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107話 ファンタジーだけじゃない④
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-------------(カオ視点)-------------
棚橋と言う医者に別室へ案内された。その部屋は彼が寝泊まりに使っている部屋らしい。
このご時世にしては綺麗に使われている。やはり医者だから清潔につとめているのだろうか。
それよりも俺は彼の笑顔が引っかかる。笑顔すぎる。いや、どう表現すればいいんだ?
しいて言うなら、宗教のような、教祖様とか呼ばれていそうな微笑みだ。高い壺を売りつけられる?
「どうぞ、おかけください」
置かれていたソファーを勧められた。
『マルク、キヨカ、何かあったら即飛ぶからな。それと壺は絶対に買うな』
『えっ、壺? 父さん……』
『飛ぶって言ってくださいね』
ふたりからは焦ったような念話が返ってきた。
勧められたソファーは小さかった。少し緩めの2人掛けじゃないか?これ。俺とマルクとキヨカの3人が座るとミチミチになった。
動けない……、しまった!罠にハマったか!これは、壺を買うまで帰してもらえない罠だ!
「ちょっとあなた、そっちの椅子も使ってもらわないと」
入ってきた女性はトレーにコーヒーを乗せていた。トレーをテーブルに置くと、ひとり用のソファーをこちらに動かした。
「狭いでしょう、すみません。おひとりはこちらに」
そう言われてキヨカがひとり掛けの方へズレた。……マルク君や?少しそっちにズレてくださいませんか?
女性は棚橋の後ろに立ち、頭を下げた。
「棚橋の妻の翠(みどり)です。あなた、その怪しい顔はやめて」
「怪しい? 俺としては優しそうな医者の顔を練習したんだが」
棚橋医師の素の顔だろうか。少し神経質そうな……あ、タウさんの表情に似ている。いつも何かを考えているせいで表情が固まってるか、眉間に皺がよるかの顔だ。
だが、さっきよりはずっと良い。俺は肩の力を抜いた。
「どうぞ、こんな世の中なのでちゃんとしたコーヒーの入手は難しくて。妻お手製のタンポポコーヒーなんですよ」
「まぁ、タンポポコーヒーですか?珍しい」
「春に採っておいたんですよ」
静かにコーヒーを堪能する時間が流れた。何故この部屋へ連れてこられたんだ?向こうが話すのを待つか、こちらから振る、か。
が、そう時間はかからず棚橋医師が口を開いた。
「単刀直入にお聞きします。答えたくなければ結構ですが、もしかするとあなた方は異世界から戻って来た方でしょうか?」
単刀直入すぎるだろう。いや、わかりやすくていい。
『カオさん、タウロさんに念話で報告しますね』
『ああ…』
「ええと? 何故そうだと?」
「やはりそうですか。通常なら何を言ってるのだと反論があるところです。何故そう、とは、認めている事になります」
いや、頭良すぎるだろ?またしても俺は罠にハマったのか?
「あなた、言い方が遠回しだと怪しいわよ。すみません、この人も異世界に行って戻ってきたそうです。私は行ってないのでどこまでが本当か判断できません」
奥さん、率直すぎるー!いや、有難いが。
『カオるん? 大丈夫ですか? 私もそちらに行きましょうか?』
タウさんから念話が来た。
『いや、大丈夫、と言うか、これこっちも話していいか?』
「どうもすみません。いや、戻ってから暫くは隠していたのですが妻にバレてからは話すようにしまして。しかし信じてもえうのは難しい。妻と友人くらいにしか信じてもらえなかったのですが、さっき2階から外の馬を見まして。あの馬、地球産にしては凄いなぁ。それにあり得ないスピードでうちまで来ましたね、その馬車。ブレーキ付きですか?」
「はぁ」
「これは、普通じゃないな、と。それでご同業ではないかと」
「ご同業? いや、俺は医者じゃないですよ?」
「ああ、はい。そっちの同業ではなく、あなた、異世界に転移しましたね? そして戻った。それはゲームが関係していませんか? 少なくとも私はそうでした」
『キヨカさん、相手のゲームのサーバーを聞いてもらえますか?』
タウさんは俺でなくキヨカに指示を出した。俺に腹芸は無理なのでちょっとホッとした。
「あの……ゲームのサーバー名をお聞きしても?」
「サーバー? サーバー何てあったかな? 気にしてなかった。ログインして確認してみますね」
「どうぞ。お願いします」
「そうだ、ここのパソコンは調子が悪かったんだ」
「あ、じゃあこれを」
キヨカが自分のパソコンを差し出した。
しかし棚橋医師がログインをしようとしたゲームは、LAFではなかったのだ。
そう、LAFではなかった、サーバーが異なるどころか、ゲーム自体が異なっていた。
俺には見たことがない、やった事がないゲームだ。
「あの、このゲームは知らないんですが」
「えっ、知らない? 流行ってたんですが、あ、医者仲間でかな? 一般の人には流行ってなかった? もしかするとあなた方のゲームは競走馬とか競馬系のゲームでしょうか?」
「ちょっと、あなた、本当に異世界に行ってきたの?あなたが寝ぼけただけじゃないの?」
「ちが、本当に行ったよ。嘘じゃないよ。巨大化したウイルスと戦う世界、本当にこのゲームじゃないんですか?」
縋るような目で俺を見るが、スマン、嘘はつけない。首を横に振る。
「よく見てくださいよ、これこれ。こっちに戻ったらステータスも出てるでしょう?」
「あ、ステータスあるんだ」
「ありますよ、ゲームのこの画面に比べたら驚く程シンプルですけどね。あなたもあるでしょう?いや、このゲームでないならステータスもないのか。でもじゃあ、あの馬車や馬は普通なのか?僕が知らないだけでこの世界には普通に存在するのか?」
「あの、因みにステータスを教えて頂いても?」
「ええ、いいですよ。見えないから紙に書き出しますね。と言っても異世界に行ってないなら信じてはもらえないか」
ブツブツと言いながら彼が書き出したステータスはこんな感じだった。
名前 ドクトルタナー
年齢 36
職業 治癒師 DCT
スキル ウイルス関係
『これは……本物くさいですね。もっともどこかからLAF関係に情報が漏れた可能性もありますが』
「本当なんですよ。そっかぁ、あなた方もてっきりそうだと思っていたのに違うのか。残念です。でも信じて頂けただけでも嬉しかったです」
「スキルはウイルス関係なんですね。怪我は治せないのですか?」
「いやぁ、残念ながら。元々のゲームがウイルスを倒すゲームでしたからね」
「そうなんですか、残念ですね」
「え、でもさ、これ、職業のとこ、DCTって出てるじゃないか?これってドクターの略じゃないのか?ドクターだったら怪我も治せそうだけど」
「いや、医者も専門がありますからね。内科に外科手術はちょっとねぇ」
「と言うと内科の先生で?」
「ええ、そうです。…………あれ?やけに詳しいですね、ステータスについて。本当はステータス出てるのではないですか? 実はあなたも医師なのでは?」
「いや、ただの派遣事務です」
「病院の受付事務?」
「いえ、普通の会社の事務員です」
「それにしても詳しすぎる」
『タウさん、もう、言うぞ』
『ええ、どうぞ』
「あの、俺もステータス出てますが、あんたとは別のゲームなんだ」
「ええっ、別のゲーム? 別のゲームも異世界転移したのか! じゃあ全てのゲームが? 翠さん、あなたも何かのゲームやっていたよね?」
「ただのスマホゲームですよ。パズルの。でも私は異世界には行っていないし、ステータスもありません」
棚橋と言う医者に別室へ案内された。その部屋は彼が寝泊まりに使っている部屋らしい。
このご時世にしては綺麗に使われている。やはり医者だから清潔につとめているのだろうか。
それよりも俺は彼の笑顔が引っかかる。笑顔すぎる。いや、どう表現すればいいんだ?
しいて言うなら、宗教のような、教祖様とか呼ばれていそうな微笑みだ。高い壺を売りつけられる?
「どうぞ、おかけください」
置かれていたソファーを勧められた。
『マルク、キヨカ、何かあったら即飛ぶからな。それと壺は絶対に買うな』
『えっ、壺? 父さん……』
『飛ぶって言ってくださいね』
ふたりからは焦ったような念話が返ってきた。
勧められたソファーは小さかった。少し緩めの2人掛けじゃないか?これ。俺とマルクとキヨカの3人が座るとミチミチになった。
動けない……、しまった!罠にハマったか!これは、壺を買うまで帰してもらえない罠だ!
「ちょっとあなた、そっちの椅子も使ってもらわないと」
入ってきた女性はトレーにコーヒーを乗せていた。トレーをテーブルに置くと、ひとり用のソファーをこちらに動かした。
「狭いでしょう、すみません。おひとりはこちらに」
そう言われてキヨカがひとり掛けの方へズレた。……マルク君や?少しそっちにズレてくださいませんか?
女性は棚橋の後ろに立ち、頭を下げた。
「棚橋の妻の翠(みどり)です。あなた、その怪しい顔はやめて」
「怪しい? 俺としては優しそうな医者の顔を練習したんだが」
棚橋医師の素の顔だろうか。少し神経質そうな……あ、タウさんの表情に似ている。いつも何かを考えているせいで表情が固まってるか、眉間に皺がよるかの顔だ。
だが、さっきよりはずっと良い。俺は肩の力を抜いた。
「どうぞ、こんな世の中なのでちゃんとしたコーヒーの入手は難しくて。妻お手製のタンポポコーヒーなんですよ」
「まぁ、タンポポコーヒーですか?珍しい」
「春に採っておいたんですよ」
静かにコーヒーを堪能する時間が流れた。何故この部屋へ連れてこられたんだ?向こうが話すのを待つか、こちらから振る、か。
が、そう時間はかからず棚橋医師が口を開いた。
「単刀直入にお聞きします。答えたくなければ結構ですが、もしかするとあなた方は異世界から戻って来た方でしょうか?」
単刀直入すぎるだろう。いや、わかりやすくていい。
『カオさん、タウロさんに念話で報告しますね』
『ああ…』
「ええと? 何故そうだと?」
「やはりそうですか。通常なら何を言ってるのだと反論があるところです。何故そう、とは、認めている事になります」
いや、頭良すぎるだろ?またしても俺は罠にハマったのか?
