?」
私を1番に考えてくれているソラが起こしに来たのだから、何かあったのだろう。とても優しく起こされたし、朝からご褒美を貰った気分だわ。
「皇帝が明日帰る事になりそう~。だから、今夜には決着を着けなければってカミルが言ってる~」
「そう、分かったわ。リアには連絡入れてあるのよね?婆やはソラが迎えに行ってくれるかしら?」
「うん、大丈夫だよ~。今はお昼ご飯の時間だから、ご飯食べたら作戦会議しようって~」
もうお昼なのね。戻って来たのが10時ぐらいだったから、2時間寝れた事になるわね。体も少し軽くなったし、今日1日ぐらいは動けると思うわ。
「了解ってカミル達に伝えておいてくれる?ソラもご飯にしましょう?私の魔力も随分回復したから、沢山食べても大丈夫だからね」
「わ~い!」
⭐︎⭐︎⭐︎
「皆んな揃ったわね。婆や、リア、御足労いただきありがとう」
「リオ、何を言っているの!わたくしが足を運ぶのは当たり前よ!帝国の問題を解決する為に動いてくれて、本当にありがとう。簡単に説明を受けたわ。リオでなければ解決出来なかった事も理解してる。本当にありがとう」
「そんな、大袈裟な。私は魔道具を全て消滅させて、安心して生活出来る様にしただけよ」
リアは皇女なのに宿の手配など、本来裏方のやる仕事もこなしてくれたのだから、リアも充分やってくれてると思うんだけどね。
「リオ……それが凄い事なんだけど…………?」
「可愛い精霊達も安心して過ごせる様になったわ。正直、私はライがご両親とお話し出来て、家族の愛情を知る事が出来たってだけで満足なのよ。その様子を近くで見る事も出来たからね」
「ふふっ、リオちゃんはそれで良いのよぉ。リオちゃんおかえりなさい。無事で良かったわぁ」
婆やはいつも私を肯定してくれるのよね。とても甘やかされてるのも自覚してるけど、この世界で唯一気を抜いて甘えられる場所だもの。爺やと婆やの用意してくれた場所や気持ちは心地良くて大好きよ。
「婆や、ただいま!連絡出来なくてごめんね?早く婆やとお家でゆっくりお茶したいわ」
おにぎりや味噌汁も随分減ったし、また一緒に作りたいわね。次はこちらの世界の具を入れてみようかしら?
「ええ、これが終わったら少しゆっくりしましょうねぇ。リオちゃんは働き過ぎよぉ?数日はお休みを貰いましょうねぇ」
カミルの方へ視線を向ける婆や。いつもよりとても鋭いわね。私が望んで行動した結果だから、忙しいのも構わないんだけどね?
「も、もちろんだよ。リオ、婆やと小旅行に行けるぐらいの日数は休みを取ってね。僕も執務が終わったら会いに行くよ」
カミルは苦笑いしながらも、私に優しい目を向けた。
「あら、それは良いわねぇ。リオちゃんとリアちゃんも一緒に旅行したいわねぇ?ふふっ」
「まぁ!とても楽しみですわ、叔母様!わたくし、デューク様ともお近づきになりたいのだけど……」
ちらっとカミルを伺うリア。恋する乙女で可愛いわね。とても応援したくなるわ。
「あぁ、それは問題無いよ。リオも応援してるみたいだし、男手が必要とでも言ってその旅行には連れて行くと良い。ただ、僕らの結婚式が終わって、ある程度は落ち着いてからになるけど……」
王国の王太子殿下の結婚式ともなれば、式前の準備も、式が終わってからも大変でしょうからね。遠方からの参加者や……考えるだけでグッタリしそうよね。
「完全に落ち着くとしたら1年は掛かるわね。まぁ、そこまで遠くない将来に楽しめる事があるのも良いと思うわ。そこら辺は後々考えましょう?今は魔道具と帝国の話しを終わらせてしまわないと」
これまで大変だったから、楽しい事を考えたいと言う気持ちは分からなくもないけど、面倒な事こそ早めに終わらせてしまいましょう。
