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7.夏季休暇
1.もう迷わないよ
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学園に入学して4か月。前期の試験が終われば2か月の夏休みだ。俺と兄上は領地に戻って過ごす予定だ。兄上は次期当主になるわけだけれど、このままいけばチェイル様の側近になるんだから、王都もしくはチェイル様に与えられるかもしれないどこかの土地で暮らすことになるのかも…。そしたら領地はどうなる?ミクを嫁にもらう俺に領主がまわってきてしまうかもしれない。…そうなったら俺達の夢はどうなる?
放課後、ミクが俺の屋敷に立ち寄って、2人で試験勉強。年頃の2人だけの部屋の扉は閉めてはいけない。扉代わりの衝立。廊下に立つ護衛に聞かれないように小声で話す。
「俺達が冒険者になりたいってこと、兄上に話そうと思うんだ」「…わかってもらえるかな…」弱気なミク。このごろのミクは無邪気さが減って…なんていうのかな、大人びてきた?俺と2人でいる時なんて、我慢するのがタイヘンなくらいの…あぁもう!かわいすぎるんだよ!俺達が前世のただの高校生だったら、ミクが王子じゃなかったら、扉が閉まっていたら!!
理性を総動員して話を続ける。「あと1年半で卒業だろ。それまでにはなんとしても認めてもらわないと」「…ナル…もし冒険者になれなかったら…僕のこともナシになっちゃう?」「…バカ言うなよ。それとこれとは話が違う。なんでミクと別れなきゃなんないんだ」「…僕ね、ナルが大好きなの。冒険できなくたって、ナルがいればいい」「俺だってそうだけどさ。身分とか領地の心配とかそういうこと無くして…ミクのことだけ見てたいんだよ」……恥ずい!恥ずかしすぎる!間違いなくダダ漏れてる!黙ってないで返事しろよ!
熱い頬に柔らかな感触。「ナル、僕もナルだけ見てたい。一緒にいろんなところに行こう。3西でしたかったこといっぱいしよう。僕、ちょっと弱気になってた。でももう迷わないよ。だからどうなっても僕を離さないで」
衝立を置いといてよかった。やっぱりミクからも漏れてるじゃん!頬へのキスのお返しは頬じゃ足りない。ミクが静かに瞳を閉じて…重ねた唇はやっぱり柔らかかった。
放課後、ミクが俺の屋敷に立ち寄って、2人で試験勉強。年頃の2人だけの部屋の扉は閉めてはいけない。扉代わりの衝立。廊下に立つ護衛に聞かれないように小声で話す。
「俺達が冒険者になりたいってこと、兄上に話そうと思うんだ」「…わかってもらえるかな…」弱気なミク。このごろのミクは無邪気さが減って…なんていうのかな、大人びてきた?俺と2人でいる時なんて、我慢するのがタイヘンなくらいの…あぁもう!かわいすぎるんだよ!俺達が前世のただの高校生だったら、ミクが王子じゃなかったら、扉が閉まっていたら!!
理性を総動員して話を続ける。「あと1年半で卒業だろ。それまでにはなんとしても認めてもらわないと」「…ナル…もし冒険者になれなかったら…僕のこともナシになっちゃう?」「…バカ言うなよ。それとこれとは話が違う。なんでミクと別れなきゃなんないんだ」「…僕ね、ナルが大好きなの。冒険できなくたって、ナルがいればいい」「俺だってそうだけどさ。身分とか領地の心配とかそういうこと無くして…ミクのことだけ見てたいんだよ」……恥ずい!恥ずかしすぎる!間違いなくダダ漏れてる!黙ってないで返事しろよ!
熱い頬に柔らかな感触。「ナル、僕もナルだけ見てたい。一緒にいろんなところに行こう。3西でしたかったこといっぱいしよう。僕、ちょっと弱気になってた。でももう迷わないよ。だからどうなっても僕を離さないで」
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