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プロローグ 学園編までの生活
第19話 新しく来るらしい家庭教師(魔法)
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「所でクロウ様不本意ながら新しい家庭教師が来ますよ?」
「家庭教師?」
ホーンラビットを解体…血抜きなどをしていると、メイディが唐突にそんな事を言って来た。
「はい、奥様が"クロウちゃんには優秀な先生が必要よ!"と言っていましたので」
「いや、優秀な先生ならここにいるだろ?」
メイディはメイドの身でありながら剣術、座学、魔法と貴族にとって必要な事は教えてもらっている。
メイディだけで十分だと思うのだが…
「そうなんですけど、"クロウちゃんの為にも!"ってずっと言い続けていたので諦めました」
「母さん過保護すぎるだろ…それでその家庭教師の人はどんな人なの?」
「魔法学に通じた人だそうですよ?家庭教師になったのも給料が良いからだそうです」
うちの母はどうやら自分の為に家庭教師にかなりの金額を払っているそうだ…財政の事もあるのだからもう少し自重してほしい。
「母さん…父さんは…いや、あの人もかなりの過保護だったな」
「はい、クロウ様の為と言った瞬間"了解"と即答したそうですよ?」
「もう少し考えてから動いてくれ」
両親のおかげで生活出来ている身としては文句を言いたくても中々言えない、更にそれが自分の為となれば「いらない」なんて言えるわけがない。
「まぁ来てくれるのならメイディとは違う観点の教え方もあるだろうし、魔法を専門としているのならより深く学ぶ事が出来るか」
「そうですね、あくまでも私の場合は図書館で勉強した範囲だけですし、魔法使いでもないので教えるのには限界がありますから」
そこら辺はメイディも認めているようだ、メイディとしても自分で教えたかっただろうが、親の決定を無視する事は出来ない。
「まぁ、いつ来るかは分からないし、それまではお姉ちゃんに教えてもらうよ」
「やめてくださいクロウ様…出そうです」
「やめろ変態」
メイディにお姉ちゃんと言うと喜んでくれるので偶にそう呼んでいるのだが、時折り求めてない放尿もしそうなのでマジでやめてほしい。
「嬉ションです、我慢して下さい」
「犬かお前は」
「貴方の忠実なる雌犬ですよ?」
「…ヤベェよこの変態メイド」
メイディの年齢は10上の17歳、本来なら学園に通える年齢だが、自分の専属メイドと言う事で、ずっと居てくれているが、本来なら高校生くらいの歳…おねショタの匂いが半端ない。
「大丈夫です、クロウ様以外にはこう言う事しませんから…可愛い弟にしかしませんよ?」
「…メイディ、血抜き終わった?」
「はい、では帰りましょうか」
これ以上話すとメイディがマジでヤバい変態メイドになりそうなので、話を強制的に終わらせる、メイディの事は好きだ、だからこそ他の人もいる前で恥ずかしい事はしてほしくない。
考えてる事がど畜生のクロウがそんな事を思っていても説得力はないが、大切な人は大切な人だ、ずっと側にいて欲しい。
「…外にいる時は姉弟なんだから、この程度の事でマジでやめてくれよ?お姉ちゃん」
「1年経っても慣れないくらい、クロウ様の言葉は破壊力があるんですよ」
「どんな破壊力だよ」
「私の膀胱を破壊します」
「確かにヤバい破壊力だわ」
家庭教師が新しく来ると言うめっちゃ気になる内容なのにメイディのせいでその感情が消えていく。
「魔法学の先生…カッコいい人かなぁ」
こう、魔法に全てを費やして来た長い白髪白髭のカッコいいお爺ちゃん系が良い。
(…お爺ちゃんっ子だったからではないし、前世の記憶のせいで偶にお爺ちゃんに滅茶苦茶甘えたいと言うかホームシックが滅茶苦茶あると言う訳ではない)←嘘
「もしかしたら可愛い女性かもしれませんよ?」
「いやいやねぇだろ、魔法の先生だよ、母さんだって慎重に選んでいるだろ」
異世界モノでの定番の女性教師とかは勘弁して欲しい、こう言う悪役に転生してしまった時って主人公に関係する人達が来ると言うのが定番な為、女性キャラには要注意なのだ。
——————————————————————
「…頼むからこれがフラグならないでくれよ」
↑完全なるフラグ
「家庭教師?」
ホーンラビットを解体…血抜きなどをしていると、メイディが唐突にそんな事を言って来た。
「はい、奥様が"クロウちゃんには優秀な先生が必要よ!"と言っていましたので」
「いや、優秀な先生ならここにいるだろ?」
メイディはメイドの身でありながら剣術、座学、魔法と貴族にとって必要な事は教えてもらっている。
メイディだけで十分だと思うのだが…
「そうなんですけど、"クロウちゃんの為にも!"ってずっと言い続けていたので諦めました」
「母さん過保護すぎるだろ…それでその家庭教師の人はどんな人なの?」
「魔法学に通じた人だそうですよ?家庭教師になったのも給料が良いからだそうです」
うちの母はどうやら自分の為に家庭教師にかなりの金額を払っているそうだ…財政の事もあるのだからもう少し自重してほしい。
「母さん…父さんは…いや、あの人もかなりの過保護だったな」
「はい、クロウ様の為と言った瞬間"了解"と即答したそうですよ?」
「もう少し考えてから動いてくれ」
両親のおかげで生活出来ている身としては文句を言いたくても中々言えない、更にそれが自分の為となれば「いらない」なんて言えるわけがない。
「まぁ来てくれるのならメイディとは違う観点の教え方もあるだろうし、魔法を専門としているのならより深く学ぶ事が出来るか」
「そうですね、あくまでも私の場合は図書館で勉強した範囲だけですし、魔法使いでもないので教えるのには限界がありますから」
そこら辺はメイディも認めているようだ、メイディとしても自分で教えたかっただろうが、親の決定を無視する事は出来ない。
「まぁ、いつ来るかは分からないし、それまではお姉ちゃんに教えてもらうよ」
「やめてくださいクロウ様…出そうです」
「やめろ変態」
メイディにお姉ちゃんと言うと喜んでくれるので偶にそう呼んでいるのだが、時折り求めてない放尿もしそうなのでマジでやめてほしい。
「嬉ションです、我慢して下さい」
「犬かお前は」
「貴方の忠実なる雌犬ですよ?」
「…ヤベェよこの変態メイド」
メイディの年齢は10上の17歳、本来なら学園に通える年齢だが、自分の専属メイドと言う事で、ずっと居てくれているが、本来なら高校生くらいの歳…おねショタの匂いが半端ない。
「大丈夫です、クロウ様以外にはこう言う事しませんから…可愛い弟にしかしませんよ?」
「…メイディ、血抜き終わった?」
「はい、では帰りましょうか」
これ以上話すとメイディがマジでヤバい変態メイドになりそうなので、話を強制的に終わらせる、メイディの事は好きだ、だからこそ他の人もいる前で恥ずかしい事はしてほしくない。
考えてる事がど畜生のクロウがそんな事を思っていても説得力はないが、大切な人は大切な人だ、ずっと側にいて欲しい。
「…外にいる時は姉弟なんだから、この程度の事でマジでやめてくれよ?お姉ちゃん」
「1年経っても慣れないくらい、クロウ様の言葉は破壊力があるんですよ」
「どんな破壊力だよ」
「私の膀胱を破壊します」
「確かにヤバい破壊力だわ」
家庭教師が新しく来ると言うめっちゃ気になる内容なのにメイディのせいでその感情が消えていく。
「魔法学の先生…カッコいい人かなぁ」
こう、魔法に全てを費やして来た長い白髪白髭のカッコいいお爺ちゃん系が良い。
(…お爺ちゃんっ子だったからではないし、前世の記憶のせいで偶にお爺ちゃんに滅茶苦茶甘えたいと言うかホームシックが滅茶苦茶あると言う訳ではない)←嘘
「もしかしたら可愛い女性かもしれませんよ?」
「いやいやねぇだろ、魔法の先生だよ、母さんだって慎重に選んでいるだろ」
異世界モノでの定番の女性教師とかは勘弁して欲しい、こう言う悪役に転生してしまった時って主人公に関係する人達が来ると言うのが定番な為、女性キャラには要注意なのだ。
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「…頼むからこれがフラグならないでくれよ」
↑完全なるフラグ
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