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第三章 《第一部》ヒーラー 愛の逃避行篇
第38話 「獣人の国『フォレスティア』」
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三日かけようやく俺たちはフォレスティアに辿り着いた。
想定より早い到着だったとルクスは言う。
ルクスは以前一人でこの森に入ったのだからそう思うのは、仕方ないのだが。
フォレスティアの門の前に俺達は立つ。
そこは石で出来た大きな門。エルフの森にあったものと同じだ。そしてその奥には門の外からでも見て分かる大きな城。
「でけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
俺は思わず、ミスタリス王国に初めて来た時と同じ感想になってしまった。唯一違うのはその俺の横に頷いてくれる相方が居ないことだろうか……。
「では客人、入りましょう」
と言うコレイに門に手を置き開くコルネ。
え?門番とかいないのこれ。
ミスタリス王国には兵士が二人居たんだけどなぁ。
ルクス曰く、どうやら魔獣が多いこの森に門番を置くことは出来ないらしい。……まぁそれもそうか。
魔獣が出るこの森に配置するのはさすがに可哀想だ。
それに、ここまで辿り着いた者に悪い者は居ないという。
……セキュリティ万全だもんな。ここ。
そして中に入ると驚きの連続だ。
「すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
俺はまたもや、はしゃいでしまう。
そこにあったのは全て木で出来た国だった。
そして、一人の獣人の女の子が出迎えてくれた
「いらっしゃいませニャー!お客様四名ご案内ニャー!」
と大きい声で。
猫耳に尻尾を生やしている彼女はどうぞどうぞと、
俺たちを木で出来た店に案内する。
俺達は王に話があると言うが、彼女達は聞く耳を持たない。
そしていつのまにか、流れに流され店の中に入る事になった。
「…………あれ?何で僕達ここに居るんですか」
「アスフィは初めてなので驚くのも無理はありませんね」
「ちなみに私も驚いています」
「私もです姉様」
どうやらルクス以外全員驚いている様子。
コレイとコルネもここに来るのは初めてのようだ。
俺たちが案内されたのは獣人しかいないカフェのような場所だった。足元には猫なんかもいる。
「いらっしゃい!そちらへどうぞ!ご注文は?」
恰幅のよい獣人の猫耳オヤジが聞いてくる。
俺は店を見渡した。ここは全てが木で出来ていた。
木の壁に木の椅子、そしてテーブルももちろん木だ。
とりあえず注文をしてみることにする。
「ではあのー、注文なんですけど、国王一人前お願いできますか?」
俺は注文した。ユーモアも混ぜて言ったつもりだった。
それを聞いたオヤジは猫目を丸くして黙り出す。
店内も静まり返り、全員がこちらを見ている。
俺たち四人は今、店内の全獣人達に注目されている。
そしてオヤジが口を開く。
「アンタ……それは本気かい?」
「うん、本気ですけどなにか?」
オヤジはこの静まり返っている店内に響き渡る声で――
「捕まえろー!国王様を狙う犯罪者だァァァァァァ」
と……。
***
そして現在、俺たちは牢獄の中にいた。
手足を木製の枷で動きを封じられて。
「アスフィのせいですよ……?」
「客人のせいですね」
「そうですね、姉様」
「いや~皆、ごめんねっ!」
俺は首だけで謝る。木で出来た牢獄ではあるが、
その木は分厚くとてもじゃないが壊せそうにない。
そもそも俺たちは手足の枷で身動きが取れない。
牢の前には黒の帽子にきっちりとした服装をした看守がいる。俺たちが逃げ出さないようにだろうか……こんな状態じゃ逃げるも何も無いのだが。
「皆さんどうしましょうか?」
「……そうだ!コレイとコルネが村長の娘です!って言えば良くない?村長はここの国王とは知り合いなんだよね!」
「客人、それは無理です」
「姉様の言う通りです、客人」
どうやら連れてこられる前にこっそりと言ったみたいだ。
すると、「黙れ犯罪者!」と言われたとのこと。
ここの獣人達は聞く耳を持たないようだ。
よく聞こえそうな耳が着いているのにも関わらず……。
にしてもどうするか……このままじゃ一生檻で過ごすことになる。それは流石に避けたいな。
まだ母さんの『呪い』について聞いてないし、今は喧嘩しているけど、俺もそろそろレイラが恋しくなってきたし。
「ルクス、魔法で突破できないの?」
「ダメですね……発動自体はできますが、どれも大事になりそうです」
それはまずいな。俺たちはこの国の人達と喧嘩をしに来たのでは無い。よし、とりあえず話をしよう。
「あの~看守さん、僕達は――」
「黙れ犯罪者がっ!ペッ!」
聞く耳を持たないどころか地面に唾を吐きやがった。
なんて態度だ……こうなったら仕方ないか。
「……なぁ俺に提案があるんだが」
「……アスフィまさか!」
「客人!?なにを……」
「またその目……姉様こいつ」
……皆俺の事をなんだと思ってるんだ。
「落ちつけ、このままでは俺たちは一生檻の中だ。話すら聞いちゃくれない。ならできるだけ穏便に脱獄するしかない」
穏便に脱獄という言葉を俺は初めて使った。
そもそも檻に入るのなんて初めてだが。
俺は皆に脱獄の手順を説明した。
……
…………
………………
「……分かりました、客人の言う通りにしましょう」
「……姉様!?」
「コルネ、これはもうどうしようもありません。私達も檻の中で一生を過ごすのは嫌でしょう。逃げ出した後に、村長に話せば分かってもらえるはずです」
「……分かりました、姉様」
どうやら分かって貰えたみたいだ。
俺は脱獄の準備を始める。
手始めにこの俺たちの前にいる看守を黙らせないと行けない。手荒な手段はあまり使いたくないが、騒がれず、かつ無力化するのなら俺しか居ないだろう。
俺は唱える。
「『消失する回復魔法(ヴァニシングヒール)』」
看守は声も出せずもがき苦しんでいる。
やがてその場に倒れ込む。よし、計算通りだ。
「あの、アスフィ。この人死んでない……ですよね?」
「ああ、殺してない安心してくれルクス」
「……客人、あなたは本当に私達の敵ではないのですよね?」
「姉様の言う通りです、客人」
「それも安心してくれ。危害を加えるつもりは無い」
こうして俺たちは次々と看守達を無力化していく。
この牢獄運がいいのか、犯罪者は俺たちしか居ないようだ。
お陰で、事を運びやすい。恐らく、犯罪を犯すような種族ではないんだろう。確かに俺たちが入国した時、この国の人達は全員歓迎ムードだった。それを俺の発言で誤解させてしまった。
……って誰が犯罪者だよ。
「見えてきた、出口だ」
そしてまた再び地上へ。もう目立つことは出来ないな。
また捕まったら面倒だ。次は手加減出来ないかもしれない。
「直接王の元に行こう」
俺たちは手筈通り獣人達の目を盗み、城へと向かった。
だが、当然そこには門番がいる。
「お前たち、城になんのようだ」
だがここはコレイとコルネの出番だ。
「私達は『エルフの森』の村長の娘です。王に呼ばれて会いに来ました。……こちら証拠の」
「……私もあります、証拠の」
証拠のモノとコレイとコルネが門番に見せたもの。
それは、村長が初めてフォレスティアに行くコレイとコルネに『使者の証』だと持たせたネックレスだ。
麻の紐で出来てあり、その先端には削られた木で出来たひし形のアクセサリーがぶら下がっていた。
「この二人は、私達が案内する者たちです」
「……これは確かに。どうぞ、君達も中へ」
門番はネックレスを見た後、
俺たちを城の中へと入れてくれた。
「ありがとうございます」
「ありがとうございます………ねぇ看守にも最初からそれ見せれば良かったんじゃないの?」
と俺が言うと、コレイとコルネから「見せました!!」と怒られた。
なるほど、言った上で犯罪者扱いされたのね。
犯罪者には厳しいんだなここの種族……ってだからだれが犯罪者だよ!
城は全て木で出来ていた。
ミスタリス王国のようにメイドのような獣人達もいる。
「おお!ルクス見てよ!獣人のメイドだよ!」
「……アスフィ、はしゃがないで下さい」
「だってほら!見てよ!……そうだ!今度レイラにも着てもらおう!」
「はぁ……ところでコレイさん、王室までの道はご存知なんですか?」
はしゃぐ俺を横目にルクスはコレイに王室について聞いていた。
「はい、村長から地図を貰っていますので」
との事だった。もちろん俺は聞いていない。
すれ違う獣人のメイド達に釘付けである。
そして暫く歩き、着いた。大きな木で出来た扉だ。
コンコンッとノックをし、俺達は入る。
「――なんだい?君たちは」
その玉座に座っていたのは、若い獣人の男だった。
想定より早い到着だったとルクスは言う。
ルクスは以前一人でこの森に入ったのだからそう思うのは、仕方ないのだが。
フォレスティアの門の前に俺達は立つ。
そこは石で出来た大きな門。エルフの森にあったものと同じだ。そしてその奥には門の外からでも見て分かる大きな城。
「でけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
俺は思わず、ミスタリス王国に初めて来た時と同じ感想になってしまった。唯一違うのはその俺の横に頷いてくれる相方が居ないことだろうか……。
「では客人、入りましょう」
と言うコレイに門に手を置き開くコルネ。
え?門番とかいないのこれ。
ミスタリス王国には兵士が二人居たんだけどなぁ。
ルクス曰く、どうやら魔獣が多いこの森に門番を置くことは出来ないらしい。……まぁそれもそうか。
魔獣が出るこの森に配置するのはさすがに可哀想だ。
それに、ここまで辿り着いた者に悪い者は居ないという。
……セキュリティ万全だもんな。ここ。
そして中に入ると驚きの連続だ。
「すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
俺はまたもや、はしゃいでしまう。
そこにあったのは全て木で出来た国だった。
そして、一人の獣人の女の子が出迎えてくれた
「いらっしゃいませニャー!お客様四名ご案内ニャー!」
と大きい声で。
猫耳に尻尾を生やしている彼女はどうぞどうぞと、
俺たちを木で出来た店に案内する。
俺達は王に話があると言うが、彼女達は聞く耳を持たない。
そしていつのまにか、流れに流され店の中に入る事になった。
「…………あれ?何で僕達ここに居るんですか」
「アスフィは初めてなので驚くのも無理はありませんね」
「ちなみに私も驚いています」
「私もです姉様」
どうやらルクス以外全員驚いている様子。
コレイとコルネもここに来るのは初めてのようだ。
俺たちが案内されたのは獣人しかいないカフェのような場所だった。足元には猫なんかもいる。
「いらっしゃい!そちらへどうぞ!ご注文は?」
恰幅のよい獣人の猫耳オヤジが聞いてくる。
俺は店を見渡した。ここは全てが木で出来ていた。
木の壁に木の椅子、そしてテーブルももちろん木だ。
とりあえず注文をしてみることにする。
「ではあのー、注文なんですけど、国王一人前お願いできますか?」
俺は注文した。ユーモアも混ぜて言ったつもりだった。
それを聞いたオヤジは猫目を丸くして黙り出す。
店内も静まり返り、全員がこちらを見ている。
俺たち四人は今、店内の全獣人達に注目されている。
そしてオヤジが口を開く。
「アンタ……それは本気かい?」
「うん、本気ですけどなにか?」
オヤジはこの静まり返っている店内に響き渡る声で――
「捕まえろー!国王様を狙う犯罪者だァァァァァァ」
と……。
***
そして現在、俺たちは牢獄の中にいた。
手足を木製の枷で動きを封じられて。
「アスフィのせいですよ……?」
「客人のせいですね」
「そうですね、姉様」
「いや~皆、ごめんねっ!」
俺は首だけで謝る。木で出来た牢獄ではあるが、
その木は分厚くとてもじゃないが壊せそうにない。
そもそも俺たちは手足の枷で身動きが取れない。
牢の前には黒の帽子にきっちりとした服装をした看守がいる。俺たちが逃げ出さないようにだろうか……こんな状態じゃ逃げるも何も無いのだが。
「皆さんどうしましょうか?」
「……そうだ!コレイとコルネが村長の娘です!って言えば良くない?村長はここの国王とは知り合いなんだよね!」
「客人、それは無理です」
「姉様の言う通りです、客人」
どうやら連れてこられる前にこっそりと言ったみたいだ。
すると、「黙れ犯罪者!」と言われたとのこと。
ここの獣人達は聞く耳を持たないようだ。
よく聞こえそうな耳が着いているのにも関わらず……。
にしてもどうするか……このままじゃ一生檻で過ごすことになる。それは流石に避けたいな。
まだ母さんの『呪い』について聞いてないし、今は喧嘩しているけど、俺もそろそろレイラが恋しくなってきたし。
「ルクス、魔法で突破できないの?」
「ダメですね……発動自体はできますが、どれも大事になりそうです」
それはまずいな。俺たちはこの国の人達と喧嘩をしに来たのでは無い。よし、とりあえず話をしよう。
「あの~看守さん、僕達は――」
「黙れ犯罪者がっ!ペッ!」
聞く耳を持たないどころか地面に唾を吐きやがった。
なんて態度だ……こうなったら仕方ないか。
「……なぁ俺に提案があるんだが」
「……アスフィまさか!」
「客人!?なにを……」
「またその目……姉様こいつ」
……皆俺の事をなんだと思ってるんだ。
「落ちつけ、このままでは俺たちは一生檻の中だ。話すら聞いちゃくれない。ならできるだけ穏便に脱獄するしかない」
穏便に脱獄という言葉を俺は初めて使った。
そもそも檻に入るのなんて初めてだが。
俺は皆に脱獄の手順を説明した。
……
…………
………………
「……分かりました、客人の言う通りにしましょう」
「……姉様!?」
「コルネ、これはもうどうしようもありません。私達も檻の中で一生を過ごすのは嫌でしょう。逃げ出した後に、村長に話せば分かってもらえるはずです」
「……分かりました、姉様」
どうやら分かって貰えたみたいだ。
俺は脱獄の準備を始める。
手始めにこの俺たちの前にいる看守を黙らせないと行けない。手荒な手段はあまり使いたくないが、騒がれず、かつ無力化するのなら俺しか居ないだろう。
俺は唱える。
「『消失する回復魔法(ヴァニシングヒール)』」
看守は声も出せずもがき苦しんでいる。
やがてその場に倒れ込む。よし、計算通りだ。
「あの、アスフィ。この人死んでない……ですよね?」
「ああ、殺してない安心してくれルクス」
「……客人、あなたは本当に私達の敵ではないのですよね?」
「姉様の言う通りです、客人」
「それも安心してくれ。危害を加えるつもりは無い」
こうして俺たちは次々と看守達を無力化していく。
この牢獄運がいいのか、犯罪者は俺たちしか居ないようだ。
お陰で、事を運びやすい。恐らく、犯罪を犯すような種族ではないんだろう。確かに俺たちが入国した時、この国の人達は全員歓迎ムードだった。それを俺の発言で誤解させてしまった。
……って誰が犯罪者だよ。
「見えてきた、出口だ」
そしてまた再び地上へ。もう目立つことは出来ないな。
また捕まったら面倒だ。次は手加減出来ないかもしれない。
「直接王の元に行こう」
俺たちは手筈通り獣人達の目を盗み、城へと向かった。
だが、当然そこには門番がいる。
「お前たち、城になんのようだ」
だがここはコレイとコルネの出番だ。
「私達は『エルフの森』の村長の娘です。王に呼ばれて会いに来ました。……こちら証拠の」
「……私もあります、証拠の」
証拠のモノとコレイとコルネが門番に見せたもの。
それは、村長が初めてフォレスティアに行くコレイとコルネに『使者の証』だと持たせたネックレスだ。
麻の紐で出来てあり、その先端には削られた木で出来たひし形のアクセサリーがぶら下がっていた。
「この二人は、私達が案内する者たちです」
「……これは確かに。どうぞ、君達も中へ」
門番はネックレスを見た後、
俺たちを城の中へと入れてくれた。
「ありがとうございます」
「ありがとうございます………ねぇ看守にも最初からそれ見せれば良かったんじゃないの?」
と俺が言うと、コレイとコルネから「見せました!!」と怒られた。
なるほど、言った上で犯罪者扱いされたのね。
犯罪者には厳しいんだなここの種族……ってだからだれが犯罪者だよ!
城は全て木で出来ていた。
ミスタリス王国のようにメイドのような獣人達もいる。
「おお!ルクス見てよ!獣人のメイドだよ!」
「……アスフィ、はしゃがないで下さい」
「だってほら!見てよ!……そうだ!今度レイラにも着てもらおう!」
「はぁ……ところでコレイさん、王室までの道はご存知なんですか?」
はしゃぐ俺を横目にルクスはコレイに王室について聞いていた。
「はい、村長から地図を貰っていますので」
との事だった。もちろん俺は聞いていない。
すれ違う獣人のメイド達に釘付けである。
そして暫く歩き、着いた。大きな木で出来た扉だ。
コンコンッとノックをし、俺達は入る。
「――なんだい?君たちは」
その玉座に座っていたのは、若い獣人の男だった。
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