510 / 984
第0.5章 まほうつかいの国のアリス
40 喋る動物と昔話7
しおりを挟む
ココノツさんについて行って行列と一緒にゾロゾロと歩いていくと、大きな河までやってきた。
その河には木でできた大きな橋がアーチみたいに丸くかかっていて、その向こう岸にはたくさんのチョウチンで照らされたお屋敷が見えた。
ゲタをはいているココノツさんが橋の上を歩くと、余計にカランコロンという音がよく響いて、なんだかとっても『ふんいき』があった。
ふんわりゆらゆらただよっている九本のふわふわなしっぽは、とっても高級なお布団みたいに柔らかそうだし。
ココノツさんの全てから『こうき』で『みやび』なオーラがムンムン出ていて、わたしたちはすこし緊張した。
橋を渡り切ると、木造りの門を家来さんたちが押し開く。
時代劇で見るような日本ぽい平屋のお屋敷がそこにはあった。
豪勢で立派だけど、でもそんなに大きさはなくて、でもとってもえらいヒトが住んでますって感じのそんなお屋敷。
ココノツさんと、そして家来さんたちに言われるままにお邪魔して、わたしたちは畳がしいてある広間みたいな部屋に通された。
ちなみに、クツは脱がなくてよかった。日本ぽい建物だけど、そこは日本らしくはありませんでした。
広間の奥には少し高い段差があって、そこはえらい人が座るところだってすぐにわかった。
だってたまに時代劇とかを観ると、ちょっと高いところにお殿様とかが座って、家来の人たちが下に並んでるんだもん。
私が思った通り、ココノツさんはスルスルと段差の上まで歩いて行って、その上にあった人一人しずみ込めそうなクッションに寄りかかるように座った。
途端に侍女さんみたいな小柄なキツネさんたちがトトトってやってきて、ココノツさんの着物のはしっこを整えてキレイにした。
「ありがとう。お退がりなさい」
ココノツさんが優しい声で言うと、侍女さんは来た時と同じようにささっと部屋から出て、静かにふすまを閉じた。
ふぅと息をつくココノツさんは、無言のまま座りなさいと目を向けてきて、わたしはとりあえずその場に正座をしてみた。
レオとアリアは椅子がないところに座ることになれていないみたいですこしこまってたけど、レオはあぐらでアリアはペタンと女の子座りに落ち着いた。
「さて、ようこそいっしゃい。仮住まいの小さな屋敷ですけど、ゆるりとしていってねぇ」
「あ、ありがとう。仮住まいって、この町のえらいヒトなのに仮なの?」
「えぇ、まぁ。さっきはこの町を管理してるって言うたけれど、わちきがここに来たのは最近のこと。それに、あまり長居をするつもりもないからねぇ」
さっそく不思議に思ったことを質問すると、ココノツさんはニッコリと答えた。
脇にある黒塗りの小物入れみたいなものからキセルを取り出して、火をつけてその長い口にくわえる。
「ほら、今この国では他国民は迫害されてるでしょう? このまま国民を在留させたままでいいのかって、長老の難しい会議でなってねぇ。様子を見て今後の身の振りを考える為ってことで、わちきがここに来ることになったの」
「じゃあ、この町のヒトたち帰っちゃうんですか?」
アリアが食いつき気味に残念そうな声を上げた。
そんなアリアをおかしそうに見て、ココノツさんはふーっと紫の煙をはいた。
「まだ決めてなかったけど、もう少しくらいいても良いかなぁって、今さっきそう思ったところ。だって、主に会えたんだもの」
ココノツさんはスーッと細い目をして、わたしのことをなめ回すように眺めてきた。
ぜんぜん悪い気はしなかったけど、でも興味深そうにジロジロ見られるのはちょっぴり恥ずかしかった。
「まさかこんな時の果てに、こんな僻地で、主みたいな子に会えるなんてねぇ。わちきはとっても嬉しいの」
「えっと……わたしが? わたし、別に何も変わったことないけど……」
「そう? じゃあ一つ聞きましょうかねぇ」
わたしが首をかしげると、ココノツさんはゆったりと微笑んだ。
くわえていたキセルを口から離し、脇にあるひざ置きに寄りかかって、わたしとことをまっすぐに見つめてくる。
そして、ねっとりとした声で口を開いた。
「アリス、言うたねぇ。主から漂ってくるその匂い、力は只者じゃあない。主……何者?」
「っ…………!」
ココノツさんの空気がシュッとまとまって、部屋の中の空気がピリッと引きしまった気がした。
とっさにわたしの隣に座るレオがひざを立てて、わたしの前に腕を伸ばして乗り出す。
急に、緊張感が広がった。
「アンタ、アリスの力を狙ってやがるのか。アンタこそ何者だ……!」
「ちょっとレオ、なにやってんの!」
レオはぐっとココノツさんを睨んで、低い声でうなった。
そんなレオをアリアがあわてて止めるけれど、レオはびくともしない。
女王様から逃げる時にわたしが使った、なんだか特別な力。
あれからまったく何にも起きないけど、でもものすごい力だってことはなんとなくわかってる。
そのことを感じとって、こうして自分のお屋敷に誘ってきたココノツさんを怪しむレオの気持ちも、まぁわからなくない。
でもわたしは、ココノツさんが悪い人には思えなかった。
『あんのじょう』、ココノツさんはそんなレオを見てコンコンと笑い声を上げた。
「な、なにがおかしい……!」
「いやぁ失礼。馬鹿にしてるわけじゃあないの。ただ、主があまりにも必死なのが愛らしくて、つい」
噛みつくレオに、ココノツさんはすぐに謝ってからせんすで口元をおおった。
『なっとく』がいかないといった感じのレオはまだこわい顔をしてるけど、場の『ふんいき』は一気に落ち着いた。
「とって食うたりはしませんよ。わちきはただ、古く懐かしく、そして底知れぬ力を感じたものだから尋ねたまで。して、どうなのでしょう?」
「えっと……わたしたちにもわからなくて。なんだか不思議な力があるのかもってことくらいしか……」
キセルをくわえ直してもう一度聞いてきたココノツさん。
レオはまだトゲトゲしてるけど、大丈夫だと思ったわたしはそんなレオにお礼を言って座らせてから、ゆっくりと答えた。
「なるほどねぇ。その力を胸に秘めておきながら、主らは何も知らぬと。わちきの見立てでは、主は『始まりの魔女』に縁があるようだけれど、当然それもわかっていないんでしょうねぇ。通りでのほほんとしてること……」
「『始まりの魔女』? なんですか、それ。そんなもの、聞いたことが……」
「あぁ。この国では今、あの頃のことは葬り去られてるんでしたねぇ。人間は等しく短命な生き物。長き時の果てに歴史と伝承は途絶え、不都合な過去は亡きものされてゆく。悲しいことながら、そういうものなのですかねぇ」
アリアが言うと、ココノツさんは悲しそうに下を向いた。
わたしたちは何が何だかわからなくて、ただココノツさんを見てるしかなかった。
「何か知ってんなら教えてくれ。『始まりの魔女』ってなんなんだ? アリスと、それにアリスの力と何か関係があるのか?」
レオが突っかかるように聞くと、ココノツさんは一度キセルを吸って、ぷーっと煙を吐いた。
それから静かに一瞬天井を見上げてから、わたしたちのことをゆったりと見下ろした。
その一つひとつの動きがとってもキレイで『せいれん』されていて、わたしは思わず見とれてしまった。
「いいでしょう。それでは、主らに話して聞かせます。この国、『まほうつかいの国』が歴史の闇に葬り去った、古の伝説を。『始まりの魔女』ドルミーレについてを」
やわらかくはんなりとしたしゃべり方はそのまま、でも声色はすこし重たくなった。
わたしたちは無意識に背筋を伸ばして、ココノツさんを見上げた。
その河には木でできた大きな橋がアーチみたいに丸くかかっていて、その向こう岸にはたくさんのチョウチンで照らされたお屋敷が見えた。
ゲタをはいているココノツさんが橋の上を歩くと、余計にカランコロンという音がよく響いて、なんだかとっても『ふんいき』があった。
ふんわりゆらゆらただよっている九本のふわふわなしっぽは、とっても高級なお布団みたいに柔らかそうだし。
ココノツさんの全てから『こうき』で『みやび』なオーラがムンムン出ていて、わたしたちはすこし緊張した。
橋を渡り切ると、木造りの門を家来さんたちが押し開く。
時代劇で見るような日本ぽい平屋のお屋敷がそこにはあった。
豪勢で立派だけど、でもそんなに大きさはなくて、でもとってもえらいヒトが住んでますって感じのそんなお屋敷。
ココノツさんと、そして家来さんたちに言われるままにお邪魔して、わたしたちは畳がしいてある広間みたいな部屋に通された。
ちなみに、クツは脱がなくてよかった。日本ぽい建物だけど、そこは日本らしくはありませんでした。
広間の奥には少し高い段差があって、そこはえらい人が座るところだってすぐにわかった。
だってたまに時代劇とかを観ると、ちょっと高いところにお殿様とかが座って、家来の人たちが下に並んでるんだもん。
私が思った通り、ココノツさんはスルスルと段差の上まで歩いて行って、その上にあった人一人しずみ込めそうなクッションに寄りかかるように座った。
途端に侍女さんみたいな小柄なキツネさんたちがトトトってやってきて、ココノツさんの着物のはしっこを整えてキレイにした。
「ありがとう。お退がりなさい」
ココノツさんが優しい声で言うと、侍女さんは来た時と同じようにささっと部屋から出て、静かにふすまを閉じた。
ふぅと息をつくココノツさんは、無言のまま座りなさいと目を向けてきて、わたしはとりあえずその場に正座をしてみた。
レオとアリアは椅子がないところに座ることになれていないみたいですこしこまってたけど、レオはあぐらでアリアはペタンと女の子座りに落ち着いた。
「さて、ようこそいっしゃい。仮住まいの小さな屋敷ですけど、ゆるりとしていってねぇ」
「あ、ありがとう。仮住まいって、この町のえらいヒトなのに仮なの?」
「えぇ、まぁ。さっきはこの町を管理してるって言うたけれど、わちきがここに来たのは最近のこと。それに、あまり長居をするつもりもないからねぇ」
さっそく不思議に思ったことを質問すると、ココノツさんはニッコリと答えた。
脇にある黒塗りの小物入れみたいなものからキセルを取り出して、火をつけてその長い口にくわえる。
「ほら、今この国では他国民は迫害されてるでしょう? このまま国民を在留させたままでいいのかって、長老の難しい会議でなってねぇ。様子を見て今後の身の振りを考える為ってことで、わちきがここに来ることになったの」
「じゃあ、この町のヒトたち帰っちゃうんですか?」
アリアが食いつき気味に残念そうな声を上げた。
そんなアリアをおかしそうに見て、ココノツさんはふーっと紫の煙をはいた。
「まだ決めてなかったけど、もう少しくらいいても良いかなぁって、今さっきそう思ったところ。だって、主に会えたんだもの」
ココノツさんはスーッと細い目をして、わたしのことをなめ回すように眺めてきた。
ぜんぜん悪い気はしなかったけど、でも興味深そうにジロジロ見られるのはちょっぴり恥ずかしかった。
「まさかこんな時の果てに、こんな僻地で、主みたいな子に会えるなんてねぇ。わちきはとっても嬉しいの」
「えっと……わたしが? わたし、別に何も変わったことないけど……」
「そう? じゃあ一つ聞きましょうかねぇ」
わたしが首をかしげると、ココノツさんはゆったりと微笑んだ。
