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40:3体目の竜の祖
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「私も詳しくはわからないんです。だけどこの人が・・・っていうか人というのか・・・」
セレスティアは横にいる男をチラリと見た。人と言って紹介していいのか、悩んでしまったからだ。
「なるほど、妙な気配がすると思ったら・・・『竜の祖』だったわけだね。」
「君がイシュタルの番だね。イシュタルも懐かしいなぁ。俺も早く自分の番に会いたいんだ!!」
男の目はキラキラしていた。だが、カイエルやイシュタルと同じように瞳孔は縦長であった。
先ほど、セレスティアがとフードの男の話をした時に、セレスティアも男の目の瞳孔に気が付いた。
「俺の番がここにいるんだもん!大ありでしょ?!」
「・・・・え?」
まさか『番』という言葉が、目の前の男の口から出てくるとは思わなかったので、セレスティア驚いた。
「『番』ってどういう・・・?」
「貴方もカイエルの番でしょ?凄く匂いが付いてるからわかるよ。」
そういって、その男はフードを拭った。そこに肩まで揃えた長さほどの金髪に青い空を思わせるような瞳の一見可愛い美少女の様な容姿をしていたが、話し方と声が低音だったので、辛うじて男性なのだと認識することができた男だった。そして瞳孔が縦長だったので、カイエルやイシュタルと同族なのだと一目見て信じることができたのだ。
・・・・どうして、竜の人化というものは、こうも恐ろしいくらい顔が整っているのかと、セレスティアは思わず溜息がでた。
「ね、なら貴方が俺の番のところまで案内してよ!」
と、すごくいい笑顔で半場強引に決められ、セレスティアも竜が絡んでいるなら、追い返すわけにもいかなくなり、ユージィンのところに踵を返す羽目になったのである。
「・・・・・ということで、団長のところに連れてきました。」
「・・・厄介だね。」
「はい、すみません。」
「いや、セレスティアが悪い訳じゃないのはわかってるからね。僕もつい思ったことが出ちゃったけど。」
でも、思ったんだ、とセレスティアは思ったが、そこは突っ込まないでおいた。
「ね?まだ?俺早く番に会いたいんだけど?」
そう言いながら、美少女もどきの男はキョロキョロしていた。ただ、セレスティアは先ほどから気になっていることがあった。
「団長、先ほどからこうは言ってるんですが、あの・・・ここには私とイール以外女性はいないはずなのですが・・・」
そう男は『番』とは言ってはいるが、ここ竜騎士団には女性はセレスティア以外(イールは除外して)いないのである。なのに先ほどから番と言っているので、セレスティアは少々こんがらがっていたのだ。
「・・・あーうん。言っている意味はわかるよ。」
美少女もどきの男は鼻をひくひくさせていた。
「!!なんだ、もうそこにいるじゃない!!」
そう言って、団長室から出ていこうとした。
「だ、ダメよ!勝手にうろついては!」
慌てて止めるも、さっさと扉を開け出て行ってしまった。セレスティアは慌てて追いかけると、廊下にはハインツがいた。ハインツはセレスティアを見かけると、
「やぁセレスティア慌ててどうしたの?」
そこへ抜け出した美少女もどきは、ハインツを見るなり、嬉しそうな顔して、
「いた!俺の番!」
セレスティアはその声を聞いて、まさか、と思ったが美少女もどきはそのままハインツの元へ掛けより抱き着いた。
「嬉しい!俺の番!!あ~いい匂い!」
そういって、ハインツにスリスリした。ハインツはいきなり美少女もどきの男に抱き着かれたが、パッと見は女性だっただめ、ハインツもまんざらではなかったが、頭に疑問符が出まくっている様子は端から見てもよくわかった。ハインツは抱き着かれたままになっていた。
「え?え?え?えと、これは・・・??君は一体誰?」
「俺はラーファイルっていうんだ。これからは名前で呼んで!」
「え・・とラーファイル?」
名前を呼ばれたことにラーファイルは満面の笑顔を浮かべ、ハインツはドキリとした。
セレスティアは一体これをどう説明すればいいのと、頭を抱えてしまっていた。後ろからユージィンも現れ、
「うーん、どうしたもんかねぇ。」
と呑気に呟いていた。
セレスティアは横にいる男をチラリと見た。人と言って紹介していいのか、悩んでしまったからだ。
「なるほど、妙な気配がすると思ったら・・・『竜の祖』だったわけだね。」
「君がイシュタルの番だね。イシュタルも懐かしいなぁ。俺も早く自分の番に会いたいんだ!!」
男の目はキラキラしていた。だが、カイエルやイシュタルと同じように瞳孔は縦長であった。
先ほど、セレスティアがとフードの男の話をした時に、セレスティアも男の目の瞳孔に気が付いた。
「俺の番がここにいるんだもん!大ありでしょ?!」
「・・・・え?」
まさか『番』という言葉が、目の前の男の口から出てくるとは思わなかったので、セレスティア驚いた。
「『番』ってどういう・・・?」
「貴方もカイエルの番でしょ?凄く匂いが付いてるからわかるよ。」
そういって、その男はフードを拭った。そこに肩まで揃えた長さほどの金髪に青い空を思わせるような瞳の一見可愛い美少女の様な容姿をしていたが、話し方と声が低音だったので、辛うじて男性なのだと認識することができた男だった。そして瞳孔が縦長だったので、カイエルやイシュタルと同族なのだと一目見て信じることができたのだ。
・・・・どうして、竜の人化というものは、こうも恐ろしいくらい顔が整っているのかと、セレスティアは思わず溜息がでた。
「ね、なら貴方が俺の番のところまで案内してよ!」
と、すごくいい笑顔で半場強引に決められ、セレスティアも竜が絡んでいるなら、追い返すわけにもいかなくなり、ユージィンのところに踵を返す羽目になったのである。
「・・・・・ということで、団長のところに連れてきました。」
「・・・厄介だね。」
「はい、すみません。」
「いや、セレスティアが悪い訳じゃないのはわかってるからね。僕もつい思ったことが出ちゃったけど。」
でも、思ったんだ、とセレスティアは思ったが、そこは突っ込まないでおいた。
「ね?まだ?俺早く番に会いたいんだけど?」
そう言いながら、美少女もどきの男はキョロキョロしていた。ただ、セレスティアは先ほどから気になっていることがあった。
「団長、先ほどからこうは言ってるんですが、あの・・・ここには私とイール以外女性はいないはずなのですが・・・」
そう男は『番』とは言ってはいるが、ここ竜騎士団には女性はセレスティア以外(イールは除外して)いないのである。なのに先ほどから番と言っているので、セレスティアは少々こんがらがっていたのだ。
「・・・あーうん。言っている意味はわかるよ。」
美少女もどきの男は鼻をひくひくさせていた。
「!!なんだ、もうそこにいるじゃない!!」
そう言って、団長室から出ていこうとした。
「だ、ダメよ!勝手にうろついては!」
慌てて止めるも、さっさと扉を開け出て行ってしまった。セレスティアは慌てて追いかけると、廊下にはハインツがいた。ハインツはセレスティアを見かけると、
「やぁセレスティア慌ててどうしたの?」
そこへ抜け出した美少女もどきは、ハインツを見るなり、嬉しそうな顔して、
「いた!俺の番!」
セレスティアはその声を聞いて、まさか、と思ったが美少女もどきはそのままハインツの元へ掛けより抱き着いた。
「嬉しい!俺の番!!あ~いい匂い!」
そういって、ハインツにスリスリした。ハインツはいきなり美少女もどきの男に抱き着かれたが、パッと見は女性だっただめ、ハインツもまんざらではなかったが、頭に疑問符が出まくっている様子は端から見てもよくわかった。ハインツは抱き着かれたままになっていた。
「え?え?え?えと、これは・・・??君は一体誰?」
「俺はラーファイルっていうんだ。これからは名前で呼んで!」
「え・・とラーファイル?」
名前を呼ばれたことにラーファイルは満面の笑顔を浮かべ、ハインツはドキリとした。
セレスティアは一体これをどう説明すればいいのと、頭を抱えてしまっていた。後ろからユージィンも現れ、
「うーん、どうしたもんかねぇ。」
と呑気に呟いていた。
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※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
※2021/09/03 改題しました。(旧題:刷り込みで竜の母親になった私は、国の運命を預かることになりました。)
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