164 / 211
第164話 隠密魔法最強説! ★ギルバート国王 SIDE
しおりを挟む
リオ達とのお茶会から早1ヶ月。結局、王妃の主治医から面会の許可はおりなかった。私だけは相変わらず月に1度だけ会う事を許されているので、今回は強行突破してでもリオとカミルを王妃に会わせるつもりだ。リオの言う通り、ちゃんとした会ってはならない理由を提示出来ない主治医は、信用が出来ないからな。
爺さんが言うには、リオに隠密魔法を掛けて貰えばカミルも一緒に入れるだろうと言っていた。今回1番困るのは、バレた時にリオの所為にされ、断罪しようと言う動きが出る事だ。なので、リオは完全に魔力も遮断し、カミルは隠密魔法のみで入室する事になった。最悪誰か居るとバレた時に、カミルが矢面に立つ事で、カミルなら王妃は実母であるから仕方がないと思わせる事が出来るだろう。
準備をしっかり整えて、カミルとリオがいるであろう方向に顔を向ける。既に隠密魔法を掛けている2人は全く見えない。リオなんて、気配すら感じられないのだから凄いな。今回も部屋には主治医が待機している上に、面会時間は3時間しかない。その短時間でリオに診察して貰わなければならず、王妃に説明もしなければならない。気合を入れて王妃の隔離されている部屋の扉を叩く。
「お待ちしておりましたわ、国王陛下。どうぞお入りください」
優しく穏やかな声で誘ってくれるのは、もちろん部屋の主である王妃だ。部屋の中から扉が開かれる。私はわざとバランスを崩して、持って来たお土産を落としそうになるフリをした。注意をこちらに向け、その間にカミル達が中に侵入する計画だからな。カミルの気配が中に入ったのを感じた。私と同じ金の魔力故私には分かるが、他の者達には私とカミルの魔力の差は分からないだろうからこの様な場面では便利だな。王国で区別出来る人間は、リオや爺さんぐらいだろう。
「おっと、危ない危ない。お土産を増やし過ぎてしまっただろうか。あぁ、私の愛しいオリビア。会いたかったよ」
「ふふっ、わたくしも会いたかったですわギルバート様。こんなに沢山の果物をありがとうございます。甘い匂いがして、とてもおいしそうですわね」
「だろう?中々会えないオーリィの為に、カミルと婚約者のリオが取り寄せてくれたのだ。2人とも会いたがっていたぞ」
「そうなのね……わたくしも会いたいわ。愛しい我が子と婚約者であり大聖女様。まるで御伽噺のような組み合わせよね」
「そうだなぁ。あの2人は奇跡を沢山起こしてくれているから、物語になるかもなぁ。小説でも書かせて、結婚式の前に演劇場で劇をやらせるか?」
「まぁ!それは素敵ね!わたくしも見てみたかったわぁ。ねぇ、お医者様。わたくしはまだ外に出る事は叶いませんの?」
まるで話し合ったかのように主治医を責めるオリビアは少し拗ねた顔で頬を膨らませていて可愛い。そんな顔で怒られても怖くはないし、逆に「ごめんね」と謝りたくなるんだよな。
お?私の近くの空気が動いたな。気配が全く感じられないからリオだろう。どうやら主治医の方向にゆっくりと歩いて行っている様だ。どこにいるのだ?ん?主治医の後ろがほんのりと光ったな?主治医が後ろにゆっくりと倒れたな。あぁ、だから後ろに回っていたのだな。頭を打たない様に支えたのだろう。
「ふぅ。こちらのお医者様には防音膜を張っておきましたので、音は完全に遮断されていますからお話しになっても大丈夫ですよ」
「貴女はカミルの婚約者の聖女様ね?お姿を拝見させていただいてもよろしいかしら?」
穏やかに微笑むオリビアだが、期待で瞳がキラキラしているな。オリビアの言動は王妃らしく穏やかに見せているのだが、中身は案外情熱的である。目は口ほどに物を言うってやつで、今ではオリビアの目を覗き込むだけで何を考えているかぐらいは分かる様になった。パァッと目だけではあるが表情が明るくなる様は、とても可愛らしい。
「はい、王妃様。はじめまして。私はカミル殿下の婚約者でリオ=カミキと申します」