くわえていたキセルを口から離し、脇にあるひざ置きに寄りかかって、わたしとことをまっすぐに見つめてくる。
そして、ねっとりとした声で口を開いた。
「アリス、言うたねぇ。主から漂ってくるその匂い、力は只者じゃあない。主……何者?」
「っ…………!」
ココノツさんの空気がシュッとまとまって、部屋の中の空気がピリッと引きしまった気がした。
とっさにわたしの隣に座るレオがひざを立てて、わたしの前に腕を伸ばして乗り出す。
急に、緊張感が広がった。
「アンタ、アリスの力を狙ってやがるのか。アンタこそ何者だ……!」
「ちょっとレオ、なにやってんの!」
レオはぐっとココノツさんを睨んで、低い声でうなった。
そんなレオをアリアがあわてて止めるけれど、レオはびくともしない。
女王様から逃げる時にわたしが使った、なんだか特別な力。
あれからまったく何にも起きないけど、でもものすごい力だってことはなんとなくわかってる。
そのことを感じとって、こうして自分のお屋敷に誘ってきたココノツさんを怪しむレオの気持ちも、まぁわからなくない。
でもわたしは、ココノツさんが悪い人には思えなかった。
『あんのじょう』、ココノツさんはそんなレオを見てコンコンと笑い声を上げた。
「な、なにがおかしい……!」
「いやぁ失礼。馬鹿にしてるわけじゃあないの。ただ、主があまりにも必死なのが愛らしくて、つい」
噛みつくレオに、ココノツさんはすぐに謝ってからせんすで口元をおおった。
『なっとく』がいかないといった感じのレオはまだこわい顔をしてるけど、場の『ふんいき』は一気に落ち着いた。
「とって食うたりはしませんよ。わちきはただ、古く懐かしく、そして底知れぬ力を感じたものだから尋ねたまで。して、どうなのでしょう?」
「えっと……わたしたちにもわからなくて。なんだか不思議な力があるのかもってことくらいしか……」
キセルをくわえ直してもう一度聞いてきたココノツさん。
レオはまだトゲトゲしてるけど、大丈夫だと思ったわたしはそんなレオにお礼を言って座らせてから、ゆっくりと答えた。
「なるほどねぇ。その力を胸に秘めておきながら、主らは何も知らぬと。わちきの見立てでは、主は『始まりの魔女』に縁があるようだけれど、当然それもわかっていないんでしょうねぇ。通りでのほほんとしてること……」
「『始まりの魔女』? なんですか、それ。そんなもの、聞いたことが……」
「あぁ。この国では今、あの頃のことは葬り去られてるんでしたねぇ。人間は等しく短命な生き物。長き時の果てに歴史と伝承は途絶え、不都合な過去は亡きものされてゆく。悲しいことながら、そういうものなのですかねぇ」
アリアが言うと、ココノツさんは悲しそうに下を向いた。
わたしたちは何が何だかわからなくて、ただココノツさんを見てるしかなかった。
「何か知ってんなら教えてくれ。『始まりの魔女』ってなんなんだ? アリスと、それにアリスの力と何か関係があるのか?」
レオが突っかかるように聞くと、ココノツさんは一度キセルを吸って、ぷーっと煙を吐いた。
それから静かに一瞬天井を見上げてから、わたしたちのことをゆったりと見下ろした。
その一つひとつの動きがとってもキレイで『せいれん』されていて、わたしは思わず見とれてしまった。
「いいでしょう。それでは、主らに話して聞かせます。この国、『まほうつかいの国』が歴史の闇に葬り去った、古の伝説を。『始まりの魔女』ドルミーレについてを」
やわらかくはんなりとしたしゃべり方はそのまま、でも声色はすこし重たくなった。
わたしたちは無意識に背筋を伸ばして、ココノツさんを見上げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる