【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音

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第190話 傷ついた猫と人攫い ★カミル SIDE

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 王城の庭園ていえんは結婚式をひかえている事もあり、庭師にわし達によって手入れされ、とても美しい花々が咲き誇っていた。普段の倍以上は忙しいけれど、リオとやっと結婚出来るのだから全くつらくは無い。むしろ、結婚するための試練しれんだと思えば楽しくもあるから不思議だ。

 僕にエスコートされて隣を歩くリオは、無詠唱で防音膜を解除し、何気ない話しをしながら微笑んでいる。仕事も出来て美しく、皆に愛されるリオの夫になれるのだ。理想の花嫁をめとる事の出来る僕は、この世界で1番の幸せ者だと言い切れるよ。

 庭園の中程辺りまで来ると、石で作られた四阿あずまやがあるのだが、休憩するには少し早いだろうか?こういう時は、相手に聞くのがスマートなんだってエイカー公爵が言ってたんだよね。自分だけで勝手に決めると嫌われるって。

「リオ、そこに四阿があるみたいだね。休憩して行くかい?」

「カミル、私は平気よ……それより、ちょっと寒いわ」

 リオの『寒い』と言うのは、僕しか……僕と精霊達しか知らない合言葉だ。リオが直感で何か違和感があったり、不安に感じた時の為に隠語いんごを決めたのだ。何か直感的に感じたものがあるのだろう。こういう時は、その『何か』を刺激しない様に立ち去るのが賢いので、ここから立ち去る為のセリフを頭で考える。

「それは大変だ。今日は部屋へ戻って休もうか。結婚式までひと月を切ったからね。体に何かあってもいけないだろう?」

 優しく微笑む僕に、リオは少し強張こわばった顔でうなずく。

「ありがとう、カミル。せっかく誘ってもらったのに、ごめんなさいね」

「そんなの気にしなくて大丈夫だよ。体調が良くなったら、また誘うからね?来月には結婚するんだし、いつでもゆっくりと散歩出来るようにするから安心してね」

「嬉しいわ、カミル。また薔薇園にも連れてってね。私の大事な思い出の場所だから……満月の夜にお散歩したいわね」

 リオは不安な表情を隠すために、一生懸命笑顔を作っている様に見える。普段のリオではあり得ないぐらい余裕が無いね?もしかしたら、未来予知でもしてしまったのだろうか?周りに不審がられない様に、お互い笑顔で会話しながら庭園の入り口方向へ歩みを進める。

「あぁ、もちろん。喜んで付き合うよ。薔薇園を気に入ってくれて良かった。あの場所は、師匠が婆やと頻繁にデートした場所らしいよ」

 身内しか知らない情報だからか、リオがびっくりした表情をした後に、とても嬉しそうな顔に変わった。リオは本当に婆やが大好きだよね。僕も、母上が隔離されている間は、婆やが母親代わりと言うか……僕達に沢山の愛情を注いでくれたんだよね。昔も今も、本当にありがたい存在だと思っているよ。

「にゃーおぅ、ごろにゃー」

「ん?」

 リオの嬉しそうな顔が可愛くて、少し油断をしていたのかも知れない。僕に近い方の花壇の前には、可愛らしいキジトラの子猫が2匹と、少し大きめの暗いグレーの猫がいた。リオも猫が好きなんだよね。だからソラは猫の姿だし、リオ自身も擬態する時は黒猫なのだろう。

「可愛いね。ん?そっちの小さい子は怪我をしてるのかな?足首が赤く染まってるね?」

 僕は猫が怖がらないだろうと思われる距離で膝を曲げ、猫の鼻先より少し手前に左手を差し出した。3匹の猫は、僕の手の匂いを嗅いでいるのか、スンスンという音と共に息がかかる。少しくすぐったいね。

「はっ!カミル、触っては駄目!」

 リオの叫び声と同時だっただろうか。怪我をしてる方の子猫が僕の左手に噛みついた事で、ズキンと手の甲が痛んだ。そしてひと呼吸すらする暇も無く、景色がグニャリとゆがんだのだった。気持ち悪くて慌てて目をつむる。

「カミル――――!」

 リオにしては珍しく、甲高くて慌てた声が聞こえた。その後には、何かが僕を王城の庭園では無い何処かへ転移させたのだと直ぐに分かった。頬に当たる風が生温く、肌を刺す日差しがとても痛いからだ。そっと瞑っていた目を開いて周りを見渡すと、地平線まで見える程、目の前全てが砂漠だった。

 王国に砂漠は無い。なので僕は、砂漠のある国へ転移したという事だね。砂漠がある国は3つしか無いんだけど、僕を転移出来る距離にある国はザラカン王国ぐらいだ。他の国は、デュルギス王国の真裏なんだよね。

 そんな事よりも、僕は突然リオの前から消えたのか……リオはとても驚いただろうし、怖かっただろうね。早くリオの元に帰って安心させてあげなくては。

「〝何だよ、どう見ても男じゃねーか。失敗してんじゃねーよ〟」

 僕の後ろ、背中側に何人かの人がいる事は分かっていたが、現状を把握し、これからどうするかを考えていたので気にも留めていなかった。全員魔力も弱いし、気配を消している様子も無いから問題ないと踏んだのだ。

 僕の背後には、苛ついている男がいる様だね。声がした方向をゆっくりと振り返る。男達の見た目は盗賊の様で、砂が髪の間に入らない様にする為か、頭を布でぐるぐる巻きにしている。特に驚きもせず、誰かがここへ飛ばされて来る事を知っていた様な言い草だったね。

 そして彼らが使っている言葉は、この大陸の西側の人間が使う言葉で、デュルギス王国やアンタレス帝国が使っている大陸の公用語では無い。

 どちらにしろ、彼らの狙いは女性である事から、リオである可能性が高いかな。僕は王族だから殺される可能性はリオに比べれば低いから、僕が子猫に噛まれて良かったと、心の中で安堵あんどの溜め息を吐いた。

 まだ言葉を理解出来る事は黙っておくべきだろうし……公用語が伝わるか分からないが、慌てたフリをして話し掛けてみるか。

「君達は何者だ?ここは何処なんだ!僕をここへ飛ばしたのは魔術師なのか?!」

「〝あぁ、すっかりコイツの事を忘れてたぜ。身なりが綺麗だから王族か貴族だろうな。殺すと面倒だから放置して帰るか?知らない、見ていないと言えば問題あるまい〟」

「〝ですがボス、コイツが本当に王族なら面倒ですぜ?雇い主もデュルギス王国の結婚式に招待されてる〟」

「〝あー、確かにな。だが、王族だったら魔法は弾くんじゃ無いか?〟」

 ん?彼らは魔力も色も弱いのに、魔法の法則を理解しているのか?いや、弱いからこそ知っているのかも知れないね。

「〝今回は距離があるからって精霊の力を使ったじゃないですか。デュルギス王国の王族の魔力がどんなに強くても、精霊には勝てませんって〟」

 嫌な事を聞いてしまったね……そのまま放置して帰る事は出来なくなったかな。ザラカン王国には精霊は居ない筈なのに『精霊の力』を使ったのであれば、それは精霊の力を『奪った』から強い魔法を使えているって事になるのだ。アンタレス帝国の皇帝が仰っていた事は本当みたいだね……帰るとしても、出来るだけ調査して帰りたいなぁ。

「〝そりゃ確認しておく必要があるか。だが、我々が公用語を話せると知られるのは面倒だ。誰か1人だけ話せる事にするか?〟」

「〝俺がやろう。良いだろう?ボス〟」

 前に出て来たのは身長が2mもあろうかと言う大男で、右目を怪我をしているのだろう、潰れている様に見えた。古い傷なのか、目は傷で塞がっていて開かないみたいだね。

「〝あ?あー、確かにデカい方がビビって言う事聞くか?そうだな、お前が話し掛けてみろ。あ、片言かたことでな〟」

「オマエ、ドコカラキタ。ドコカノクニノエライヒトカ?」

「あぁ、良かった!公用語が分かるのですね!僕はデュルギス王国の王太子でカミル=デュルギスと申します。来月には結婚式を控えているので急いで帰りたいのですが、ここは何処でしょうか?」

「ココ、ザラカンッテクニ。カエル?ドウヤッテキタ」

「気が付いたらここに転移していたのです。子猫に噛まれたからかなぁ?何故だか分かりません」

「〝やっぱり失敗したんじゃねぇか。婚約者が近くにいたのか聞いてみろよ。コイツ、頭悪そうだしな〟」

「〝相手は王族だし、フリかも知れませんぜ?〟」

 この人達……『ボス』より『部下』の方が賢いんじゃないかな?まぁ、僕には関係ないけど。部下の発言には少し耳を傾けようかな。

「〝実は会話も理解出来てるかもってか?だったとしても、俺達が居なければ国には帰れねぇんだから言う事は聞くだろうよ〟」

 話が進まないなぁ。ある程度の情報を得てから帰りたいから、ここでのんびりはしてられないんだけどなぁ。

「えっと、やっぱり帰るのは難しいですかね?ザラカン王国であれば、アンタレス帝国の西側でしたよね。一旦はアンタレス帝国に保護して貰うのが賢いかな」

「〝コイツ、ザラカンとアンタレスが国交断絶してるのも知らないみたいだぞ?〟」

「〝まぁ、断絶したのは数ヶ月前だから仕方ねぇよ〟」

「〝コイツはアンタレスとデュルギスが友好国だと思ってるんじゃ無いか?友好国なら断絶してるのを知らない訳がねぇ〟」

 実は、今の今まで忘れてただけなんだけどね。ジャンは真面目で、毎月書面で起こった事やアンタレス帝国の考えなどを報告してくれていたから、国交断絶した事も当然知ってたのだ。さて、どうするかな?ここがザラカン王国である事は理解した。シルビーに念話したいけど、それが出来るかをここで確かめるのはリスクがあるよね。

「〝まぁ、良い。デュルギスに恩を売っておくか。雇い主もその方が喜ぶんじゃないか?〟」

「〝さすがボス!コイツは城に?〟」

「〝そうだな。誰か先に行かせて準備させろ。ちゃんと詳しく説明できそうな奴を行かせろよ〟」

「〝了解、ボス〟」

「ザラカンノシロニツレテイク、イイカ?」

「ええ、勿論です!ありがとうございます!」

 僕はわざとらしくホッとした表情を作って見せた。砂漠に置き去りにされても、恐らく帰れると思うけどね?何かあった時の為に、亜空間にはリオお手製の『オニギリ』や『ミソシル』も入っているし、水は勿論、服なども3日分ぐらいは入っているのだ。そして、僕の予備の剣も。早速『有事の際』になってしまったけど、備えは万全なんだよね。これでシルビーに念話が通じれば、簡単に帰れるんじゃないかな?

 ただ、アンタレス帝国は、その西に位置しているザラカン王国と、とても仲が悪い。国民はのんびりしていて、穏やかで優しい人間が多いと聞いている。

 じゃあ、何が悪いって?どうやらザラカン王国の貴族達が欲深いらしい。ジャンから聞いた話によると、隣接している国の作物をやとった盗賊に盗ませたり、国境を守る者達から武器を奪ったりしているらしい。それらの奪った物を他国に売って儲けていると。自分達が作った訳ではないのだから、売り上げは丸々儲けとなる訳だね。

 盗んだ物だと分かっていても買う国があるのは、当然ながら相場より安いからだ。争いの絶えない国は、武器の確保にお金をかけるからね。国の予算は決まっているのだから、より沢山買える所から買いたいと思うのは当然の事だとは思う。僕も国を守らなければならないけど武器が無いとなれば、恐らく買ってしまうだろう。国民を守りたいのであれば、背に腹は代えられないのだから。

 そんな事を考えてボーッとしていると、さっきの大男に腕を掴まれた。それから間もなく視界が歪んだ事で、本日2度目の転移をするのだと理解したのだった。
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