「ええ、そうね……リオ、わたくしは『ライト』と言う半精霊の存在を把握してなかった事も、その半精霊ライトに『悪事を働かせた貴族』の罪が帝国……いえ、我々皇族の罪だと思っているわ」
「リアちゃんと同じく、婆も帝国の皇族に責任があると思うわぁ。勿論、婆達も含めてね。婆達では解決する事が出来なかった上に、愛する精霊を消滅させてしまった悲しい罪だと思っているわぁ」
間髪入れずに婆やも罪は、帝国の皇族にあると言い出したわね。罪を認められる事は素晴らしい事だと思うけど……
「リアや婆やは悪く無いわよ。帝国の問題をしっかり把握して解決すべきは皇帝の仕事だもの。それなのに、2人とも皇帝よりしっかりと向き合って、長い間苦しみながらも必死に働いて来たじゃない!」
「リオ……ありがとう。そう言って貰えると嬉しいわ。他の誰に言われても何とも思わないのにね。リオに言われると何故か泣きそうになってしまうわ」
「あら。それはデュークに慰めて貰えるチャンスじゃない?ふふっ」
私は戯けて見せた。リアはきっとたった1人で頑張って来たのだから、辛い事も沢山あっただろうしね。これからは楽しい思い出を沢山作って欲しい。
「も、もうっ!リオったら!もう……優し過ぎるんだから。わたくしの心を救って頂いた恩を、一生忘れはしないわ」
後半は小さな声で聞き取れなかったけれど、リアとはずっと仲の良い友達でいられたらいいなと思うわ。婆やと同じで気高く美しい女性。とてもカッコ良い女性よね。
「さてと。それじゃあ、ジャンはまだ来て無いけど予定通りに皇帝を断罪する方向で良いのかしら?リアの父親で、婆やにとっては弟でしょう?大丈夫?」
「ええ、リオ。わたくし達は皇族だもの。皇族の義務を果たせなかった時点で、断罪されるべきだわ。それは父親だからと言って、許される事では無いわ……」
婆やも頷き、リアの言葉を肯定した。気持ちは固まっている様ね。私はリア達が帝国の未来を創るのだから、リア達が後悔しない様に進めたら良いとは思ってるわ。
「そう……」
「ふふっ、本当にリオは優しいわね。貴女からしたら、歴代の皇帝が何もしなかったから、御先祖様やその御子息が苦しんだのだ!と、怒るところでしょうに……」
うーん、優しい訳では無いのだけど。直接的に私が関わった事では無いもの。それに彼らは特に怒っていないのよね。コテツさんは儚くなってから随分経っているし、実感が無いのかも?
「それは……コテツさんが恨んで無いのだから私が怒る事では無いわ。終わった事に文句を言っても仕方ないのだから、同じ事が起こらない様にと考えて行動した方が建設的でしょう?」
「ええ、そうね……わたくしはそんなリオが大好きよ。でもね、無理はしないでね?本当に苦しい時は、ちゃんと教えてね。わたくしでは頼りないかも知れないけれど、愚痴でも何でも聞く事は出来るわ」
嬉しい事を言ってくれるわね。リアも私と同じ考えでいてくれているのかしら。
「ふふっ、ありがとうリア。私も大事なお友達に心配して貰えて嬉しいわ。前向きなのは昔からだけど、耐えられない様な事が起こった時には助けてね。それとも旦那様の愚痴とかでも良いのかしらね?ふふっ」
「え?旦那様?ええっ?僕の愚痴?」
カミルが目を丸くして固まっている。とても珍しい光景ね。天井に潜んでいる影も肩を震わせて笑っているわよ。
「「「クスクス」」」
「も、もぉ!リオ~!愚痴があるなら僕に直接言ってね?絶対だよー!」
「ふふふ、分かってるわカミル。カミルも愚痴や文句がある時は直接言ってね?黙っていたら分からないもの。お互いが納得行くまで話し合いましょうね」
カミルの困っていた顔が、優しく穏やかな顔に変わった。私の大好きな表情だわ。
「あぁ、善処するよ。お互い飾らない、心地の良い空間に、共にずっと居られると良いね」
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