「あなた、言い方が遠回しだと怪しいわよ。すみません、この人も異世界に行って戻ってきたそうです。私は行ってないのでどこまでが本当か判断できません」
奥さん、率直すぎるー!いや、有難いが。
『カオるん? 大丈夫ですか? 私もそちらに行きましょうか?』
タウさんから念話が来た。
『いや、大丈夫、と言うか、これこっちも話していいか?』
「どうもすみません。いや、戻ってから暫くは隠していたのですが妻にバレてからは話すようにしまして。しかし信じてもえうのは難しい。妻と友人くらいにしか信じてもらえなかったのですが、さっき2階から外の馬を見まして。あの馬、地球産にしては凄いなぁ。それにあり得ないスピードでうちまで来ましたね、その馬車。ブレーキ付きですか?」
「はぁ」
「これは、普通じゃないな、と。それでご同業ではないかと」
「ご同業? いや、俺は医者じゃないですよ?」
「ああ、はい。そっちの同業ではなく、あなた、異世界に転移しましたね? そして戻った。それはゲームが関係していませんか? 少なくとも私はそうでした」
『キヨカさん、相手のゲームのサーバーを聞いてもらえますか?』
タウさんは俺でなくキヨカに指示を出した。俺に腹芸は無理なのでちょっとホッとした。
「あの……ゲームのサーバー名をお聞きしても?」
「サーバー? サーバー何てあったかな? 気にしてなかった。ログインして確認してみますね」
「どうぞ。お願いします」
「そうだ、ここのパソコンは調子が悪かったんだ」
「あ、じゃあこれを」
キヨカが自分のパソコンを差し出した。
しかし棚橋医師がログインをしようとしたゲームは、LAFではなかったのだ。
そう、LAFではなかった、サーバーが異なるどころか、ゲーム自体が異なっていた。
俺には見たことがない、やった事がないゲームだ。
「あの、このゲームは知らないんですが」
「えっ、知らない? 流行ってたんですが、あ、医者仲間でかな? 一般の人には流行ってなかった? もしかするとあなた方のゲームは競走馬とか競馬系のゲームでしょうか?」
「ちょっと、あなた、本当に異世界に行ってきたの?あなたが寝ぼけただけじゃないの?」
「ちが、本当に行ったよ。嘘じゃないよ。巨大化したウイルスと戦う世界、本当にこのゲームじゃないんですか?」
縋るような目で俺を見るが、スマン、嘘はつけない。首を横に振る。
「よく見てくださいよ、これこれ。こっちに戻ったらステータスも出てるでしょう?」
「あ、ステータスあるんだ」
「ありますよ、ゲームのこの画面に比べたら驚く程シンプルですけどね。あなたもあるでしょう?いや、このゲームでないならステータスもないのか。でもじゃあ、あの馬車や馬は普通なのか?僕が知らないだけでこの世界には普通に存在するのか?」
「あの、因みにステータスを教えて頂いても?」
「ええ、いいですよ。見えないから紙に書き出しますね。と言っても異世界に行ってないなら信じてはもらえないか」
ブツブツと言いながら彼が書き出したステータスはこんな感じだった。
名前 ドクトルタナー
年齢 36
職業 治癒師 DCT
スキル ウイルス関係
『これは……本物くさいですね。もっともどこかからLAF関係に情報が漏れた可能性もありますが』
「本当なんですよ。そっかぁ、あなた方もてっきりそうだと思っていたのに違うのか。残念です。でも信じて頂けただけでも嬉しかったです」
「スキルはウイルス関係なんですね。怪我は治せないのですか?」
「いやぁ、残念ながら。元々のゲームがウイルスを倒すゲームでしたからね」
「そうなんですか、残念ですね」
「え、でもさ、これ、職業のとこ、DCTって出てるじゃないか?これってドクターの略じゃないのか?ドクターだったら怪我も治せそうだけど」
「いや、医者も専門がありますからね。内科に外科手術はちょっとねぇ」
「と言うと内科の先生で?」
「ええ、そうです。…………あれ?やけに詳しいですね、ステータスについて。本当はステータス出てるのではないですか? 実はあなたも医師なのでは?」
「いや、ただの派遣事務です」
「病院の受付事務?」
「いえ、普通の会社の事務員です」
「それにしても詳しすぎる」
『タウさん、もう、言うぞ』
『ええ、どうぞ』
「あの、俺もステータス出てますが、あんたとは別のゲームなんだ」
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