166 / 299
166話 ホワイトですから②
しおりを挟む
俺たちは学校の正面玄関へ向かう。そこには長机が置かれていて、靴箱や廊下の壁には伝言のような紙が沢山貼られていた。
長机にすわっていた男性に声をかけた。
この地域の避難所としてこの学校が使われているそうだ。
人を捜していると言うと直ぐに名簿で確認をしてくれた。クマは勿論、俺らも息を止めて名簿を捲るのを見守った。
「ああ、球磨祥子さんと翔平さん、東校舎の3階に居らっしゃいます」
「祥子!翔平ぇぇ……」
クマは顔をクシャリと歪ませた後、駆け出した。俺たちは受付の男性に頭を下げて、クマを追いかけた。
奥さんと息子くんが無事そうでひとまず安心した。
階段を三階まで駆け上がった時、廊下の向こうで叫んでいるクマが見えた。
中程の教室の扉から女性が顔を出したかと思うと、球磨に飛びついてクマとふたりで床に座り込み号泣している。
廊下のあちこちの扉や窓から避難民が顔を覗かせていた。もらい泣きする者や羨ましそうな顔が群がっていた。
少し遅れて出てきた幼児をクマが抱き上げて抱え込んでまた大泣きしていた。
「球磨さんとご家族は第2拠点へお送りしますか?」
キヨカがそっと聞いてきた。第2拠点、病院か。
そうだな、奥さんと子供の健康も気になるし、今はクマも家族とゆっくりしたいだろう。
俺たちはこの先の予定が詰まっている。申し訳ないがクマには作戦から離脱してもらおう。
どう切り出そうか悩んでいたがクマがこちらに戻ってきた。
「すみません、ありがとうございます。ありがとうございます。本当にカオさんには感謝しかありません。ありがとう! みんなもありがとう」
「クマ、家族が無事で良かったな」
「球磨こう、良かったな、奥さんと翔平君に会えて」
皆がクマに声かけていると、一旦教室内に入った奥さんが小さな荷物を持って息子と一緒に戻ってきた。
クマが俺たちを紹介した。奥さんにも深々と頭を下げてお礼を言われた。
「カオさん、申し訳ありませんが俺らを洞窟拠点に送ってもらえませんか?」
「それはかまわんが、病院の方がいいだろ? 一応病院でちゃんと診てもらえ」
「カオさん、第2の棚橋先生にはお伝えしました。一旦病棟の方に入院していただいて、退院されてから洞窟でご一緒されてはいかがですか」
キヨカは相変わらず仕事が早い。病院拠点へ連絡を取ってくれた。
カセ達には待っていてもらい、クマ家族とキヨカ、マルクを連れて病院へテレポートした。
驚く奥さんに詳しくは後で説明するとクマが話していた。
キヨカを先頭に病院内を進む。奥さんは大きく目を開きキョロキョロと周りを見ていた。息子くんは抱えていたクマにガッシリと抱きついていた。
廊下へ迎えに来ていた棚橋ドクターの白衣を見た途端、息子くんがギャン泣きを始めた。どうも予防接種思い出したようだ。
キヨカにアイテムボックス検索をお願いされた。
「アアンパパンマンのぬいぐるみありませんか。なるべく大きのを。翔平君、小さいフィギュアずっと握りしめているからきっと好きだと思うんです」
検索すると出てきたので出したら、それを見た息子くんはピタリと泣き止んだ。
ぬいぐるみを棚橋ドクターに渡すとそれを抱えたドクターと、クマ一家は診察室へ入っていった。
廊下に残された俺たちがテレポートで八王子に戻ろうとした時にクマから念話が飛んできた。
『カオさん、ふたりの診察が終わって入院する部屋が決まったら俺直ぐにそっちに合流するので迎えに来ていただけますか?』
『何言ってるんだ、お前はしばらく家族のそばに居てやれ』
『あざます! でも俺、行きますから! あの、夜とかだけ病院へ送り迎えしてもらうとか図々しいですかね。やっぱ夜は付いていてやりたいんです。お願いしますっ!』
『おう……わかった。いや、別に図々しいとかはない。うちの血盟はホワイトな企業だからな。だが、息子くんが泣き止まなかったらお前は強制休暇だからな』
『はい!ありがとうございます!』
『じゃあ、そっち落ち着いたら連絡くれ』
俺達は八王子のカセ達の元に戻った。カセらに病院での話をした。
「何だよ、球磨コウのやつ。まさか俺らに遠慮してこっち来るとか言ってんじゃねえよな」
「それもあるかも知れんが、いざとなったら強制休暇を執行するさ」
そんな話をしているとサンバから念話が入った。
『カオさん、栃木のブクマ地点へ到着しました』
『お、わかった。直ぐに飛ぶ』
俺たちは八王子の避難所へ入る前に車はしまっておいたので、身ひとつの状態で栃木のブックマークポイントへテレポートした。
