14 / 27
第二章 夏
第七話*
しおりを挟む
「そのまま、感じていてくれ」
「え? ひゃっ」
一言断ってから、ヴィンセントはノエルの胸に顔を寄せる。そのまま赤く熟れた頂を舐めると、唇でじゅうっと強く吸った。
「あっ!? や、やんっ」
じゅっじゅっと繰り返し吸われて、ノエルはヴィンセントの頭を必死に引き離そうとした。
しかし、大柄な上に力のあるヴィンセントを、ヒートのノエルが何とか出来るはずもない。彼から与えられる快楽を素直に受け取るしかなかった。
ヒート中のオメガは、何をされても気持ちがいいものだ。性欲が高まるだけではなく、全身が性感帯になってアルファを誘う。ただでさえそんな状態なのに、今ノエルに触れてくるのは心から信頼している相手で、おまけにこちらの反応を見ながら丁寧に触ってくるのだ。そんなの気持ちいいに決まっている。
左右の胸を丹念に舐めながらも、ヴィンセントはノエルの身体に触れていった。
背中を辿り、腰を撫でられ、足を擽られた。まろやかな曲線を描く臀部を確かめるように揉まれ、ノエルはびくりと身体を揺らす。いちいち初心な反応がお気に召したのか、ヴィンセントが満足そうなため息を漏らした。
ノエルの身体はがりがりだが、尻には僅かばかり肉が付いている。オルグレン家のみんなやヴィンセントが日々、せっせとノエルに食べ物を与え続けた成果だ。
そして、その肉を堪能してようやくヴィンセントはその奥へと手を伸ばした。
「はぁ、あ、ああ」
「痛くないか?」
「ないっ、いたくないからぁ、早く触ってください」
足を割られ、その間にヴィンセントが入り込んでくる。大きく開いた足の間、双丘の奥に太くて硬い指先が後孔に触れた瞬間、中からじゅわりと愛液が溢れ出たのが分かった。
襞を揉まれ、ゆっくりと指が挿入される。もどかしいほどの丁寧さに、ノエルは泣きごとを漏らす。
「やぁっ、あ、もう早く」
口付けをされているときも、胸を舐められているときも、ずっとずっとそこが寂しかった。
オメガの身体はアルファの長大な陰茎を受け入れられるように出来ている。慎重に慣らしてもらわずとも、挿入することは出来るのだ。
それなのに、ヴィンセントはさらにゆっくりとノエルの中を蕩かした。
抱きしめながら中の粘膜を広げ、溢れる愛液を丹念に塗り込める。腹側のちょうど陰茎の裏辺りを指で押されたときは、飛び上がるほどの刺激だった。
「あっ!?」
「ん、気持ちよさそうだな」
気持ちがいいなんてものではない。神経に直接触られているような強い刺激だった。
それが下腹部から背骨を伝って、頭に快感を伝えてくる。ノエルは無意識のうちに、やだやだと悲鳴を上げながらヴィンセントから逃げようとした。けれども、やはりノエルにのしかかったままのヴィンセントの身体はびくともしない。
それどころか、逃げようとするノエルの身体をがっしりと抑え込んで、自らのもとへ引き戻そうとする。
「やぁッ、あんッ、そこ、やだぁッ」
「ノエル、大丈夫だ。それは『気持ちがいい』だ」
そう、気持ちがいい。だからダメなのだ。
気持ちがよすぎて頭が馬鹿になってしまいそうだった。意味のあることは考えられず、ただただヴィンセントのものが欲しかった。
「もう、だめっ。いれて、いれてください……ッ」
ぼろぼろと泣きながらノエルは懇願した。手を伸ばして触れたヴィンセントの下腹部はずっしりと重く猛っており、いまだ穿いたままのボトムスの前がひどくきつそうだ。彼も十分興奮している。
――これで満たして欲しい。
「……ッ」
手のひらですり、と撫でるとヴィンセントがびくりと身体を揺らす。
吐いた息は熱く、ノエルを見つめる目は欲に染まってぎらぎらと強い光を放っている。ヴィンセントだって、我慢しているはずだ。
「怖くないから……」
甘えるように言えば、ヴィンセントがちっ、と荒く舌打ちして前を寛げる。
取り出されたヴィンセントのものを見てノエルは目を見開いた。布越しに見て大きいだろうと思っていたけれど、想像以上の大きさだった。
「あ――」
「ゆっくり、息を吐いていてくれ」
ノエルの綻んだ蕾に、先端がぐっと押し当てられる。
「ああっ、あん、あ、ぁあ――」
ヴィンセントに言われたとおり、ノエルは必死で息を吐いた。
その動きに合わせて、ヴィンセントが慎重に入ってくる。隘路を無理やり押し広げる圧迫感と与えられる充足感に、ノエルは思わず目の前の大きな身体にしがみついた。
「大丈夫か?」
「だいじょうぶです……」
先ほどヴィンセントが散々慣らしてくれたおかげで、痛みはまったくない。ただ内臓を広げられる感覚はあって、息が少々苦しいのは仕方がないことだと思う。
けれど、それ以上にノエルは満たされていた。
足りないと思っていた身体の一部分がしっかり補充されたというか、どこかで取りこぼしてきた自分の欠片を見つけたというか。不完全だった自分が、ヴィンセントという存在を得てようやく新円になれたような、そんな感じがあった。
「嬉しい……」
心のままにそう言って、ノエルはへにょりと眉を下げた。
「そうか」
ほっと息を吐いて、ヴィンセントがノエルに口づける。
触れ合うだけの柔らかい口づけは甘く、ノエルの心を溶かしていく。
ノエルはたぶん、ずっとこうしたかったのだ。
ヴィンセントを身体の奥深くまで受け入れて、お互いの境界線が曖昧になるくらい抱き合いたかった。彼のフェロモンを肺一杯に吸い込んで、その香りに浸りたかった。
「動いてもいいだろうか」
「……はい」
ヴィンセントが腰を揺らす。ようやく挿った屹立を引くと、張り出したくびれの部分がノエルの中を擦り上げるようにして動いてしまう。繋がっている部分からぞくぞくと這い上がってくる快感に、ノエルは身悶えた。
「あっ、あ」
しかし、陰茎はぎりぎりまで引き抜かれると、すぐさま奥へと戻ってくる。
「はぁっ、ノエルの中は熱いな」
嘆息とともに言われたけれど、ノエルとしてはよく分からない。それよりも中を穿つヴィンセントのものの方が熱いように思った。
「ヴィンスさん」
ヴィンセントが身体を起こして、着ていたシャツを床に投げ捨てた。
直接、肌と肌が触れ合った場所は、しっとりとお互いの皮膚が馴染んで甘い匂いがした。
「ノエル、ノエル――」
ヴィンセントが何度もノエルの名前を呼ぶ。
それに答えるために、ノエルは必死でヴィンセントの背中に腕を回した。
目の前の首元に鼻先を埋めて、相手の匂いを嗅ぐ。それだけで後孔がきゅうきゅうとヴィンセントを締め付けてしまう。
――愛しい、大好き。もっとひとつになりたい。
とろりと溶けた目で、ノエルはヴィンセントを見つめた。見返してくる彼もまたヒートに煽られて理性が溶けているのだろう。いつもは凛々しい緑色の瞳が、潤んでいるように見えた。
ヴィンセントは何度も何度もノエルの中で吐き出して、そのたびに愛おしげにノエルに口づけた。けれども、その優しさは変わらずずっとノエルを気遣い続けてくれた。
「え? ひゃっ」
一言断ってから、ヴィンセントはノエルの胸に顔を寄せる。そのまま赤く熟れた頂を舐めると、唇でじゅうっと強く吸った。
「あっ!? や、やんっ」
じゅっじゅっと繰り返し吸われて、ノエルはヴィンセントの頭を必死に引き離そうとした。
しかし、大柄な上に力のあるヴィンセントを、ヒートのノエルが何とか出来るはずもない。彼から与えられる快楽を素直に受け取るしかなかった。
ヒート中のオメガは、何をされても気持ちがいいものだ。性欲が高まるだけではなく、全身が性感帯になってアルファを誘う。ただでさえそんな状態なのに、今ノエルに触れてくるのは心から信頼している相手で、おまけにこちらの反応を見ながら丁寧に触ってくるのだ。そんなの気持ちいいに決まっている。
左右の胸を丹念に舐めながらも、ヴィンセントはノエルの身体に触れていった。
背中を辿り、腰を撫でられ、足を擽られた。まろやかな曲線を描く臀部を確かめるように揉まれ、ノエルはびくりと身体を揺らす。いちいち初心な反応がお気に召したのか、ヴィンセントが満足そうなため息を漏らした。
ノエルの身体はがりがりだが、尻には僅かばかり肉が付いている。オルグレン家のみんなやヴィンセントが日々、せっせとノエルに食べ物を与え続けた成果だ。
そして、その肉を堪能してようやくヴィンセントはその奥へと手を伸ばした。
「はぁ、あ、ああ」
「痛くないか?」
「ないっ、いたくないからぁ、早く触ってください」
足を割られ、その間にヴィンセントが入り込んでくる。大きく開いた足の間、双丘の奥に太くて硬い指先が後孔に触れた瞬間、中からじゅわりと愛液が溢れ出たのが分かった。
襞を揉まれ、ゆっくりと指が挿入される。もどかしいほどの丁寧さに、ノエルは泣きごとを漏らす。
「やぁっ、あ、もう早く」
口付けをされているときも、胸を舐められているときも、ずっとずっとそこが寂しかった。
オメガの身体はアルファの長大な陰茎を受け入れられるように出来ている。慎重に慣らしてもらわずとも、挿入することは出来るのだ。
