Promised Happiness

春夏

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18. マールの自主練

18-7 浮気とちゃうんよ

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「あら、いらっしゃい」相変わらずヤラしい胸元を見せる飴屋。これはこれで悪ない。ちゃうねん、浮気とちゃうんよ、と心の中で言い訳。「今日はあのコいないの?誰かに取られちゃった?」「んなわけないやろ。オレのモンにしたったわ!…やなくて、ちょいと教えてほしいねん」とサークルスライムのタブレットを取り出す。「これ、飴になるんかな?」「まあ!売ってくれるの?」「たんとあるよって売ってもええけど、オレにも作れんかなと思て」「…フフ、大サービスよ」とウインクしたサキュバスが「このままじゃ飴にできないの。サキュバスの魔法が必要なのよ。あるだけ全部出しなさい」

作業場の机に並べた数え切れないタブレット。「ンフフ、あのコには内緒よ…」そう言うとエプロンを外した。「!ちょい待て!何が始まんねん!」オレの喉仏を撫でる指先、漂う甘い香り。あかん、息が上がる。勃ってまう。あかん、オレはティエラの、理久のモンや…「はい、おしまい」ふざけたように言うサキュバスの声に思わず座り込んだ。

「…なにしてくれとんの…」「ん?出す?」「出さんわ!」爆笑したサキュバスが「これがサキュバスの固有魔法グルー。バラバラのタブレットを密着させるのよ。これでシェフのアナタなら飴のレシピが浮かぶはず。薬師のあのコには糖衣錠に使える」「ほな半分ずつ。助かったわ」タブレットから飴の元に変わった塊をサキュバスと分け合って礼を言う。「ま、グルーは1人でかけられるんだけどね」サキュバスに弄ばれたオレは肩を落として店を出た。
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