リオが隠密魔法を解いて嬉しそうに微笑み、丁寧にカーテシーをして見せた。2人は視線を合わせて微笑み合うと、オリビアは大きく何度も頷いた。
「あぁ、やっと会う事が出来たわ!ギルに聞いていた通り、黒髪に黄金色の瞳なのね。こんなに可愛い女の子が義娘ちゃんになってくれるなんて嬉しいわぁ!異世界からいらしたのでしょう?カーテシーも綺麗で、お作法も頑張って勉強してくれたのね。こんなに素敵なお嬢さんがお嫁に来てくれるなんて、カミルは幸せ者ねぇ」
あっ!っという顔をしたリオがカミルの隠密魔法を解いた。リオの隣に並んでいたカミルが姿を見せる。オリビアが息をのんだのが分かった。震える指先を唇に当て、話し掛けようと口を動かすが、どうやら中々言葉が出て来ない様だ。皆静かにオリビアの言葉を待つ。
「か、カミル、なの?カミルよね?あぁ!大きくなったわねぇ……!」
オリビアは子供の様に泣き出してしまった。最後に会ったのはカミルが10歳の時だったか?あれから40年も会えていなかったのだ。感極まって泣いてしまっても仕方がないだろう。
「母上、40年ぶりでございます。またこうしてお会いする事が出来て嬉しいです。…………リオとの結婚の報告を、どうしてもしたくて強行突破し、驚かせてしまった事をお詫び申し上げます」
カミルは堂々とした物言いで、オリビアに軽く頭を下げた。リオと出会い色んな出来事を経験し共に生活する事で、王太子である事を強く自覚したのか覚悟が決まったのか、ここ最近は威厳が出て来た様に感じるな。
「謝る必要なんてないわよ、カミル。貴方にも、貴方の婚約者であるリオ嬢にも、ずっと会いたかったわ。あぁ、このまま一生会えないかも知れないと不安に思って生きて来たけれど……我慢してまで生きて来て良かったわぁ……」
おっ?物思いに耽っているオリビアとは対照的に、リオがソワソワしているか?カミルもそれに気が付いたな。さぁ、今度は何が気になるんだろうな?リオの考え方や行動は面白いからな。オリビアの目の前でソレが起こったら、きっとオリビアもその出来事を楽しんでくれるだろうし、思い出が出来るからな。クックッ。
「リオ?どうしたの?」
「あ……カミル、その、感動の再会を邪魔してしまって申し訳ないんだけど……」
眉を八の字に下げたリオが、珍しく言いにくそうに口籠っている。
「リオ、構わんから言ってごらん?王妃はその程度で怒る事は無いから安心しなさい。クックッ」
「お義父様……楽しそうですわね?」
「あぁ、もちろん楽しいとも!愛しのオリビアと、可愛い義娘と息子が団欒の時を過ごしているのだからな?ククッ」
「まぁ、そうですけど……」
困り顔だったリオが、カミルに助けを求めて目を合わせると、何を感じたのか2人とも薄く微笑んだ。本当に2人は仲が良いな。つい、オリビアと2人して微笑ましい光景を眺めてしまっていたぞ。
「えっと、リオちゃんって呼んで良いかしら?」
「あ、はい。もちろんです」
「リオちゃんは何か気になる事があるのかしら?カミルとギルが反応したと言う事は、そう言う事でしょう?」
「さすがカミルのご母堂様でいらっしゃいますね。その、とても言いづらい事なのですが、よろしいですか?」
リオが申し訳無さそうに何度も確認してくるから、オリビアは大きく頷いて、リオと視線を合わせて優しく微笑んだ。
「ええ、構わないわよ。カミルとギルが2人とも信用しているリオちゃんは、わたくしも信用するに値する人物って事になるわ。だから心配しないで、感じたままを発言して貰って大丈夫よ」
優しく微笑むオリビアはとても綺麗だ。リオも微笑み返してかスゥッと息を吸い込み、ゆっくりと話し始めた。
「王妃様が罹っていらっしゃるご病気の事なのですが。その、えっと……疾患ではなさそうと言いますか……疾患ではありませんね……」
ん?疾患でない?疾患って病気の事だよな?んん?でも顔に痣があるんだぞ?なのに病気では無いと言うのか?
「んん?え…………?母上は病気じゃないって事?」
「ええ。間違い無いと思うわ。王妃様、あの、ちょっと聞きづらいのですが、色々質問させていただいてもよろしいですか?」
私もオリビアも、言われた事を理解するのに少し時間が掛かったな。オリビアは病気では無い?ならこの40年間、何故閉じ込められていたのだ?頭がこんがらがっているぞ……
「リオ、すまんが理解力が追い付いていないのだ。質問は分かる事であれば答えるから、話しを進めてくれて構わない。時間も限られているからな」
「ありがとうございます。それでは、先に王妃様を診察しても大丈夫ですか?あと、詳しい状態を確認したいので、王妃様に人物鑑定スキルを使う許可をいただけますか?その後に質問させていただこうと思いますがよろしいでしょうか?」
リオはしっかりとオリビアを見つめ、懇願したのだった。リオなら何とかしてくれそうだと思えてしまうな。カミルも珍しく身を乗り出して、オリビアが人物鑑定を許可する事を待っているのだった。
爺さんが言うには、リオに隠密魔法を掛けて貰えばカミルも一緒に入れるだろうと言っていた。今回1番困るのは、バレた時にリオの所為にされ、断罪しようと言う動きが出る事だ。なので、リオは完全に魔力も遮断し、カミルは隠密魔法のみで入室する事になった。最悪誰か居るとバレた時に、カミルが矢面に立つ事で、カミルなら王妃は実母であるから仕方がないと思わせる事が出来るだろう。
準備をしっかり整えて、カミルとリオがいるであろう方向に顔を向ける。既に隠密魔法を掛けている2人は全く見えない。リオなんて、気配すら感じられないのだから凄いな。今回も部屋には主治医が待機している上に、面会時間は3時間しかない。その短時間でリオに診察して貰わなければならず、王妃に説明もしなければならない。気合を入れて王妃の隔離されている部屋の扉を叩く。
「お待ちしておりましたわ、国王陛下。どうぞお入りください」
優しく穏やかな声で誘ってくれるのは、もちろん部屋の主である王妃だ。部屋の中から扉が開かれる。私はわざとバランスを崩して、持って来たお土産を落としそうになるフリをした。注意をこちらに向け、その間にカミル達が中に侵入する計画だからな。カミルの気配が中に入ったのを感じた。私と同じ金の魔力故私には分かるが、他の者達には私とカミルの魔力の差は分からないだろうからこの様な場面では便利だな。王国で区別出来る人間は、リオや爺さんぐらいだろう。
「おっと、危ない危ない。お土産を増やし過ぎてしまっただろうか。あぁ、私の愛しいオリビア。会いたかったよ」
「ふふっ、わたくしも会いたかったですわギルバート様。こんなに沢山の果物をありがとうございます。甘い匂いがして、とてもおいしそうですわね」
「だろう?中々会えないオーリィの為に、カミルと婚約者のリオが取り寄せてくれたのだ。2人とも会いたがっていたぞ」
「そうなのね……わたくしも会いたいわ。愛しい我が子と婚約者であり大聖女様。まるで御伽噺のような組み合わせよね」
「そうだなぁ。あの2人は奇跡を沢山起こしてくれているから、物語になるかもなぁ。小説でも書かせて、結婚式の前に演劇場で劇をやらせるか?」
「まぁ!それは素敵ね!わたくしも見てみたかったわぁ。ねぇ、お医者様。わたくしはまだ外に出る事は叶いませんの?」
まるで話し合ったかのように主治医を責めるオリビアは少し拗ねた顔で頬を膨らませていて可愛い。そんな顔で怒られても怖くはないし、逆に「ごめんね」と謝りたくなるんだよな。
お?私の近くの空気が動いたな。気配が全く感じられないからリオだろう。どうやら主治医の方向にゆっくりと歩いて行っている様だ。どこにいるのだ?ん?主治医の後ろがほんのりと光ったな?主治医が後ろにゆっくりと倒れたな。あぁ、だから後ろに回っていたのだな。頭を打たない様に支えたのだろう。
「ふぅ。こちらのお医者様には防音膜を張っておきましたので、音は完全に遮断されていますからお話しになっても大丈夫ですよ」
「貴女はカミルの婚約者の聖女様ね?お姿を拝見させていただいてもよろしいかしら?」
穏やかに微笑むオリビアだが、期待で瞳がキラキラしているな。オリビアの言動は王妃らしく穏やかに見せているのだが、中身は案外情熱的である。目は口ほどに物を言うってやつで、今ではオリビアの目を覗き込むだけで何を考えているかぐらいは分かる様になった。パァッと目だけではあるが表情が明るくなる様は、とても可愛らしい。
「はい、王妃様。はじめまして。私はカミル殿下の婚約者でリオ=カミキと申します」
リオが隠密魔法を解いて嬉しそうに微笑み、丁寧にカーテシーをして見せた。2人は視線を合わせて微笑み合うと、オリビアは大きく何度も頷いた。
「あぁ、やっと会う事が出来たわ!ギルに聞いていた通り、黒髪に黄金色の瞳なのね。こんなに可愛い女の子が義娘ちゃんになってくれるなんて嬉しいわぁ!異世界からいらしたのでしょう?カーテシーも綺麗で、お作法も頑張って勉強してくれたのね。こんなに素敵なお嬢さんがお嫁に来てくれるなんて、カミルは幸せ者ねぇ」
あっ!っという顔をしたリオがカミルの隠密魔法を解いた。リオの隣に並んでいたカミルが姿を見せる。オリビアが息をのんだのが分かった。震える指先を唇に当て、話し掛けようと口を動かすが、どうやら中々言葉が出て来ない様だ。皆静かにオリビアの言葉を待つ。
「か、カミル、なの?カミルよね?あぁ!大きくなったわねぇ……!」
オリビアは子供の様に泣き出してしまった。最後に会ったのはカミルが10歳の時だったか?あれから40年も会えていなかったのだ。感極まって泣いてしまっても仕方がないだろう。
「母上、40年ぶりでございます。またこうしてお会いする事が出来て嬉しいです。…………リオとの結婚の報告を、どうしてもしたくて強行突破し、驚かせてしまった事をお詫び申し上げます」
カミルは堂々とした物言いで、オリビアに軽く頭を下げた。リオと出会い色んな出来事を経験し共に生活する事で、王太子である事を強く自覚したのか覚悟が決まったのか、ここ最近は威厳が出て来た様に感じるな。
「謝る必要なんてないわよ、カミル。貴方にも、貴方の婚約者であるリオ嬢にも、ずっと会いたかったわ。あぁ、このまま一生会えないかも知れないと不安に思って生きて来たけれど……我慢してまで生きて来て良かったわぁ……」
おっ?物思いに耽っているオリビアとは対照的に、リオがソワソワしているか?カミルもそれに気が付いたな。さぁ、今度は何が気になるんだろうな?リオの考え方や行動は面白いからな。オリビアの目の前でソレが起こったら、きっとオリビアもその出来事を楽しんでくれるだろうし、思い出が出来るからな。クックッ。
「リオ?どうしたの?」
「あ……カミル、その、感動の再会を邪魔してしまって申し訳ないんだけど……」
眉を八の字に下げたリオが、珍しく言いにくそうに口籠っている。
「リオ、構わんから言ってごらん?王妃はその程度で怒る事は無いから安心しなさい。クックッ」
「お義父様……楽しそうですわね?」
「あぁ、もちろん楽しいとも!愛しのオリビアと、可愛い義娘と息子が団欒の時を過ごしているのだからな?ククッ」
「まぁ、そうですけど……」
困り顔だったリオが、カミルに助けを求めて目を合わせると、何を感じたのか2人とも薄く微笑んだ。本当に2人は仲が良いな。つい、オリビアと2人して微笑ましい光景を眺めてしまっていたぞ。
「えっと、リオちゃんって呼んで良いかしら?」
「あ、はい。もちろんです」
「リオちゃんは何か気になる事があるのかしら?カミルとギルが反応したと言う事は、そう言う事でしょう?」
「さすがカミルのご母堂様でいらっしゃいますね。その、とても言いづらい事なのですが、よろしいですか?」
リオが申し訳無さそうに何度も確認してくるから、オリビアは大きく頷いて、リオと視線を合わせて優しく微笑んだ。
「ええ、構わないわよ。カミルとギルが2人とも信用しているリオちゃんは、わたくしも信用するに値する人物って事になるわ。だから心配しないで、感じたままを発言して貰って大丈夫よ」
優しく微笑むオリビアはとても綺麗だ。リオも微笑み返してかスゥッと息を吸い込み、ゆっくりと話し始めた。
「王妃様が罹っていらっしゃるご病気の事なのですが。その、えっと……疾患ではなさそうと言いますか……疾患ではありませんね……」
ん?疾患でない?疾患って病気の事だよな?んん?でも顔に痣があるんだぞ?なのに病気では無いと言うのか?
「んん?え…………?母上は病気じゃないって事?」
「ええ。間違い無いと思うわ。王妃様、あの、ちょっと聞きづらいのですが、色々質問させていただいてもよろしいですか?」
私もオリビアも、言われた事を理解するのに少し時間が掛かったな。オリビアは病気では無い?ならこの40年間、何故閉じ込められていたのだ?頭がこんがらがっているぞ……
「リオ、すまんが理解力が追い付いていないのだ。質問は分かる事であれば答えるから、話しを進めてくれて構わない。時間も限られているからな」
「ありがとうございます。それでは、先に王妃様を診察しても大丈夫ですか?あと、詳しい状態を確認したいので、王妃様に人物鑑定スキルを使う許可をいただけますか?その後に質問させていただこうと思いますがよろしいでしょうか?」
リオはしっかりとオリビアを見つめ、懇願したのだった。リオなら何とかしてくれそうだと思えてしまうな。カミルも珍しく身を乗り出して、オリビアが人物鑑定を許可する事を待っているのだった。
2
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~
志位斗 茂家波
ファンタジー
小さい時から、様々な召喚獣を扱う召喚士というものに、憧れてはいた。
そして、遂になれるかどうかという試験で召喚獣を手に入れたは良い物の‥‥‥なんじゃこりゃ!?
個人的にはドラゴンとか、そう言ったカッコイイ系を望んでいたのにどうしてこうなった!?
これは、憧れの召喚士になれたのは良いのだが、呼び出した者たちが色々とやらかし、思わぬことへ巻き添えにされまくる、哀れな者の物語でもある…‥‥
小説家になろうでも掲載しております。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる