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第191話 消えた恋人 ★リオ SIDE
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前足を怪我した子猫がカミルの左手に噛みついた。体が思う様に動かない。それでも私はカミルに向かって精一杯手を伸ばした。その手は虚しく空を切り……カミルには届かなかった。
「カミル――――!」
叫ぶ声も虚しく、カミルは消えてしまった……
「あ、いや、あ、あぁ――――っ!」
愛する人を守れなかったという事実に、体が反応してガタガタと震えて力が入らない。とうとう私は膝をついてその場に座り込んでしまった。自分で自分の体を抱き、震える体を押さえようとするが、震えは一向に収まらない。私の気づかないうちに、頬を涙が流れていた。
「確かにびっくりしたのぉ。だが、落ち着くのじゃ、リオ。カミルなら絶対に大丈夫。それはリオが1番分かっておるじゃろう?」
「爺や…………グスッ、ええ、そうね。カミルはきっと大丈夫だわ。でも、私は犯人を絶対に許さない。直ぐにカミルを取り戻して見せるわ」
爺やが話し掛けてくれたお陰で少し気持ちが落ち着いたのか、震えは収まっていた。私は涙を手の甲で拭うと、勢い良く立ち上がって、爺やの目を見て頷いた。
「爺や、私、行って来るわ」
「婆さんの所へ一旦は戻るのじゃろう?ザラカン王国と決めつけるにはまだ早いが、ほぼ間違い無かろう。『怪我をした子猫』が、その理由じゃな。もしかしたら、リオとカミルが庭園を散歩するという事すらも仕組まれていた可能性があるのぉ」
確かにそうね。人の心を操る事に長けている者がいるのかも知れないわね。用心しなければ。それにしても……
「人の善意を逆手に取るなんて、許せないわね」
「そうじゃな、許せんからこそ、アンタレスの皇帝に相談するのも良いかも知れんのぉ?先ずはシルビーに大体の座標を教えて貰い、ザラカン王国であるかを確認しよう。それから皇帝にあちらの事情を聞いて、作戦を練ってから向かった方が賢かろう」
確かにそうね。爺やがいなかったら、世界地図を持って城を飛び出していたかも知れないわ。その前に、報告やら仕事の調整やら、やる事は山ほどあるというのにね。まぁ、報告さえすれば、仕事はリズやキース達が何とかしてくれるでしょうけど。
後は、カミルを確実に助け出すための作戦は必要よね。ザラカン王国の情報は、皇帝陛下が仰った事以外は知らないのも確かだわ。皇帝陛下に出来る限りの情報を聞いてから動くべきね。
「…………そうね、確実にカミルを助け出す方法を考える必要があるわよね。爺や、ありがとう。少し落ち着いたわ。先ずは家に帰りましょう」
「ワシも久々に飛ぶかのぉ。リオ、競争するか?」
「ふふっ、望む所よ!リュー、陛下と宰相に報告をお願いね」
「かしこまりました。お気をつけて」
「ええ、ありがとう。爺や、行くわよ?」
「おう」
私と爺やは隠密魔法をかけた瞬間に高く飛び上がった。2人とも賢者だから、お互いが見えているのよね。こう言う時に便利ねと思いながら、バタバタと当たる服の痛みに耐えながら、スピードを上げて行く。
痛いわね……あぁ、防御膜を張りましょ。駄目ね、頭が働いて無いのが良く分かるわ。いつもなら最初から張ってるはずだもの……うん、少し頭が冷えて来たわ。私は今、普通の状態では無い。それを頭に入れて行動しましょ。焦っても良い事は無いのだものね。
あら?もう婆やの家の屋根が見えて来たわ。爺やは少し後ろを飛んでいるわね。このままなら私の勝ちよ。まぁ、優しい爺やは私に勝たせてくれるんでしょうけどね。本当に皆、私に甘いわよね。嬉しくて涙が出ちゃいそうだわ。
「リオ、凄いスピードで帰って来たね~。おかえり~」
「ソラ、ただいま。状況は把握してる?」
「うん、もちろんだよ~。カミルはザラカン王国の西から中央辺りに移動したみたいだよ~」
「やはりザラカン王国に転移させられたのね。皇帝に話しを聞きたいのだけど……」
「ドリーに話したい事を伝えて貰ったよ~。返事待ちだから、ちょっとお茶でも飲んでたら~?」
さすがはソラね。私のやるべき行動を先回りして、やってくれているわ。
「ソラ、ありがとう。とても助かるわ」
「あ、もう返事が来たよ~。ドリーが皇帝をここに連れて来ようか?って言ってる~」
「転移はまずいからの。デュークかリューに飛んで来るように頼めるかのぉ?」
「ん~、大丈夫みたいだよ~」
「皇帝陛下を呼び出しちゃって良かったのかしら……本来なら私から伺うべき立場なのに……」
「リオちゃん、気にする事は無いわよぉ?ジェームズは、リオちゃんとカミルちゃんには恩があるから、喜んで飛んで来ると思うわよぉ?それに、婆やの家にお招きしたとなれば、皇帝にも利はあるのよ?ふふっ」
「婆や……」
「うわ、もう来るよ~。凄い勢いだね~!リオ達のスピードには劣るけど、ニンゲンが出せる速さの限界にでも挑戦してるの~?って速さだよ~」
「えぇ?皇帝陛下は大丈夫なのかしら?」
「おおぅ、本当に10分程度で着いたな……」
皇帝陛下はケロッとしていた。絶叫マシンが平気なタイプなんでしょうね。この国にもジェットコースターでも作って貰おうかしら?ルトは乗りたがるかしらね?おっと、今はザラカン王国の知識が必要だったわ。あ、陛下にまだ挨拶もしてないじゃないの。
「皇帝陛下、急にお呼び出ししてしまい……」
「大聖女様、問題ありませんから頭を上げてください」
「ありがとうございます。凄いスピードだったみたいですけど、大丈夫でしたか?」
「あぁ、私は問題なかったですし、ちょっと楽しかったのですがね?くっくっ」
楽しそうに笑う皇帝陛下が視線を向けた先には、顔を青白くしたジャンがグッタリとしていた。ジャンも来たのね。って、大丈夫かしら?
「ジャン?大丈夫?」
「大聖女様にご挨拶を……うっ……」
「無理しなくて大丈夫よ。婆や、客間のベッドで良いかしら?」
「ええ、大丈夫よぉ。ジャン、歩けるかしらねぇ?無理なら爺さんに……」
「あ、歩きます!うっ……胃が……」
そんなにも爺やに担がれるのが嫌なのかしらね?だったらお姫様抱っこで移動……は、男の子は嫌がるんだっけ?その前に、病名があるのであれば、私が治してあげられるのではないかしら?
「乗り物酔いみたいなものかしら?ねぇ爺や、あれって治癒魔法で治せる?」
「治せるとは思うが、治せるものは自力で治した方が体には良いからのぉ。1時間経っても辛そうなら、治癒魔法をかけてやろうな」
「確かにそうね、分かったわ。ジャンも災難だったわね……」
「楽しいって言える皇帝も凄いと思うけどね~?自分の魔力で飛んでないと、普通は怖いと感じるらしいよ~」
「その凄い皇帝に、ザラカン王国の事を聞くんじゃないの~?」
「あ、そうだったわ……」
シルビーとソラに諭されて、ハッと我に返る。
「リオには珍しく、落ち着きが無いね~?心配しなくてもカミルは大丈夫だよ~。正直にもっと詳しく言うと、何だかワクワクしてるみたいだよ~?」
「「「えぇ?」」」
「落ち着いているし、楽しそうなんだよね~。だから、絶対に大丈夫だって言えるよ~!だからリオも元気出してね~?」
「ありがとう、シルビー。貴方がそう言うなら間違いないと信じられるわ。精霊は嘘を吐かないもんね」
「その通りです、精霊は絶対に嘘は吐かない。だからこそ、今回は精霊をあの国には連れて行く事が出来ないのです。ですから、しっかり計画を立てましょう。私の知る情報であれば全てお伝えしますし、質問があるなら何でもお答えしましょう」
カミル奪還の計画を立てる事になった私達は、皇帝陛下に色んな事を教わった。正常では無い私に変わって質問したり聞いてくれる賢い仲間がここには沢山いるのだ。私は1人じゃ無い。だからこそ、しっかり計画を立て、必ずカミルを奪還して見せるわ!
「カミル――――!」
叫ぶ声も虚しく、カミルは消えてしまった……
「あ、いや、あ、あぁ――――っ!」
愛する人を守れなかったという事実に、体が反応してガタガタと震えて力が入らない。とうとう私は膝をついてその場に座り込んでしまった。自分で自分の体を抱き、震える体を押さえようとするが、震えは一向に収まらない。私の気づかないうちに、頬を涙が流れていた。
「確かにびっくりしたのぉ。だが、落ち着くのじゃ、リオ。カミルなら絶対に大丈夫。それはリオが1番分かっておるじゃろう?」
「爺や…………グスッ、ええ、そうね。カミルはきっと大丈夫だわ。でも、私は犯人を絶対に許さない。直ぐにカミルを取り戻して見せるわ」
爺やが話し掛けてくれたお陰で少し気持ちが落ち着いたのか、震えは収まっていた。私は涙を手の甲で拭うと、勢い良く立ち上がって、爺やの目を見て頷いた。
「爺や、私、行って来るわ」
「婆さんの所へ一旦は戻るのじゃろう?ザラカン王国と決めつけるにはまだ早いが、ほぼ間違い無かろう。『怪我をした子猫』が、その理由じゃな。もしかしたら、リオとカミルが庭園を散歩するという事すらも仕組まれていた可能性があるのぉ」
確かにそうね。人の心を操る事に長けている者がいるのかも知れないわね。用心しなければ。それにしても……
「人の善意を逆手に取るなんて、許せないわね」
「そうじゃな、許せんからこそ、アンタレスの皇帝に相談するのも良いかも知れんのぉ?先ずはシルビーに大体の座標を教えて貰い、ザラカン王国であるかを確認しよう。それから皇帝にあちらの事情を聞いて、作戦を練ってから向かった方が賢かろう」
確かにそうね。爺やがいなかったら、世界地図を持って城を飛び出していたかも知れないわ。その前に、報告やら仕事の調整やら、やる事は山ほどあるというのにね。まぁ、報告さえすれば、仕事はリズやキース達が何とかしてくれるでしょうけど。
後は、カミルを確実に助け出すための作戦は必要よね。ザラカン王国の情報は、皇帝陛下が仰った事以外は知らないのも確かだわ。皇帝陛下に出来る限りの情報を聞いてから動くべきね。
「…………そうね、確実にカミルを助け出す方法を考える必要があるわよね。爺や、ありがとう。少し落ち着いたわ。先ずは家に帰りましょう」
「ワシも久々に飛ぶかのぉ。リオ、競争するか?」
「ふふっ、望む所よ!リュー、陛下と宰相に報告をお願いね」
「かしこまりました。お気をつけて」
「ええ、ありがとう。爺や、行くわよ?」
「おう」
私と爺やは隠密魔法をかけた瞬間に高く飛び上がった。2人とも賢者だから、お互いが見えているのよね。こう言う時に便利ねと思いながら、バタバタと当たる服の痛みに耐えながら、スピードを上げて行く。
痛いわね……あぁ、防御膜を張りましょ。駄目ね、頭が働いて無いのが良く分かるわ。いつもなら最初から張ってるはずだもの……うん、少し頭が冷えて来たわ。私は今、普通の状態では無い。それを頭に入れて行動しましょ。焦っても良い事は無いのだものね。
あら?もう婆やの家の屋根が見えて来たわ。爺やは少し後ろを飛んでいるわね。このままなら私の勝ちよ。まぁ、優しい爺やは私に勝たせてくれるんでしょうけどね。本当に皆、私に甘いわよね。嬉しくて涙が出ちゃいそうだわ。
「リオ、凄いスピードで帰って来たね~。おかえり~」
「ソラ、ただいま。状況は把握してる?」
「うん、もちろんだよ~。カミルはザラカン王国の西から中央辺りに移動したみたいだよ~」
「やはりザラカン王国に転移させられたのね。皇帝に話しを聞きたいのだけど……」
「ドリーに話したい事を伝えて貰ったよ~。返事待ちだから、ちょっとお茶でも飲んでたら~?」
さすがはソラね。私のやるべき行動を先回りして、やってくれているわ。
「ソラ、ありがとう。とても助かるわ」
「あ、もう返事が来たよ~。ドリーが皇帝をここに連れて来ようか?って言ってる~」
「転移はまずいからの。デュークかリューに飛んで来るように頼めるかのぉ?」
「ん~、大丈夫みたいだよ~」
「皇帝陛下を呼び出しちゃって良かったのかしら……本来なら私から伺うべき立場なのに……」
「リオちゃん、気にする事は無いわよぉ?ジェームズは、リオちゃんとカミルちゃんには恩があるから、喜んで飛んで来ると思うわよぉ?それに、婆やの家にお招きしたとなれば、皇帝にも利はあるのよ?ふふっ」
「婆や……」
「うわ、もう来るよ~。凄い勢いだね~!リオ達のスピードには劣るけど、ニンゲンが出せる速さの限界にでも挑戦してるの~?って速さだよ~」
「えぇ?皇帝陛下は大丈夫なのかしら?」
「おおぅ、本当に10分程度で着いたな……」
皇帝陛下はケロッとしていた。絶叫マシンが平気なタイプなんでしょうね。この国にもジェットコースターでも作って貰おうかしら?ルトは乗りたがるかしらね?おっと、今はザラカン王国の知識が必要だったわ。あ、陛下にまだ挨拶もしてないじゃないの。
「皇帝陛下、急にお呼び出ししてしまい……」
「大聖女様、問題ありませんから頭を上げてください」
「ありがとうございます。凄いスピードだったみたいですけど、大丈夫でしたか?」
「あぁ、私は問題なかったですし、ちょっと楽しかったのですがね?くっくっ」
楽しそうに笑う皇帝陛下が視線を向けた先には、顔を青白くしたジャンがグッタリとしていた。ジャンも来たのね。って、大丈夫かしら?
「ジャン?大丈夫?」
「大聖女様にご挨拶を……うっ……」
「無理しなくて大丈夫よ。婆や、客間のベッドで良いかしら?」
「ええ、大丈夫よぉ。ジャン、歩けるかしらねぇ?無理なら爺さんに……」
「あ、歩きます!うっ……胃が……」
そんなにも爺やに担がれるのが嫌なのかしらね?だったらお姫様抱っこで移動……は、男の子は嫌がるんだっけ?その前に、病名があるのであれば、私が治してあげられるのではないかしら?
「乗り物酔いみたいなものかしら?ねぇ爺や、あれって治癒魔法で治せる?」
「治せるとは思うが、治せるものは自力で治した方が体には良いからのぉ。1時間経っても辛そうなら、治癒魔法をかけてやろうな」
「確かにそうね、分かったわ。ジャンも災難だったわね……」
「楽しいって言える皇帝も凄いと思うけどね~?自分の魔力で飛んでないと、普通は怖いと感じるらしいよ~」
「その凄い皇帝に、ザラカン王国の事を聞くんじゃないの~?」
「あ、そうだったわ……」
シルビーとソラに諭されて、ハッと我に返る。
「リオには珍しく、落ち着きが無いね~?心配しなくてもカミルは大丈夫だよ~。正直にもっと詳しく言うと、何だかワクワクしてるみたいだよ~?」
「「「えぇ?」」」
「落ち着いているし、楽しそうなんだよね~。だから、絶対に大丈夫だって言えるよ~!だからリオも元気出してね~?」
「ありがとう、シルビー。貴方がそう言うなら間違いないと信じられるわ。精霊は嘘を吐かないもんね」
「その通りです、精霊は絶対に嘘は吐かない。だからこそ、今回は精霊をあの国には連れて行く事が出来ないのです。ですから、しっかり計画を立てましょう。私の知る情報であれば全てお伝えしますし、質問があるなら何でもお答えしましょう」
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