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11.ダンジョン探索
2.生きて出てやる
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サンダーをくらったダンジョンは、さっきまでの穏やかさが嘘のように荒ぶっている。次から次へと現れる既知の、そして未知の魔獣。拍子抜けするほど弱い、ローサでも倒せるような魔獣がいるかと思えば、弱体化させて身体強化して、ミクが魔法を叩き込んだところに3人で斬り掛かってようやく倒せるものもいた。「初見の魔獣は難しいな」チェスターが剣に血振りをくれた。「獣、なのかしら…」病院にある機械や装置が俺達を襲ってくるのだ。斬ればちゃんと血が出るところが謎すぎる。
ミクがブロス達に説明している。「コイツ達はね、体の中を調べてくれたり、体に栄養を送ってくれたりしてたんだよ。…魔法があるってスゴイよねぇ…向こうにも魔法があったら僕もナルも…」「ミク、そんな“もしも”はもう要らないだろ。夢見た世界で会えたんだ、今度こそ2人でじいさんになるまで生きてやろうぜ」「…おじいちゃんになるまで一緒にいてくれる?」「…もちろんだよ。俺がミクを離すわけないって知ってるだろ」「……あのな、隙あらばイチャイチャするのやめてくんない?俺達はダンジョンの探索中なの。油断すんなよ、先へ進もうぜ!」チェスターが呆れたように首を振った。
ついついやっちまった。だってしょうがないだろ、可愛いんだから。それに…この上は3西だ。俺とミクが死んだ場所、3西。ミクも俺も怖いんだ。俺達が一緒にいられる、ってことを確認せずにはいられなかったんだ。「皆、聞いてくれるか?」俺は説明する。「だからこの先で俺とミクがどうなるのか正直わからないんだ。さっきみたいにあの頃の俺達を見せられるのか、それとも前みたいに気を失ってしまうのか。…まさかもう一度死んだりはしないと思うけど」「私達がそんなことさせると思うの?バカにしないでちょうだい」サンディの一言で、不安で埋め尽くされた俺達の心に光が差し込む。頷いている皆が勇気をくれる。「…ナル、僕、行くよ!」「あぁ。3西から生きて出てやろうぜ」ミクが俺の手を引いた。
ミクがブロス達に説明している。「コイツ達はね、体の中を調べてくれたり、体に栄養を送ってくれたりしてたんだよ。…魔法があるってスゴイよねぇ…向こうにも魔法があったら僕もナルも…」「ミク、そんな“もしも”はもう要らないだろ。夢見た世界で会えたんだ、今度こそ2人でじいさんになるまで生きてやろうぜ」「…おじいちゃんになるまで一緒にいてくれる?」「…もちろんだよ。俺がミクを離すわけないって知ってるだろ」「……あのな、隙あらばイチャイチャするのやめてくんない?俺達はダンジョンの探索中なの。油断すんなよ、先へ進もうぜ!」チェスターが呆れたように首を振った。
ついついやっちまった。だってしょうがないだろ、可愛いんだから。それに…この上は3西だ。俺とミクが死んだ場所、3西。ミクも俺も怖いんだ。俺達が一緒にいられる、ってことを確認せずにはいられなかったんだ。「皆、聞いてくれるか?」俺は説明する。「だからこの先で俺とミクがどうなるのか正直わからないんだ。さっきみたいにあの頃の俺達を見せられるのか、それとも前みたいに気を失ってしまうのか。…まさかもう一度死んだりはしないと思うけど」「私達がそんなことさせると思うの?バカにしないでちょうだい」サンディの一言で、不安で埋め尽くされた俺達の心に光が差し込む。頷いている皆が勇気をくれる。「…ナル、僕、行くよ!」「あぁ。3西から生きて出てやろうぜ」ミクが俺の手を引いた。
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