それなのに、ヴィンセントはさらにゆっくりとノエルの中を蕩かした。
抱きしめながら中の粘膜を広げ、溢れる愛液を丹念に塗り込める。腹側のちょうど陰茎の裏辺りを指で押されたときは、飛び上がるほどの刺激だった。
「あっ!?」
「ん、気持ちよさそうだな」
気持ちがいいなんてものではない。神経に直接触られているような強い刺激だった。
それが下腹部から背骨を伝って、頭に快感を伝えてくる。ノエルは無意識のうちに、やだやだと悲鳴を上げながらヴィンセントから逃げようとした。けれども、やはりノエルにのしかかったままのヴィンセントの身体はびくともしない。
それどころか、逃げようとするノエルの身体をがっしりと抑え込んで、自らのもとへ引き戻そうとする。
「やぁッ、あんッ、そこ、やだぁッ」
「ノエル、大丈夫だ。それは『気持ちがいい』だ」
そう、気持ちがいい。だからダメなのだ。
気持ちがよすぎて頭が馬鹿になってしまいそうだった。意味のあることは考えられず、ただただヴィンセントのものが欲しかった。
「もう、だめっ。いれて、いれてください……ッ」
ぼろぼろと泣きながらノエルは懇願した。手を伸ばして触れたヴィンセントの下腹部はずっしりと重く猛っており、いまだ穿いたままのボトムスの前がひどくきつそうだ。彼も十分興奮している。
――これで満たして欲しい。
「……ッ」
手のひらですり、と撫でるとヴィンセントがびくりと身体を揺らす。
吐いた息は熱く、ノエルを見つめる目は欲に染まってぎらぎらと強い光を放っている。ヴィンセントだって、我慢しているはずだ。
「怖くないから……」
甘えるように言えば、ヴィンセントがちっ、と荒く舌打ちして前を寛げる。
取り出されたヴィンセントのものを見てノエルは目を見開いた。布越しに見て大きいだろうと思っていたけれど、想像以上の大きさだった。
「あ――」
「ゆっくり、息を吐いていてくれ」
ノエルの綻んだ蕾に、先端がぐっと押し当てられる。
「ああっ、あん、あ、ぁあ――」
ヴィンセントに言われたとおり、ノエルは必死で息を吐いた。
その動きに合わせて、ヴィンセントが慎重に入ってくる。隘路を無理やり押し広げる圧迫感と与えられる充足感に、ノエルは思わず目の前の大きな身体にしがみついた。
「大丈夫か?」
「だいじょうぶです……」
先ほどヴィンセントが散々慣らしてくれたおかげで、痛みはまったくない。ただ内臓を広げられる感覚はあって、息が少々苦しいのは仕方がないことだと思う。
けれど、それ以上にノエルは満たされていた。
足りないと思っていた身体の一部分がしっかり補充されたというか、どこかで取りこぼしてきた自分の欠片を見つけたというか。不完全だった自分が、ヴィンセントという存在を得てようやく新円になれたような、そんな感じがあった。
「嬉しい……」
心のままにそう言って、ノエルはへにょりと眉を下げた。
「そうか」
ほっと息を吐いて、ヴィンセントがノエルに口づける。
触れ合うだけの柔らかい口づけは甘く、ノエルの心を溶かしていく。
ノエルはたぶん、ずっとこうしたかったのだ。
ヴィンセントを身体の奥深くまで受け入れて、お互いの境界線が曖昧になるくらい抱き合いたかった。彼のフェロモンを肺一杯に吸い込んで、その香りに浸りたかった。
「動いてもいいだろうか」
「……はい」
ヴィンセントが腰を揺らす。ようやく挿った屹立を引くと、張り出したくびれの部分がノエルの中を擦り上げるようにして動いてしまう。繋がっている部分からぞくぞくと這い上がってくる快感に、ノエルは身悶えた。
「あっ、あ」
しかし、陰茎はぎりぎりまで引き抜かれると、すぐさま奥へと戻ってくる。
「はぁっ、ノエルの中は熱いな」
嘆息とともに言われたけれど、ノエルとしてはよく分からない。それよりも中を穿つヴィンセントのものの方が熱いように思った。
「ヴィンスさん」
ヴィンセントが身体を起こして、着ていたシャツを床に投げ捨てた。
直接、肌と肌が触れ合った場所は、しっとりとお互いの皮膚が馴染んで甘い匂いがした。
「ノエル、ノエル――」
ヴィンセントが何度もノエルの名前を呼ぶ。
それに答えるために、ノエルは必死でヴィンセントの背中に腕を回した。
目の前の首元に鼻先を埋めて、相手の匂いを嗅ぐ。それだけで後孔がきゅうきゅうとヴィンセントを締め付けてしまう。
――愛しい、大好き。もっとひとつになりたい。
とろりと溶けた目で、ノエルはヴィンセントを見つめた。見返してくる彼もまたヒートに煽られて理性が溶けているのだろう。いつもは凛々しい緑色の瞳が、潤んでいるように見えた。
ヴィンセントは何度も何度もノエルの中で吐き出して、そのたびに愛おしげにノエルに口づけた。けれども、その優しさは変わらずずっとノエルを気遣い続けてくれた。
942
あなたにおすすめの小説
平民男子と騎士団長の行く末
きわ
BL
平民のエリオットは貴族で騎士団長でもあるジェラルドと体だけの関係を持っていた。
ある日ジェラルドの見合い話を聞き、彼のためにも離れたほうがいいと決意する。
好きだという気持ちを隠したまま。
過去の出来事から貴族などの権力者が実は嫌いなエリオットと、エリオットのことが好きすぎて表からでは分からないように手を回す隠れ執着ジェラルドのお話です。
第十一回BL大賞参加作品です。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
白い結婚だと思っていたら、(溺愛)夫にガブガブされて、番になっていたようです
まんまる
BL
フレア王国の第3王子シルティ(18歳.Ω)は、王宮騎士団の団長を務める、キーファ侯爵家現当主のアリウス(29歳.α)に、ずっと片想いをしている。
そんなシルティは、Ωの成人王族の務めとして、自分は隣国のαの王族に輿入れするのだろうと、人生を半ば諦めていた。
だが、ある日突然、父である国王から、アリウスとの婚姻を勧められる。
二つ返事でアリウスとの婚姻を受けたシルティだったが、何もできない自分の事を、アリウスは迷惑に思っていないだろうかと心配になる。
─が、そんなシルティの心配をよそに、アリウスは天にも登る気持ち(無表情)で、いそいそと婚姻の準備を進めていた。
受けを好きすぎて、発情期にしか触れる事ができない攻めと、発情期の記憶が一切ない受けのお話です。
拗らせ両片想いの大人の恋(?)
オメガバースの設定をお借りしています。ぼんやり設定です。
Rシーンは※つけます。
1話1,000~2,000字程度です。
本当にあなたが運命なんですか?
尾高志咲/しさ
BL
運命の番なんて、本当にいるんだろうか?
母から渡された一枚の写真には、ぼくの運命だという男が写っていた。ぼくは、相手の高校に転校して、どんな男なのか実際にこの目で確かめてみることにした。転校初日、彼は中庭で出会ったぼくを見ても、何の反応も示さない。成績優秀で性格もいい彼は人気者で、ふとしたことから一緒にお昼を食べるようになる。会うたびに感じるこの不思議な動悸は何だろう……。
【幼い頃から溺愛一途なアルファ×運命に不信感を持つオメガ】
◆初のオメガバースです。本編+番外編。
◆R18回には※がついています。
🌸エールでの応援ならびにHOTランキング掲載、ありがとうございました!
「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜
鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。
そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。
あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。
そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。
「お前がずっと、好きだ」
甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。
※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています
庶子のオメガ令息、嫁ぎ先で溺愛されています。悪い噂はあてになりません。
こたま
BL
男爵家の庶子として産まれたサシャ。母と二人粗末な離れで暮らしていた。男爵が賭けと散財で作った借金がかさみ、帳消しにするために娘かオメガのサシャを嫁に出すことになった。相手は北の辺境伯子息。顔に痣があり鉄仮面の戦争狂と噂の人物であったが。嫁いだ先には噂と全く異なる美丈夫で優しく勇敢なアルファ令息がいた。溺愛され、周囲にも大事にされて幸せを掴むハッピーエンドオメガバースBLです。間違いのご指摘を頂き修正しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる