216 / 299
216話 洞窟で②
しおりを挟む
俺たちは北海道のそれぞれの拠点と人材を充実させていった。苫小牧の元の港近辺には、船関係の職場も多く、ぶらついている人が目についたそうだ。
河島ら元カイホさん達が動いてくれて、船関係の仕事人をスカウトしてきてくれたのだ。
驚いたのは、その中にあのフェリーに乗ってた船員らも居た。
あのフェリー、洸太が乗ってたフェリーだ、精霊に押してもらい苫小牧港まで送った。
あの時俺は慌てて帰還してしまったので、その後を知らなかった。
洸太一家は親父さんのトラックで函館方面へと向かった。ただ、通れる道が少なく、函館までも大変だったようだ。
苫小牧港で何とか下船出来た客や船員は、とりあえず苫小牧の避難所に落ち着いたそうだ。
船員は名古屋在住の者も多かったが、帰るに帰れずと苫小牧にとどまっていたそうだ。
このご時世だ、いつかは帰れるかも知れないと思い頑張り続けているそうだ。けど、ほぼ帰れないだろうと心の底ではわかっていると。
俺達は名古屋にブックマークがある。そして俺にはエリアテレポートがある。避難所に居る船員を名古屋に送るのは簡単だ。
しかし河島達は、その事をいっさい避難民(船員)に話さなかった。
『名古屋へ返す』と言う言葉に釣られて集まるボランティアではなく、『ハケンの砂漠』に関わる者として苫小牧拠点で一緒に働く者を、募集したかったからだ。
愛知に戻る事を餌に釣ったとしても一度愛知に帰ってしまえばもう苫小牧には戻ってこないだろう。
河島達は、それを心配してブックマークやテレポートの事は言わなかったそうだ。
もちろんうちはホワイトな砂漠だし、トマコ拠点も『NO残業』かつ福利厚生も充実させていく予定だ。
有給休暇やボーナスで『名古屋帰還』、名古屋に関わらずブックマーク先ならそこまでの送迎もありだ。
俺は、それでもし家族の元から戻ってこなくとも、別にいいんじゃないかと思ってる。
うちで本当に一緒にやりたい者達が最後に残ればいいかな。
こんないい加減な考えだから『血盟主』よりも『学級委員長』でいいんだ。
そもそも、学級委員長なんて偉くないからな。クラスの雑用だよな?本当だったら委員長もやりたくない。ただのモブのオッサンでいいんだ。
避難所でなく地元の苫小牧民も、それなりに拠点に参加してくれている。近所からの通いのおばちゃんとかもいる。
パートさんかな?うちはお給料が現物支給だったりするけどいいのか?
地上の拠点周りに、いつに間にかテント村が出来てるぞ?
「スラム街……かなぁ」
テント村を見てたマルクが呟いた。
ああ、ムゥナのスラム街っぽいな。でも、ただのテント村だ。
俺が精霊に頼んで拠点周りの灰を吹き飛ばしてもらったからな。地面が見えたのが嬉しかったのか、テントを持ってきて楽しんでいるファミリーが増えた。テント前でジンギスカンをしてるぞ。
上空も分厚く覆ってた雲が渦巻きながら四散していった。そう、久しぶりの日光浴をしているらしい。
牛や馬を連れている人もいる。犬猫もいる。キタキツネ…?も、リスも居た。
銃声がしたと思ったら熊を追い払ったらしい。……うん、熊もたまには日光浴したいよな。
精霊に頼んで、熊が逃げていった山(森?)にも、風を吹いてもらった。
火山灰に覆われていた地面は草が枯れてしまっていたが、俺らの生活魔法で水を出し、かつ、俺とマルクのライト魔法で光を当てた。
「水と光だけだったか? ヒールやシールドもするんだっけ?」
「ううん、お水とライトだけでニョキニョキ育つよ、お父さん」
2~3日頑張った結果、拠点の外回りに草原が蘇ってきた。尚更、小動物が集まり、牛、山羊、羊を連れた酪農家がやってきた。
「お願いします、ここで放牧をさせてください。勿論獲れた物は税として払わせていただきます」
牛も羊も飼い主も、とても痩せていた。餌が無くてギリギリの生活だったのだろう。
元々俺の土地ではないので、直ぐにOKした。
ふと思う。他の拠点はどうしているんだろう。生活魔法で『水』は使えるとして、魔法の『ライト』は使えないよな。
タウさんらはウィズじゃないからな。
一応、全拠点の灰は吹き飛ばしてある。火山噴火が落ち着いたのか、新しい灰は流れてこない。
ただ、空は雲が厚く雨も黒い。
雨が黒い……。放射能の雨じゃないよな?
前にタウさんらに聞いた時は『違うと思いますよ』と返事をもらい安心した。でも『違う』じゃないんだよ。『思います』なんだよ。タウさんにしてはハッキリしない答え方だった。
いつも俺のくだらない心配を笑い飛ばすみんなも、あの時は誰も笑っていなかった。
ミレさんにこっそり聞いた時も苦笑いされたっけ。
『この黒いのは雲に火山灰が混じってるからだと思う。けどさ、海外のどこかで核が使われたかどうか、今の俺達じゃわからないからな』
もしもどこかで使われてしまっていたら、その雲が流れてきてもおかしくない。
俺はマルクや子供達に、『雨の日は絶対に外に出ない』よう言い聞かせている。
拠点周りの草原にも『清掃』を重ねがけしておいた。
放射能とゾンビウイルスは全く違うのはわかってる。でもそれ以外に良い魔法が思いつかない。
核で汚れた大地を正常化する魔法。そんなのは無い、少なくとも俺らがやってたLAFには無かった。
あ、棚橋ドクに今度聞いてみよう。まぁ、今はゾンビの件で大忙しだろうな。
苫小牧拠点では、毎朝地上であの『ふにゃ体操』を行なっている。みんな生活魔法を使えるようになりたくてやっているが、カクカク体操になってる大人が多い。
子供達は上手く力を抜いてフニャっている。エントの木もうねっていた。………エントに生活魔法いる?
拠点の外回りでも、同じ時間に皆踊っている。………なんかちょっと怖い。なんの宗教団体なんだ、って感じだ。
茨城拠点の『整体&牛久大仏ツアー』は、現在は週一。毎週月曜日の朝6時限定だ。
「お父さん、僕、毎朝行きたい。苫小牧でもツアーしたらダメ?」
「ん?そうだな。茨城拠点は月曜だけだし、毎朝はともかくこっちでもツアーするか」
「カオさん、ここのメンバー50人は朝の参拝を必須にしましょうよ。なんか牛久参加者で生活魔法出たやつ多かったから」
「そうなんすか?俺も生活魔法使えるようになりてぇぇぇ」
河島が会議室のテーブルの下で足をバタつかせた。
「なんか、もう少しな気がするんですよ」
「俺もそうなんだよ!月曜まで待てん!カオっさーん、お願いしゃす」
「週ニくらいでこっちのメンバーで行くか」
「そうですね」
「この拠点内は黄色点滅は大丈夫か?」
「はい、今のところ点滅者は出ていません。外周の民間人まではちょっと見きれていないのですが」
「ああ、なぁ。人が多すぎるよな。現場でマップ開いて一周するのは時間がかかりすぎる」
実はタウさんから、各拠点で『黄色点滅』に注意するように言われていた。
赤になってしまってはもう退治するしか無い。黄色の点滅ならまだ助かるからだ。
他の拠点でも黄色点滅が発覚し次第俺が呼ばれて清掃する手筈にはっている。
茨城では拠点の周りで点滅を発見して呼ばれ清掃をした。
もしかすると、シェルターから出た人だろうか?
俺はちょっとゾクっとした。
この拠点を囲むように外周には民間人達が大勢いる。もしも、そこから点滅が始まりあっという間に赤になってしまったら。
この苫小牧拠点は完全にゾンビ囲まれてしまう。
俺は週ニと言ったツアーを『月曜日以外毎朝』に変える事にした。
早くみんなにステータスが表示されるようになってほしい。マップが見れる人が増えれば、黄色点滅の発見も早い。
今の人数では厳しすぎる。
俺は会議でその気持ちを伝えてメンバーの朝の参拝は必須行事にさせてもらった。
翌朝から早速全員が集まった。セカンドメンバー、サードメンバー、拠点で働いている人も、15分交代で大仏へと連れて往復する。
うん、神様に頼るのは大事。人間なんてちっぽけだから大した事は出来ない。困った時の神頼みじゃない。困る前から神頼み。
『神様、お願いします』
しかし、神様も忙しかったようでそこまで面倒をみてはくれなかった。
茨城拠点から『点滅』の連絡がとうとう来てしまった。
「拠点の外じゃなく、中にか?」
河島ら元カイホさん達が動いてくれて、船関係の仕事人をスカウトしてきてくれたのだ。
驚いたのは、その中にあのフェリーに乗ってた船員らも居た。
あのフェリー、洸太が乗ってたフェリーだ、精霊に押してもらい苫小牧港まで送った。
あの時俺は慌てて帰還してしまったので、その後を知らなかった。
洸太一家は親父さんのトラックで函館方面へと向かった。ただ、通れる道が少なく、函館までも大変だったようだ。
苫小牧港で何とか下船出来た客や船員は、とりあえず苫小牧の避難所に落ち着いたそうだ。
船員は名古屋在住の者も多かったが、帰るに帰れずと苫小牧にとどまっていたそうだ。
このご時世だ、いつかは帰れるかも知れないと思い頑張り続けているそうだ。けど、ほぼ帰れないだろうと心の底ではわかっていると。
俺達は名古屋にブックマークがある。そして俺にはエリアテレポートがある。避難所に居る船員を名古屋に送るのは簡単だ。
しかし河島達は、その事をいっさい避難民(船員)に話さなかった。
『名古屋へ返す』と言う言葉に釣られて集まるボランティアではなく、『ハケンの砂漠』に関わる者として苫小牧拠点で一緒に働く者を、募集したかったからだ。
愛知に戻る事を餌に釣ったとしても一度愛知に帰ってしまえばもう苫小牧には戻ってこないだろう。
河島達は、それを心配してブックマークやテレポートの事は言わなかったそうだ。
もちろんうちはホワイトな砂漠だし、トマコ拠点も『NO残業』かつ福利厚生も充実させていく予定だ。
有給休暇やボーナスで『名古屋帰還』、名古屋に関わらずブックマーク先ならそこまでの送迎もありだ。
俺は、それでもし家族の元から戻ってこなくとも、別にいいんじゃないかと思ってる。
うちで本当に一緒にやりたい者達が最後に残ればいいかな。
こんないい加減な考えだから『血盟主』よりも『学級委員長』でいいんだ。
そもそも、学級委員長なんて偉くないからな。クラスの雑用だよな?本当だったら委員長もやりたくない。ただのモブのオッサンでいいんだ。
避難所でなく地元の苫小牧民も、それなりに拠点に参加してくれている。近所からの通いのおばちゃんとかもいる。
パートさんかな?うちはお給料が現物支給だったりするけどいいのか?
地上の拠点周りに、いつに間にかテント村が出来てるぞ?
「スラム街……かなぁ」
テント村を見てたマルクが呟いた。
ああ、ムゥナのスラム街っぽいな。でも、ただのテント村だ。
俺が精霊に頼んで拠点周りの灰を吹き飛ばしてもらったからな。地面が見えたのが嬉しかったのか、テントを持ってきて楽しんでいるファミリーが増えた。テント前でジンギスカンをしてるぞ。
上空も分厚く覆ってた雲が渦巻きながら四散していった。そう、久しぶりの日光浴をしているらしい。
牛や馬を連れている人もいる。犬猫もいる。キタキツネ…?も、リスも居た。
銃声がしたと思ったら熊を追い払ったらしい。……うん、熊もたまには日光浴したいよな。
精霊に頼んで、熊が逃げていった山(森?)にも、風を吹いてもらった。
火山灰に覆われていた地面は草が枯れてしまっていたが、俺らの生活魔法で水を出し、かつ、俺とマルクのライト魔法で光を当てた。
「水と光だけだったか? ヒールやシールドもするんだっけ?」
「ううん、お水とライトだけでニョキニョキ育つよ、お父さん」
2~3日頑張った結果、拠点の外回りに草原が蘇ってきた。尚更、小動物が集まり、牛、山羊、羊を連れた酪農家がやってきた。
「お願いします、ここで放牧をさせてください。勿論獲れた物は税として払わせていただきます」
牛も羊も飼い主も、とても痩せていた。餌が無くてギリギリの生活だったのだろう。
元々俺の土地ではないので、直ぐにOKした。
ふと思う。他の拠点はどうしているんだろう。生活魔法で『水』は使えるとして、魔法の『ライト』は使えないよな。
タウさんらはウィズじゃないからな。
一応、全拠点の灰は吹き飛ばしてある。火山噴火が落ち着いたのか、新しい灰は流れてこない。
ただ、空は雲が厚く雨も黒い。
雨が黒い……。放射能の雨じゃないよな?
前にタウさんらに聞いた時は『違うと思いますよ』と返事をもらい安心した。でも『違う』じゃないんだよ。『思います』なんだよ。タウさんにしてはハッキリしない答え方だった。
いつも俺のくだらない心配を笑い飛ばすみんなも、あの時は誰も笑っていなかった。
ミレさんにこっそり聞いた時も苦笑いされたっけ。
『この黒いのは雲に火山灰が混じってるからだと思う。けどさ、海外のどこかで核が使われたかどうか、今の俺達じゃわからないからな』
もしもどこかで使われてしまっていたら、その雲が流れてきてもおかしくない。
俺はマルクや子供達に、『雨の日は絶対に外に出ない』よう言い聞かせている。
拠点周りの草原にも『清掃』を重ねがけしておいた。
放射能とゾンビウイルスは全く違うのはわかってる。でもそれ以外に良い魔法が思いつかない。
核で汚れた大地を正常化する魔法。そんなのは無い、少なくとも俺らがやってたLAFには無かった。
あ、棚橋ドクに今度聞いてみよう。まぁ、今はゾンビの件で大忙しだろうな。
苫小牧拠点では、毎朝地上であの『ふにゃ体操』を行なっている。みんな生活魔法を使えるようになりたくてやっているが、カクカク体操になってる大人が多い。
子供達は上手く力を抜いてフニャっている。エントの木もうねっていた。………エントに生活魔法いる?
拠点の外回りでも、同じ時間に皆踊っている。………なんかちょっと怖い。なんの宗教団体なんだ、って感じだ。
茨城拠点の『整体&牛久大仏ツアー』は、現在は週一。毎週月曜日の朝6時限定だ。
「お父さん、僕、毎朝行きたい。苫小牧でもツアーしたらダメ?」
「ん?そうだな。茨城拠点は月曜だけだし、毎朝はともかくこっちでもツアーするか」
「カオさん、ここのメンバー50人は朝の参拝を必須にしましょうよ。なんか牛久参加者で生活魔法出たやつ多かったから」
「そうなんすか?俺も生活魔法使えるようになりてぇぇぇ」
河島が会議室のテーブルの下で足をバタつかせた。
「なんか、もう少しな気がするんですよ」
「俺もそうなんだよ!月曜まで待てん!カオっさーん、お願いしゃす」
「週ニくらいでこっちのメンバーで行くか」
「そうですね」
「この拠点内は黄色点滅は大丈夫か?」
「はい、今のところ点滅者は出ていません。外周の民間人まではちょっと見きれていないのですが」
「ああ、なぁ。人が多すぎるよな。現場でマップ開いて一周するのは時間がかかりすぎる」
実はタウさんから、各拠点で『黄色点滅』に注意するように言われていた。
赤になってしまってはもう退治するしか無い。黄色の点滅ならまだ助かるからだ。
他の拠点でも黄色点滅が発覚し次第俺が呼ばれて清掃する手筈にはっている。
茨城では拠点の周りで点滅を発見して呼ばれ清掃をした。
もしかすると、シェルターから出た人だろうか?
俺はちょっとゾクっとした。
この拠点を囲むように外周には民間人達が大勢いる。もしも、そこから点滅が始まりあっという間に赤になってしまったら。
この苫小牧拠点は完全にゾンビ囲まれてしまう。
俺は週ニと言ったツアーを『月曜日以外毎朝』に変える事にした。
早くみんなにステータスが表示されるようになってほしい。マップが見れる人が増えれば、黄色点滅の発見も早い。
今の人数では厳しすぎる。
俺は会議でその気持ちを伝えてメンバーの朝の参拝は必須行事にさせてもらった。
翌朝から早速全員が集まった。セカンドメンバー、サードメンバー、拠点で働いている人も、15分交代で大仏へと連れて往復する。
うん、神様に頼るのは大事。人間なんてちっぽけだから大した事は出来ない。困った時の神頼みじゃない。困る前から神頼み。
『神様、お願いします』
しかし、神様も忙しかったようでそこまで面倒をみてはくれなかった。
茨城拠点から『点滅』の連絡がとうとう来てしまった。
「拠点の外じゃなく、中にか?」
470
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ガチャから始まる錬金ライフ
盾乃あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる