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第205話 リオの後ろで ★カミル SIDE
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赤い建物が真っ白な光に包まれ、僕達は慌てて建物に向かった。精霊達の下へ辿り着いたのは、リオが膝をつき、美しい涙を流しながら祈った後で。リオは祈るために組んでいた手を離し、起き上がる精霊達に手を伸ばし、撫でながら優しく微笑んでいた。
「ママ…………?」
「本当だ……ママだ――」
精霊達がリオの事を『ママ』と呼んでいる……ちょっと衝撃的過ぎて、僕としたことが思考も体も固まってしまったよ。その後もリオは誰かに声を掛けられている様だけど、誰なんだろう……ちょっと頭が回らないね。落ち着かなければと、軽く深呼吸する。リオも困惑した顔をしているし、僕がしっかりしなければ。
「はい、私に出来る事なら。ただ、その聖母って呼ぶのをやめて頂けると……」
えっ?今度は聖母だって?念話で誰かに聖母と呼ばれているんだね。確かにその名は今のリオに相応しい気がした。だからだろうか、周りからリオの事を『聖母様』と呼ぶ声が。我が国の影達はリオの信者が多いからまだ分かるが、ザラカン王国の者達まで心酔しているんじゃ無いかなぁ……リオは僕の婚約者だ。皆んなの『聖母様』である前に、僕の『妻』となるのだからね!リオが沢山の人に愛される事は嬉しいはずなんだけど……ちょっと嫉妬しちゃうなぁ。
祈りスキルを広範囲に使ったから、リオはそろそろ辛いだろうと急いで近寄ったら、振り返った際に案の定フラついた。慌てて支えると、見なくても僕だと直ぐに気付いてくれた様で、ホッとしたのか肩の力を抜いて体重を預けてくれた。この信頼されてる感じが嬉しいよね。
さぁ、早く帰って休ませようとライトに転移して貰おうとするも、リオはここに居る精霊達を放って帰れないと言う。リオらしいけれど、本当は帰って休んで欲しいんだけどなぁ……まぁ、確かにソラとリオが居なければ、100匹を超える精霊達を精霊界へ移動させるのは難しいんだろうけど。完全には回復していない精霊達をこのままにして、また精霊達に危害を加えられるのを懸念しているんだろうから、リオ達に任せるしか無いのは分かっているんだけどね。魔力を限界まで使ったリオは、数日眠って起きないから心配なんだ。このまま起きないのでは?と肝を冷やした事があるからね。
リオの望み通り、精霊達を精霊界へ転送させ、一息吐いた辺りで限界を迎えて眠ってしまったリオは、僕を信用してくれているのがとても良く分かる。穏やかに微笑みながら眠りについたリオは、この結果に満足している様で良かったよ。
さて、ここからは僕の出番だね。リオを婆やの家へ預けて来た僕は、ソラとシルビーに手伝いを頼み、この国にある全ての魔道具が壊れたかを確認して貰った。師匠とデュークは、魔道具の残骸を集めて燃やしている。この世から、精霊を苦しめる魔道具を根絶やしにすると決めていたからね。
これで精霊達が安心して暮らせる世界になると良いんだけどなぁ。その為にも今回の元凶となった、ザラカン王国の王族をどうするか、これからしっかりと決めなければならない。僕は正装に着替えた爺とリューを連れて、ザラカン王国の謁見の間に向かったのだった。
⭐︎⭐︎⭐︎
「ザラカン王国の国王陛下、この責任はどうなさるおつもりでしょう?」
早く帰りたい僕は、少しイラついている態度で国王を責める。リオを泣かせた事や、精霊を虐めた事に関しては、本当に怒ってるからね。僕には威圧系のスキルがあるから、少しだけプレッシャーを掛けておく。国王が本当に知らなかったのであれば少し可哀想ではあるけれど、国内での出来事を把握出来なかった時点で王族としての仕事が出来ていない訳だしね。まぁ、師匠が潰すと決めたからには、恐らくどんな発言をしたとしても、この国を潰すという計画は覆らないんじゃないかな?
それに、プレッシャーを与えて、反応を見て欲しいと言って来たのは師匠なんだよね。爺と話しをして決めていたみたいだから、僕はどうなるかを見届けるだけになるだろう。爺と師匠が出した答えに、王族である僕が是と一言発して承諾すれば、それが決定するのだ。
「カミル王太子殿下、なぜその男がここにいるのです!そやつは盗賊でしょう!」
僕が質問した内容を無視して、ザラカン王国の国王は爺を指差して喚いている。ふぅん?僕は早く帰りたいのに、手間を増やすんだね?僕がイラッとしたのに気が付いた爺がわざと一歩前に出た。僕に紹介させたいんだろうね。ふぅ。仕方ないから教えてあげようか。
「彼が盗賊?失礼な方ですね。彼は僕の母であるデュルギス王国王妃オリビアの父で、僕の祖父だよ。明日からは僕の婚約者である大聖女リオの執事になる事もほぼ確定しているんだよね」
「はぁ?!俺は聞いて無いぞ!」
僕はわざとらしく大きなため息を吐いて見せる。王がこれでは、民が可哀想だと思ってしまう。やはり、この国の王族は必要無いだろう。
「この国は入って来る情報が少な過ぎではありませんか?意図してやっているのか、それとも王を操りたい人間がいるのか……どちらでしょうね?」
「グッ、し、失礼ではないか!いくら大国の王太子殿下とは言え……」
「はぁ――――。でしたら、リオが精霊王と懇意にしている事はご存知でしたか?精霊の王子が契約精霊である事は?リオがこの国に来た時点で、精霊が傷つくのを大聖女が許すとでも?」
恐らくこの情報は、我が国とアンタレス帝国しか知らないだろうけどね。この王は、自国で精霊に悪さをしている事は理解している筈だから、こちらは全てを知っていて、許される事は無いと分かるだろう。
「な、何だと?精霊に王がいる?もしかして怒っているのではないか……?」
「いまさらそこですか…………簡単に言うならば、精霊王がお怒りになって、リオが悪者を成敗しに来たって感じでしょうかね?ふふっ」
「わ、笑い事では無いだろう!これからどうなる……」
「し、失礼します!」
扉をノックもせず、お伺いも立てず、飛び込んで来たのは大慌てしている騎士だった。
「馬鹿者!無礼だぞ!」
「で、ですが、離宮の方から城の者を含め、暴動と言いますか、その、精霊の居た建物を中心に、離宮は勿論、城まで壊し始めているのです!」
「はぁ?!な、何だと?!この城をか?」
「そうです!のんびりなさってる場合ではありません!」
謁見に立ち会っていた、この国のお偉いさん達も一緒になってワタワタし始めたね。
「ほぉ。気骨のある者がまだおったらしいですな」
爺が感心した声を上げた。僕も少し驚いたよ。盗賊の格好をしていた者達は怖いもんね。そのせいでこれまで何も言えなかった者達が、精霊達の解放もあって、やっと立ち上がれたのだろう。このままではいけないと。
「その様ですね。余所者の我々が裁くより、先ずは自国の者に裁かせてみましょうか」
「そうですな。アイザックには今後の事も既に話してありますから、アンタレス帝国の者達と共に、上手くやってくれるでしょう」
僕は大きく頷き、爺とリューに微笑んで見せた。これでやっと帰れるね。早く帰って湯浴みでもして、寝ているリオを眺めながらゆっくりしたい。
「じゃあ、僕達は帰ろうか。ソラ、シルビー!」
「ポンッ!呼んだ~?」
「ポンッ!やっと呼ばれた~!」
「ソラ、師匠とデュークは?」
「王弟の所に飛ばしたよ~」
叔父上の所に?師匠が何か……あぁ、飛行機を置く場所を確保したかったんだろうね。それから飛行機を持って帰るのだろう。ちょっと大きいからね、飛行機。
「さて、僕達も一旦は報告に城へ戻ろうか」
「えっと、カミルはバーちゃんとリオの所へ行って良いって言ってたから、ボクがリューと一緒に送るよ~。そっちのじーちゃんはソラ様が王様の所へ連れてってくれるって~」
「そっか。じゃあ、ソラもシルビーも、よろしくね」
「「おっけ~!」」
ポンッ!と転移したのは師匠の家の前だった。直ぐに気付いてくれた侍女がリオの部屋へ案内してくれる。
「ただいま、リオ。ちゃんと帰って来たよ。また後で会いに来るからね。今はゆっくりおやすみ」
僕は寝ているリオの額にキスをして、温かい体と吐息に安心するのだった。
「ママ…………?」
「本当だ……ママだ――」
精霊達がリオの事を『ママ』と呼んでいる……ちょっと衝撃的過ぎて、僕としたことが思考も体も固まってしまったよ。その後もリオは誰かに声を掛けられている様だけど、誰なんだろう……ちょっと頭が回らないね。落ち着かなければと、軽く深呼吸する。リオも困惑した顔をしているし、僕がしっかりしなければ。
「はい、私に出来る事なら。ただ、その聖母って呼ぶのをやめて頂けると……」
えっ?今度は聖母だって?念話で誰かに聖母と呼ばれているんだね。確かにその名は今のリオに相応しい気がした。だからだろうか、周りからリオの事を『聖母様』と呼ぶ声が。我が国の影達はリオの信者が多いからまだ分かるが、ザラカン王国の者達まで心酔しているんじゃ無いかなぁ……リオは僕の婚約者だ。皆んなの『聖母様』である前に、僕の『妻』となるのだからね!リオが沢山の人に愛される事は嬉しいはずなんだけど……ちょっと嫉妬しちゃうなぁ。
祈りスキルを広範囲に使ったから、リオはそろそろ辛いだろうと急いで近寄ったら、振り返った際に案の定フラついた。慌てて支えると、見なくても僕だと直ぐに気付いてくれた様で、ホッとしたのか肩の力を抜いて体重を預けてくれた。この信頼されてる感じが嬉しいよね。
さぁ、早く帰って休ませようとライトに転移して貰おうとするも、リオはここに居る精霊達を放って帰れないと言う。リオらしいけれど、本当は帰って休んで欲しいんだけどなぁ……まぁ、確かにソラとリオが居なければ、100匹を超える精霊達を精霊界へ移動させるのは難しいんだろうけど。完全には回復していない精霊達をこのままにして、また精霊達に危害を加えられるのを懸念しているんだろうから、リオ達に任せるしか無いのは分かっているんだけどね。魔力を限界まで使ったリオは、数日眠って起きないから心配なんだ。このまま起きないのでは?と肝を冷やした事があるからね。
リオの望み通り、精霊達を精霊界へ転送させ、一息吐いた辺りで限界を迎えて眠ってしまったリオは、僕を信用してくれているのがとても良く分かる。穏やかに微笑みながら眠りについたリオは、この結果に満足している様で良かったよ。
さて、ここからは僕の出番だね。リオを婆やの家へ預けて来た僕は、ソラとシルビーに手伝いを頼み、この国にある全ての魔道具が壊れたかを確認して貰った。師匠とデュークは、魔道具の残骸を集めて燃やしている。この世から、精霊を苦しめる魔道具を根絶やしにすると決めていたからね。
これで精霊達が安心して暮らせる世界になると良いんだけどなぁ。その為にも今回の元凶となった、ザラカン王国の王族をどうするか、これからしっかりと決めなければならない。僕は正装に着替えた爺とリューを連れて、ザラカン王国の謁見の間に向かったのだった。
⭐︎⭐︎⭐︎
「ザラカン王国の国王陛下、この責任はどうなさるおつもりでしょう?」
早く帰りたい僕は、少しイラついている態度で国王を責める。リオを泣かせた事や、精霊を虐めた事に関しては、本当に怒ってるからね。僕には威圧系のスキルがあるから、少しだけプレッシャーを掛けておく。国王が本当に知らなかったのであれば少し可哀想ではあるけれど、国内での出来事を把握出来なかった時点で王族としての仕事が出来ていない訳だしね。まぁ、師匠が潰すと決めたからには、恐らくどんな発言をしたとしても、この国を潰すという計画は覆らないんじゃないかな?
それに、プレッシャーを与えて、反応を見て欲しいと言って来たのは師匠なんだよね。爺と話しをして決めていたみたいだから、僕はどうなるかを見届けるだけになるだろう。爺と師匠が出した答えに、王族である僕が是と一言発して承諾すれば、それが決定するのだ。
「カミル王太子殿下、なぜその男がここにいるのです!そやつは盗賊でしょう!」
僕が質問した内容を無視して、ザラカン王国の国王は爺を指差して喚いている。ふぅん?僕は早く帰りたいのに、手間を増やすんだね?僕がイラッとしたのに気が付いた爺がわざと一歩前に出た。僕に紹介させたいんだろうね。ふぅ。仕方ないから教えてあげようか。
「彼が盗賊?失礼な方ですね。彼は僕の母であるデュルギス王国王妃オリビアの父で、僕の祖父だよ。明日からは僕の婚約者である大聖女リオの執事になる事もほぼ確定しているんだよね」
「はぁ?!俺は聞いて無いぞ!」
僕はわざとらしく大きなため息を吐いて見せる。王がこれでは、民が可哀想だと思ってしまう。やはり、この国の王族は必要無いだろう。
「この国は入って来る情報が少な過ぎではありませんか?意図してやっているのか、それとも王を操りたい人間がいるのか……どちらでしょうね?」
「グッ、し、失礼ではないか!いくら大国の王太子殿下とは言え……」
「はぁ――――。でしたら、リオが精霊王と懇意にしている事はご存知でしたか?精霊の王子が契約精霊である事は?リオがこの国に来た時点で、精霊が傷つくのを大聖女が許すとでも?」
恐らくこの情報は、我が国とアンタレス帝国しか知らないだろうけどね。この王は、自国で精霊に悪さをしている事は理解している筈だから、こちらは全てを知っていて、許される事は無いと分かるだろう。
「な、何だと?精霊に王がいる?もしかして怒っているのではないか……?」
「いまさらそこですか…………簡単に言うならば、精霊王がお怒りになって、リオが悪者を成敗しに来たって感じでしょうかね?ふふっ」
「わ、笑い事では無いだろう!これからどうなる……」
「し、失礼します!」
扉をノックもせず、お伺いも立てず、飛び込んで来たのは大慌てしている騎士だった。
「馬鹿者!無礼だぞ!」
「で、ですが、離宮の方から城の者を含め、暴動と言いますか、その、精霊の居た建物を中心に、離宮は勿論、城まで壊し始めているのです!」
「はぁ?!な、何だと?!この城をか?」
「そうです!のんびりなさってる場合ではありません!」
謁見に立ち会っていた、この国のお偉いさん達も一緒になってワタワタし始めたね。
「ほぉ。気骨のある者がまだおったらしいですな」
爺が感心した声を上げた。僕も少し驚いたよ。盗賊の格好をしていた者達は怖いもんね。そのせいでこれまで何も言えなかった者達が、精霊達の解放もあって、やっと立ち上がれたのだろう。このままではいけないと。
「その様ですね。余所者の我々が裁くより、先ずは自国の者に裁かせてみましょうか」
「そうですな。アイザックには今後の事も既に話してありますから、アンタレス帝国の者達と共に、上手くやってくれるでしょう」
僕は大きく頷き、爺とリューに微笑んで見せた。これでやっと帰れるね。早く帰って湯浴みでもして、寝ているリオを眺めながらゆっくりしたい。
「じゃあ、僕達は帰ろうか。ソラ、シルビー!」
「ポンッ!呼んだ~?」
「ポンッ!やっと呼ばれた~!」
「ソラ、師匠とデュークは?」
「王弟の所に飛ばしたよ~」
叔父上の所に?師匠が何か……あぁ、飛行機を置く場所を確保したかったんだろうね。それから飛行機を持って帰るのだろう。ちょっと大きいからね、飛行機。
「さて、僕達も一旦は報告に城へ戻ろうか」
「えっと、カミルはバーちゃんとリオの所へ行って良いって言ってたから、ボクがリューと一緒に送るよ~。そっちのじーちゃんはソラ様が王様の所へ連れてってくれるって~」
「そっか。じゃあ、ソラもシルビーも、よろしくね」
「「おっけ~!」」
ポンッ!と転移したのは師匠の家の前だった。直ぐに気付いてくれた侍女がリオの部屋へ案内してくれる。
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