先生と俺

春夏

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7.

7-1 ※

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side 幸久

先生の家に着くまで俺はタオルを放さなかった。放せなかった。この匂いに包まれていないと自分が凄くいやらしいことをしてしまいそうで怖かった。先生がガチャガチャと音を立てて鍵を開ける。俺は玄関の壁に押し付けられて、いつもの優しいキスとは違う、噛みつくような、舌を食べられちゃうんじゃないかと怖くなるようなキスが降ってきた。

「…先生、痛いよ…」先生はハッとして俺を見つめる。「…すまん、もう辛抱でけんくて」「違う、やめないで!待ってる間、熱くてツラくて、でもどうすればいいのかわからなくて、先生がしてくれる、俺の熱さを鎮めてくれるはず、って我慢してたんだよ」そう言ったとたんにまたきつく抱きしめられて、今度は優しくて甘いキスが顔中に落とされた。「…先生なんて呼ばんといて。俺が幸久を満たしたる。幸久が欲しいんよ。幸久も言うてや、俺が欲しいて」「…先生が…亮太が欲しい。亮太の全部俺にちょうだい」先生は、亮太は嬉しそうに笑って俺の手を握った。「…ベッド行こな」耳元で囁かれて、俺の体の奥が痺れた気がした。
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