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70話 未来が見えない②
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そんなある日の夜の報告会での事。
「えっ? 噴火した?」
「はい。ネット情報なのでどこまで正確な情報かわかりませんが似た情報がかなり上がってきてます」
ミレさんがタウさんの話に頷きながらタブレットを操作している。
「本当だ。九州がヤバそうだな」
「九州って、隕石も落下してなかった?」
「ああ、そのせいで火山が活発化したのかも知れない」
「複数の山が噴火したようですね。阿蘇と……雲仙あたりでしょうか。まずいですね」
タウさんもタブレットで確認をしていた。
「まずいとは? こっちも噴火するかも知れないって事か?」
「ええっ、こっちって何処?」
「富士山とか?」
「ええ、いえ、それも無いと言えませんがそれ以前に、まず噴煙が流れてくる事が予想されます」
九州から?ここ茨城まで火山の煙が?そんな事あるんか?
心の中で思ったつもりだったが声に出ていたのか、タウさんが俺を見ながら説明をする。
「噴火がどんな状態だったかが何の情報無いので解りませんが、上空に舞い上がった噴煙は分厚い雲となって関東まで流れてくる可能性はかなり高いです。中国から黄砂が届くとか普通にあったでしょう?」
確かに。そうだ、黄砂はよく海を越えて飛んで来ていたな。中国から来るくらいだから九州から来ても不思議じゃないか。
「これからもっと食料難に拍車が掛かりますね。噴煙で太陽の光が遮られると、今辛うじてある晴れの日も暫くは無くなるかも知れません」
「それどころか他の火山も釣られて噴火したら目も当てられないぞ?日本の何処にも逃げ場がない」
「日本は火山大国ですからね」
ミレさんもカンさんも怖い事を言う。
「父さん、前にこの国は地震大国って言ってったじゃない?地震大国じゃないの?」
「うっ、まぁ、地震大国であって火山大国でも、ある」
自分で言ってて怖くなった。俺らは普段どんな場所に住んでいたんだよ。
「隕石は外からの要因ですが、そう考えると日本人はすごい所に住んでいますね。地震大国、火山大国」
「災害王国だな」
ぎゃあああ、『地震』『火山』に続き『災害』まで来た!しかも王国だと!
「父さんの国は凄いねぇ」
マルクがよくわからない事に感心をしていた。俺にくっついてこんな災害王国まで来てしまったマルクを、何が何でも絶対に守るぞ。
「すみません。皆さんを怖がらせるつもりでは無かったのですが、知っておき、前向きに対処していくつもりです。今後も皆さんには情報を共有していくつもりです」
「そうね。隠されるより有難いよね」
「ええ、その時はちゃんと自分の判断で動きたいもんね」
俺よりも女性陣の方がずっと逞しいな。俺もビビってないで頑張らねば。
「北海道のゆうご君とも話したのですが、もしかすると気候変動も起こるかも知れません。いえ、すでに起こっているかもしれません」
「それは……北海道から何か情報が?」
「ええ。こちらの7月に氷点下の情報を伝えたのですが、向こうは逆に今までにない気温上昇をしているそうです」
「日本だけじゃなく地球規模で起こってそうだな」
「そうですね。話を戻しますが、火山灰がこの上空まで到達した場合、洞窟へ避難をして頂く事になります。灰が落ち着くまで外出は避けていただきます」
「収集作業もか?」
「はい。それと畑の作業もです」
「でもせっかく大きく育っているのに……」
「皆さんの安全が第一です。畑に積もった火山灰はその時に考えましょう」
「じゃあ今のうちに収穫出来る物は収穫してしまいましょう」
「それと町内に火山の情報はまわしておきますね」
「ええ、もしも洞窟に避難を考えている方がいたら、荷物の引越しをお手伝いしましょう」
町内(村内)の人に避難を勧めた時は断られた。が、この先切羽詰まれば避難する者も増えてくるだろう。
余裕のあるうちに……と思ってしまうが、人はそんなものかも知れない。「まだ大丈夫」と言う人は大丈夫でなくなってから慌てるのだ。
災害王国といわれても、自分がその時にならないとよそ事なのもしょうがないか。
「火山灰が酷くなって逆に自宅に篭る人も居そうだな……」
カンさんは何度も近所へ足を運んで説得していたからなぁ。助けたくても縛って連れて来るわけにはいかないし、割り切るしかない。
俺はこの町に顔見知りが居ないから簡単に割り切れるが、カンさんはそうもいかないだろう。
「あのさ、カンさんが特に親しくしている先だけでも、もう一回だけ説得に行かないか? 町民全員の説得は無理だけどある程度割り切るのは必要だ。別に見捨てるわけではない。カンさんも何度も説得して周っただろ? でも選ぶのは本人達だ。俺たちだって未来を完全に知ってるわけじゃないし、神さまでもない」
「そうですね。急激気温低下と火山灰の件もあります。それから相変わらず国からの救援も来ない。そのあたりを話して、期間限定での洞窟避難なら同意してくれるかもしれませ」
「そうなんだよ!それ、期間限定。避難じゃなくて1回泊まってみてよって感じだ。あの洞窟は絶対男心、親父心を擽ぐるはずなんだ」
だってさ、秘密基地感が満載なんだぜ? それと子供心も擽ぐるはずだ。何かこう遊園地のアトラクションっぽいと言うか探検したくなる事請け負いだ。
「でもさぁ高齢者の人は慣れた自宅で最後を迎えたいとかあると思うのよ。慣れない場所で知らない人に迷惑かけたくない、みたいな?」
「ああわかる。ありそう」
「家と変わらず、寝るとこ、トイレ、風呂があって食堂もある。ひとりで居たいなら個室に篭ればいいし、誰かと居たいなら大部屋もある。絶対来れば気にいるはずだ。何なら鉢植えや盆栽も運ぶしペットもOKだぞ?」
「カラオケルームとか、囲碁将棋ルームも設置しましょうよ」
「何かさ、老人ホームみたいになってきてない?」
翔太くんがボソリと呟いた。うっ、確かに。俺たちの年齢が高いせいかどうしてもそっち寄りの話になってしまった。が、村の高齢化も進んでいるのでいいんじゃないか?
「翔太くんやマルク君、真琴ちゃんはどんな部屋がいいですか?」
タウさんも慌てて若者に意見を聞いていた。
「ゲーム部屋!ゲーム部屋は欲しい。パソコンゲームだけじゃなくて他のゲーム機のもしたい。あと漫画部屋も欲しい」
「私はぁ、メイクルームとかウォークインクローゼットとかあるといいなぁ」
「真琴、メイクは早い!メイクはダメ」
すかさず芽依さんが釘を刺していた。
「あ、俺、アイテムボックスん中にクレーンゲーム機とか入ってるぞ?皆と合流前に会社の周りをウロウロしてた時入ったビルにあったので持ってきた」
翔太君と真琴ちゃんが目を輝かせた。マルクには分からなかったみたいで不思議そうな顔をしていた。
「コンセントを増やす必要がありますね。……いくつ必要かな」
カンさんが呟いたいた。
翌日から洞窟拠点の増設に全員で取り組むことになった。
3日ほどかけて洞窟内の改良をしている間に、とうとう茨城の上空へと火山灰はやってきた。一度は方向が逸れたという情報もあったのだがやはり関東に来たようだ。
空が火山灰を含んだ黒い雲に覆われて光が遮られただけでなく、雪のように灰が降り注ぎ始めた。まるで吹雪のように。
俺たちはタウさんに言われて、外に出る時はゴーグルとマスクを着用した。火山灰は一見細かい粉のように見えるが、実はガラスの破片のように尖っていて目を傷つけるそうだ。
カンさんの自宅はしっかり施錠して、俺らは既に洞窟内での生活へと移行していた。
洞窟内には『鶏小屋』と『豚小屋』もある。ヤギを放し飼いにしている『山羊庭』もある。
山羊は女性陣に人気だ。と言うのも譲って貰った中に子山羊が居て可愛いと大人気になった。
『兎小屋』もある。小学校で飼っていたものを近所の人が世話をしていたそうだ。
そしてニャン太、じゃなかったナリーも放し飼いだ。ナリーの他に
猫は複数いる。こちらも女性陣に大人気だが、実は男性陣もこっそりと可愛がっている。
マルクに乞われて、俺のイッヌも出した。
---------------------------------------
※カンさんが住んでいる地域ですが、今までは『村』で現在『町』との合併が進んでいる最中でした。
住居表示や住民票は既に『町』ですが、昔からの人はまだ『村』と言う言い方をしています。
わかりづらくて申し訳けありません。
「えっ? 噴火した?」
「はい。ネット情報なのでどこまで正確な情報かわかりませんが似た情報がかなり上がってきてます」
ミレさんがタウさんの話に頷きながらタブレットを操作している。
「本当だ。九州がヤバそうだな」
「九州って、隕石も落下してなかった?」
「ああ、そのせいで火山が活発化したのかも知れない」
「複数の山が噴火したようですね。阿蘇と……雲仙あたりでしょうか。まずいですね」
タウさんもタブレットで確認をしていた。
「まずいとは? こっちも噴火するかも知れないって事か?」
「ええっ、こっちって何処?」
「富士山とか?」
「ええ、いえ、それも無いと言えませんがそれ以前に、まず噴煙が流れてくる事が予想されます」
九州から?ここ茨城まで火山の煙が?そんな事あるんか?
心の中で思ったつもりだったが声に出ていたのか、タウさんが俺を見ながら説明をする。
「噴火がどんな状態だったかが何の情報無いので解りませんが、上空に舞い上がった噴煙は分厚い雲となって関東まで流れてくる可能性はかなり高いです。中国から黄砂が届くとか普通にあったでしょう?」
確かに。そうだ、黄砂はよく海を越えて飛んで来ていたな。中国から来るくらいだから九州から来ても不思議じゃないか。
「これからもっと食料難に拍車が掛かりますね。噴煙で太陽の光が遮られると、今辛うじてある晴れの日も暫くは無くなるかも知れません」
「それどころか他の火山も釣られて噴火したら目も当てられないぞ?日本の何処にも逃げ場がない」
「日本は火山大国ですからね」
ミレさんもカンさんも怖い事を言う。
「父さん、前にこの国は地震大国って言ってったじゃない?地震大国じゃないの?」
「うっ、まぁ、地震大国であって火山大国でも、ある」
自分で言ってて怖くなった。俺らは普段どんな場所に住んでいたんだよ。
「隕石は外からの要因ですが、そう考えると日本人はすごい所に住んでいますね。地震大国、火山大国」
「災害王国だな」
ぎゃあああ、『地震』『火山』に続き『災害』まで来た!しかも王国だと!
「父さんの国は凄いねぇ」
マルクがよくわからない事に感心をしていた。俺にくっついてこんな災害王国まで来てしまったマルクを、何が何でも絶対に守るぞ。
「すみません。皆さんを怖がらせるつもりでは無かったのですが、知っておき、前向きに対処していくつもりです。今後も皆さんには情報を共有していくつもりです」
「そうね。隠されるより有難いよね」
「ええ、その時はちゃんと自分の判断で動きたいもんね」
俺よりも女性陣の方がずっと逞しいな。俺もビビってないで頑張らねば。
「北海道のゆうご君とも話したのですが、もしかすると気候変動も起こるかも知れません。いえ、すでに起こっているかもしれません」
「それは……北海道から何か情報が?」
「ええ。こちらの7月に氷点下の情報を伝えたのですが、向こうは逆に今までにない気温上昇をしているそうです」
「日本だけじゃなく地球規模で起こってそうだな」
「そうですね。話を戻しますが、火山灰がこの上空まで到達した場合、洞窟へ避難をして頂く事になります。灰が落ち着くまで外出は避けていただきます」
「収集作業もか?」
「はい。それと畑の作業もです」
「でもせっかく大きく育っているのに……」
「皆さんの安全が第一です。畑に積もった火山灰はその時に考えましょう」
「じゃあ今のうちに収穫出来る物は収穫してしまいましょう」
「それと町内に火山の情報はまわしておきますね」
「ええ、もしも洞窟に避難を考えている方がいたら、荷物の引越しをお手伝いしましょう」
町内(村内)の人に避難を勧めた時は断られた。が、この先切羽詰まれば避難する者も増えてくるだろう。
余裕のあるうちに……と思ってしまうが、人はそんなものかも知れない。「まだ大丈夫」と言う人は大丈夫でなくなってから慌てるのだ。
災害王国といわれても、自分がその時にならないとよそ事なのもしょうがないか。
「火山灰が酷くなって逆に自宅に篭る人も居そうだな……」
カンさんは何度も近所へ足を運んで説得していたからなぁ。助けたくても縛って連れて来るわけにはいかないし、割り切るしかない。
俺はこの町に顔見知りが居ないから簡単に割り切れるが、カンさんはそうもいかないだろう。
「あのさ、カンさんが特に親しくしている先だけでも、もう一回だけ説得に行かないか? 町民全員の説得は無理だけどある程度割り切るのは必要だ。別に見捨てるわけではない。カンさんも何度も説得して周っただろ? でも選ぶのは本人達だ。俺たちだって未来を完全に知ってるわけじゃないし、神さまでもない」
「そうですね。急激気温低下と火山灰の件もあります。それから相変わらず国からの救援も来ない。そのあたりを話して、期間限定での洞窟避難なら同意してくれるかもしれませ」
「そうなんだよ!それ、期間限定。避難じゃなくて1回泊まってみてよって感じだ。あの洞窟は絶対男心、親父心を擽ぐるはずなんだ」
だってさ、秘密基地感が満載なんだぜ? それと子供心も擽ぐるはずだ。何かこう遊園地のアトラクションっぽいと言うか探検したくなる事請け負いだ。
「でもさぁ高齢者の人は慣れた自宅で最後を迎えたいとかあると思うのよ。慣れない場所で知らない人に迷惑かけたくない、みたいな?」
「ああわかる。ありそう」
「家と変わらず、寝るとこ、トイレ、風呂があって食堂もある。ひとりで居たいなら個室に篭ればいいし、誰かと居たいなら大部屋もある。絶対来れば気にいるはずだ。何なら鉢植えや盆栽も運ぶしペットもOKだぞ?」
「カラオケルームとか、囲碁将棋ルームも設置しましょうよ」
「何かさ、老人ホームみたいになってきてない?」
翔太くんがボソリと呟いた。うっ、確かに。俺たちの年齢が高いせいかどうしてもそっち寄りの話になってしまった。が、村の高齢化も進んでいるのでいいんじゃないか?
「翔太くんやマルク君、真琴ちゃんはどんな部屋がいいですか?」
タウさんも慌てて若者に意見を聞いていた。
「ゲーム部屋!ゲーム部屋は欲しい。パソコンゲームだけじゃなくて他のゲーム機のもしたい。あと漫画部屋も欲しい」
「私はぁ、メイクルームとかウォークインクローゼットとかあるといいなぁ」
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すかさず芽依さんが釘を刺していた。
「あ、俺、アイテムボックスん中にクレーンゲーム機とか入ってるぞ?皆と合流前に会社の周りをウロウロしてた時入ったビルにあったので持ってきた」
翔太君と真琴ちゃんが目を輝かせた。マルクには分からなかったみたいで不思議そうな顔をしていた。
「コンセントを増やす必要がありますね。……いくつ必要かな」
カンさんが呟いたいた。
翌日から洞窟拠点の増設に全員で取り組むことになった。
3日ほどかけて洞窟内の改良をしている間に、とうとう茨城の上空へと火山灰はやってきた。一度は方向が逸れたという情報もあったのだがやはり関東に来たようだ。
空が火山灰を含んだ黒い雲に覆われて光が遮られただけでなく、雪のように灰が降り注ぎ始めた。まるで吹雪のように。
俺たちはタウさんに言われて、外に出る時はゴーグルとマスクを着用した。火山灰は一見細かい粉のように見えるが、実はガラスの破片のように尖っていて目を傷つけるそうだ。
カンさんの自宅はしっかり施錠して、俺らは既に洞窟内での生活へと移行していた。
洞窟内には『鶏小屋』と『豚小屋』もある。ヤギを放し飼いにしている『山羊庭』もある。
山羊は女性陣に人気だ。と言うのも譲って貰った中に子山羊が居て可愛いと大人気になった。
『兎小屋』もある。小学校で飼っていたものを近所の人が世話をしていたそうだ。
そしてニャン太、じゃなかったナリーも放し飼いだ。ナリーの他に
猫は複数いる。こちらも女性陣に大人気だが、実は男性陣もこっそりと可愛がっている。
マルクに乞われて、俺のイッヌも出した。
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※カンさんが住んでいる地域ですが、今までは『村』で現在『町』との合併が進んでいる最中でした。
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