キヨカはステータスにマップでサンバ達の位置を把握したようだ。
「少し歩きます。500メートルくらい先の交差点を右へ曲がったあたりに黄色い点が8点。それがサンバさん達だと思います」
「罠だと思いたくないが、一応俺と奈良が先を行く。清華さんはカオさんの警護を頼む。マルクはカオさんの直ぐ後ろへ」
ゲームのような体勢でゆっくりと進む。
俺もステータスのマップを開く。向こうもこちらに気がついたのか交差点からゾロゾロと姿を現した。
「カオさあーん! カオさん、ここです!」
先頭に居たサンバが大声でこちらに手を振った。俺も振り返す。サンバ達は別に武器を構えたりはしていなかった。
ただサンバ除く7人が、異様にギラついた目で俺を見ていた。目だけなら「俺を殺る気かぁっ」と思うところだ。
だが、口角は上がり、頬も心なしか赤らんでいる。いや、頬はこけていて顔色も青白く痩せているのだが、満面の笑みがボタボタと溢れて落ちていた。
「カオさんだ……」
「あの……噂の…」
「……マスサバの魔王」
「バナナ商人」
小さい囁きが所々聞こえてくるが、意味不明である。とりあえず自己紹介でもするか。
「あ、どーも。マースサーバーのハケンの砂漠のカオです。こっちは血盟員のキヨカ、マルク、カセ、ナラだ」
「本当に実在するん……ハケンの…」
「初めてみた。……意外とおっさん」
今、誰か、オッサン言ったか?まぁおっさんだから事実だが。
サンバが仲間を紹介したが、俺の記憶には残らなかった。
直ぐにサンバ含む8名を連れて新潟県の南魚沼市へテレポートした。そこで全員にブックマークをしてもらう。ステータスが無くてもブックマーク出来る可能性もあるので念のため、だ。
それからついでに魚沼市にも飛んでブックマークをしてもらい、また南魚沼市へと戻った。
新潟県の俺のブックマークはこの2箇所のみだ。
ここからサンバ達自衛隊は新発田駐屯地を目指して歩いて移動するそうだ。
ここらにも火山灰はかなり積もっている。俺は精霊を出して火山灰を吹き飛ばした。この近辺だけだしまた直ぐに積もるだろう。
それぞれが礼を口にして去ろうとしていたのを止めた。
「サンちゃん、車は持ってないん? 何かランドクルーザーとかだと山道も行けるんだと」
「カオさん、自衛隊の方がもっと凄い車持ってるよ」
カセが笑いながら俺を止めた。凄い車が何かわからないが、たまーに道路で見た迷彩色の車の事だろうか?
「カオさん、残念ながら今は持ってません。シェルターにあったのを一時はボックスに収納したんですが、取り上げられました。でも大丈夫っす!俺たち陸自は身体が1番の武器っす!この足で、行けます」
サンバは自分の太腿をバシッと叩いて見せた。
うん、災害前の自衛隊ならそうなんだろうけど、今目の前にいる、碌に食事も与えられてない隊員達。
彼らがシバタまで無事に着ける気がしない。俺はキヨカを見た後にカセを見る。
「カオさん、ランドローバー7人乗りで検索してみてください」
何かを察したカセが小声で囁いた。あれ?ランドクルーザーじゃなくてランドローバー?名前は似てる。車の種類は全く分からんが、車が趣味のカセが言うんだ。間違いないだろう。
検索すると1件だけヒットした。俺はソレを取り出した。
わからん、車の違いがわからんよ。どの車もタイヤが4つなのは一緒。ドアが2なのか4なのかの違いや、背が低い高いくらいしかわからん。趣味(車)を極めた者だけがわかるんだろう。
「カオさん一台だけですか?」
「そうなんだよ、これしかなかった」
「大人8人は詰めてもキツイな。カオさん、5人乗りで検索してみてくださ」
「あ、5人だと20件ヒットしたぞ?」
「じゃあ、ソレを2台出してください」
俺は言われた通り、ランドローバー5人乗りと言うのを2台出して、さっきの7人乗りをしまった。
そして車のナンバーを見ながら鍵を探す。カセから言われてガソリン携行缶と言うのも出した。
俺は知らなかったがこれにガソリンが入っている、もしくは入れておけるそうだ。
そにうち、車関係の物はカセに全部渡したい。カセよ、早くステータス画面を発生させてくれ。
サンバ達に車を渡すと大喜びしていた。8人は半々に分かれて乗車して去っていった。シバタに向かった。
去る前に海自で船が無かったら連絡してくれ、とも言っておいた。拾った船が使えるかはわからないが、海自なら何とかするだろう。
長机にすわっていた男性に声をかけた。
この地域の避難所としてこの学校が使われているそうだ。
人を捜していると言うと直ぐに名簿で確認をしてくれた。クマは勿論、俺らも息を止めて名簿を捲るのを見守った。
「ああ、球磨祥子さんと翔平さん、東校舎の3階に居らっしゃいます」
「祥子!翔平ぇぇ……」
クマは顔をクシャリと歪ませた後、駆け出した。俺たちは受付の男性に頭を下げて、クマを追いかけた。
奥さんと息子くんが無事そうでひとまず安心した。
階段を三階まで駆け上がった時、廊下の向こうで叫んでいるクマが見えた。
中程の教室の扉から女性が顔を出したかと思うと、球磨に飛びついてクマとふたりで床に座り込み号泣している。
廊下のあちこちの扉や窓から避難民が顔を覗かせていた。もらい泣きする者や羨ましそうな顔が群がっていた。
少し遅れて出てきた幼児をクマが抱き上げて抱え込んでまた大泣きしていた。
「球磨さんとご家族は第2拠点へお送りしますか?」
キヨカがそっと聞いてきた。第2拠点、病院か。
そうだな、奥さんと子供の健康も気になるし、今はクマも家族とゆっくりしたいだろう。
俺たちはこの先の予定が詰まっている。申し訳ないがクマには作戦から離脱してもらおう。
どう切り出そうか悩んでいたがクマがこちらに戻ってきた。
「すみません、ありがとうございます。ありがとうございます。本当にカオさんには感謝しかありません。ありがとう! みんなもありがとう」
「クマ、家族が無事で良かったな」
「球磨こう、良かったな、奥さんと翔平君に会えて」
皆がクマに声かけていると、一旦教室内に入った奥さんが小さな荷物を持って息子と一緒に戻ってきた。
クマが俺たちを紹介した。奥さんにも深々と頭を下げてお礼を言われた。
「カオさん、申し訳ありませんが俺らを洞窟拠点に送ってもらえませんか?」
「それはかまわんが、病院の方がいいだろ? 一応病院でちゃんと診てもらえ」
「カオさん、第2の棚橋先生にはお伝えしました。一旦病棟の方に入院していただいて、退院されてから洞窟でご一緒されてはいかがですか」
キヨカは相変わらず仕事が早い。病院拠点へ連絡を取ってくれた。
カセ達には待っていてもらい、クマ家族とキヨカ、マルクを連れて病院へテレポートした。
驚く奥さんに詳しくは後で説明するとクマが話していた。
キヨカを先頭に病院内を進む。奥さんは大きく目を開きキョロキョロと周りを見ていた。息子くんは抱えていたクマにガッシリと抱きついていた。
廊下へ迎えに来ていた棚橋ドクターの白衣を見た途端、息子くんがギャン泣きを始めた。どうも予防接種思い出したようだ。
キヨカにアイテムボックス検索をお願いされた。
「アアンパパンマンのぬいぐるみありませんか。なるべく大きのを。翔平君、小さいフィギュアずっと握りしめているからきっと好きだと思うんです」
検索すると出てきたので出したら、それを見た息子くんはピタリと泣き止んだ。
ぬいぐるみを棚橋ドクターに渡すとそれを抱えたドクターと、クマ一家は診察室へ入っていった。
廊下に残された俺たちがテレポートで八王子に戻ろうとした時にクマから念話が飛んできた。
『カオさん、ふたりの診察が終わって入院する部屋が決まったら俺直ぐにそっちに合流するので迎えに来ていただけますか?』
『何言ってるんだ、お前はしばらく家族のそばに居てやれ』
『あざます! でも俺、行きますから! あの、夜とかだけ病院へ送り迎えしてもらうとか図々しいですかね。やっぱ夜は付いていてやりたいんです。お願いしますっ!』
『おう……わかった。いや、別に図々しいとかはない。うちの血盟はホワイトな企業だからな。だが、息子くんが泣き止まなかったらお前は強制休暇だからな』
『はい!ありがとうございます!』
『じゃあ、そっち落ち着いたら連絡くれ』
俺達は八王子のカセ達の元に戻った。カセらに病院での話をした。
「何だよ、球磨コウのやつ。まさか俺らに遠慮してこっち来るとか言ってんじゃねえよな」
「それもあるかも知れんが、いざとなったら強制休暇を執行するさ」
そんな話をしているとサンバから念話が入った。
『カオさん、栃木のブクマ地点へ到着しました』
『お、わかった。直ぐに飛ぶ』
俺たちは八王子の避難所へ入る前に車はしまっておいたので、身ひとつの状態で栃木のブックマークポイントへテレポートした。
キヨカはステータスにマップでサンバ達の位置を把握したようだ。
「少し歩きます。500メートルくらい先の交差点を右へ曲がったあたりに黄色い点が8点。それがサンバさん達だと思います」
「罠だと思いたくないが、一応俺と奈良が先を行く。清華さんはカオさんの警護を頼む。マルクはカオさんの直ぐ後ろへ」
ゲームのような体勢でゆっくりと進む。
俺もステータスのマップを開く。向こうもこちらに気がついたのか交差点からゾロゾロと姿を現した。
「カオさあーん! カオさん、ここです!」
先頭に居たサンバが大声でこちらに手を振った。俺も振り返す。サンバ達は別に武器を構えたりはしていなかった。
ただサンバ除く7人が、異様にギラついた目で俺を見ていた。目だけなら「俺を殺る気かぁっ」と思うところだ。
だが、口角は上がり、頬も心なしか赤らんでいる。いや、頬はこけていて顔色も青白く痩せているのだが、満面の笑みがボタボタと溢れて落ちていた。
「カオさんだ……」
「あの……噂の…」
「……マスサバの魔王」
「バナナ商人」
小さい囁きが所々聞こえてくるが、意味不明である。とりあえず自己紹介でもするか。
「あ、どーも。マースサーバーのハケンの砂漠のカオです。こっちは血盟員のキヨカ、マルク、カセ、ナラだ」
「本当に実在するん……ハケンの…」
「初めてみた。……意外とおっさん」
今、誰か、オッサン言ったか?まぁおっさんだから事実だが。
サンバが仲間を紹介したが、俺の記憶には残らなかった。
直ぐにサンバ含む8名を連れて新潟県の南魚沼市へテレポートした。そこで全員にブックマークをしてもらう。ステータスが無くてもブックマーク出来る可能性もあるので念のため、だ。
それからついでに魚沼市にも飛んでブックマークをしてもらい、また南魚沼市へと戻った。
新潟県の俺のブックマークはこの2箇所のみだ。
ここからサンバ達自衛隊は新発田駐屯地を目指して歩いて移動するそうだ。
ここらにも火山灰はかなり積もっている。俺は精霊を出して火山灰を吹き飛ばした。この近辺だけだしまた直ぐに積もるだろう。
それぞれが礼を口にして去ろうとしていたのを止めた。
「サンちゃん、車は持ってないん? 何かランドクルーザーとかだと山道も行けるんだと」
「カオさん、自衛隊の方がもっと凄い車持ってるよ」
カセが笑いながら俺を止めた。凄い車が何かわからないが、たまーに道路で見た迷彩色の車の事だろうか?
「カオさん、残念ながら今は持ってません。シェルターにあったのを一時はボックスに収納したんですが、取り上げられました。でも大丈夫っす!俺たち陸自は身体が1番の武器っす!この足で、行けます」
サンバは自分の太腿をバシッと叩いて見せた。
うん、災害前の自衛隊ならそうなんだろうけど、今目の前にいる、碌に食事も与えられてない隊員達。
彼らがシバタまで無事に着ける気がしない。俺はキヨカを見た後にカセを見る。
「カオさん、ランドローバー7人乗りで検索してみてください」
何かを察したカセが小声で囁いた。あれ?ランドクルーザーじゃなくてランドローバー?名前は似てる。車の種類は全く分からんが、車が趣味のカセが言うんだ。間違いないだろう。
検索すると1件だけヒットした。俺はソレを取り出した。
わからん、車の違いがわからんよ。どの車もタイヤが4つなのは一緒。ドアが2なのか4なのかの違いや、背が低い高いくらいしかわからん。趣味(車)を極めた者だけがわかるんだろう。
「カオさん一台だけですか?」
「そうなんだよ、これしかなかった」
「大人8人は詰めてもキツイな。カオさん、5人乗りで検索してみてくださ」
「あ、5人だと20件ヒットしたぞ?」
「じゃあ、ソレを2台出してください」
俺は言われた通り、ランドローバー5人乗りと言うのを2台出して、さっきの7人乗りをしまった。
そして車のナンバーを見ながら鍵を探す。カセから言われてガソリン携行缶と言うのも出した。
俺は知らなかったがこれにガソリンが入っている、もしくは入れておけるそうだ。
そにうち、車関係の物はカセに全部渡したい。カセよ、早くステータス画面を発生させてくれ。
サンバ達に車を渡すと大喜びしていた。8人は半々に分かれて乗車して去っていった。シバタに向かった。
去る前に海自で船が無かったら連絡してくれ、とも言っておいた。拾った船が使えるかはわからないが、海自なら何とかするだろう。
420
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ガチャから始まる錬金ライフ
盾乃あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる