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169:第三の封印解除~中編~
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「っつぅ、くっ・・・」
「カイエル大丈夫なの?!」
セレスティアは慌てて、カイエルの元に駆け寄った。
「ってて、ぶっちゃけ、痛いけど・・・まぁ大丈夫。あちこちいてぇけど。」
カイエルはそう言いながら倒れた体勢で頭を掻いていた。身体全体にダメージを負ったものの、封印が解除できてはいないが元が『竜の祖』であるカイエルは、通常の飛竜よりも頑丈なため致命傷には至らなかったのだ。
「もう、無防備に飛びつくから・・・」
呆れたように口にするも、セレスティアはカイエルが思ってたより元気そうだったので安心した。
「まぁそのおかげで、これがよくないことに使ってるってことが確定しただろ?」
カイエルは先程の痛みはどこへやら、いたずらっ子がいたずらが成功したような顔をセレスティアに向けた。
「もう・・・そうね。見るからに怪しいもの。この結界どうにかできないのかしら?」
カイエルはマジマジと紫水晶を見つめていたが、
「あー悪いけど、今の俺じゃ無理かな・・・」
「?今って言うことは?」
セレスティアはカイエルの言葉に引っ掛かった。
「あぁ、俺の本来の力だったらどうってことねぇけど、飛竜の今の俺では厳しいな。なんで他の方法を考えねぇとな・・・」
そう言ったカイエルの表情は真剣で、他の方法を思案している様子が見て取れた。セレスティアもカイエルとはまた違う方向で考えていた。
(本来の力は、当然『竜の祖』のこと。だけど今のカイエルはまだ第三の・・・最後の封印解除には、至っていない。・・・理由は簡単では、まだ私とは・・・)そこまで考えてセレスティアは顔を真っ赤にして、手で顔を覆っていた。
(だ、だめよ!セレスティア!今は恥ずかしいとか言ってる場合じゃないのよ!緊急事態なんだから、そうよ!)
セレスティアは覚悟を決めて、カイエルを見据えた。
「カ、カイエル」
「ん?どうした?」
カイエルは先程の結界からのダメージからまだ完全には回復してはいなかったが、ほぼ平気そうであった。元が『竜の祖』であるカイエルは、回復するのは通常の飛竜より早いのだ。
「この結界は『竜の祖』であれば、解除できるのよね?」
「あぁそうだな。だから考えたんだけど、姉貴に来てもらおうかと思ってな、セレスティアはどう思っ「カイエル!」」
カイエルが話をしている途中に、セレスティアがそれを遮った。
(?珍しいな。セレスティアが最後まで人の話を聞かないなんて。)
セレスティアの思い詰めた様子に、カイエルは只ならぬものを感じていた。
「あ、あの第三の封印を、とっ解いた方が早いと思うの!!」
セレスティアは真っ赤にしながらもやっとの思いで伝えた。だが言われたカイエルは、一瞬何のことかわからずポカンとしていた。
「・・・え?」
「だ、だから!!第三の封印を解こうって言ってるの!!」
「?!!」
カイエルは、やっとセレスティアが何を言わんとしているのかわかった。
「で、でもそれは前にも言ったとは思うけど・・・その、えーとわかってる?」
カイエルはセレスティアがもしかしたら勘違いをしているかもしれないと思い念のため確認をした。
「わ、わかってるわよ!・・・その番との・・・肉体の交わり・・よね?」
セレスティアは言葉にするのも恥ずかしかったが、自分の認識がちゃんと合っていることを示すためにも、はっきりと口にした。
「あ、あぁ。そ、そうなんだけど。」
カイエルもセレスティアから、はっきりと口にされたことで顔が真っ赤になっていた。
「カイエル大丈夫なの?!」
セレスティアは慌てて、カイエルの元に駆け寄った。
「ってて、ぶっちゃけ、痛いけど・・・まぁ大丈夫。あちこちいてぇけど。」
カイエルはそう言いながら倒れた体勢で頭を掻いていた。身体全体にダメージを負ったものの、封印が解除できてはいないが元が『竜の祖』であるカイエルは、通常の飛竜よりも頑丈なため致命傷には至らなかったのだ。
「もう、無防備に飛びつくから・・・」
呆れたように口にするも、セレスティアはカイエルが思ってたより元気そうだったので安心した。
「まぁそのおかげで、これがよくないことに使ってるってことが確定しただろ?」
カイエルは先程の痛みはどこへやら、いたずらっ子がいたずらが成功したような顔をセレスティアに向けた。
「もう・・・そうね。見るからに怪しいもの。この結界どうにかできないのかしら?」
カイエルはマジマジと紫水晶を見つめていたが、
「あー悪いけど、今の俺じゃ無理かな・・・」
「?今って言うことは?」
セレスティアはカイエルの言葉に引っ掛かった。
「あぁ、俺の本来の力だったらどうってことねぇけど、飛竜の今の俺では厳しいな。なんで他の方法を考えねぇとな・・・」
そう言ったカイエルの表情は真剣で、他の方法を思案している様子が見て取れた。セレスティアもカイエルとはまた違う方向で考えていた。
(本来の力は、当然『竜の祖』のこと。だけど今のカイエルはまだ第三の・・・最後の封印解除には、至っていない。・・・理由は簡単では、まだ私とは・・・)そこまで考えてセレスティアは顔を真っ赤にして、手で顔を覆っていた。
(だ、だめよ!セレスティア!今は恥ずかしいとか言ってる場合じゃないのよ!緊急事態なんだから、そうよ!)
セレスティアは覚悟を決めて、カイエルを見据えた。
「カ、カイエル」
「ん?どうした?」
カイエルは先程の結界からのダメージからまだ完全には回復してはいなかったが、ほぼ平気そうであった。元が『竜の祖』であるカイエルは、回復するのは通常の飛竜より早いのだ。
「この結界は『竜の祖』であれば、解除できるのよね?」
「あぁそうだな。だから考えたんだけど、姉貴に来てもらおうかと思ってな、セレスティアはどう思っ「カイエル!」」
カイエルが話をしている途中に、セレスティアがそれを遮った。
(?珍しいな。セレスティアが最後まで人の話を聞かないなんて。)
セレスティアの思い詰めた様子に、カイエルは只ならぬものを感じていた。
「あ、あの第三の封印を、とっ解いた方が早いと思うの!!」
セレスティアは真っ赤にしながらもやっとの思いで伝えた。だが言われたカイエルは、一瞬何のことかわからずポカンとしていた。
「・・・え?」
「だ、だから!!第三の封印を解こうって言ってるの!!」
「?!!」
カイエルは、やっとセレスティアが何を言わんとしているのかわかった。
「で、でもそれは前にも言ったとは思うけど・・・その、えーとわかってる?」
カイエルはセレスティアがもしかしたら勘違いをしているかもしれないと思い念のため確認をした。
「わ、わかってるわよ!・・・その番との・・・肉体の交わり・・よね?」
セレスティアは言葉にするのも恥ずかしかったが、自分の認識がちゃんと合っていることを示すためにも、はっきりと口にした。
「あ、あぁ。そ、そうなんだけど。」
カイエルもセレスティアから、はっきりと口にされたことで顔が真っ赤になっていた。
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※2021/09/03 改題しました。(旧題:刷り込みで竜の母親になった私は、国の運命を預かることになりました。)
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