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第二章 夏
第八話 ヴィンセント
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結婚を申し込んだとき、ノエルには発情期がないことは説明されていた。そのため定期的に医者の診察を受けていることも。
しかし、ヒートが未だ来ず、年齢を考えれば小柄で痩躯ではあるものの、ノエルは健康そのものだった。
東部の医者には、ノエルがこちらに来てすぐに一度かかっている。だが、それ以上の診察は不要だとヴィンセントは判断していた。ノエルの身体からは確かにフェロモンの香りを感じていたから、そのうちヒートも来るだろうと思ってのことだった。
身体を繋げるのはヒートが来てからがいいだろう、というのは帝都と東部、双方の医者の見解だ。ヒートが来るということは、オメガの身体が成熟したということだ。ヒートがあるからといって年若いうちに妊娠するのは身体の負担になるが、それ以上にヒートが来ない身体は性交には向かないという。
「そんなことは分かっています」
もとより、今の状態のノエルを抱くつもりはなかった。ノエルのことが何よりも大切なのだ。ヴィンセントは無神経な医者の言葉に顔をしかめた。
しかし、不本意なことに医者からは「アルファはオメガを前にすると、幼子よりも我慢が効かなくなるのでね」という彼らの経験則から来る苦言を呈されてしまった。
抱くつもりはなかったが、触れ合いたいとは思っていた。
言葉を交わし、お互いのことを知りたいと、自分のことを知って欲しいと言い合った。
そのためにはまず、ふたりでともに過ごすことが大切だ。
ヴィンセントは多忙ではあったが、ノエルと暮らし始めてからは出来る限り彼との時間が取るように努力したつもりだ。その甲斐あってか、ノエルとはずいぶんと打ち解けたと思う。
朝食はノエルが作ったものをふたりで食べて、夜は他愛ない話をして、ひとつの寝台で抱き合って眠る。
そのうち、抱き合うだけでは足りず、口づけたり軽く身体に触るようになった。ノエルが嫌がらなかったから、少し調子に乗ってしまった感は否めない。けれど、期待したように潤んだ瞳で見つめられて名前を呼ばれれば、我慢なんて出来なかった。
それでも、なけなしの理性をかき集めて、医者のため息を思い出しながら、ヴィンセントはそれ以上のことをノエルにしないようにしていた。
ノエルが寝入ると自室に戻るのは、ずっと一緒にいると寝ぼけて襲ってしまいそうだったからだ。医者の言うとおり、アルファの理性は紙よりも薄いのだ。
夫夫というよりも、初恋を知ったばかりの恋人同士のような初々しさで、ノエルとヴィンセントの生活は恙なく進んでいた。
日々、ヴィンセントのノエルへの気持ちは膨らむばかりで、彼の一挙手一投足全てが愛おしく好ましかった。ころころと変わる表情は可愛らしいし、働き者で少しもじっとしていないところも小動物のようで愛おしい。
そう、ノエルはヴィンセントの想像以上に働き者だった。
オルグレン准将から、オルグレン邸にいた頃から下働きに混ざって働いていたと聞いてはいた。しかし、本当に彼は小間使いのように朝から晩までずっと動いているのだ。
過去の出来事から綺麗な部屋でじっとしているのが苦手で、屋敷の中を細々と動き回っていた方が安心するようだった。
ヴィンセントの屋敷では伴侶であるノエルには、屋敷の管理を全面的に任せることになる。
下働きと奥方としての仕事の両立はなかなか大変そうだと考えたヴィンセントは、事前に女中を雇っておいた。とはいえ、ノエルの「趣味」の邪魔をするような者ではいけない。そこで、考え方が柔軟そうで母性に溢れた年かさの女中を雇って、彼を補佐として使うようにと伝えた。
屋敷の奥方が女中の補佐。
真っ当に考えればよく分からない指示だが、経験豊富なマーサはヴィンセントの意図をしっかりと理解して、上手くノエルと付き合ってくれているようだった。彼女の夫で庭師のロバートもノエルとの相性がよかった。快活で大らかな気質が、ノエルにとって付き合いやすかったのだろう。ヴィンセントが帰ってきたとき、ふたりして泥だらけのことも多々あり、よくマーサに怒られていた。
ノエルが毎日を穏やかに過ごせるといいと思う。
彼はこれまでの短い人生で、一生分傷ついてきたのだ。もう誰にも傷つけられることなく、幸せだと思うことだけをして欲しかった。
そんな中、ノエルにヒートが訪れたのはヴィンセントとしても予想外だった。
アルファの自分と触れ合っているうちに、そのうち来るだろうとは思っていた。しかし、彼のオメガとしての機能が正常になるには一年以上かかると思っていたので、街でノエルが発情したときは心底肝を冷やした。
彼の匂いに他のアルファが惹かれるのも嫌だったが、何より、自分が理性を失いノエルに無体を働くのが恐ろしかったのだ。
ノエルは人身売買で売られた先で監禁され暴行されてはいたが、凌辱はされていなかった。
身体に触れるときももの慣れない様子で、彼が未経験であることは察していた。だからこそ、初めて繋がるときは慎重に丁寧にしなくてはいけないと思っていた。
必死に理性を繋ぎとめて、ヴィンセントは何とか彼を自室に運ぶことに成功した。
これまで一緒に寝ていたノエルの部屋—―つまり、屋根裏の使用人部屋ではなく自らの寝室に連れ込んだのは、自らの縄張りにノエルを招き入れたいと思ったからか、それともただ単に屋根裏部屋よりも近い部屋を選んだのか。自分でもよく分からないが、とにかく寝室に運ばなければと強く思ったのだ。
そこからは本能との戦いである。このオメガを自分のものにしたい、という強いアルファの本能と、ノエルを大切にしなければいけない、というヴィンセント・ブラッドフォードとしての理性。このふたつはまったくの別物で、けっして相容れないものだ。
ノエルのフェロモンに誘われるまま、欲望に任せて乱暴してしまいそうになるのを必死で耐えた。項を噛みたいと、ノエルを番にしたいという衝動を必死で堪えて、ヴィンセントは嵐のようなノエルの初めてのヒートを終えたのだった。
寝台の上でぐったりと伏したままのノエルをヴィンセントは見つめた。
細い身体には我慢出来ずにつけてしまった鬱血痕がいたるところにあった。泣き腫らした目は痛々しく、疲れ果てて眠る様子はひどく庇護欲をそそった。
ヒート中、背中の傷痕はうっすらと色づいてとても煽情的だった。情欲に溺れたノエルは蠱惑的で色っぽく、普段の愛らしい姿からは想像も出来ないほどに妖艶だった。
先ほどまで繰り広げられていた行為を思い出し、思わず手を伸ばしてしまいそうになって、ヴィンセントはぐっと思い留まった。
脳裏に呆れたような医者の顔が浮かんできたからだ。
「アルファはオメガを前にすると、幼子よりも我慢が効かなくなる」と言われた言葉を今更ながらに強く実感してしまう。
これ以上の行為を彼に強いるわけにはいかない。フェロモンは落ち着いて、ヒート特有の性的衝動も収まっている。つまり、ヒートが終わったのだ。
どれくらい時間が経ったのか、と窓を見ると、空が白み始めていた。
帰ってきたのは夕食には少し早い時間帯だった。そこから半日以上、激しくノエルを求めていたのか。自らの欲深さとヒートの威力に驚きつつも、オメガのヒートは数日続くこともあると聞くから、それを思えばまだ短い方なのかもしれない、とも思った。
避妊薬を飲ませなければいけないし、ノエルの身体を清めてやらねばならない。
何度も果てて、最後の方は出すものもなくなったノエルだったが、それでもふたり分の精液が全身にこびりついているし、腹の中にはヴィンセントが出したものがたっぷりと残っている。
しかし、どうにも離れ難く、ヴィンセントはノエルの髪に触れる。
ふわりとした赤い髪は真紅の薔薇のように鮮やかで、薄暗い室内でもよく見えた。少し長めのそれは柔らかく、しっくりと手に馴染む。
ノエルの赤毛はヴィンセントのお気に入りのひとつだが、彼の一番の魅力は髪ではない。
最も魅力的なのは、その瞳だ。
きらきらとした宝石のような灰色の瞳。猫のように少しつり目がちのノエルの瞳は、感情をそのまま映すように輝きを変え、少しも目を離せない。ずっと彼を見つめていたくなるのは、その目を見逃したくないからなのかもしれない。
ヴィンセントは指先で、ノエルの赤く腫れた眦をなぞる。
早く笑顔が見たい。その声で名前を読んで、その瞳をこちらに向けて欲しい。
なんて大切で愛おしいのだろう。
溢れる感情を吐き出すように、ヴィンセントは寝ているノエルの頬にそっと口づけたのだった。
しかし、ヒートが未だ来ず、年齢を考えれば小柄で痩躯ではあるものの、ノエルは健康そのものだった。
東部の医者には、ノエルがこちらに来てすぐに一度かかっている。だが、それ以上の診察は不要だとヴィンセントは判断していた。ノエルの身体からは確かにフェロモンの香りを感じていたから、そのうちヒートも来るだろうと思ってのことだった。
身体を繋げるのはヒートが来てからがいいだろう、というのは帝都と東部、双方の医者の見解だ。ヒートが来るということは、オメガの身体が成熟したということだ。ヒートがあるからといって年若いうちに妊娠するのは身体の負担になるが、それ以上にヒートが来ない身体は性交には向かないという。
「そんなことは分かっています」
もとより、今の状態のノエルを抱くつもりはなかった。ノエルのことが何よりも大切なのだ。ヴィンセントは無神経な医者の言葉に顔をしかめた。
しかし、不本意なことに医者からは「アルファはオメガを前にすると、幼子よりも我慢が効かなくなるのでね」という彼らの経験則から来る苦言を呈されてしまった。
抱くつもりはなかったが、触れ合いたいとは思っていた。
言葉を交わし、お互いのことを知りたいと、自分のことを知って欲しいと言い合った。
そのためにはまず、ふたりでともに過ごすことが大切だ。
ヴィンセントは多忙ではあったが、ノエルと暮らし始めてからは出来る限り彼との時間が取るように努力したつもりだ。その甲斐あってか、ノエルとはずいぶんと打ち解けたと思う。
朝食はノエルが作ったものをふたりで食べて、夜は他愛ない話をして、ひとつの寝台で抱き合って眠る。
そのうち、抱き合うだけでは足りず、口づけたり軽く身体に触るようになった。ノエルが嫌がらなかったから、少し調子に乗ってしまった感は否めない。けれど、期待したように潤んだ瞳で見つめられて名前を呼ばれれば、我慢なんて出来なかった。
それでも、なけなしの理性をかき集めて、医者のため息を思い出しながら、ヴィンセントはそれ以上のことをノエルにしないようにしていた。
ノエルが寝入ると自室に戻るのは、ずっと一緒にいると寝ぼけて襲ってしまいそうだったからだ。医者の言うとおり、アルファの理性は紙よりも薄いのだ。
夫夫というよりも、初恋を知ったばかりの恋人同士のような初々しさで、ノエルとヴィンセントの生活は恙なく進んでいた。
日々、ヴィンセントのノエルへの気持ちは膨らむばかりで、彼の一挙手一投足全てが愛おしく好ましかった。ころころと変わる表情は可愛らしいし、働き者で少しもじっとしていないところも小動物のようで愛おしい。
そう、ノエルはヴィンセントの想像以上に働き者だった。
オルグレン准将から、オルグレン邸にいた頃から下働きに混ざって働いていたと聞いてはいた。しかし、本当に彼は小間使いのように朝から晩までずっと動いているのだ。
過去の出来事から綺麗な部屋でじっとしているのが苦手で、屋敷の中を細々と動き回っていた方が安心するようだった。
ヴィンセントの屋敷では伴侶であるノエルには、屋敷の管理を全面的に任せることになる。
下働きと奥方としての仕事の両立はなかなか大変そうだと考えたヴィンセントは、事前に女中を雇っておいた。とはいえ、ノエルの「趣味」の邪魔をするような者ではいけない。そこで、考え方が柔軟そうで母性に溢れた年かさの女中を雇って、彼を補佐として使うようにと伝えた。
屋敷の奥方が女中の補佐。
真っ当に考えればよく分からない指示だが、経験豊富なマーサはヴィンセントの意図をしっかりと理解して、上手くノエルと付き合ってくれているようだった。彼女の夫で庭師のロバートもノエルとの相性がよかった。快活で大らかな気質が、ノエルにとって付き合いやすかったのだろう。ヴィンセントが帰ってきたとき、ふたりして泥だらけのことも多々あり、よくマーサに怒られていた。
ノエルが毎日を穏やかに過ごせるといいと思う。
彼はこれまでの短い人生で、一生分傷ついてきたのだ。もう誰にも傷つけられることなく、幸せだと思うことだけをして欲しかった。
そんな中、ノエルにヒートが訪れたのはヴィンセントとしても予想外だった。
アルファの自分と触れ合っているうちに、そのうち来るだろうとは思っていた。しかし、彼のオメガとしての機能が正常になるには一年以上かかると思っていたので、街でノエルが発情したときは心底肝を冷やした。
彼の匂いに他のアルファが惹かれるのも嫌だったが、何より、自分が理性を失いノエルに無体を働くのが恐ろしかったのだ。
ノエルは人身売買で売られた先で監禁され暴行されてはいたが、凌辱はされていなかった。
身体に触れるときももの慣れない様子で、彼が未経験であることは察していた。だからこそ、初めて繋がるときは慎重に丁寧にしなくてはいけないと思っていた。
必死に理性を繋ぎとめて、ヴィンセントは何とか彼を自室に運ぶことに成功した。
これまで一緒に寝ていたノエルの部屋—―つまり、屋根裏の使用人部屋ではなく自らの寝室に連れ込んだのは、自らの縄張りにノエルを招き入れたいと思ったからか、それともただ単に屋根裏部屋よりも近い部屋を選んだのか。自分でもよく分からないが、とにかく寝室に運ばなければと強く思ったのだ。
そこからは本能との戦いである。このオメガを自分のものにしたい、という強いアルファの本能と、ノエルを大切にしなければいけない、というヴィンセント・ブラッドフォードとしての理性。このふたつはまったくの別物で、けっして相容れないものだ。
ノエルのフェロモンに誘われるまま、欲望に任せて乱暴してしまいそうになるのを必死で耐えた。項を噛みたいと、ノエルを番にしたいという衝動を必死で堪えて、ヴィンセントは嵐のようなノエルの初めてのヒートを終えたのだった。
寝台の上でぐったりと伏したままのノエルをヴィンセントは見つめた。
細い身体には我慢出来ずにつけてしまった鬱血痕がいたるところにあった。泣き腫らした目は痛々しく、疲れ果てて眠る様子はひどく庇護欲をそそった。
ヒート中、背中の傷痕はうっすらと色づいてとても煽情的だった。情欲に溺れたノエルは蠱惑的で色っぽく、普段の愛らしい姿からは想像も出来ないほどに妖艶だった。
先ほどまで繰り広げられていた行為を思い出し、思わず手を伸ばしてしまいそうになって、ヴィンセントはぐっと思い留まった。
脳裏に呆れたような医者の顔が浮かんできたからだ。
「アルファはオメガを前にすると、幼子よりも我慢が効かなくなる」と言われた言葉を今更ながらに強く実感してしまう。
これ以上の行為を彼に強いるわけにはいかない。フェロモンは落ち着いて、ヒート特有の性的衝動も収まっている。つまり、ヒートが終わったのだ。
どれくらい時間が経ったのか、と窓を見ると、空が白み始めていた。
帰ってきたのは夕食には少し早い時間帯だった。そこから半日以上、激しくノエルを求めていたのか。自らの欲深さとヒートの威力に驚きつつも、オメガのヒートは数日続くこともあると聞くから、それを思えばまだ短い方なのかもしれない、とも思った。
避妊薬を飲ませなければいけないし、ノエルの身体を清めてやらねばならない。
何度も果てて、最後の方は出すものもなくなったノエルだったが、それでもふたり分の精液が全身にこびりついているし、腹の中にはヴィンセントが出したものがたっぷりと残っている。
しかし、どうにも離れ難く、ヴィンセントはノエルの髪に触れる。
ふわりとした赤い髪は真紅の薔薇のように鮮やかで、薄暗い室内でもよく見えた。少し長めのそれは柔らかく、しっくりと手に馴染む。
ノエルの赤毛はヴィンセントのお気に入りのひとつだが、彼の一番の魅力は髪ではない。
最も魅力的なのは、その瞳だ。
きらきらとした宝石のような灰色の瞳。猫のように少しつり目がちのノエルの瞳は、感情をそのまま映すように輝きを変え、少しも目を離せない。ずっと彼を見つめていたくなるのは、その目を見逃したくないからなのかもしれない。
ヴィンセントは指先で、ノエルの赤く腫れた眦をなぞる。
早く笑顔が見たい。その声で名前を読んで、その瞳をこちらに向けて欲しい。
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