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第197話 ド派手に登場!? ★カミル SIDE
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普段は執務室に篭って仕事をしたり、結婚式の準備などで忙しい僕だが、久々にまったりとお茶をして過ごしていた。デュルギス王国のお茶に慣れているからか、ザラカン王国のお茶はちょっと渋い気がするなぁ、なんて呑気に考えていたのだが、急に外がざわざわと騒がしくなった。すかさず爺が窓際に寄って確認してくれた。
「坊ちゃん、大きな物体が…………」
「ん?どうしたの?」
爺が口をあんぐりと開けて、その〝物体〟を目で追っているのだが、何だかおかしな動きをしているような?爺が固まってしまって埒が明かないから窓辺へ移動しようと立ち上がったのだが…………
「な、何だ?アレは!?」
僕の席からも見える『物体』は、鳥の様な羽根のついた大きな鉄の塊に見えた。それが城の前でグルングルンと旋回している。あんな事をする人間なんて限られてるから直ぐに分かるよね。あれだけの大きさの物を動かせる魔力と繊細さ、そして大胆な行動力。まぁ、これは間違いなく師匠だろうね……
「恐らく作ったのはデュークで、面白がって賛同したのは師匠。そして、この物体を考案したのはリオだろうね」
「な、何のためにでしょうか」
爺は、驚いてはいるが、デュークや師匠の行動としてはあり得ると思っているのだろうね。彼らに当たり前や普通を求める方が難しいのだから仕方ない。
「効果はいくつか既に出ているね。1つ目はデュルギス王国の力を見せつけて戦意喪失させたいのだろう。後は複数人を運びたかったが、馬車だと数日掛かると言われたリオが、前世の乗り物からヒントを得て、師匠に相談した結果がこうなったのだろうね。恐らく、ソラ達精霊を巻き込まずに移動出来る手段を作りたかったんだと思うよ」
爺はホッとした表情で頷いた。
「大聖女様は精霊を愛していらっしゃるのですな。それにしても、ここまでしたデュルギス王国に喧嘩を売るとは思えませんが……逆に、これでは城に入れて貰えないのではありませんか?」
「あぁ、それは大丈夫だと思うよ。運転してたのは間違い無く師匠だろうから、この国になら……ね?」
「…………あぁ、そうでしたな。賢者様は過去に色んな国で問題を起こし……ゴホン、友好を築いていらした様で……」
爺の心の声が漏れていたけど、その通りだから何ともフォローし辛いね。師匠は賢者になる為の試練だとか言って各国を巡っていたのだけど、本当に賢者になって帰って来たものだから、誰も文句は言えなくなったんだと、父上に聞いた記憶があるよ。
「ふふっ、その通りだよ。最終手段があるからそこは問題無い。あの派手なパフォーマンスは、僕に迎えに来たのだと伝えたかっただけだろうからね」
「流石は坊ちゃんですな。デュルギス王国の賢者様や大聖女様を動かしてしまわれるとは」
師匠が動いたのは僕のためと言うよりは、リオの為だと思うけどね。最近の師匠は、全ての行動がリオの為だから、どう動くかを読みやすくて助かるね。それは僕が望む行動でもあるから余計にありがたいと思う。
「リオが……僕が拐われた時に泣いていたらしいんだ。普段であれば、その程度で泣かないリオが……だから、師匠も今回は動いたのだと思う。きっと、この国にはリオを動かす何かがあるんだと、皆んなが思ったから父上も許可を出したんだろうね」
「大聖女様はまるで…………」
そこまで言うと、ハッとした顔で僕を見た爺は、『大賢者』の事を知っていると考えて良さそうだね?僕は口には出さず、笑顔でコクンと小さく頷いた。リオ達がここに来た理由が、僕を助ける為だけでは無い事を知っていた方がお互いに動きやすいだろうからね。
「そうでしたか……そうであれば、やはり精霊達を助けにいらしたのではないでしょうか?」
「精霊達が酷い扱いを受けているのは知っているよ。そのせいで、我が国に賓客で来たこの国の者が、飛んでいる鳥を撃ち落としたり、野良猫を傷つけたりして騒ぎになったんだ」
「坊ちゃん、それはわざとです。そういう国だと思わせる為の……」
爺は言葉を選びながら、この国の現状を伝えようとしてくれていた。爺の中では僕はまだ子供なのだろうね。精霊達の悲惨な現状を知っているからこそ、言い淀むのは仕方の無い事だろう。
「爺はそこまで知っているんだね。だからこの国から出なかったの?」
「あらら、バレてしまいましたか。ふむ……正直、坊ちゃんが、私の思うよりも詳しい内容をご存じとは思いませんでしたので……」
「僕は、アンタレス帝国の皇帝に教えて貰ったんだよ。リオと僕が精霊と契約しているからね。精霊の問題を1度解決しているのもあると思うけど、信頼して貰えているみたいで」
「えーと、その、アンタレス帝国の皇帝は腑抜け……ゴホン、いや、ロクデナシ……うおっほん、ええと……」
誤魔化そうとしているけれど、心の声がダダ漏れだったね……?まぁ確かに、浄化する前の皇帝は暴君だったみたいだから仕方がないかな。
「あぁ、その事ね。帰ったら詳しく話すけど、皇帝はつい最近まで、魔道具で操られていたんだ。今ではしっかり自我があるし、リオの為にも動いてくれていたりするんだよ。それもあって、今では友好国なんだ」
「な、なんと……この国の事で、数年前に謁見を申し出たのですが、追い返されてしまったのです。精霊を守るべき国が仕事を放棄していると憤っていたのですが、その様な理由があったとは……」
数年前では御目通りすら叶わなかったんだろうね。それにしても爺は、そこまでして精霊を助けようとしてくれていたんだね?それだけ現状は酷いと言う事なのだろう。早速、助ける為の正しい情報が欲しいね。
「爺、僕らが知っているのは、精霊達が力を奪われ、違法の魔道具を生産しているのではないか?という仮説のみなんだよ。それらを隠蔽する為に、小動物を虐めていると……」
「概ね、正しく理解されている様です。問題は、その生産現場なのですが…………誰か来ますね」
廊下から足音が聞こえる。僕は防音膜を解除した。爺は座っていたソファから立ち上がると、扉の近くの椅子に移動した。爺の動きは、昔傭兵だったと言われたら納得するような動きなんだよね。廊下の音も、僕より先に気が付くぐらい耳も良い。王国に帰ったら、リオの執事見習いであるルトの教育でも任せて見ようかな?そう言いつつ、本来の目的はリオの執事に抜擢したいだけなんだけどね。母上に相談すればなんとかなるかな。
「〝陛下がお呼びだ〟」
「〝おう〟」
扉をノックすらせずに要件だけを伝えて去っていく者の足音がしなくなった事を確認してから、爺が困った顔をした。
「坊ちゃん、陛下は坊ちゃんを幽閉しろと言っているようですが……」
「ん?そうなの?リオ達に会えると思って喜んでいたのに、残念だね」
「ノックありで、伝令の者が連れて行く場合のみ、陛下への謁見です」
「なるほどね。まぁいいや。爺、長く移動しないのも怪しまれるだろうから、その軟禁部屋に連れて行ってくれるかい?」
「坊ちゃんがそうおっしゃるなら……」
爺はスクッと立ち上がると、「コッチダ」と言いながら扉を開いた。爺の切り替えの早さに感動しながら、爺の後ろを着いて行くと、程なくして地下へと続く階段が見えた。
「これは流石に、陛下への謁見では無さそうだね……」
「ワルイガココデ、スコシガマンシテイテクレ」
「…………僕はデュルギス王国の王太子だよ?」
「ウエガソウキメタ。オレハシタガウダケ」
「まぁ、そうだろうね……ふむ、仕方ないな。暴力を振るわれないだけマシだと思う事にするよ」
「アンナイスル」
僕達は怪しまれない様に少し小芝居をして、軟禁部屋に向かった。部屋は石で造られた牢屋の様にも見えたが、変な臭いがする訳でも無く、思ったより清潔感のある部屋だった。少し足元が冷えるけど、この程度なら我慢出来るかな。
今は黙って様子を伺い、精霊達を助けるチャンスか、リオ達と話しをする機会を待つべきだろう。焦っても何も良い事は無いからね。果報は寝て待てと言う程は、のんびり出来ないと思うけど、じっくりと動くべき時を待とうと思うのだった。
「坊ちゃん、大きな物体が…………」
「ん?どうしたの?」
爺が口をあんぐりと開けて、その〝物体〟を目で追っているのだが、何だかおかしな動きをしているような?爺が固まってしまって埒が明かないから窓辺へ移動しようと立ち上がったのだが…………
「な、何だ?アレは!?」
僕の席からも見える『物体』は、鳥の様な羽根のついた大きな鉄の塊に見えた。それが城の前でグルングルンと旋回している。あんな事をする人間なんて限られてるから直ぐに分かるよね。あれだけの大きさの物を動かせる魔力と繊細さ、そして大胆な行動力。まぁ、これは間違いなく師匠だろうね……
「恐らく作ったのはデュークで、面白がって賛同したのは師匠。そして、この物体を考案したのはリオだろうね」
「な、何のためにでしょうか」
爺は、驚いてはいるが、デュークや師匠の行動としてはあり得ると思っているのだろうね。彼らに当たり前や普通を求める方が難しいのだから仕方ない。
「効果はいくつか既に出ているね。1つ目はデュルギス王国の力を見せつけて戦意喪失させたいのだろう。後は複数人を運びたかったが、馬車だと数日掛かると言われたリオが、前世の乗り物からヒントを得て、師匠に相談した結果がこうなったのだろうね。恐らく、ソラ達精霊を巻き込まずに移動出来る手段を作りたかったんだと思うよ」
爺はホッとした表情で頷いた。
「大聖女様は精霊を愛していらっしゃるのですな。それにしても、ここまでしたデュルギス王国に喧嘩を売るとは思えませんが……逆に、これでは城に入れて貰えないのではありませんか?」
「あぁ、それは大丈夫だと思うよ。運転してたのは間違い無く師匠だろうから、この国になら……ね?」
「…………あぁ、そうでしたな。賢者様は過去に色んな国で問題を起こし……ゴホン、友好を築いていらした様で……」
爺の心の声が漏れていたけど、その通りだから何ともフォローし辛いね。師匠は賢者になる為の試練だとか言って各国を巡っていたのだけど、本当に賢者になって帰って来たものだから、誰も文句は言えなくなったんだと、父上に聞いた記憶があるよ。
「ふふっ、その通りだよ。最終手段があるからそこは問題無い。あの派手なパフォーマンスは、僕に迎えに来たのだと伝えたかっただけだろうからね」
「流石は坊ちゃんですな。デュルギス王国の賢者様や大聖女様を動かしてしまわれるとは」
師匠が動いたのは僕のためと言うよりは、リオの為だと思うけどね。最近の師匠は、全ての行動がリオの為だから、どう動くかを読みやすくて助かるね。それは僕が望む行動でもあるから余計にありがたいと思う。
「リオが……僕が拐われた時に泣いていたらしいんだ。普段であれば、その程度で泣かないリオが……だから、師匠も今回は動いたのだと思う。きっと、この国にはリオを動かす何かがあるんだと、皆んなが思ったから父上も許可を出したんだろうね」
「大聖女様はまるで…………」
そこまで言うと、ハッとした顔で僕を見た爺は、『大賢者』の事を知っていると考えて良さそうだね?僕は口には出さず、笑顔でコクンと小さく頷いた。リオ達がここに来た理由が、僕を助ける為だけでは無い事を知っていた方がお互いに動きやすいだろうからね。
「そうでしたか……そうであれば、やはり精霊達を助けにいらしたのではないでしょうか?」
「精霊達が酷い扱いを受けているのは知っているよ。そのせいで、我が国に賓客で来たこの国の者が、飛んでいる鳥を撃ち落としたり、野良猫を傷つけたりして騒ぎになったんだ」
「坊ちゃん、それはわざとです。そういう国だと思わせる為の……」
爺は言葉を選びながら、この国の現状を伝えようとしてくれていた。爺の中では僕はまだ子供なのだろうね。精霊達の悲惨な現状を知っているからこそ、言い淀むのは仕方の無い事だろう。
「爺はそこまで知っているんだね。だからこの国から出なかったの?」
「あらら、バレてしまいましたか。ふむ……正直、坊ちゃんが、私の思うよりも詳しい内容をご存じとは思いませんでしたので……」
「僕は、アンタレス帝国の皇帝に教えて貰ったんだよ。リオと僕が精霊と契約しているからね。精霊の問題を1度解決しているのもあると思うけど、信頼して貰えているみたいで」
「えーと、その、アンタレス帝国の皇帝は腑抜け……ゴホン、いや、ロクデナシ……うおっほん、ええと……」
誤魔化そうとしているけれど、心の声がダダ漏れだったね……?まぁ確かに、浄化する前の皇帝は暴君だったみたいだから仕方がないかな。
「あぁ、その事ね。帰ったら詳しく話すけど、皇帝はつい最近まで、魔道具で操られていたんだ。今ではしっかり自我があるし、リオの為にも動いてくれていたりするんだよ。それもあって、今では友好国なんだ」
「な、なんと……この国の事で、数年前に謁見を申し出たのですが、追い返されてしまったのです。精霊を守るべき国が仕事を放棄していると憤っていたのですが、その様な理由があったとは……」
数年前では御目通りすら叶わなかったんだろうね。それにしても爺は、そこまでして精霊を助けようとしてくれていたんだね?それだけ現状は酷いと言う事なのだろう。早速、助ける為の正しい情報が欲しいね。
「爺、僕らが知っているのは、精霊達が力を奪われ、違法の魔道具を生産しているのではないか?という仮説のみなんだよ。それらを隠蔽する為に、小動物を虐めていると……」
「概ね、正しく理解されている様です。問題は、その生産現場なのですが…………誰か来ますね」
廊下から足音が聞こえる。僕は防音膜を解除した。爺は座っていたソファから立ち上がると、扉の近くの椅子に移動した。爺の動きは、昔傭兵だったと言われたら納得するような動きなんだよね。廊下の音も、僕より先に気が付くぐらい耳も良い。王国に帰ったら、リオの執事見習いであるルトの教育でも任せて見ようかな?そう言いつつ、本来の目的はリオの執事に抜擢したいだけなんだけどね。母上に相談すればなんとかなるかな。
「〝陛下がお呼びだ〟」
「〝おう〟」
扉をノックすらせずに要件だけを伝えて去っていく者の足音がしなくなった事を確認してから、爺が困った顔をした。
「坊ちゃん、陛下は坊ちゃんを幽閉しろと言っているようですが……」
「ん?そうなの?リオ達に会えると思って喜んでいたのに、残念だね」
「ノックありで、伝令の者が連れて行く場合のみ、陛下への謁見です」
「なるほどね。まぁいいや。爺、長く移動しないのも怪しまれるだろうから、その軟禁部屋に連れて行ってくれるかい?」
「坊ちゃんがそうおっしゃるなら……」
爺はスクッと立ち上がると、「コッチダ」と言いながら扉を開いた。爺の切り替えの早さに感動しながら、爺の後ろを着いて行くと、程なくして地下へと続く階段が見えた。
「これは流石に、陛下への謁見では無さそうだね……」
「ワルイガココデ、スコシガマンシテイテクレ」
「…………僕はデュルギス王国の王太子だよ?」
「ウエガソウキメタ。オレハシタガウダケ」
「まぁ、そうだろうね……ふむ、仕方ないな。暴力を振るわれないだけマシだと思う事にするよ」
「アンナイスル」
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