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第157話 王妃様との逢瀬 ★ギルバート国王 SIDE
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今日は月に1度だけ会う事を許された、我が妃との逢瀬の日だ。触れ合う事も許されず、抱きしめる事もかなわない愛しい女性。来世は必ず幸せにすると誓った私に、「今も幸せよ」と笑顔をくれる優しい女性。共に過ごした日々が宝物だと、儚げに微笑む貴女を思い出す度泣きそうになる。
最近、王国はとても平和な日々が続いている。間違いなく、優秀な王太子と王太子妃候補が頑張ってくれているからだろう。彼らの事を陰から見守り……いや、『影』に見守らせ、それをネタに王妃と文通や『電話』でやり取りしていたりする。
『電話』は言わずもがな、リオが考案してデュークが作った通信機器だ。これまでは短いメモを書く事でやり取りする事が出来る魔道具ならあったのだが、要件を簡潔に書くのが精一杯で。長文はさすがに手紙を書くしかなく不便だったのだ。それが、だ。『電話』ならば、なんと相手と会話が出来るのだ。『電話』の筒から王妃の声が聞こえた日、私は人知れずひっそりと泣いてしまうぐらい嬉しかった。
それほど愛してやまない私の妃オリビアは、病で臥せっている為、何もさせて貰えず暇で仕方がないらしい。そんな彼女が私に強請ったのが文通だったのだ。今では朝5分、夜15分の会話をする事が出来る。愛しい王妃がそこにいると確認して1日を始められ、存在を確認して1日を終えられる事がどれだけ安心できるか……リオは単純に『インカム』の上位版として作っただけだと言っていたが、私にはなくてはならないものとなった。
王太子妃候補であり『大聖女』と『大賢者』の称号を持つリオには会った事もないはずの王妃だが、彼女の事をとても気に入ったらしく、小まめに話しを聞かせて欲しいと2回目のスタンピード辺りから強請られていたのだった。なので最近の話題はもっぱら『大聖女様』で、毎日のように起こる……彼女が起こす奇跡の話しばかりだった。
「あぁ、今日も美しいね。私の最愛の王妃、オリビア。やっと会えた。今日という日を心待ちにしていたよ」
美しく微笑む王妃の顔に忌々しい痣が浮かび上がっていた。医者には不治の病と言われ、移るからと普段は隔離されて暮らしている。
「お久しぶりでございます、ギルバート様。今月もお会いする事が出来て、オリビアは果報者でございます」
「堅苦しい挨拶など要らぬから、そんな他人行儀な話し方はやめておくれ?寂しいではないか……」
「ふふっ。申し訳ありません……じゃなくって、ごめんなさいねギル。お手紙では詳しい内容が分からなくて物足りなかったの。今月も彼女の事を沢山教えてくださる?」
嬉しそうにふわっと微笑むオリビアと結婚してから100年が経とうとしている。当然、私の気持ちは100年前から変わっていないが。いや、むしろあの頃よりも愛していると断言出来るだろう。
「あぁ、もちろんだよ。オーリィの為に、いつもより詳しく報告させたんだ。今回は、帝国の1000年以上解決出来なかった謎をカミルと一緒に解決した上に、帝国を味方につけてしまったんだ!」
「お手紙で頂いていた内容は、帝国の問題を解決した所まででしたわ。帝国を味方につけたとはどういう事ですの?」
少し前のめりになって話しを聞いている彼女に、私は少し大袈裟に声を張って説明を始める。私の話しを聞き逃さない様に、小さく「うん、うん」と頷いている彼女は、元気だった頃と私に対する態度が何ひとつ変わっていない。
「元々カミルとジャン皇太子は仲良くしていたようなのだが、リオもアメリア皇女に懐いているらしくてな。2人は婆さんとも仲が良いから話も合うみたいだ。帝国の皇族一家が集まって、カミルとリオにお願いまでする仲らしいぞ。それも、アメリア皇女がデュークに惚れてるらしくてな?落とすのを手伝って欲しいらしい」
両手を胸の前で祈る形に組み、目をキラキラと輝かせて少女の様にはしゃぐオリビアは可愛らしい。正直、顔の痣さえ無ければ、そこまで大病を患っているようには見えないのだ。まぁ、痛かったとしても、私にはその姿を見せないのだろうがな。
「あらまぁ!でも、それは既に勝ち戦じゃなくて?」
「だろうな。カミルとリオを味方につけた時点で勝ち確定ってやつだと思うが、まぁ試合は最後まで分からぬものだからな。こちらも今度からは監視させようかと思っているが、どうだろうか?」
お伺いを立てるのはいつもの事だ。こうでもしないと、オリビアは自分がどうしたいのか教えてくれないのだ。カミルと同じく、必要な物は揃っているからこれ以上は要らないという考え方だな。そう言えば、リオも褒美を望まないなぁ。『類は友を呼ぶ』とはよく言ったものだ。
「影達も忙しいでしょうから、あまり無茶を言ってはなりませんよ?」
「それがな、リオが考案した『監視カメラ』のお陰で、影の仕事が減ったのだよ。その上、リオは影に気づいてしまうから、影の長がリオを気に入ってしまってな……今では一緒に『練習装置・改』で遊ぶ仲なのだとか……」
「ふふふっ、そうなのね。先月『練習装置・改』を使っている『大聖女様』の動画を見せて貰いましたから、容易く想像が出来ますわね。そう……彼女が女神様に愛されているのは間違いなさそうね。わたくしも元気になって、彼女と一緒に遊びたいわ……」
リオの動画を見せた時、オリビアはとても嬉しそうだった。カミルが少し後ろで愛おしそうにリオを見つめている事に気が付いたからだろう。王太子になったと聞いて、オリビアはとても心配していたからね。幼かった頃のカミルしか知らない彼女が心配するのは仕方がないが。まぁ、親はいくつになっても子供が心配な生き物なのだからな。それにリオを気に入っていて、一緒に遊びたいと希望を口にしたのだ。であれば、必ず私が叶えて見せる!
「大丈夫、必ず治して見せるからな。カミルの結婚式はもちろん、デュークの結婚式も、カミルとリオの子の……私達の孫の結婚式も見る事が出来るのだからな!絶対に私がどうにかしてみせるから安心して養生しておるのだぞ?」
「ええ、分かっているわギル……国王陛下の寵愛を賜る身ですもの。貴方を信じていますわ、ギルバート」
大きく頷き、美しく微笑んでいたオリビアの頬へ手を伸ばす。オリビアは寂しそうな顔をしてフルフルと首を振り、私に触られる事を優しく断るのだった。
最近、王国はとても平和な日々が続いている。間違いなく、優秀な王太子と王太子妃候補が頑張ってくれているからだろう。彼らの事を陰から見守り……いや、『影』に見守らせ、それをネタに王妃と文通や『電話』でやり取りしていたりする。
『電話』は言わずもがな、リオが考案してデュークが作った通信機器だ。これまでは短いメモを書く事でやり取りする事が出来る魔道具ならあったのだが、要件を簡潔に書くのが精一杯で。長文はさすがに手紙を書くしかなく不便だったのだ。それが、だ。『電話』ならば、なんと相手と会話が出来るのだ。『電話』の筒から王妃の声が聞こえた日、私は人知れずひっそりと泣いてしまうぐらい嬉しかった。
それほど愛してやまない私の妃オリビアは、病で臥せっている為、何もさせて貰えず暇で仕方がないらしい。そんな彼女が私に強請ったのが文通だったのだ。今では朝5分、夜15分の会話をする事が出来る。愛しい王妃がそこにいると確認して1日を始められ、存在を確認して1日を終えられる事がどれだけ安心できるか……リオは単純に『インカム』の上位版として作っただけだと言っていたが、私にはなくてはならないものとなった。
王太子妃候補であり『大聖女』と『大賢者』の称号を持つリオには会った事もないはずの王妃だが、彼女の事をとても気に入ったらしく、小まめに話しを聞かせて欲しいと2回目のスタンピード辺りから強請られていたのだった。なので最近の話題はもっぱら『大聖女様』で、毎日のように起こる……彼女が起こす奇跡の話しばかりだった。
「あぁ、今日も美しいね。私の最愛の王妃、オリビア。やっと会えた。今日という日を心待ちにしていたよ」
美しく微笑む王妃の顔に忌々しい痣が浮かび上がっていた。医者には不治の病と言われ、移るからと普段は隔離されて暮らしている。
「お久しぶりでございます、ギルバート様。今月もお会いする事が出来て、オリビアは果報者でございます」
「堅苦しい挨拶など要らぬから、そんな他人行儀な話し方はやめておくれ?寂しいではないか……」
「ふふっ。申し訳ありません……じゃなくって、ごめんなさいねギル。お手紙では詳しい内容が分からなくて物足りなかったの。今月も彼女の事を沢山教えてくださる?」
嬉しそうにふわっと微笑むオリビアと結婚してから100年が経とうとしている。当然、私の気持ちは100年前から変わっていないが。いや、むしろあの頃よりも愛していると断言出来るだろう。
「あぁ、もちろんだよ。オーリィの為に、いつもより詳しく報告させたんだ。今回は、帝国の1000年以上解決出来なかった謎をカミルと一緒に解決した上に、帝国を味方につけてしまったんだ!」
「お手紙で頂いていた内容は、帝国の問題を解決した所まででしたわ。帝国を味方につけたとはどういう事ですの?」
少し前のめりになって話しを聞いている彼女に、私は少し大袈裟に声を張って説明を始める。私の話しを聞き逃さない様に、小さく「うん、うん」と頷いている彼女は、元気だった頃と私に対する態度が何ひとつ変わっていない。
「元々カミルとジャン皇太子は仲良くしていたようなのだが、リオもアメリア皇女に懐いているらしくてな。2人は婆さんとも仲が良いから話も合うみたいだ。帝国の皇族一家が集まって、カミルとリオにお願いまでする仲らしいぞ。それも、アメリア皇女がデュークに惚れてるらしくてな?落とすのを手伝って欲しいらしい」
両手を胸の前で祈る形に組み、目をキラキラと輝かせて少女の様にはしゃぐオリビアは可愛らしい。正直、顔の痣さえ無ければ、そこまで大病を患っているようには見えないのだ。まぁ、痛かったとしても、私にはその姿を見せないのだろうがな。
「あらまぁ!でも、それは既に勝ち戦じゃなくて?」
「だろうな。カミルとリオを味方につけた時点で勝ち確定ってやつだと思うが、まぁ試合は最後まで分からぬものだからな。こちらも今度からは監視させようかと思っているが、どうだろうか?」
お伺いを立てるのはいつもの事だ。こうでもしないと、オリビアは自分がどうしたいのか教えてくれないのだ。カミルと同じく、必要な物は揃っているからこれ以上は要らないという考え方だな。そう言えば、リオも褒美を望まないなぁ。『類は友を呼ぶ』とはよく言ったものだ。
「影達も忙しいでしょうから、あまり無茶を言ってはなりませんよ?」
「それがな、リオが考案した『監視カメラ』のお陰で、影の仕事が減ったのだよ。その上、リオは影に気づいてしまうから、影の長がリオを気に入ってしまってな……今では一緒に『練習装置・改』で遊ぶ仲なのだとか……」
「ふふふっ、そうなのね。先月『練習装置・改』を使っている『大聖女様』の動画を見せて貰いましたから、容易く想像が出来ますわね。そう……彼女が女神様に愛されているのは間違いなさそうね。わたくしも元気になって、彼女と一緒に遊びたいわ……」
リオの動画を見せた時、オリビアはとても嬉しそうだった。カミルが少し後ろで愛おしそうにリオを見つめている事に気が付いたからだろう。王太子になったと聞いて、オリビアはとても心配していたからね。幼かった頃のカミルしか知らない彼女が心配するのは仕方がないが。まぁ、親はいくつになっても子供が心配な生き物なのだからな。それにリオを気に入っていて、一緒に遊びたいと希望を口にしたのだ。であれば、必ず私が叶えて見せる!
「大丈夫、必ず治して見せるからな。カミルの結婚式はもちろん、デュークの結婚式も、カミルとリオの子の……私達の孫の結婚式も見る事が出来るのだからな!絶対に私がどうにかしてみせるから安心して養生しておるのだぞ?」
「ええ、分かっているわギル……国王陛下の寵愛を賜る身ですもの。貴方を信じていますわ、ギルバート」
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