97 / 299
97話 検証とクエスト①
しおりを挟む
-------------(タウロ視点)-------------
函館のゆうご君から色々と面白い考察を聞いた。なるほどと思う。
『魔素』か。確かに何某の見えない力は存在するのだろう。それが、俺達の転移で地球に持ち込まれたのか。
いや、俺達が持ち込んだだけならタカが知れている。降り注いだ隕石に因って持ち込まれた、と言う事はないだろうか?
それとも神様に依って地球や地球人が作り替えられた?……もしくは昔から地球にあった、そして近代は忘れ去られていただけ、とか。
血盟を脱退しても、ステータスは消えなかった。
ゆうごも『地球の砂漠』を脱退したがステータスはそのまま。
ゆうごが立ち上げた『北の砂漠』に加入した北野大地もステータスは消えなかった。それからもうひとり山本圭吾。
函館メンバーはゆうごの他に、大地と圭吾、それとうちに残っている北海の計4名がリアルステータス保持者か。
自衛隊は、3つの血盟を立ち上げたそうだ。陸自の砂漠、海自の砂漠、空自の砂漠だ。それぞれ、ハマヤさん、フジさん、サンバさんが盟主だ。
自衛隊ではカオのテレポート経験で3名にリアルステータスが表示された。その後の情報はまだ入ってこない。
LAFの社員さんは5名ともリアルステータスが表示された。そのうちひとり桂木さん(まめうさ)は『陸自の砂漠』に入っている。
残り4名はうちの『地球の砂漠』だ。
村上さん(剣王子)、佐藤さん(キングジム)、高橋さん(したはか)、上原さん(ジョーゲン)の4人だ。上原さんはビーナスサーバーで血盟を立ち上げてもいる。検証中だな。
ここ茨城の洞窟拠点メンバーは、現在皆(カオるん以外)が『地球の砂漠』に加入している。それぞれの家族と憲鷹くんをいれて16名全員がリアルステータス所持者だ。
『地球の砂漠』は、洞窟拠点16名に、函館の北海太郎とLAF社員4名で現在21名、残りの枠は29人分だ。
この洞窟でも出来ればひとりでも多くの人にステータスを表示させたい。
それなら異世界戻りのメンバーはバラけるべきだ。
帰還組はカオ、カン、ミレ、アネ、ゆうご、私の6名。いや、ゆうごは既に『北の砂漠』を立ち上げている。
全員がそれぞれ盟主として血盟を作成すると、250名がリアルステータスを所持出来るかもしれない。
それでもたった250名か。この洞窟拠点に避難している全員分には及ばない。
「他の地域にもリアルステータス持ちは必要だ」カオるんあたりなら絶対そう言うだろう。確かにそう思う。
が、それは自衛隊、国に考えていただきたいものだ。
ただし、各自の知り合いや親戚、友人などには個人的に広ていきたいと考えている。
そう、私は『守りたい者』と『そうでない者』の選別をハッキリつける、例え誰かに「自分本位」「利己的」と言われようが、それが何か?である。
それに、もしかすると全国のどこかにまだ『帰還者』はいるかもしれない、そう思っている。
ゲームでのレベル上げも続けてもらっている。皆は徐々に30クエストをクリアし始めた。
しかしやはり現実には血盟以外にリアルステータスにリンクしている部分は特に見当たらない。
ゲームのスキルもアイテムも、リアルステータスには表示されなかった。
ゲームと現実が紐付いているのは『血盟』だけなのか。
地下シェルターのLAFのゲーム部屋を使わせてもらった事で皆のレベル上げはどんどんと進んでいっている。
とりあえずいけそうな者はレベル45まで頑張り、45クエストを完了してもらいたい。現実とは関係ないのだが、何がこの先関係してくるかわからない。出来る事はやっておくべきだ。
と言うのも、皆には言ってなかったが、私はサブキャラを持っていた。
作って放置していたキャラでレベルは12だった。
カオるんは異世界に転移した時、みっつのキャラを持っていた。
メインのWIZ、セカンドのELF、サードのDKNだ。
私はメインがELF、セカンドにDKNがあったのだが、異世界転移後のステータスにDKNは表示されてなかった。
何故だ?
カオるんとの違いを考えた。
カオるんは3キャラともレベルが45以上だった。
私のレベル12のDKNは転移の職業としてカウントされなかったということだろうか?
想像の域を出ないのだが、それもあり、皆にはレベル上げを推奨している。
45……もしくは50以上か。
ゲームでも45超えたあたりから、レベル上げが格段に難しくなっていた。生半可なモンスターを倒しても得られる経験値が少ないのだ、いや、レベル上げに必要な経験値が膨大なのだ。
それゆえ、このあたりでゲームから離れる者が多かった。もしくはキャラの作り直し。モンスターを倒すのに特化した攻撃性の高い職のキャラ、つまりナイトや火エルフに変える者が多かった。
LAFでここ数年は、『ひたすら倒して経験値を手に入れレベル上げ』をしている灰プレイヤーのみが残った感じであった。
洞窟拠点でも、翔太や憲鷹の友人などからゲームへ巻き込んでいる者も増えてきた。
子供から親へ、少しずつ興味持つ者を増やしているが、元から若者が少ない村だったので、広がる勢いはかなり緩い。
たまに高齢者の中に猛者が現れる。侮れない。
函館のゆうご君から色々と面白い考察を聞いた。なるほどと思う。
『魔素』か。確かに何某の見えない力は存在するのだろう。それが、俺達の転移で地球に持ち込まれたのか。
いや、俺達が持ち込んだだけならタカが知れている。降り注いだ隕石に因って持ち込まれた、と言う事はないだろうか?
それとも神様に依って地球や地球人が作り替えられた?……もしくは昔から地球にあった、そして近代は忘れ去られていただけ、とか。
血盟を脱退しても、ステータスは消えなかった。
ゆうごも『地球の砂漠』を脱退したがステータスはそのまま。
ゆうごが立ち上げた『北の砂漠』に加入した北野大地もステータスは消えなかった。それからもうひとり山本圭吾。
函館メンバーはゆうごの他に、大地と圭吾、それとうちに残っている北海の計4名がリアルステータス保持者か。
自衛隊は、3つの血盟を立ち上げたそうだ。陸自の砂漠、海自の砂漠、空自の砂漠だ。それぞれ、ハマヤさん、フジさん、サンバさんが盟主だ。
自衛隊ではカオのテレポート経験で3名にリアルステータスが表示された。その後の情報はまだ入ってこない。
LAFの社員さんは5名ともリアルステータスが表示された。そのうちひとり桂木さん(まめうさ)は『陸自の砂漠』に入っている。
残り4名はうちの『地球の砂漠』だ。
村上さん(剣王子)、佐藤さん(キングジム)、高橋さん(したはか)、上原さん(ジョーゲン)の4人だ。上原さんはビーナスサーバーで血盟を立ち上げてもいる。検証中だな。
ここ茨城の洞窟拠点メンバーは、現在皆(カオるん以外)が『地球の砂漠』に加入している。それぞれの家族と憲鷹くんをいれて16名全員がリアルステータス所持者だ。
『地球の砂漠』は、洞窟拠点16名に、函館の北海太郎とLAF社員4名で現在21名、残りの枠は29人分だ。
この洞窟でも出来ればひとりでも多くの人にステータスを表示させたい。
それなら異世界戻りのメンバーはバラけるべきだ。
帰還組はカオ、カン、ミレ、アネ、ゆうご、私の6名。いや、ゆうごは既に『北の砂漠』を立ち上げている。
全員がそれぞれ盟主として血盟を作成すると、250名がリアルステータスを所持出来るかもしれない。
それでもたった250名か。この洞窟拠点に避難している全員分には及ばない。
「他の地域にもリアルステータス持ちは必要だ」カオるんあたりなら絶対そう言うだろう。確かにそう思う。
が、それは自衛隊、国に考えていただきたいものだ。
ただし、各自の知り合いや親戚、友人などには個人的に広ていきたいと考えている。
そう、私は『守りたい者』と『そうでない者』の選別をハッキリつける、例え誰かに「自分本位」「利己的」と言われようが、それが何か?である。
それに、もしかすると全国のどこかにまだ『帰還者』はいるかもしれない、そう思っている。
ゲームでのレベル上げも続けてもらっている。皆は徐々に30クエストをクリアし始めた。
しかしやはり現実には血盟以外にリアルステータスにリンクしている部分は特に見当たらない。
ゲームのスキルもアイテムも、リアルステータスには表示されなかった。
ゲームと現実が紐付いているのは『血盟』だけなのか。
地下シェルターのLAFのゲーム部屋を使わせてもらった事で皆のレベル上げはどんどんと進んでいっている。
とりあえずいけそうな者はレベル45まで頑張り、45クエストを完了してもらいたい。現実とは関係ないのだが、何がこの先関係してくるかわからない。出来る事はやっておくべきだ。
と言うのも、皆には言ってなかったが、私はサブキャラを持っていた。
作って放置していたキャラでレベルは12だった。
カオるんは異世界に転移した時、みっつのキャラを持っていた。
メインのWIZ、セカンドのELF、サードのDKNだ。
私はメインがELF、セカンドにDKNがあったのだが、異世界転移後のステータスにDKNは表示されてなかった。
何故だ?
カオるんとの違いを考えた。
カオるんは3キャラともレベルが45以上だった。
私のレベル12のDKNは転移の職業としてカウントされなかったということだろうか?
想像の域を出ないのだが、それもあり、皆にはレベル上げを推奨している。
45……もしくは50以上か。
ゲームでも45超えたあたりから、レベル上げが格段に難しくなっていた。生半可なモンスターを倒しても得られる経験値が少ないのだ、いや、レベル上げに必要な経験値が膨大なのだ。
それゆえ、このあたりでゲームから離れる者が多かった。もしくはキャラの作り直し。モンスターを倒すのに特化した攻撃性の高い職のキャラ、つまりナイトや火エルフに変える者が多かった。
LAFでここ数年は、『ひたすら倒して経験値を手に入れレベル上げ』をしている灰プレイヤーのみが残った感じであった。
洞窟拠点でも、翔太や憲鷹の友人などからゲームへ巻き込んでいる者も増えてきた。
子供から親へ、少しずつ興味持つ者を増やしているが、元から若者が少ない村だったので、広がる勢いはかなり緩い。
たまに高齢者の中に猛者が現れる。侮れない。
432
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ガチャから始まる錬金ライフ
盾乃あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる