紅碧の日々

春夏

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明日の仕込みをしながら2人はお互いのことを話す。好きな食べ物、好きな歌、好きな本に好きな酒。休みの日には何をしているか、大学で何を学んでいたか。碧の実の父と茜の両親が亡くなっていること。お互いのことをほとんど知らないまま惹かれ合った2人には、伝えたいこと聞きたいことがいくらでもあった。夕飯の支度をしながら、その夕飯をわざわざ2階に運んで食べながら、お互いを知っていく。そしてとうとうお互いの体を知る時が訪れた。

「碧、服脱がせて」茜の瞳が揺れる。碧の震える指が茜のボタンをはずす。茜の指が碧のファスナーを下げる。「…碧…」茜の安心したような吐息に碧の喉が渇く。「…茜が好きや、て言うたやろ」「…俺でこんなになってくれるの…」「惚れた男の体や」裸の2人がお互いの唇を求め合う。

向かい合って湯船につかりながらキスを繰り返す。碧にまたがる茜が碧の指先を導く。「碧、ここ、弄って…」膨らみのないその突起を指で挟むと茜が声を漏らす。「…んっ…碧、もっと…」その硬い胸が碧を昂らせる。あかん、たまらん。茜を引き寄せて突起に舌を這わす。舐めあげて軽く歯をたてると茜が腰を揺らした。「碧、碧が好き、アッ、やぁ…」「茜、教えて。茜の抱き方、俺が茜をよくしたる」「…そんなこと言ってくれたの碧が初めてだ…」「他の男のことなんか考えんといて」碧は嫉妬を隠しきれずに茜の口を塞いだ。
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