24 / 27
第四章 冬
第一話
しおりを挟む
秋にやってきたエドガーは予定通り、次の日の朝にはブラッドフォード邸から去って行った。
もう少し頻繁に返事を書くから、と言った彼は、セドリックと同じくらいの頻度で手紙を送って欲しいとねだった。断る理由もなかったので、ノエルはエドガーの望み通りにしている。
今日も他愛ない日常を綴った三通の手紙に封蝋を押して、さぁ、と立ち上がった。
「マーサ、ちょっと郵便局に行ってくるね」
「まぁ、ノエルさま。お手紙でしたら今日は私が出しに行きますよ。私どもはそのまま帰りますので、旦那さまが帰って来られるまではお屋敷から出てはいけません」
上着を着て、マーサに声をかけると慌てた様子で引き留められた。
マーサの手伝いで、厨房に入っていたロバートも同じ顔をして頷いている。
「でも、まだ何ともないから」
「何ともないけれど、突然始まるのがヒートなのでしょう? あの旦那さまが、今日はノエルさまを外に出すなとおっしゃったのですから、これは相当なことです」
「う、そうかもしれないけど」
基本的にヴィンセントはノエルに甘い。ちょっと甘すぎるんじゃないか、とノエル自身が思ってしまうほど、何でも許可してくれる。もちろん、普段は郵便局にだって行き放題だ。
しかし、今日は駄目だ、と予め言いつけられていた。マーサの言葉どおり、いつノエルのヒートが始まるか分からない時期だからだ。
半年前、初めてヒートが来たノエルは、この冬で三回目のヒートを迎えようとしていた。
ヒートの周期は多くの場合三、四か月で来るものだが、個人差が大きいものだ。早いものは九十日周期だったり、長いと半年に一度だったりもして、慣れるまでは予想がつかないものだった。
前回はちょうど三か月で訪れた。多少の前後はあるかもしれないが、ノエルのヒートはそれくらいの周期なのだろう。昨日が前回のヒートから数えて三か月目だった。
数日分の保存食を用意してくれたマーサが、ノエルに「絶対に外に出てはいけませんからね」と言い含めて帰って行った。
ヴィンセントはまだ帰らない。
しんと静まり返った屋敷の中で、ノエルはすることもなくぽつんと居間の長椅子に座っていた。刺繍をする気もならず、かといって編み物の気分でもない。
外は雪が降っていた。東部の冬は帝都に比べると幾分か過ごしやすい。帝都のように道が凍って物流が止まったり、全てを覆う雪の除雪に必死になる必要もなかった。しかし、それでも雪は積もる。
冬枯れの庭が雪化粧に染まっている。門から出た通りには、近所の子どもたちが作ったのか、雪だるまが数体並んでいた。ノエルはそれを見て、無性に雪遊びがしたいと思った。
オルグレン家にいた頃は、雪かきを手伝うのが冬の日課だった。肌を指すような寒い空気の中、もこもこに綿の入った上着を着て行うのだ。雪は重く重労働で、何時間も続けていると汗だくになってくる。そのときの火照った頬に当たるひやりとした風や指先がかじかむほどの雪の冷たさが恋しかった。
冷え切った窓にノエルは手を当てた。
外気の冷たさが硝子を伝わって、てのひらが氷に触れたように冷たくなる。
しかし、ノエルは冷たさが心地よかった。身体がほかほかと温かくて、頭が妙にぼんやりする。
「……?」
立っているのが辛いような気がした。
せっかく窓が冷たくて気持ちがよかったのに、どうにも足が震えてしまう。窓から離れて椅子に身体を横たえれば、何だが胎の奥が気持ち悪い。
その感覚に、ノエルはもしかして、と思い至る。
「ヒートの、前兆……?」
医者が言うには、ヒートの始まりにも個人差があるらしい。
何もなかったのにいきなり激しい性的衝動に駆られ、フェロモンが爆発する者もいれば、徐々に、それこそ雪が降り積もるように数日前から予兆があって、じわじわとヒートが始まる者もいる。
今のノエルは、その中間あたりにいそうだった。
まだ本格的なヒートではない。耐えられないほど激しい疼きではないし、ヴィンセントを待つことも出来る。でも、経験の浅いノエルには、ここからどんなふうにヒートが進んでいくのかが分からない。
前回は、気がついたらヒートが始まっていて、いつの間にかヴィンセントに抱かれていた。
記憶が曖昧でよく覚えていないのだ。ただ、その直前に感じていたのは少し熱っぽいなというくらいで、今のような甘い疼きを自覚することはなかった。もしかしたら、ちょうどヴィンセントが一緒にいたから、彼の存在でヒートが誘発されて突然始まったように感じたのかもしれない。
そんなことを取り留めなく考えながら、ノエルは長椅子の上で何度も寝返りをうった。
息が上がる。布に水が沁み込むように、全身にヒートの熱が広がっていく。
ヴィンセントはまだ帰らないのだろうか。
首が苦しくて、ノエルは項を守るための首輪を外した。付け慣れているはずのそれが、今はいやに重たくて圧迫感があった。帝都にいた頃は、絶対に外してはいけないと言われていたから、こうやって自分から外すだなんて想像したこともなかった。でも、これはもういらないものなのだ。
ふたりで話し合った結果、ノエルとヴィンセントは次のヒートで番になろうか、ということでまとまっていた。
まだ早いのではないか、とヴィンセントは最後まで迷っていたけれど、最終的にノエルの希望を叶えてくれる形で納得してくれた。
次のヒートで番になるのも、一年後のヒートで番になるのも、結果としては何も変わらない。ただ、ノエルはずっとヴィンセントと一緒にいるだけだ。
「ヴィンスさん……」
脳裏にヴィンセントの優しい声が聞こえる。
大きな手で頭を撫でてもらいたい。頬に、額に口づけて欲しい。
じわじわ、じわじわ、とヒートに思考が侵食されているようだった。
「……足りない」
ぽつりと呟いて、ノエルは身体を起こした。
何が足りないのか自分でもよく分からなかった。しかし、何かが足りない。それだけは分かる。
強くそう感じて、部屋の中をきょろきょろと見回す。ヴィンセントがいない。それは仕方がない。早めに帰ってくると言っていたけれど、まだまだ帰る時間帯ではないのだから。
だったら、彼の代わりに「何か」でこの空洞を埋めなくては。
心の中にヴィンセントの形をした大きな虚がある。本当は彼本人で埋めたいけれど、それが出来ない。
そういうとき、他のオメガたちはどうしているのだろうか。ふと疑問に思ったけれど、答えてくれる声は当然存在しないので、自分で何とかするしかなかった。
ぼんやりと熱に浮かされた顔で立ち上がったノエルは、居間から出て屋敷の奥へと足を向ける。
どこかにあるはずだ、と思った。
だってこの屋敷の中にはその香りが確かにある。惹かれるままに、ふらふらとノエルは階段を上がって、廊下を進んだ。
「ここ……」
ノエルが立ち止まったのは、この屋敷で一番豪華な部屋—―つまり、屋敷の主人の寝室だった。
誘われるように扉を開けると、中からふわりと濃密なヴィンセントの匂いがした。
アルファのフェロモン。ヒート中のオメガを酩酊させる、番の香りだ。
どこが一番濃いのだろう。ヴィンセントが毎夜寝ている寝台だろうか。それとも、彼がいつも座っている長椅子だろうか。そう考えて、いや、と首を横に振る。
どちらも捨てがたいが、一番いい匂いがするのは衣裳部屋だ。
広い寝室の隣に設えられている衣裳部屋から、得も言われぬいい匂いが漂ってくる。あそこに「巣材」がある。
寝室に足を踏み入れても、ノエルはまったく怖くなかった。
「ここ」は「あの部屋」と同じような見た目をしているけれど、大丈夫だと本能がノエルに告げていたからだ。だって、ここで待っていれば、絶対にヴィンセントが来てくれる。
ヴィンセントがいれば、何も恐ろしいことなんて起こらない。だって、あの人の腕の中はこの世界で一番安全な場所だ。
それにこれまでやってきた二回のヒートは、どちらもこの部屋で一緒に過ごした。
ヒートには番の匂いがなければ駄目だ。この匂いに包まれるからこそ、こんなにも幸せなのだ。
だからこそ、ノエルはヴィンセントが帰ってくるまでに、巣をつくらなければいけない。
立派な巣を作って、番を迎えるのはオメガとしての義務のようなものだ。巣を見たら、きっとヴィンセントも喜んでくれる。上手に出来たな、と褒めてくれるはずだ。
衣裳部屋の扉にノエルは手をかけた。
――ああ、いい匂いがする。
そう思った瞬間、ぷつり、とノエルの意識は途切れた。
もう少し頻繁に返事を書くから、と言った彼は、セドリックと同じくらいの頻度で手紙を送って欲しいとねだった。断る理由もなかったので、ノエルはエドガーの望み通りにしている。
今日も他愛ない日常を綴った三通の手紙に封蝋を押して、さぁ、と立ち上がった。
「マーサ、ちょっと郵便局に行ってくるね」
「まぁ、ノエルさま。お手紙でしたら今日は私が出しに行きますよ。私どもはそのまま帰りますので、旦那さまが帰って来られるまではお屋敷から出てはいけません」
上着を着て、マーサに声をかけると慌てた様子で引き留められた。
マーサの手伝いで、厨房に入っていたロバートも同じ顔をして頷いている。
「でも、まだ何ともないから」
「何ともないけれど、突然始まるのがヒートなのでしょう? あの旦那さまが、今日はノエルさまを外に出すなとおっしゃったのですから、これは相当なことです」
「う、そうかもしれないけど」
基本的にヴィンセントはノエルに甘い。ちょっと甘すぎるんじゃないか、とノエル自身が思ってしまうほど、何でも許可してくれる。もちろん、普段は郵便局にだって行き放題だ。
しかし、今日は駄目だ、と予め言いつけられていた。マーサの言葉どおり、いつノエルのヒートが始まるか分からない時期だからだ。
半年前、初めてヒートが来たノエルは、この冬で三回目のヒートを迎えようとしていた。
ヒートの周期は多くの場合三、四か月で来るものだが、個人差が大きいものだ。早いものは九十日周期だったり、長いと半年に一度だったりもして、慣れるまでは予想がつかないものだった。
前回はちょうど三か月で訪れた。多少の前後はあるかもしれないが、ノエルのヒートはそれくらいの周期なのだろう。昨日が前回のヒートから数えて三か月目だった。
数日分の保存食を用意してくれたマーサが、ノエルに「絶対に外に出てはいけませんからね」と言い含めて帰って行った。
ヴィンセントはまだ帰らない。
しんと静まり返った屋敷の中で、ノエルはすることもなくぽつんと居間の長椅子に座っていた。刺繍をする気もならず、かといって編み物の気分でもない。
外は雪が降っていた。東部の冬は帝都に比べると幾分か過ごしやすい。帝都のように道が凍って物流が止まったり、全てを覆う雪の除雪に必死になる必要もなかった。しかし、それでも雪は積もる。
冬枯れの庭が雪化粧に染まっている。門から出た通りには、近所の子どもたちが作ったのか、雪だるまが数体並んでいた。ノエルはそれを見て、無性に雪遊びがしたいと思った。
オルグレン家にいた頃は、雪かきを手伝うのが冬の日課だった。肌を指すような寒い空気の中、もこもこに綿の入った上着を着て行うのだ。雪は重く重労働で、何時間も続けていると汗だくになってくる。そのときの火照った頬に当たるひやりとした風や指先がかじかむほどの雪の冷たさが恋しかった。
冷え切った窓にノエルは手を当てた。
外気の冷たさが硝子を伝わって、てのひらが氷に触れたように冷たくなる。
しかし、ノエルは冷たさが心地よかった。身体がほかほかと温かくて、頭が妙にぼんやりする。
「……?」
立っているのが辛いような気がした。
せっかく窓が冷たくて気持ちがよかったのに、どうにも足が震えてしまう。窓から離れて椅子に身体を横たえれば、何だが胎の奥が気持ち悪い。
その感覚に、ノエルはもしかして、と思い至る。
「ヒートの、前兆……?」
医者が言うには、ヒートの始まりにも個人差があるらしい。
何もなかったのにいきなり激しい性的衝動に駆られ、フェロモンが爆発する者もいれば、徐々に、それこそ雪が降り積もるように数日前から予兆があって、じわじわとヒートが始まる者もいる。
今のノエルは、その中間あたりにいそうだった。
まだ本格的なヒートではない。耐えられないほど激しい疼きではないし、ヴィンセントを待つことも出来る。でも、経験の浅いノエルには、ここからどんなふうにヒートが進んでいくのかが分からない。
前回は、気がついたらヒートが始まっていて、いつの間にかヴィンセントに抱かれていた。
記憶が曖昧でよく覚えていないのだ。ただ、その直前に感じていたのは少し熱っぽいなというくらいで、今のような甘い疼きを自覚することはなかった。もしかしたら、ちょうどヴィンセントが一緒にいたから、彼の存在でヒートが誘発されて突然始まったように感じたのかもしれない。
そんなことを取り留めなく考えながら、ノエルは長椅子の上で何度も寝返りをうった。
息が上がる。布に水が沁み込むように、全身にヒートの熱が広がっていく。
ヴィンセントはまだ帰らないのだろうか。
首が苦しくて、ノエルは項を守るための首輪を外した。付け慣れているはずのそれが、今はいやに重たくて圧迫感があった。帝都にいた頃は、絶対に外してはいけないと言われていたから、こうやって自分から外すだなんて想像したこともなかった。でも、これはもういらないものなのだ。
ふたりで話し合った結果、ノエルとヴィンセントは次のヒートで番になろうか、ということでまとまっていた。
まだ早いのではないか、とヴィンセントは最後まで迷っていたけれど、最終的にノエルの希望を叶えてくれる形で納得してくれた。
次のヒートで番になるのも、一年後のヒートで番になるのも、結果としては何も変わらない。ただ、ノエルはずっとヴィンセントと一緒にいるだけだ。
「ヴィンスさん……」
脳裏にヴィンセントの優しい声が聞こえる。
大きな手で頭を撫でてもらいたい。頬に、額に口づけて欲しい。
じわじわ、じわじわ、とヒートに思考が侵食されているようだった。
「……足りない」
ぽつりと呟いて、ノエルは身体を起こした。
何が足りないのか自分でもよく分からなかった。しかし、何かが足りない。それだけは分かる。
強くそう感じて、部屋の中をきょろきょろと見回す。ヴィンセントがいない。それは仕方がない。早めに帰ってくると言っていたけれど、まだまだ帰る時間帯ではないのだから。
だったら、彼の代わりに「何か」でこの空洞を埋めなくては。
心の中にヴィンセントの形をした大きな虚がある。本当は彼本人で埋めたいけれど、それが出来ない。
そういうとき、他のオメガたちはどうしているのだろうか。ふと疑問に思ったけれど、答えてくれる声は当然存在しないので、自分で何とかするしかなかった。
ぼんやりと熱に浮かされた顔で立ち上がったノエルは、居間から出て屋敷の奥へと足を向ける。
どこかにあるはずだ、と思った。
だってこの屋敷の中にはその香りが確かにある。惹かれるままに、ふらふらとノエルは階段を上がって、廊下を進んだ。
「ここ……」
ノエルが立ち止まったのは、この屋敷で一番豪華な部屋—―つまり、屋敷の主人の寝室だった。
誘われるように扉を開けると、中からふわりと濃密なヴィンセントの匂いがした。
アルファのフェロモン。ヒート中のオメガを酩酊させる、番の香りだ。
どこが一番濃いのだろう。ヴィンセントが毎夜寝ている寝台だろうか。それとも、彼がいつも座っている長椅子だろうか。そう考えて、いや、と首を横に振る。
どちらも捨てがたいが、一番いい匂いがするのは衣裳部屋だ。
広い寝室の隣に設えられている衣裳部屋から、得も言われぬいい匂いが漂ってくる。あそこに「巣材」がある。
寝室に足を踏み入れても、ノエルはまったく怖くなかった。
「ここ」は「あの部屋」と同じような見た目をしているけれど、大丈夫だと本能がノエルに告げていたからだ。だって、ここで待っていれば、絶対にヴィンセントが来てくれる。
ヴィンセントがいれば、何も恐ろしいことなんて起こらない。だって、あの人の腕の中はこの世界で一番安全な場所だ。
それにこれまでやってきた二回のヒートは、どちらもこの部屋で一緒に過ごした。
ヒートには番の匂いがなければ駄目だ。この匂いに包まれるからこそ、こんなにも幸せなのだ。
だからこそ、ノエルはヴィンセントが帰ってくるまでに、巣をつくらなければいけない。
立派な巣を作って、番を迎えるのはオメガとしての義務のようなものだ。巣を見たら、きっとヴィンセントも喜んでくれる。上手に出来たな、と褒めてくれるはずだ。
衣裳部屋の扉にノエルは手をかけた。
――ああ、いい匂いがする。
そう思った瞬間、ぷつり、とノエルの意識は途切れた。
839
あなたにおすすめの小説
平民男子と騎士団長の行く末
きわ
BL
平民のエリオットは貴族で騎士団長でもあるジェラルドと体だけの関係を持っていた。
ある日ジェラルドの見合い話を聞き、彼のためにも離れたほうがいいと決意する。
好きだという気持ちを隠したまま。
過去の出来事から貴族などの権力者が実は嫌いなエリオットと、エリオットのことが好きすぎて表からでは分からないように手を回す隠れ執着ジェラルドのお話です。
第十一回BL大賞参加作品です。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
白い結婚だと思っていたら、(溺愛)夫にガブガブされて、番になっていたようです
まんまる
BL
フレア王国の第3王子シルティ(18歳.Ω)は、王宮騎士団の団長を務める、キーファ侯爵家現当主のアリウス(29歳.α)に、ずっと片想いをしている。
そんなシルティは、Ωの成人王族の務めとして、自分は隣国のαの王族に輿入れするのだろうと、人生を半ば諦めていた。
だが、ある日突然、父である国王から、アリウスとの婚姻を勧められる。
二つ返事でアリウスとの婚姻を受けたシルティだったが、何もできない自分の事を、アリウスは迷惑に思っていないだろうかと心配になる。
─が、そんなシルティの心配をよそに、アリウスは天にも登る気持ち(無表情)で、いそいそと婚姻の準備を進めていた。
受けを好きすぎて、発情期にしか触れる事ができない攻めと、発情期の記憶が一切ない受けのお話です。
拗らせ両片想いの大人の恋(?)
オメガバースの設定をお借りしています。ぼんやり設定です。
Rシーンは※つけます。
1話1,000~2,000字程度です。
本当にあなたが運命なんですか?
尾高志咲/しさ
BL
運命の番なんて、本当にいるんだろうか?
母から渡された一枚の写真には、ぼくの運命だという男が写っていた。ぼくは、相手の高校に転校して、どんな男なのか実際にこの目で確かめてみることにした。転校初日、彼は中庭で出会ったぼくを見ても、何の反応も示さない。成績優秀で性格もいい彼は人気者で、ふとしたことから一緒にお昼を食べるようになる。会うたびに感じるこの不思議な動悸は何だろう……。
【幼い頃から溺愛一途なアルファ×運命に不信感を持つオメガ】
◆初のオメガバースです。本編+番外編。
◆R18回には※がついています。
🌸エールでの応援ならびにHOTランキング掲載、ありがとうございました!
「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜
鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。
そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。
あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。
そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。
「お前がずっと、好きだ」
甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。
※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています
庶子のオメガ令息、嫁ぎ先で溺愛されています。悪い噂はあてになりません。
こたま
BL
男爵家の庶子として産まれたサシャ。母と二人粗末な離れで暮らしていた。男爵が賭けと散財で作った借金がかさみ、帳消しにするために娘かオメガのサシャを嫁に出すことになった。相手は北の辺境伯子息。顔に痣があり鉄仮面の戦争狂と噂の人物であったが。嫁いだ先には噂と全く異なる美丈夫で優しく勇敢なアルファ令息がいた。溺愛され、周囲にも大事にされて幸せを掴むハッピーエンドオメガバースBLです。間違いのご指摘を頂き修正しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる