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117話 あの人はいま①
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その間に俺は次のメールを読み進める。
何と、古池さんは自宅が埼玉だったらしい。やまと商事にいたはずが目を覚ましたら埼玉で驚いたと書いてある。
しかも何とか徒歩で帰宅出来る距離だったそうだ。
日比谷から戻れないと連絡をしていた夫がある日突然戻ってきた事に、妻や子供や両親は大喜びだったそうだ。
自宅には帰れない、自宅と連絡が取れない警備員仲間も誘い、現在は古池さん宅に一緒にいるそうだ。
そうか、自宅があり、そこが問題無いならこちらへは誘えないか。しかし、連絡は入れておこう。松ぼっくりの危険も伝えたいし、物資も足りないようなら渡したい。
だが、古池さんの最新メール目を通した時に、連絡をするべきか悩んだ。
『やまとの15階に居たはずなのに気がついたら埼玉に居た、そんな話は信じられないかも知れない。でもそれが、鹿野さんのおかげな気がするんだ。いや、変な事を言ってるのは重々承知だ。聞き流してくれ。ただ、俺が、そんな気がするだけなんだ。だから、鹿野さん、ありがとう』
これは……バレて? ミストスリープ掛けた時見られた?いやいや、感じがすると書いてあるし、見られてはいないよな?
ひとりワタワタしているとタウさんへの連絡を終えたキヨカが俺の近くへ戻った。
キヨカに古池さんからのメールを見せた。
「あら、勘の良い人ですね」
「そうなんだよ、どうしようか」
「電話を掛けてみてはいかがですか? どの道誘うなら話す予定でしたしバレても問題ないですよ。逆に話を持って行きやすいですね」
電話……を掛けるのはちょっと敷居が高い。キヨカに言うとではメールを、と言われて古池さんにメールを送った。
『返信が遅くなってすまない。こちらは無事です』
短い文面だがそれで送信した。
直後にスマホがプルプルと鳴り出した。俺が変な所を触る前にキヨカが着信にして俺に手渡した。
『鹿野さん!鹿野さん、無事なのかっ!良かった、連絡が取れないからどうしたかと心配していた!』
『あ、その、すまん、その色々とあって』
『今、どこに居るんだ? この近くか? いや川口の避難所か?』
『茨城なんだ』
『茨城? そうか、鹿野さん、茨城から通勤してると言ってたもんな。よく帰れたなぁ。そっちも水害は酷そうだったが』
『いや、自宅では無くて知り合いのとこに居させて貰ってる』
『それは良かった。本当に無事で良かった。あ、俺、変なメール送って悪かったな。自分でも何書いてんだと思ってるんだが、そのな、とりあえずありがとう。わからんけど、鹿野さんに礼が言いたかった』
『……いや、その、うん。信じてもらえるかわからないけど話したい事があった。でも家族と居るならそっちを優先してくれ。そだ、食糧とか大丈夫か?不足しているなら多少なら融通出来るぞ?と言っても俺、古池さんち知らないや』
『食糧は今のところ何とか大丈夫だ。近くの農家さんが分けてくれてる。そっちこそ大丈夫か?』
『おう、こっちは大丈夫だ。農家って火山灰とか平気だったのか?』
『ああ、ビニールだったらしいし、そこらの住民総出でビニール畑を守ったらしい。俺はそん時はまだやまとだったからなぁ』
『そうか。あ、LAINEも登録しておくから何かあったら直ぐ連絡くれ。それと……、その、松の木に気をつけてくれ』
『松の木?』
『あぁ、松だけじゃないみたいだが、危険な植物が出現している地域があるみたいなんだ。……信じられないよな』
『鹿野さんがそう言うなら、近づかない。きっと何かあるんだろう』
驚いた。古池さんはあっさりと俺の言葉を信じてくれた。また連絡をするとお互いに言い合って電話を切った。
俺が古池さんとの電話終わるのを横で待っていたキヨカはタウさんからオッケーを貰ったと嬉しそうに話す。
そしてキヨカから山浦へ電話をするように促される。
俺、仕事の電話は全く気にならずに受け答え出来るんだが、自分のスマホで……誰かに掛けるのは何故か緊張するんだよな。
相手がマルクとかカンさんとかキヨカなら大丈夫なんだが、山浦か……、警視庁のデカ。
ブルブルっと震えたらマルクが心配そうに俺の脇から顔を出した。
「カオさん、自首ですか? 俺、差し入れ持って行きますね」
憲鷹くぅん?こんな時に笑えない冗談はやめれ。
『おっ!スワンのオッサンだ、良かった良かった、無事だったかぁ。俺たち心配してたんですよ! おぉーい、スワンのオッサンから連絡来たぞー』
電話の向こうで仲間を呼んでいる声が聞こえた。とりあえず元気な事を伝えて、今日の午後会う約束を取り付けた。待ち合わせの場所の説明になった時にキヨカと電話を変わった。
残ったメールは1通。
アドレスや名前は知らないやつだったが、メールの最初に名前があった。
『洸太です。こんにちは。僕の事覚えていますか?』
んん~?『こうた』?誰だ?
カンさんちの、そこに居るのは翔太、『しょうた』だ。
ムゥナ街の山さんとこの息子は颯太、『そうた』だ。
『フェリーごと助けてもらいありがとう』
ああ、あの時の子供か。…………あぁぁ、見られた時の、目撃少年か。そう言えば『こうた』と名乗った気もする。
メールは少年のあの後について書かれていた。どうやら無事に親戚の家に着けたようだ。良かった。
ただ、そこも大変なようだ。
『みんなで頑張ってるから、今度遊びに来てほしい。あと、精霊さんも元気ですか?』
こ、これは…………、あの時見た精霊の事は黙っていてやるから遊びに来い、と?
いやいやいや、普通にお誘いだよな?
しかし、これはタウさんには言えぬ。
茨城沖で助けた子供の家に遊びに行く事にするか。
そう言えば、青森の先の……津軽海峡の冬景色……?津軽海峡って青森と北海道の間の海の事だよな?ブックマークが『津軽海峡の冬景色』になってる。
俺はちょっと地理に疎いんだが、日本列島は細長いバナナの上にデカイひし餅がある感じ……だよな?
そのひし餅が北海道で、確か『でっかいどーほっかいどー』と言われるくらい、大きな菱形の大陸だよな。
直径がバナナ(本州)くらいの大きさだとか何とか。
ゆうごは北海道のどのあたりにいるんだろうか。
トマコマイが菱形の下の先っぽだろ?洸太のとこに遊びに行くついでにゆうごのとこに行けないか?行けるわけないか。デカすぎるよな、北海道。
それにゆうごのうちの住所を聞いても俺に着ける気がしない。いや、マルクやキヨカを巻き込めば着けそうだが、一緒にタウさんに怒られるハメになるのも申し訳ないな。
見るとキヨカ達は今、ホワイトボードに集まっている。俺のこのメールは見られていない。
とりあえず洸太には「そのうち遊びに行く」くらいにしておこう。
まずは、割り振られた茨城県内を地道に救援して行こう。
「すまんな、俺のメールに時間を取ってしまって。それで次は
……」
何と、古池さんは自宅が埼玉だったらしい。やまと商事にいたはずが目を覚ましたら埼玉で驚いたと書いてある。
しかも何とか徒歩で帰宅出来る距離だったそうだ。
日比谷から戻れないと連絡をしていた夫がある日突然戻ってきた事に、妻や子供や両親は大喜びだったそうだ。
自宅には帰れない、自宅と連絡が取れない警備員仲間も誘い、現在は古池さん宅に一緒にいるそうだ。
そうか、自宅があり、そこが問題無いならこちらへは誘えないか。しかし、連絡は入れておこう。松ぼっくりの危険も伝えたいし、物資も足りないようなら渡したい。
だが、古池さんの最新メール目を通した時に、連絡をするべきか悩んだ。
『やまとの15階に居たはずなのに気がついたら埼玉に居た、そんな話は信じられないかも知れない。でもそれが、鹿野さんのおかげな気がするんだ。いや、変な事を言ってるのは重々承知だ。聞き流してくれ。ただ、俺が、そんな気がするだけなんだ。だから、鹿野さん、ありがとう』
これは……バレて? ミストスリープ掛けた時見られた?いやいや、感じがすると書いてあるし、見られてはいないよな?
ひとりワタワタしているとタウさんへの連絡を終えたキヨカが俺の近くへ戻った。
キヨカに古池さんからのメールを見せた。
「あら、勘の良い人ですね」
「そうなんだよ、どうしようか」
「電話を掛けてみてはいかがですか? どの道誘うなら話す予定でしたしバレても問題ないですよ。逆に話を持って行きやすいですね」
電話……を掛けるのはちょっと敷居が高い。キヨカに言うとではメールを、と言われて古池さんにメールを送った。
『返信が遅くなってすまない。こちらは無事です』
短い文面だがそれで送信した。
直後にスマホがプルプルと鳴り出した。俺が変な所を触る前にキヨカが着信にして俺に手渡した。
『鹿野さん!鹿野さん、無事なのかっ!良かった、連絡が取れないからどうしたかと心配していた!』
『あ、その、すまん、その色々とあって』
『今、どこに居るんだ? この近くか? いや川口の避難所か?』
『茨城なんだ』
『茨城? そうか、鹿野さん、茨城から通勤してると言ってたもんな。よく帰れたなぁ。そっちも水害は酷そうだったが』
『いや、自宅では無くて知り合いのとこに居させて貰ってる』
『それは良かった。本当に無事で良かった。あ、俺、変なメール送って悪かったな。自分でも何書いてんだと思ってるんだが、そのな、とりあえずありがとう。わからんけど、鹿野さんに礼が言いたかった』
『……いや、その、うん。信じてもらえるかわからないけど話したい事があった。でも家族と居るならそっちを優先してくれ。そだ、食糧とか大丈夫か?不足しているなら多少なら融通出来るぞ?と言っても俺、古池さんち知らないや』
『食糧は今のところ何とか大丈夫だ。近くの農家さんが分けてくれてる。そっちこそ大丈夫か?』
『おう、こっちは大丈夫だ。農家って火山灰とか平気だったのか?』
『ああ、ビニールだったらしいし、そこらの住民総出でビニール畑を守ったらしい。俺はそん時はまだやまとだったからなぁ』
『そうか。あ、LAINEも登録しておくから何かあったら直ぐ連絡くれ。それと……、その、松の木に気をつけてくれ』
『松の木?』
『あぁ、松だけじゃないみたいだが、危険な植物が出現している地域があるみたいなんだ。……信じられないよな』
『鹿野さんがそう言うなら、近づかない。きっと何かあるんだろう』
驚いた。古池さんはあっさりと俺の言葉を信じてくれた。また連絡をするとお互いに言い合って電話を切った。
俺が古池さんとの電話終わるのを横で待っていたキヨカはタウさんからオッケーを貰ったと嬉しそうに話す。
そしてキヨカから山浦へ電話をするように促される。
俺、仕事の電話は全く気にならずに受け答え出来るんだが、自分のスマホで……誰かに掛けるのは何故か緊張するんだよな。
相手がマルクとかカンさんとかキヨカなら大丈夫なんだが、山浦か……、警視庁のデカ。
ブルブルっと震えたらマルクが心配そうに俺の脇から顔を出した。
「カオさん、自首ですか? 俺、差し入れ持って行きますね」
憲鷹くぅん?こんな時に笑えない冗談はやめれ。
『おっ!スワンのオッサンだ、良かった良かった、無事だったかぁ。俺たち心配してたんですよ! おぉーい、スワンのオッサンから連絡来たぞー』
電話の向こうで仲間を呼んでいる声が聞こえた。とりあえず元気な事を伝えて、今日の午後会う約束を取り付けた。待ち合わせの場所の説明になった時にキヨカと電話を変わった。
残ったメールは1通。
アドレスや名前は知らないやつだったが、メールの最初に名前があった。
『洸太です。こんにちは。僕の事覚えていますか?』
んん~?『こうた』?誰だ?
カンさんちの、そこに居るのは翔太、『しょうた』だ。
ムゥナ街の山さんとこの息子は颯太、『そうた』だ。
『フェリーごと助けてもらいありがとう』
ああ、あの時の子供か。…………あぁぁ、見られた時の、目撃少年か。そう言えば『こうた』と名乗った気もする。
メールは少年のあの後について書かれていた。どうやら無事に親戚の家に着けたようだ。良かった。
ただ、そこも大変なようだ。
『みんなで頑張ってるから、今度遊びに来てほしい。あと、精霊さんも元気ですか?』
こ、これは…………、あの時見た精霊の事は黙っていてやるから遊びに来い、と?
いやいやいや、普通にお誘いだよな?
しかし、これはタウさんには言えぬ。
茨城沖で助けた子供の家に遊びに行く事にするか。
そう言えば、青森の先の……津軽海峡の冬景色……?津軽海峡って青森と北海道の間の海の事だよな?ブックマークが『津軽海峡の冬景色』になってる。
俺はちょっと地理に疎いんだが、日本列島は細長いバナナの上にデカイひし餅がある感じ……だよな?
そのひし餅が北海道で、確か『でっかいどーほっかいどー』と言われるくらい、大きな菱形の大陸だよな。
直径がバナナ(本州)くらいの大きさだとか何とか。
ゆうごは北海道のどのあたりにいるんだろうか。
トマコマイが菱形の下の先っぽだろ?洸太のとこに遊びに行くついでにゆうごのとこに行けないか?行けるわけないか。デカすぎるよな、北海道。
それにゆうごのうちの住所を聞いても俺に着ける気がしない。いや、マルクやキヨカを巻き込めば着けそうだが、一緒にタウさんに怒られるハメになるのも申し訳ないな。
見るとキヨカ達は今、ホワイトボードに集まっている。俺のこのメールは見られていない。
とりあえず洸太には「そのうち遊びに行く」くらいにしておこう。
まずは、割り振られた茨城県内を地道に救援して行こう。
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