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第158話 国王とのお茶会 ★ギルバート国王 SIDE
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今日も可愛い我が義娘のリオと、最近更に凛々しくなった息子のカミルを呼んでお茶会をする事にした。もちろん誘わなければ拗ねる宰相と、言わなくても近くにいるであろう爺さんが参加する事になるだろうな。
今回は、リオとカミルにお願いがあるのだ。下手に呼び出すと他の貴族や諸々がうるさいのでお茶会という名目にしたのだが。リオやカミルも何かあったのかと心配する表情を浮かべていた。貴族どもは欺けたとしても、リオとカミルにはあっさりとバレるのだろうな。
「父上、どうかなさいましたか?」
「クックッ。お前達にはすぐにバレるんだな。ちょっと相談したい事があるのだ。そこまで大きな話ではないから心配するでない」
「そうですか。それなら良いのですが……」
嬉しいな。次期国王と王妃が、国を思い、民を思うからこそ心配して駆けつけてくれる。これで子宝に恵まれたなら、きっと王国は安泰だろう。孫を抱く想像まですると、つい顔が緩んでしまうな。ん?まだ気が早いか?
「そのな、カミル達も春には結婚式を挙げるだろう?結婚前の挨拶をな……リオ、会って欲しい人がいるのだ」
カミルは分かったようだな。ハッとした後、眉を八の字に下げて困った顔をしている。
「父上、僕ですら会わせて貰えなかったのですよ?既に許可を得たのですか?」
「いや、まだなのだが……そなた達と話していれば、いい案が浮かぶかなぁと思ってな」
「えぇ……父上……」
「仕方がなかろう?私だって月に1度しか会わせて貰えないのだからなぁ」
カミルと困った顔で悩んでいると、リオが私に視線を向けて少し首を傾げる。
「えっと、王妃様の事でしょうか?ご病気なのですか?」
「さすがはリオだな。全てを言わずとも分かってしまうとは」
これまで王妃の話しは全くして来なかったし、カミルも聞かれて無いと言っていた。こちらから話してくれるのを待っていてくれたのだろう。本当に良く出来た嫁だなぁ。
「感染する可能性があるのでしょうか?隔離されていらっしゃるから会う回数を制限されている?」
「……正解だよ、リオ。リオは病気に詳しいの?」
人にうつる病気は隔離が必要なんて、庶民は知らない知識だからな。デュルギス王国では、私が生まれる前に一度感染症が流行ったらしいが、殆どの人間は詳しい内容や対処法を知らないはずなのだ。
「前の世界でなら、私程度の知識は普通の人なら持ち合わせていると思うわ。感染症じゃ無ければ、隔離する必要も無いしね。王妃様のご病気の名前はあるのかしら?後は……王妃様と同じ病気に罹っている患者さんはどれぐらいいるの?」
病名?主治医からは『うつる病気』だからとしか言われて無いな?王妃と同じ病気の患者?確かに居るのであれば、医者が隔離してるはずだな。何故気が付かなかったのだろうか。
「ん?病名は……聞いた事が無いな。後で確認しておこう。オリビアと同じ病気の者?カミル、聞いた事があるか?」
「いえ……そう言われると確かに聞いた事がありませんね」
やはりカミルも知らないか。宰相や影達からも情報は入って来ていないから、もしかしたら同じ病気の患者は居ないのではないだろうか?
「あの、病気の症状を私が伺っても大丈夫でしょうか?」
「会う事になれば、症状も目の当たりにするのだから問題ない。王妃は顔に大きな痣があるのだ。発症してから40年近く経つが、その痣がどんどん広がっていてな。今では腹辺りまであるらしい」
顎に手を当て、考えていたリオがふと頭を上げた。
「聞きたい事がいくつかあるのですが、よろしいですか?」
「もちろんだ。なんでも聞いてくれて構わない。リオは家族なのだからな」
「ありがとうございます。それでは……王妃様を受診なさったお医者様はどちらに?」
「今は弟子と交代して、引退したと聞いている」
「お年を召していらしたのですか?」
「ん?いや?確かまだ150歳にも届いて無かったのではないか?」
「王妃様の主治医というのは、とても光栄なことなのでは?なのに若くして引退したと?」
確かにな?あの時は、オリビアが治らない病気であると言われて動揺してたからなぁ。それどころではなかったとしか……
「そう言われると確かに不可解だね。調べた方が良さそうだ。他にも気になる事があったのかい?」
カミルが話しを進めてくれる。私がショックで言葉に詰まっていると思ったのだろう。まぁ、その通りなんだけどな。オリビアの為に出来る事が、他にまだあるとリオは言っている様に感じる。
「ええ。国王陛下だけは月に1度、面会出来るのですよね?感染の可能性があるのに?王子ならまだ分かりますが、この国のトップである国王陛下が会えるのに、王子は1度も会わせてもらっていない。おかしいですよね、普通に考えても」
「…………確かにそうだな?私は愛しのオーリィに、月に1度でも会えるってだけで喜んで思考を停止していたようだな」
「僕も会えないのが当たり前になっていたので、この40年近く自らは会おうとしなかったですね」
「『感染する』から『隔離されている』ので『会えない』というのは『当たり前』過ぎたのでしょうね。カミルは会えないのが当たり前で、国王陛下は月に1度会えるから『月に1度でも会えて良かった』と思い込ませていたのでしょう」
人の思い込みは面倒だな。勝手にそうだと我々が決めつけていた訳だから、実は違うかも知れないとリオは言っているのだろう。
「リオは王妃の病気が、実はうつらない病気ではないか?と思っているのかな?」
「そうですね。根拠としては、毎月陛下は王妃様にお会いする為に王妃様の隔離されているお部屋に足を運ばれるのですよね?その後、数日間様子を見たり、発症しないかを確認していたら公務が滞りますよね?と言う事は、陛下が感染し発症したら宰相や爺やも罹ってしまう恐れがあるのにその対策はなされていない」
確かにそうだ。民を守る為にも王室から感染者を出す訳にはいかないのに、王妃は隔離されてはいるが王宮にいるのだ。それも王である私は会える……ふぅ、これは心理戦なのか?
「リオの世界では、うつる病気の時はどうしていたの?」
カミルが興味を持った様で細かく聞き始めた。私も気になるな。何かしらヒントがあるかも知れない。
「体の中にいる菌が他の人に感染する可能性のある時間が大体判明している病気ばかりでしたので、罹ってから5日間ぐらいの外出禁止が多かったですね」
5日間隔離する事で、うつる期間が過ぎるんだな?この世界と病気も違うだろうから一概には言えないが、身近な風邪など色んな病気で調べてみるのも良いかもな。
「病の解析も進んでいる世界なのだな。リオの知識は、今後我が国……この世界を良くしてくれるだろう」
「いえいえ、私の知識なんて浅いですし、詳しくは分かりません。専門職の方であったなら、お役に立てたかと思いますが……」
シュンとするリオに、すかさずカミルがフォローを入れる為、拳2つ分空いていた隙間を埋めて肩を抱く。
「リオは今でも充分に貢献してくれているよ。それに、考え方が違う事を知れるだけでもキッカケにはなる。こういう考え方、見方もあるんだと知る事だけでも役に立っていると思うよ。後はその道の専門家が研究すれば、きっと文明や技術も追い付くんじゃないかな」
「そうだぞ、リオ。あの『電話』の発想には驚いたからなぁ。この世界には無かった、声で連絡が取れる技術を作るキッカケをくれただろう?充分に貢献しておるよ」
「お役に立てているなら何よりです」
「何か気になる事でもあるのかい?」
カミルが少し体を屈めて、リオを下から覗いている。カミルは人の機微に聡いし、実際よく見てるからな。リオが何か考え込んでいるから話しを聞きたいのだろう。
「王妃様にお会いするのに、許可はどうしても必要?私は大聖女なのに、何故1度も診て欲しいと打診が無かったのかしら?と思って」
2人ともハッ!とした。相手は医者では無く大聖女だ。医者の立場を悪くする訳でも無いのだから、王妃を治す気があるのであれば、リオに打診があってもおかしくないと言うか、無いとおかしいよな?
「確かにおかしいな。それも数千年に1度現れるか分からない奇跡の大聖女様だからな。王妃の主治医に話しをして、埒が明かないようならこっそり会える様に手配する必要があるだろうな」
「ギル、リオの隠密魔法であれば、王妃の部屋に侵入するぐらい容易いから最悪は何とでもなるぞ」
フッと姿を現した爺さんは、神妙な面持ちで侵入する事を勧めて来たな……この問題はデリケートな部分だからこそ、これまで誰も何も言わずに見守ってくれていた事は理解している。
「爺さん……まぁ、そうだな。最悪はそうするとして、一旦はお伺いを立てなきゃなぁ?こちらも妥協する素振りを見せなければならないだろう?」
今の主治医がどんな説明を受けて、どんな治療をしているかすら分からないからな。そこら辺も調べねばなるまい。
「そうですね。恐らく、王妃様の主治医……今のお弟子さんでは無く、最初に主治医を務めていた方が怪しいのですから、行方も確認しなければなりませんね」
「そこら辺を探りながら王妃に会える様に計らおう。リオ、その時はよろしく頼むよ。私の愛しいオリビアは、もう40年近く部屋に閉じ込められているのだ」
「王妃様にお会い出来なければ何も分かりませんが、私のスキルで治療出来るのであれば、王妃様を助けて差し上げたいです。王妃様は、私のお義母様……家族になるお方ですものね」
胸の辺りでグッと拳を作り、やる気を見せているリオがとても頼もしいな。カミルも爺さんと一緒に優しい笑顔で見守っている。宰相は今話した事を必死に書き留めていた。やるべき事は理解したからな。後はひとつずつ確実にクリアして行くだけだ。
今回は、リオとカミルにお願いがあるのだ。下手に呼び出すと他の貴族や諸々がうるさいのでお茶会という名目にしたのだが。リオやカミルも何かあったのかと心配する表情を浮かべていた。貴族どもは欺けたとしても、リオとカミルにはあっさりとバレるのだろうな。
「父上、どうかなさいましたか?」
「クックッ。お前達にはすぐにバレるんだな。ちょっと相談したい事があるのだ。そこまで大きな話ではないから心配するでない」
「そうですか。それなら良いのですが……」
嬉しいな。次期国王と王妃が、国を思い、民を思うからこそ心配して駆けつけてくれる。これで子宝に恵まれたなら、きっと王国は安泰だろう。孫を抱く想像まですると、つい顔が緩んでしまうな。ん?まだ気が早いか?
「そのな、カミル達も春には結婚式を挙げるだろう?結婚前の挨拶をな……リオ、会って欲しい人がいるのだ」
カミルは分かったようだな。ハッとした後、眉を八の字に下げて困った顔をしている。
「父上、僕ですら会わせて貰えなかったのですよ?既に許可を得たのですか?」
「いや、まだなのだが……そなた達と話していれば、いい案が浮かぶかなぁと思ってな」
「えぇ……父上……」
「仕方がなかろう?私だって月に1度しか会わせて貰えないのだからなぁ」
カミルと困った顔で悩んでいると、リオが私に視線を向けて少し首を傾げる。
「えっと、王妃様の事でしょうか?ご病気なのですか?」
「さすがはリオだな。全てを言わずとも分かってしまうとは」
これまで王妃の話しは全くして来なかったし、カミルも聞かれて無いと言っていた。こちらから話してくれるのを待っていてくれたのだろう。本当に良く出来た嫁だなぁ。
「感染する可能性があるのでしょうか?隔離されていらっしゃるから会う回数を制限されている?」
「……正解だよ、リオ。リオは病気に詳しいの?」
人にうつる病気は隔離が必要なんて、庶民は知らない知識だからな。デュルギス王国では、私が生まれる前に一度感染症が流行ったらしいが、殆どの人間は詳しい内容や対処法を知らないはずなのだ。
「前の世界でなら、私程度の知識は普通の人なら持ち合わせていると思うわ。感染症じゃ無ければ、隔離する必要も無いしね。王妃様のご病気の名前はあるのかしら?後は……王妃様と同じ病気に罹っている患者さんはどれぐらいいるの?」
病名?主治医からは『うつる病気』だからとしか言われて無いな?王妃と同じ病気の患者?確かに居るのであれば、医者が隔離してるはずだな。何故気が付かなかったのだろうか。
「ん?病名は……聞いた事が無いな。後で確認しておこう。オリビアと同じ病気の者?カミル、聞いた事があるか?」
「いえ……そう言われると確かに聞いた事がありませんね」
やはりカミルも知らないか。宰相や影達からも情報は入って来ていないから、もしかしたら同じ病気の患者は居ないのではないだろうか?
「あの、病気の症状を私が伺っても大丈夫でしょうか?」
「会う事になれば、症状も目の当たりにするのだから問題ない。王妃は顔に大きな痣があるのだ。発症してから40年近く経つが、その痣がどんどん広がっていてな。今では腹辺りまであるらしい」
顎に手を当て、考えていたリオがふと頭を上げた。
「聞きたい事がいくつかあるのですが、よろしいですか?」
「もちろんだ。なんでも聞いてくれて構わない。リオは家族なのだからな」
「ありがとうございます。それでは……王妃様を受診なさったお医者様はどちらに?」
「今は弟子と交代して、引退したと聞いている」
「お年を召していらしたのですか?」
「ん?いや?確かまだ150歳にも届いて無かったのではないか?」
「王妃様の主治医というのは、とても光栄なことなのでは?なのに若くして引退したと?」
確かにな?あの時は、オリビアが治らない病気であると言われて動揺してたからなぁ。それどころではなかったとしか……
「そう言われると確かに不可解だね。調べた方が良さそうだ。他にも気になる事があったのかい?」
カミルが話しを進めてくれる。私がショックで言葉に詰まっていると思ったのだろう。まぁ、その通りなんだけどな。オリビアの為に出来る事が、他にまだあるとリオは言っている様に感じる。
「ええ。国王陛下だけは月に1度、面会出来るのですよね?感染の可能性があるのに?王子ならまだ分かりますが、この国のトップである国王陛下が会えるのに、王子は1度も会わせてもらっていない。おかしいですよね、普通に考えても」
「…………確かにそうだな?私は愛しのオーリィに、月に1度でも会えるってだけで喜んで思考を停止していたようだな」
「僕も会えないのが当たり前になっていたので、この40年近く自らは会おうとしなかったですね」
「『感染する』から『隔離されている』ので『会えない』というのは『当たり前』過ぎたのでしょうね。カミルは会えないのが当たり前で、国王陛下は月に1度会えるから『月に1度でも会えて良かった』と思い込ませていたのでしょう」
人の思い込みは面倒だな。勝手にそうだと我々が決めつけていた訳だから、実は違うかも知れないとリオは言っているのだろう。
「リオは王妃の病気が、実はうつらない病気ではないか?と思っているのかな?」
「そうですね。根拠としては、毎月陛下は王妃様にお会いする為に王妃様の隔離されているお部屋に足を運ばれるのですよね?その後、数日間様子を見たり、発症しないかを確認していたら公務が滞りますよね?と言う事は、陛下が感染し発症したら宰相や爺やも罹ってしまう恐れがあるのにその対策はなされていない」
確かにそうだ。民を守る為にも王室から感染者を出す訳にはいかないのに、王妃は隔離されてはいるが王宮にいるのだ。それも王である私は会える……ふぅ、これは心理戦なのか?
「リオの世界では、うつる病気の時はどうしていたの?」
カミルが興味を持った様で細かく聞き始めた。私も気になるな。何かしらヒントがあるかも知れない。
「体の中にいる菌が他の人に感染する可能性のある時間が大体判明している病気ばかりでしたので、罹ってから5日間ぐらいの外出禁止が多かったですね」
5日間隔離する事で、うつる期間が過ぎるんだな?この世界と病気も違うだろうから一概には言えないが、身近な風邪など色んな病気で調べてみるのも良いかもな。
「病の解析も進んでいる世界なのだな。リオの知識は、今後我が国……この世界を良くしてくれるだろう」
「いえいえ、私の知識なんて浅いですし、詳しくは分かりません。専門職の方であったなら、お役に立てたかと思いますが……」
シュンとするリオに、すかさずカミルがフォローを入れる為、拳2つ分空いていた隙間を埋めて肩を抱く。
「リオは今でも充分に貢献してくれているよ。それに、考え方が違う事を知れるだけでもキッカケにはなる。こういう考え方、見方もあるんだと知る事だけでも役に立っていると思うよ。後はその道の専門家が研究すれば、きっと文明や技術も追い付くんじゃないかな」
「そうだぞ、リオ。あの『電話』の発想には驚いたからなぁ。この世界には無かった、声で連絡が取れる技術を作るキッカケをくれただろう?充分に貢献しておるよ」
「お役に立てているなら何よりです」
「何か気になる事でもあるのかい?」
カミルが少し体を屈めて、リオを下から覗いている。カミルは人の機微に聡いし、実際よく見てるからな。リオが何か考え込んでいるから話しを聞きたいのだろう。
「王妃様にお会いするのに、許可はどうしても必要?私は大聖女なのに、何故1度も診て欲しいと打診が無かったのかしら?と思って」
2人ともハッ!とした。相手は医者では無く大聖女だ。医者の立場を悪くする訳でも無いのだから、王妃を治す気があるのであれば、リオに打診があってもおかしくないと言うか、無いとおかしいよな?
「確かにおかしいな。それも数千年に1度現れるか分からない奇跡の大聖女様だからな。王妃の主治医に話しをして、埒が明かないようならこっそり会える様に手配する必要があるだろうな」
「ギル、リオの隠密魔法であれば、王妃の部屋に侵入するぐらい容易いから最悪は何とでもなるぞ」
フッと姿を現した爺さんは、神妙な面持ちで侵入する事を勧めて来たな……この問題はデリケートな部分だからこそ、これまで誰も何も言わずに見守ってくれていた事は理解している。
「爺さん……まぁ、そうだな。最悪はそうするとして、一旦はお伺いを立てなきゃなぁ?こちらも妥協する素振りを見せなければならないだろう?」
今の主治医がどんな説明を受けて、どんな治療をしているかすら分からないからな。そこら辺も調べねばなるまい。
「そうですね。恐らく、王妃様の主治医……今のお弟子さんでは無く、最初に主治医を務めていた方が怪しいのですから、行方も確認しなければなりませんね」
「そこら辺を探りながら王妃に会える様に計らおう。リオ、その時はよろしく頼むよ。私の愛しいオリビアは、もう40年近く部屋に閉じ込められているのだ」
「王妃様にお会い出来なければ何も分かりませんが、私のスキルで治療出来るのであれば、王妃様を助けて差し上げたいです。王妃様は、私のお義母様……家族になるお方ですものね」
胸の辺りでグッと拳を作り、やる気を見せているリオがとても頼もしいな。カミルも爺さんと一緒に優しい笑顔で見守っている。宰相は今話した事を必死に書き留めていた。やるべき事は理解したからな。後はひとつずつ確実にクリアして行くだけだ。
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