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6.怜理15歳
25.挨拶
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俺とれいちゃんの暮らしが始まって1週間。
洗濯機を回しながら朝メシの準備をして、れいちゃんを起こして、今日の予定なんかを話しながらメシを済ませて。洗濯物を外に干すなんてここではありえへん。自分の部屋に張ったロープに干して、俺も学校の用意。そうこうしとるうちにれいちゃんが登校。
「忘れモンないか?」
「うん。夕方の約束、忘れないでよ?」
今日はれいちゃんが俺に服を選んでくれんねん。れいちゃんの隣に居っても恥ずかしくない服を。
「ん。高校についたら連絡するよって、それまでは校舎から出たらアカンよ」
「もー!そんなに心配しなくていいのに」
「そういうわけにはいかん。ほら、襟ちゃんとせな」
「ありがと。行ってきます」
物言いたげな上目遣いに結局今朝も勝たれへん。
しゃあない、れいちゃんの頼みやし。ホンマの執事はこんなことせんのやろけど…。
「気ィつけてな」
父さんも母さんも僕が出かけるときはこうしてたもん、れいちゃんはその挨拶を俺にも求める。抱きしめて頭を撫でて行ってらっしゃい。
…これは挨拶や。それ以外のなんでもないねん。
ドアを抜けて本邸の皆さん、運転手の本田さんにれいちゃんを託して俺はドアを閉めた。
洗濯機を回しながら朝メシの準備をして、れいちゃんを起こして、今日の予定なんかを話しながらメシを済ませて。洗濯物を外に干すなんてここではありえへん。自分の部屋に張ったロープに干して、俺も学校の用意。そうこうしとるうちにれいちゃんが登校。
「忘れモンないか?」
「うん。夕方の約束、忘れないでよ?」
今日はれいちゃんが俺に服を選んでくれんねん。れいちゃんの隣に居っても恥ずかしくない服を。
「ん。高校についたら連絡するよって、それまでは校舎から出たらアカンよ」
「もー!そんなに心配しなくていいのに」
「そういうわけにはいかん。ほら、襟ちゃんとせな」
「ありがと。行ってきます」
物言いたげな上目遣いに結局今朝も勝たれへん。
しゃあない、れいちゃんの頼みやし。ホンマの執事はこんなことせんのやろけど…。
「気ィつけてな」
父さんも母さんも僕が出かけるときはこうしてたもん、れいちゃんはその挨拶を俺にも求める。抱きしめて頭を撫でて行ってらっしゃい。
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